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目が覚めたらROの世界だった! vol.8
1 名前:(○口○*)さん :07/08/16 11:53 ID:vRUqC7Et0
ある日目がさめたら、そこに広がるのはROワールド。
物や人に触われるしミルクも飲める。

そんな状況になったら、貴方は一体どうする(・∀・)?

ソロで生きる? 仲間を作る? 狩りをする? 商売で生きる?
しかし、死んだらどうなるかはわからない。
さぁ綴ろう、貴方の妄想を。

小説なんかも大歓迎!

■参考スレ
ミッドガルド考察スレッド6(ラグナロクの世界観考察スレッド)
 (p)http://gemma.mmobbs.com/test/read.cgi/ragnarok/1172005408/l50
ROの理不尽な点を強引に解釈するスレ その12
 (p)http://gemma.mmobbs.com/test/read.cgi/ragnarok/1183783419/l50

■アップローダー
目が覚めたらROの世界だったあぷろだ
 (p)http://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/

■保管庫
目が覚めたらROの世界だった!SS保管サイト
 (p)http://f44.aaa.livedoor.jp/~sametara/

2 名前:(○口○*)さん:07/08/16 11:54 ID:r3JT5wX30
Uゲットー

3 名前:(○口○*)さん:07/08/16 12:27 ID:KCxiHagh0
>>1
前スレは落ちちゃったか…

4 名前:(○口○*)さん:07/08/16 12:37 ID:FMSdsHze0
落ちちゃってたので立てました。
私は読むだけだけど、多くの作品が読めますようにー

5 名前:(○口○*)さん:07/08/16 13:11 ID:DAAism3V0
>>1
おつかれさまー。
今スレは完走できることを祈りつつ。

ROの世界に行っちゃった人(?)が戻ってきますように。

6 名前:(○口○*)さん:07/08/16 15:44 ID:xqqwh3OK0
お、新スレ立ってたのか 乙
じゃあとりあえず保守がてらヘタレが一発行くか

7 名前:(○口○*)さん:07/08/16 21:30 ID:VUXjJMSp0
いつまで待たせる気だ?

8 名前:(○口○*)さん:07/08/17 00:32 ID:gj+nJFQe0
ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0135.txt

うお、待ってる人いたのかwwww期待はずれでサーセンwwwwww
あれから書き始めたら思いのほか時間がかかってしまった
その割には短い上に駄文なのはお先にごめんなさいorz

叩きでも何でもコメントあるときっと喜びます

9 名前:(○口○*)さん:07/08/17 00:57 ID:6mNt6GqfO
>>8
駄文とか言うなよw
普通に面白かったわww

10 名前:(○口○*)さん:07/08/17 01:17 ID:sT6DpFc/0
最後の一文が唐突なので、ちと驚いた。
それまでの流れとのギャップが、なかなかおもしろい。

続くのかな?

11 名前:(○口○*)さん:07/08/17 02:33 ID:gj+nJFQe0
続けるつもりで今書いてます
遅筆なんで落ちない程度に投下しますよ

12 名前:前スレ219:07/08/17 06:04 ID:7xMAbWst0
ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0136.txt

スレ立て乙です。
コソーリ投下。
朝方にカタカタ打つのが癖になりつつある219です。
話の割合としてはこれで1/5くらいかな。

>>8
アッー
急展開吹いたwwwwwwwwww
続きwktkしつつお待ちしておりますw

13 名前:(○口○*)さん:07/08/18 02:52 ID:e69rxV280
実際書いてみると難しいなあ…語彙が貧弱すぎて形にならんorz

14 名前:(○口○*)さん:07/08/19 23:58 ID:puMfkdNj0
書こうと思っても、何から手をつけたらいいかわかんないやorz

15 名前:(○口○*)さん:07/08/20 00:39 ID:jVhIE/DB0
自キャラ視点でちょこっと書いてみるだけでもいいんじゃね
お話なんて後から肉付けされてくるよ

16 名前:(○口○*)さん:07/08/20 01:59 ID:rgzJvurJ0
活性化を兼ねてみんなもっと感想を書かないか…

だが言いだしっぺの俺がそういうのが苦手な罠
前スレにあがってた作品も>>8>>12のも面白く読ませて貰ってるんだが。

17 名前:8:07/08/20 02:24 ID:qtqBYZi+0
ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0137.txt

おっすwwwww>>8の続きだwwwww毎度短くてサーセンwwwwww
俺のペースで落ちない程度に上げていくとかなり細切れになるみたいだwwwwww
1話でまとめるところが2分割wwwwwww
前みたいなオチは無いから期待しないでネ 後半ちょっと気取りすぎたかもしらん

>>13>>14
妄想だ!妄想をするんだ!んでもってそれを文にするんだ!
男は度胸!なんでも試してみるもんさ きっと気持ちいいぜ?

>>16
ちょwwwwwwでもなんでも頼む
あとここの文が難解でわかんねぇとか
説明不足で状況がさっぱりだとか
そういうのでもおk どんどんお願い

まぁどのレスも俺が何か言えた立場じゃないんだがナー

18 名前:(○口○*)さん:07/08/20 21:12 ID:d+l3WJnN0
>15
自キャラを話に絡めるのは書く側がわかりやすいから
作品的にも纏まりやすいんだよね。

19 名前:(○口○*)さん:07/08/20 22:57 ID:jg0ZPzg50
前スレっていくつで落ちた?
俺228までしか取得してないんだけどその続きに投下あった?

