俺は俗にいうニートだ。特にこれといってやりたい事もなかった。 ネットゲームに溺れ昔からハマってるのが「ラグナロク」というものだ 「ぁー・・こんな世界に・・いってみてぇなぁ・・」 それは特に何も考えずポツリとほんの冗談まじりにいった・・ ただ・・それだけだった・・・ 「ふわぁ〜・・・よく寝た・・ん?なんか体が違う・・それにこの声・・」 身体と声に違和感を感じつつも部屋から出ようと扉を開けたその先には 明らかに自宅とは違うどこかの建物の中にいた 「なんだ・・これは・・・」 扉を閉め自分の部屋を改めて見渡すと見慣れない家具にベットの横にあるPCが見当たらなかった 鏡が置いてあったので改めて全身に目をやった 「白と赤のコントラストに・・金髪のロングヘアーこの姿は・・・」 ―そう 生体研究所でおなじみマーガレッタ=ソリンその人になっていた。 目が覚めたらそこはROの世界だったinニートがマガレになっちゃった編 (コンコン) 「おーいマガレ〜いる??」 (カチャ) そういって扉を開けてきたのはぶち切れせしるんでお馴染みセシル=ディモン (うはww本物のせしるん・・意外と胸あるじゃないか・・ッチ) 「??どうしたの・・なんかいつもと雰囲気が・・・」 (ヤバイ・・・どうしたらいいんだ・・・ええい・・どうにでもなれ!) 「な・・なんでもないですわ・・セシルちゃん♪」 (♪なんか・・おぇ・・) 「んー・・気のせいかな。いつものマガレか・・」 (ッホ・・いつまで誤魔化せるか・・信じろ。俺の妄想力!) 「そろそろご飯だよ。エレメスが今日は食事当番。あいつ料理の腕はいいからね♪」 「そうですわねw行きましょ♪」 「ぉぉ・・マガレにセシル。遅かったな先食ってるぞ」 この逞しい身体はみんなの兄貴でお馴染みWSのハワード=アルトアイゼン 「喋りながら食べるな・・行儀の悪いやつめ」 幼女に弱いとされてるロリコンLKでみんなのリーダーことセイレン=ウィンザー 「・・・おいしい・・・もぐもぐ」 周囲にわき目も振らずどんどん食事を平らげていくおお喰らいHWのカトリーヌ=ケイロン 「拙者もそれだけ食べてくれると作りがいがあるでござるw」 厨房からは女好きでストーキング趣味のござるでお馴染みAXのエレメス=ガイル (生体のモンスターオンパレード・・・壮観だ・・・) 「ほら!マガレ早く食べないと侵入者がいつやってくるかわかんないんだし!」 ぼーっとしてるとセシルに急かされてしまった。 「え・・ぇぇ。食べちゃいましょう」 (俺は君を食べちゃいたいよ) その時 (ウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー) けたたましい警報が研究所内に響きそれまでわきあいあいとしていた雰囲気から一転 全員が戦闘モードに。 「マガレ!セシルついてこい!エレメスとカトリはここで待機だ」 「おう!」 「・・・りょう・・・かい」 「マガレ!いくよ!」 「え・・えぇ」 (いきなりかよ・・) 「聞こえるか?進入者は人間の2人組みの模様。どうやら俺達だけで対処出来そうだ」 『なんだ・・まぁ、、頑張れ』 「セシルは出会い次第矢で牽制を。俺がその隙に突っ込むからマガレは支援を頼む!」 「任せて!」 「わかりましたわ!」 ・・・・・・ ・・・ 「ふぅ。なんとか終わったな」 「ぇぇ。さすがセイレンですわ♪素敵」 「な・・!?」 「!!」 セシルとセイレンが驚愕の表情を浮かべた。手にしていた武器をうっかり落とすほどに・・ 「どうしたんだ・・マガレが男に『素敵』とか」 「うん・・今日のマガレちょっと変・・・」 (しまった・・マガレは確か・・・) 「嫌ですわw冗談に決まってますわwwセシルちゃん大活躍があってこそですものね♪」 そういっておもむろにセシルに抱きつきセイレンの顔色をうかがうと やれやれ・・といった表情でこちらを見つめ等のセシルは嫌がりながらも顔を赤らめていた (どうやら性格的にはどこぞの小説サイトがどんぴしゃであってるようだな) やれやれ・・・ このまま俺はどうなるんだろうか・・・ 多分続く