目が覚めたらホードだった。 おいおいまたホードかよ!と思ったが、この前とは ちょっと状況が違うようだ。 なんと今回は地面から頭を出していた!! ふふふ、砂を食わずに済むぜ、そう思い俺は上機嫌だった。 …しかし砂漠の太陽が眩しい。身体から水分がどんどん蒸発していくのが分かる。 まわりに日陰なんぞなく、俺は途方に暮れてしまった。このままでは死んでしまう。 やれやれ仕方ない…ワガママ入ってる場合じゃないな。 頑張って砂食って地面に潜るか、と思い足元(?)に広がる砂を食べてみることにした。 一口もしゃりと食べて、俺は叫んでしまった。 「ば、ばかやろー!こんなん 喉カラカラのときにモナカ食うようなもんじゃねーか!!」 そのまま何もできず、俺のROは干乾びて終わってしまった!