20 名前:(○口○*)さん:07/08/20 23:08 ID:hdKXP0EDO
無かったと思う そのままレスなしで落ちたんだろう
数日間書き込み無かったし

21 名前:(○口○*)さん:07/08/20 23:40 ID:8U/7Ssoy0
俺も毎日チェックはしてるが、228までだな。

22 名前:(○口○*)さん:07/08/20 23:41 ID:jg0ZPzg50
そうか、thx

23 名前:前スレ97:07/08/21 13:36 ID:eLfdxLJ40
>>1さん乙です。

落ちてしまってから新スレ見つけるのに時間かかりましたorz
もう立たないかと思ってたのでうれしいです
「デビルチ」11話です
http://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0138.txt

会話ばっかでROっぽい展開がなくスンマセン

24 名前:(○口○*)さん:07/08/22 17:33 ID:g3iLWz9F0
>>23
ちゃんとROぽいよ。
続きが気になりますねぇ

25 名前:前スレ94:07/08/23 23:56 ID:cmLlDlbv0
その18を投下〜
http://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0139.txt

夏休み突入〜ヽ(゚∀゚)ノ
…というわけで久々の投下です、今まで暑さにやられてましたorz
しかし特務、人数多いですね、ニーナ入れて7人ですか…。
昔の自分にお灸を据えたいところです。

26 名前:(○口○*)さん:07/08/24 01:33 ID:ACM2aFLYO
94さんと97さんが復活して嬉しいです。続き楽しみにしてます〜

27 名前:(○口○*)さん:07/08/24 01:36 ID:SzDrIPpA0
…なあ、SSとか一切書いた事ない超ド素人の俺でも投稿OK?

28 名前:6:07/08/24 04:46 ID:3E4r2kpyO
大丈夫だ 俺みたいなのもいる

というか挑戦しなければ始まらないんだぜ?
始めはだれもが未経験者さね
上手い下手はある程度あるだろうけどな

29 名前:>>27:07/08/25 01:29 ID:eRfZhxbp0
>>6ありがとう、勇気出して投稿してみる

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0140.txt



日本語でおk的な部分が多いのと、文章が稚拙なのは勘弁してくれ…

前スレ94の人みたいな、ライトで読みやすい切り口にしたかったんだけど
全然できなかったわ orz
4話完結、もうできてるので1日おきにあげてくんで、暇なら読んで欲しい。

30 名前:(○口○*)さん:07/08/25 13:28 ID:VHgEGPzWO
携帯なので一言だけ続きがきになるぜ。週刊誌の気分だぜ

31 名前:>>27:07/08/26 00:37 ID:w5etV/i30
調子に乗って2回目投下

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0141.txt



服装の表現って難しくないか orz
全然知らないのがばればれだな…

32 名前:(○口○*)さん:07/08/26 19:45 ID:bRvRM4Sg0
けっこうちゃんとお話になってるやん。
次はまだかなぁ

33 名前:>>27:07/08/27 00:38 ID:hIQW4vSk0
3回目

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0142.txt


>>32
ありがとう、そう言って貰えるだけで本当嬉しい。

34 名前:前スレ219:07/08/27 11:55 ID:jzjNu9XE0
ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0143.txt

うpろだにコメント入れ忘れたorz
4話投下。ギルド名やらが出てますが、実際のROとは一切関係ないものですのであしからず。
女帝という響きが好きだとです。

35 名前:前スレ94:07/08/27 21:30 ID:rIhQdzCY0
その19を投下〜
http://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0146.txt

さよならケミ子(仮)さん…(ノ_;)
(※ある意味正解である意味間違い)
今回は彼女にスポットが当たった感じで少しほんわか。
次回「そしてニーナは旅立っていった…!」で最終回に
出来そう(*・▽・)-3

36 名前:(○口○*)さん:07/08/27 21:45 ID:ca5gj43Y0
>>35
連載継続希望

37 名前:>>27:07/08/28 00:38 ID:IB2mbAnv0
4つめ

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0147.txt


読んでくれた人、本当ありがとうな!


>>34
女帝とかいいよね、俺も大好きだ

>>35
連載継続希望(2/20)
面白そうな展開なのに、いきなり終わるのは寂しいぜ

38 名前:>>27:07/08/28 00:39 ID:IB2mbAnv0
                   ,'⌒,ー、           _ ,,..  X
                 〈∨⌒ /\__,,..  -‐ '' " _,,. ‐''´
          〈\   _,,r'" 〉 // //     . ‐''"
           ,ゝ `く/ /  〉 /  ∧_,. r ''"
- - - -_,,.. ‐''" _,.〉 / /  . {'⌒) ∠二二> -  - - - - - -
  _,.. ‐''"  _,,,.. -{(⌒)、  r'`ー''‐‐^‐'ヾ{} +
 '-‐ '' "  _,,. ‐''"`ー‐ヘj^‐'   ;;    ‐ -‐   _- ちょっくらROの世界行ってくる
 - ‐_+      ;'"  ,;'' ,''   ,;゙ ‐-  ー_- ‐
______,''___,;;"_;;__,,___________
///////////////////////

39 名前:前スレ94:07/08/28 01:52 ID:O1hDCBsr0
その20を投下〜
http://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0149.txt

夏休みノルマ3話をこなして今日から職場復帰(-ω-*)
というわけで、おかげさまで、もう少し続けさせて頂きます。
最終話まで一応話は詰まっているので、あとは書くべし!書くべし!!


時間が無くて前スレ97さんのしか読んでませんが、最近投下する方が増えて
嬉しい限りです。
そして前スレ97さんのは面白くなってきたなぁと素直に関心。
色々と捉え方が違うなぁと参考にしております(・ω・)ゞ

40 名前:(○口○*)さん:07/08/30 22:08 ID:EKYt5Ey50
hoshu

41 名前:(○口○*)さん:07/08/31 00:50 ID:/Ald/Z450
>>27
面白かった。







面白かった!!

42 名前:(○口○*)さん:07/09/01 06:13 ID:Y1/nIJ2d0
らめぇおちちゃうぅ

43 名前:(○口○*)さん:07/09/03 12:26 ID:6qQaE/Ir0
目が覚めたら案内看板だった。
プロンテアへようこそしかしゃべれない。




保守

44 名前:(○口○*)さん:07/09/03 13:34 ID:TcedxNKs0
餃子にいるフェイヨンへようこその人思い出した

45 名前:(○口○*)さん:07/09/04 18:00 ID:6Fk9vor30
目が覚めたら、自分の家だった。
まだROの世界に行けてない。もう一回寝よう


保守

46 名前:新規投下(13/???):07/09/05 15:17 ID:1ZEXTFWi0
・前回までのあらすじ

音痴のバードがコモドでなにか奮闘してました。
---------------------------------------
 愛用のマンドリンは軽い打撃音に反して、かなりのダメージを与えたらしい。
アイオルデの額には、くっきりはっきり赤い痕がついていた。
なんか、すごく痛そうに見えるけど……でも自業自得ってやつよ!
「大体、あんな暗いとこに一人にする方が間違ってるでしょう?!」
そう。私は歌を教えて欲しいって頼んだのに、何が悲しゅうて薄暗い洞窟に置き去りにされなきゃなんないのだ。
私は肩で息をしながらおもいっきりアイオルデをにらみつけた。

 遠くで響いている笑い声は絶えることがない。
それでも、アイオルデの落としたため息は、はっきりと私の耳に届いた。
そのため息のワケを訊ねようとしたその時、どこかで聞いたことのあるような音楽がゴムンゴの音色で流れ始めた。
ゆったりとした…でも、はっきりと何かを伝えてくる音楽。
そのリズムに合わせて、ゆっくりと深呼吸をしてみる。
その穏やかな音楽は、それまで私の中で絡まっていた様々な感情をゆっくりと解いていってくれた。
 「雫の落ちる音にロッダフロッグたちの鳴き声、隙間風の吹きぬける瞬間を聞いたかい?」
心地よかった音楽が風に溶け、代わりにそれまで何もしゃべっていなかった彼が静かに話しかけてきた。

 「まるでコーラスだっただろう」

47 名前:(○口○*)さん:07/09/06 23:01 ID:yfRqbb680
「ボク、もう腹ペコですぅ〜っ!!!」
「ごめん、うっかり寝坊しちゃった〜っ!」

・・・・・・あれ、ペットのポリンちゃんは?

目が覚めても、やっぱりROの世界だった。


私はアルケミストになった。
それは、コールホムンクルスによって生まれる時空の歪が
たぶん・・・元の世界に戻る鍵かも知れないからだ。

「ぷるぷる♪」今日もご機嫌なのは、ホムンクルスのゼリー君だ。
そういやゼリー君、以前より一回り大きくなっている様な・・・?

[了満腹度・79  アレ(゜▽゜*)ゞなんか部屋もスッキリしてる・・・?



懐かしの、音痴なバードさん続編にワクテカしながら保守ほっしゅ。

48 名前:(○口○*)さん:07/09/08 05:35 ID:ti6bGKse0
ほしゅ
ついでにネタこないかな期待age

49 名前:(○口○*)さん:07/09/08 05:49 ID:rUPNGD2C0
朝起きたら、綺麗なお姉さんがオレを見下ろしていた。
これなんてエロゲ的夢想、と思ったら、エロゲ的夢想が形のいい唇を開いて、こう言った。

「あの、ここは何処でしょう?」

透き通るような声に、眠気が再度オレを誘う。いい夢だったが、眠気には勝てぬ、さようなら。

「あの、ちょっと、いい加減おきてくださいよぉ〜」

ゆさゆさ、ゆさゆさ。夢想がオレを揺さぶる。だが、オレはそこから一時間、何をされても決しておきることはなかった。
そして一時間後、オレは胃腸を酷く痛める事実と向き合うことになる。


目が覚めたら自キャラが前にいた

多分続かない。

50 名前:(○口○*)さん:07/09/08 06:56 ID:Oy4YhXkw0
酒を飲みながらROしてたら。ついうっかりPCの前で寝落ちてしまった。
で、気がついたら物凄い勢いで背中を床に叩き付けられていた。

そして呼吸できずにげほげほ咳き込む俺を「何か」ががっちりと押さえ込んだ。
目に映った窓の外には三日月。闇の中、恐ろしく冷たい目が俺を見下ろしている。
そいつは酔いも吹っ飛ぶような底冷えする声で俺に尋ねた。


「・・・てめぇ何者だ。どっから俺の部屋に忍び込んだ。答えろ。」


首に熱い痛みを感じて気がついた。そして苦しさも忘れて凍りついた。
鶴嘴を持つ髑髏が刻まれた黒い刃物が俺の首を挟んでいる。
ちょっと待て。この刃物の形にこの怖ぇ奴の髪の色。これはまさか――


(俺のキャラじゃねぇか!!)


そんな馬鹿な、某スレの妄想が現実に!?しかもちょっと待てコラ!?何だこの展開は!


「おっ・・・お父さんはお前をこんな凶暴な子に育てた覚えh」

「・・・・」


一瞬、困惑の表情を浮かべた後不愉快そうに舌打ちしたマイキャラに思い切りぶん殴られて、
俺の意識は再び闇に沈んでいった。


続かない気がする。

51 名前:(○口○*)さん:07/09/08 20:01 ID:hnEDJTg90
これSSスレ?

52 名前:(○口○*)さん:07/09/08 21:06 ID:lxuiCN0e0
一応妄想するスレだが、基本SSばっかだな

53 名前:(○口○*)さん:07/09/10 14:57 ID:iVdYAUP40
妄想するネタは出尽くした感じがなぁ

54 名前:新規投下(14/???):07/09/11 09:03 ID:pNrTn06C0
 コーラスなんて、気づかなかった。
だって、早く歌を覚えてメリアに会って、「へんな歌聞かせてごめん」ってちゃんと誤りたい。
ちゃんとしたのを彼女に聞かせたいのに歌えないことに焦って、慌てて、敵意をぶつけてくるヒドラに恐怖していただけで…周りを見る余裕なんて全然なかった。
 再び沈み始めた思考を慰めてくれるかのように、私の頬を風がなでていった。

 波は絶えず打ち寄せて、葉が風に揺らされ、松明の火の粉がはじける。

うん。確かに、コーラスみたい。

「別に皆が声に出して歌うワケじゃないからね。
苦手なら、無理に歌わなくてもいいんだよ」
アイオルデの声さえも、コーラスの一部分のようだった。
「ヘぇー…」
そっかー歌わないバードもいるんだー

………
 なんだってえええ!

それなら、なんとかなる!!
………ような気がする。
『ネコ踏んじゃった』1フレーズくらいしか弾いたことないけど。
でも……

 右手のマンドリンを握る手に、力を入れる。
 「…弾けるかな」
思わず漏れた不安を私が訂正する前に、アイオルデは笑みを浮かべたまま頷いてくれた。
---------------------------------------
なんだかこのスレもお役御免な感じですね。
 完結だけはさせてください orz

55 名前:じゅもんが ちがいます:07/09/12 03:07 ID:kBBawWGt0
この世界に入って1ヶ月が経ちました。
元々はI-D2極だったMyキャラの体ですが、
殴りWizとしての道もなんとか見えてきたような気もします。

帰るまでにはスキルの使い方も分かると良いのですが。

------------------------キ--リ--ト--リ------------------------
妄想スレは滅びぬ! 何度でも立てられるさ!
とりあえず*なんのことだか*こそ一部住人の夢だからだ!

56 名前:(○口○*)さん:07/09/12 09:58 ID:N+aB8slw0
問題は「なんのことだか」を解るようにするとガチで18金なことか。
書きだしたはいいがそんなシーンばっかでちっとも先に進まないので断念した阿呆がここに一人orz

57 名前:(○口○*)さん:07/09/13 09:49 ID:0gZN5s4c0
「なんのことだか」は、言わないor分からないが基本だしいいんじゃないか?
いや、それこそ何がいいのかさっぱり分かりませんが。

58 名前:(○口○*)さん:07/09/15 22:53 ID:8n6U+n4m0
ほす

なんか来てると思ってリロったヤツ m9(^д^)プギャー

59 名前:(○口○*)さん:07/09/17 16:27 ID:+DlM9GZ10
>>58
ヤラレタ/(^o^)\ナンテコッタイ

60 名前:(○口○*)さん:07/09/19 08:51 ID:aTTsBtSC0
そろそろ危険なので保守。

61 名前:(○口○*)さん:07/09/21 12:10 ID:w3yWMBL40
ほしゅー

62 名前:(○口○*)さん:07/09/21 19:40 ID:C5k/eS6a0
目が覚めたら、Myキャラのプリたんになっていた。

何故モテルのかが不思議なんだが、回りからちやほやされている。
VIT支援なMyプリたん、外見が頭に萌系趣味装備をつけたオークレディなんだけどなー・・・


保守がてらにage

63 名前:(○口○*)さん:07/09/21 23:56 ID:xK75Xkv70
>>62

するとGvは筋肉雷鳥の汗臭い叫びで防衛線を張ると申したか。
そりゃあまりの光景にスキルも使えなくなるってもんだ。

64 名前:(○口○*)さん:07/09/24 13:36 ID:cjLXijX40
目が覚めたらクレイモアだった。

はじめは自分が剣になったことで慌てふためいた俺、もといクレイモアが叫び声を上げまくってる様を見て
俺のマイキャラの騎士子はそれに負けない悲鳴を上げたものだが、ほんの数分で慣れた様子。
順応早すぎだろ娘よ…。俺だって物が突然しゃべったら警戒して近づかないぞ…
そんなわけでいつもと同じよう狩りに出かける騎士子。
ROの世界はどんなものなのか?
興味津々だった俺は狩りに連れてってもらうことになったが、それが悲劇の始まりだった…

火山に行った。熱いぃぃぃぃぃぃ!
燃え盛る炎そのものなカホやブレイザーを俺で斬らないで><

コモド北に行った。痛いぃぃぃぃぃぃ!
ゴツゴツして超硬いスタラクやメガリスを俺で斬らないで><

カタコンに行った。気持ち悪いぃぃぃぃぃぃ!
嫌な腐臭とグチョっとした触感をもつアンデッドを俺で斬らないで><

狩りを終えて帰ってきた騎士子はLvが上がって上機嫌だ。逆に上記を体験した俺は超ブルーだ…orz
武器ってのは大変だぜ…。どうせROに来るならマイキャラの誰かになりたかった。

「明日からもよろしくね相棒」

けれど、そんなことを言われると「武器でもいいかも」だなんて思いが過ぎってしまう。
「しゃべるクレイモア」だなんて面倒なものを受け入れ、その手に握ってくれる。それが嬉しかった。
武器ならばそれでもいい。文字通り、彼女を守るための剣となろう…

「こちらこそ。俺みたいなのを使ってくれてありがとよ。
 でも熱い奴、硬い奴、アンデッドな奴を俺で斬るのは勘弁な!」


続…かないけど保守

65 名前:(○口○*)さん:07/09/24 14:00 ID:ysniTSc90
盗虫やらでもギャーギャー言いそうだなww GJ!

66 名前:(○口○*)さん:07/09/24 16:24 ID:Z/UytVZ70
てか、切り心地(?)がいいmobが思い浮かばない件ww
明らかに生物感のあるヤツ(悪魔とかも含む)、硬いヤツ、熱いヤツ、アンデット・・・
ポリンですら結構グシャって感じだろうしな;
自分を磨いて切れ味良くして、切った感触が無いくらいにならないと解決しない悪寒

67 名前:(○口○*)さん:07/09/24 17:59 ID:XUZyza770
そこで植物系の出番ですよ。
ウィロー辺りはきっと気持ち良いぜ。

68 名前:(○口○*)さん:07/09/24 18:56 ID:e0oULGwv0
迂闊にも刺さってしまって、
抜くときに「折れる折れる」とか叫びそうな

69 名前:(○口○*)さん:07/09/24 23:22 ID:HOq4Hg750
もともと直剣はナタ系の叩き切る武器だからなぁ
一回りして動物系かサカナなんかがいいかもしらん

70 名前:(○口○*)さん:07/09/25 00:25 ID:901cET+00
GvPvなんかやらされた日にはトラウマになるな

71 名前:(○口○*)さん:07/09/25 03:44 ID:vmp1iSvr0
でも無属性の店モアだったりしたら…
後半用済みになってあwせdrftgyふじこlp;@

72 名前:(○口○*)さん:07/09/25 11:29 ID:wrnCpL8o0
クレイモア オブ 一般人

「あれ?スロットが一個埋まってる」

73 名前:(○口○*)さん:07/09/25 12:31 ID:yqGeWPaB0
「過剰精錬に挑戦してみようかな」

74 名前:(○口○*)さん:07/09/26 17:54 ID:WymbjBii0
クレイモアおもしれえw続きたのむ

75 名前:(○口○*)さん:07/09/26 18:37 ID:1OLZ+1Yr0
炉で加熱されて
「あついあついあついあついしぬしぬしぬしぬ」とか叫び声が聞こえるとか
金敷の上で叩かれるときに
「止めろホルグレンそこは折れる、折れる、アッー!」
とか言ったりするのか

76 名前:64:07/09/27 21:12 ID:4audGZPk0
おおう、ちょっと見ない間に書き込み増えたなぁと思ったら
こんなに俺の駄ネタにレスがついていたとは!
みんなありがd。・゚・(*ノД`*)・゚・。
意外にも好評?なので、少し続きを考えてみまふ。

┫[´;д;`>  また俺の悲鳴が聞きたいのか、アンタたちはっ!

77 名前:(○口○*)さん:07/09/28 00:39 ID:BN7akv390
うpロダが9月に入ってから突然人気がなくなったね

78 名前:(○口○*)さん:07/10/01 02:24 ID:BZ3Zd/XP0
.>>8とか>>27みたいな新人もいるんだし
もっと気軽に投稿してほしいよね

79 名前:(○口○*)さん:07/10/01 05:11 ID:Q7l0B/Pi0
妄想はいくらでもするけど、オチをつけて完結させるのが難しいんだよなあ。

80 名前:(○口○*)さん:07/10/01 07:41 ID:OLdQxHte0
逆に考えるんだ。
オチなんてなくてもいいんじゃないか?と

81 名前:(○口○*)さん:07/10/01 10:41 ID:E3rmQqH20
大体オチがつく前にあっちの世界行っちゃってるしな

82 名前:(○口○*)さん:07/10/03 11:35 ID:5R1d99iR0
ああ、そうか
作者があっちの世界へいってしまうから未完がおおいのか

83 名前:(○口○*)さん:07/10/06 23:20 ID:8sEKB2gn0
保守しとこう

84 名前:(○口○*)さん:07/10/08 20:52 ID:O2gj/LnN0
いいね。保守。

85 名前:(○口○*)さん:07/10/09 02:00 ID:Vl+Jqz4j0
目が覚めたらガンスリンガーだった

子一時間程体をいじって遊んでたが、すぐに飽きてしまった僕は暇を持て余していた
魔法や剣技が使えるわけでもない
運命的な冒険やドキドキの新体験が始まるわけでもないのだ
あー暇だ

・・・腰に下げたシックスシューターに手が触れ、ふと銃を使ってみたくなった
丁度目の前にメタリンも居る。・・・mob相手なら銃を使っても問題無いだろう。
暇潰しにもなりそうだ、よーし

タッタッタッパスパスパスパス・・・・! ゴチ
妙な音に慌てて銃を見る。・・・何故か銃においしい魚が詰まってる
ちょwwwwwwwwwwwwバグwwwwwwwwwwwwww

目の前でメタリンがメマーを使
Return to Savepoint...

ほしゅ。

86 名前:(○口○*)さん:07/10/10 23:44 ID:l3SPcM/F0
>>86

87 名前:(○口○*)さん:07/10/11 11:06 ID:ubyXCmFK0
そして私は目を覚ました。
私「ここ・・・村のどこかしら?今は昭和58年の何月?」
私「羽入!羽入!いたら返事をしなさい!」
変な女「あらあら、賑やかな初心者さんねえ」
私「み〜?何の事なのですか?ボクにはよく分からないのです」
変な女「そこの橋を渡ると修練場よ。それともお姉さんに興味があるのかしらん(はぁと」
私「いちいち、うるさいな」
変な女「(がたがたぷるぷる)」

88 名前:(○口○*)さん:07/10/11 21:39 ID:g4uO5nXVO
目が覚めたらホドレムリンだった

89 名前:(○口○*)さん:07/10/13 03:36 ID:KG0c/cWLO
しばらく見てなかったら…前スレ落ちてるし。
ニーナがでてくる話好きだったんだが間が抜けてしまってるっぽいなぁ

90 名前:(○口○*)さん:07/10/13 07:00 ID:tzbjb9JKO
目が覚めたらヴァレスだった
俺は泣いた

91 名前:(○口○*)さん:07/10/13 20:33 ID:aWq70J5n0
さ、泣いてないで餅を買い占める作業に戻るんだ

92 名前:(○口○*)さん:07/10/14 17:12 ID:j0i8e7HZ0
未完の作品たちのその後はもう読めないのかな…

93 名前:(○口○*)さん:07/10/14 20:46 ID:1+Smk/Qb0
書いてはいるんだぜ 書いては消しの繰り返しだし
短文3つで止まってる反響薄…というかまだ始まってもいないヤツだがw

オチと始動は決まってるが中継ぎと繋ぎができん…

94 名前:(○□○*):07/10/15 12:56 ID:ptPscACL0
目が覚めたら・・・

彼氏のキャラが隣にいた。
中の人とチェンジ!!


・・・しなくてもいいかもしんない・・・こともない。

95 名前:(○口○*)さん:07/10/15 13:46 ID:escHPCp2O
おかん

目が覚めたらせしるんになってた

後の事はよく憶えてない

96 名前:(○口○*)さん:07/10/15 19:04 ID:C/32IaCX0
目が覚めたらホムだった。
コールホムンクルスされたばかりらしい。
目を輝かせてるケミが初々しいぜ。
いやそれより肝心な事がある。
俺はいったいどのホムになったんだ…!?
ゼリーやナメクジは、画面で見る分には良くとも、自分の体がアレになるのは想像したくない。
慌てて体をぺたぺた触ってみると直ぐに判った。
どうやら俺は原種リーフになってしまったらしい。
うむ。ペタペタだ。

ところで俺、なんと喋れない。
口とかあるのにだぜ? さすがホムだ。
けど攻撃やスキル以外に、表現できる事が幾つかある。
一、腹を空かせて泣く
一、食事を貰って機嫌よくなる
一、食べさせられ過ぎて泣く
うん、何か間違ってる気がする。
だがまあ中の人がやるよりは、見た目幼女な今の方がマシだろ。
いやむしろそんな事させる飼い主駄目だろ。犯罪的だ。
反応見る為に色々弄るこの飼い主鬼畜すぎる。

97 名前:原種リーフ:07/10/15 19:06 ID:C/32IaCX0
しばらくはケミさんを壁に、ウルフと戦う日々だった。
治癒の手を覚えたところ、どうやらケミさんが使わせてみたい様子。
早速命令が来たので、ケミさんの懐から赤スリムをスリ取って投げ付けた。
なにやらケミさんはご不満のようだ。

明くる日遂に、あのスキルを手にした。俺は風になる。
緊急回避HAEEEEEE!!!
円周運動でグルグル回る俺、キモい程に速い!
て、あ、ちょ、まって。目がまわr
AI変えてくれorz

とうとうこの日がやってきた。一番恐れていた事だ。
が、ご主人。躊躇なくスキルレベルを上げやがった。
途端に脳へ衝撃が走る。一瞬視界ブラックアウト。
おふぅ……脳手術はやべーだろ……

98 名前:原種リーフ:07/10/15 19:09 ID:C/32IaCX0
あれから月日が経って、ご主人ときわめて親しくなった。
しかし未だに進化していない。そんな俺にご主人は語りかけてきた。
「ずっと一緒に居たいな。それとお前が話せたらいいのにな」
後半には激しく同意だ。いいたい事がありすぎるんだぜ。
だが時に、兄弟。いーかよく聞け。いや話せないんだが、そこは判れ。

いい加減に進化させやがれ、このロリコン野郎め。


続かない

99 名前:95:07/10/16 01:54 ID:sKx1AW0JO
せっかくなんでつらつら書いてみよう


そもそも目が覚めた時点で違和感にはすぐ気付いた。
肩まで伸びた髪、室内の鏡に飛び込んできた♀スナイパーの姿、見覚えのある内装。
元々空想癖があったから大して驚きはしなかったが
何故にマイキャラじゃなくてセシル?
だいたい俺はまだRO歴浅くて生体なんて1階でリムーバをちまちま狩る程度なのに。

にしても、ネット上でメチャメチャ言われてる程ぺたんこじゃないのな、実物って…
とかどうでもいい感想を抱いてるとドアが開く
「おはよう、セシル」
入ってきたのは♀ハイウィズ…カトリーヌか。
「朝ごはん出来たって」わざわざ呼びに来てくれたのか、そりゃどうも。
…って、なんで平然としてんだ俺は?

「あのさ…カトリーヌ、食事終わったらちょっと相談したい事があるんだけど…」
「ん? 何かあったの?」
「いや…ややこしい話だから後でまとめて言う」

1時間後、彼女の部屋で状況をかいつまんで説明したが
意外とあっさり納得してくれて逆に拍子抜けしてしまう。
「さっき私の事カトリーヌって呼んだからあれ?って思ったけど。
普段はカトリで止めてるからね…それにしても思いもしない事態ね。
生体実験の範疇を超えてるわ」
それはそうだろうな。
でも自分のキャラにならなかったのはある意味ラッキーかもしれない。
相談相手に迷う事が無いのは正直有り難いから…

100 名前:(○口○*)さん:07/10/16 02:14 ID:sKx1AW0JO
「まあ、セシルになった以上はセシルとして行動するしかないか」
「…随分と冷静なのね」
「いや…どうせ非現実的体験なら前向きに捉える方がいいだろうしな」
大抵のフィクションはそういう物だ、主人公は異界に順応しながら
元の世界に帰れる手段を求めるという王道がある。
「俺がこの空間にいるのがどのくらいの時間か分からないし、
取り敢えずやれる事をやりながら待つよ。
…ただ、今の段階で問題が1つあるんだよな」
「問題? 女性になっちゃった事? それとも立場上の敵になっちゃった事?」
「いや…俺、弓職やったコト無いんだよ…」

まさかカトリーヌがズッコケるなんてリアクションをするとは思わなかった。

でもって。
取り敢えずセシルとして生体3階でプレイヤーと敵峙する生活(?)が始まった。
3階である以上、ソロで戦う事もあるし6人で組む事もあった。
時には自分がMVP役をやったりもした。
率直な感想を言えば、それなりに楽しい。
転生すら未経験の自分が挑んで来るプレイヤーを殲滅するのは
普通と全然違う爽快感がある。
幸い、生体メンバー達はこっちの話を疑う事無く受け入れてくれたので
俺としてはかなり安心できた。
ま、生体実験の被験体という立場上、非現実的現象には慣れてるという事だろう。

101 名前:(○口○*)さん:07/10/16 02:51 ID:sKx1AW0JO
さて、セシルとして存在しているからには少しはそれなりの事もすべきだろう。
研究室にあった本来のセシルの資料を眺め、他の生体達から元々の彼女の特徴を聞く。
ここでの俺は実質的に異分子であるが、極力セシル=ディモンという存在に忠実である方が
不要な混乱を引き起こさずに済むだろう。
ましてこの姿でプレイヤーに話しかけるわけにもいかないし…

そんなこんなで数日が経ったが、なんだかんだで俺はこの日常にすっかり順応していた。
生体の仲間とも普通に打ち解け、むしろセシルとしての生活を楽しんですらいた。
いくら高い戦闘能力を誇るとは言え、やはり元々は人間である、
戦いを離れている時の彼らはプレイヤーと殆ど変わらない存在だった…

「あ…ふ、疲れたぁ…」
休憩室のソファーに沈んで深く息を吐いた。
カレンダーでは今日は土曜日、いつも以上にこのダンジョンへの挑戦者が増える日。
「お疲れさま。今日は何回殺されたの?」
マーガレッタが紅茶セットを乗せたトレーをテーブルの上に置く。
「覚えてないわよ…死んでも死んでもすぐに逆戻りだもん」
余談だが、彼女達がやりやすい様に口調は元々のセシルに合わせる事にしている。
「ふふ、冒険者の時はこんなに長い時間拘束されないものね」
「まーね…狩られる側の苦労も半端じゃないのはよく分かったわ」
ハーブハチ蜜茶を一口。香りと甘さが全身に染み込むような感覚がする。
体中の疲労がぐるぐるしてきたような気がした。
…少し眠りたいな…
「大丈夫? 休むなら時間取ってもいいよ?」
お言葉に甘えさせてもらおう…俺は瞼を閉じた。
たちまちに睡魔の波に流されるように意識が落ちる。



続く…のかなぁ

102 名前:(○口○*)さん:07/10/16 18:48 ID:3dPPrAQg0
レス増えてる気がして久しぶりに覗いてみたらどっちも面白かった
読み終わるのはすぐだけど、書くのにはどのくらい時間かかるものなんだろう

続きに期待ー

103 名前:(○口○*)さん:07/10/16 21:35 ID:Vy4yLU5n0
ホント読むのは一瞬なんだよなぁ。
どれも面白かったです。続きがあればうれしいなぁ

104 名前:(○口○*)さん:07/10/18 01:07 ID:20SS3TaS0
停滞してるようだから一発行くかと思ったら
ID:sKx1AW0JOの素晴らしい作品が…
ROの世界に迷い込んだ感じがとてもいい!
続編希望


とりあえず俺も書いてみたので暇潰しにでも。
2話完結、続きは明日。
文章がド下手なのは許してくれ。

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0150.txt

105 名前:(○口○*)さん:07/10/18 01:31 ID:l7YJBAeW0
久々の投下だー。

二人の掛け合いとか、なかなか楽しいですね。
ちょこっとしんみりするところもあるし。

後編が楽しみー。

106 名前:(○口○*)さん:07/10/18 13:55 ID:DYUOwI3r0
以前ROの世界に旅立たれた方かな?!
そうだったら、お帰りなさい!

どの作品も面白かった!
久しぶりに覗いて良かったーw

107 名前:>>104:07/10/19 01:45 ID:A0UkQIFp0
その2
ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0151.txt

もっと表現力が欲しいぜorz


>>105-106
感想マジ感謝
こんなのでも読んでくれる人がいて、しかも感想貰えるなんて
本当嬉しいもんだね

他の人の作品がもっと読めることを願ってます

108 名前:>>104:07/10/19 01:47 ID:A0UkQIFp0
と言うことで

>>38

109 名前:(○口○*)さん:07/10/19 09:11 ID:wzGk7juf0
目が覚めたらペコ卵だった。



「なんじゃこりゃあああああああああああああああああああああああ!」

「早ク人間ニナリタァァアイ!」

「ココは何処?わたしは・・・そうです、わたしが変なおじさんです!」


などと、よく分からないことを叫び不安と恐怖を誤魔化しつつ、どうにか身動きできないこの状況を打破しようと頭を働かす。

単純に考えるとすれば、さっさと孵化すればいいのだが、手品の如くワン、ツー、スリー・・・「俺、誕生!」とはいかない。
時期というものがあるし、気合で割ったはいいものの未熟な中身がデロりべちゃなんて洒落にならん。

いやいや待て待て……ココはゲームの世界、或いは魔法と剣のステキふぁんたじー。
少なくとも俺が今まで培ってきた常識は通用しないであろう。
というか、卵のクセに叫んだり、広大な砂漠を目の前に呆然としたり、太陽の日差しに焼かれたりといったことを体験している時点で通用していない。

ああ、前の手品の〜という言葉を撤回しなければいけないかもしれない。

ま、兎にも角にも孵化、スキル名でいうなれば変態に挑戦してなければ何も始まらないということだ。
でっきるかな♪でっきるかな♪ハテハテフム〜♪

息を静め、集中する。
そして、丹田に力を込め・・・

「へええええええん、たい!」
バキッ


おお!えらくあっさりと殻が割れたではないか!



足と手(羽?)のとこだけ……

110 名前:(○口○*)さん:07/10/19 09:12 ID:wzGk7juf0
>>109では半分しか姿を見せていなかった太陽も、今では俺の頭上でさんさんと輝いている。


さて、何とも奇妙な孵化をしてしまったわけだが・・・
今の見た目は、卵から足と羽が飛び出た摩訶不思議な格好をしている。
まぁ、あれだよ、いってしまば・・・「ものすごいピッキ」だ。
動き回るのに邪魔にはならないのに加え、案外卵の中が快適なのでそのままにしている。
うへへ、根っからの引き篭もり体質なんです。


砂漠を彷徨っていて気付いたことがある。
砂漠で生きていくすべを知らないということ。
自然界は弱肉強食の世界であり、俺って食物連鎖の下の方じゃね?ということ。
今、とても腹が空いているということ。

なにより、目の前にハンサムな青年ミミズがこれ見よがしに置いてあり、少し遠くで人影がもそもそ動いているということ・・・


っく、そんなエサで俺様が・・・

「クマ――――――!?」


ホップ ステップ ジャンプ かーるいす!!
いろいろないみで おいしそうなエサに とびついたしゅんかん、
わたしの いしきは やみのおくに しずんでいった・・・

ざんねん!!
わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!

111 名前:(○口○*)さん:07/10/20 08:02 ID:1zwFvaqe0
>>104
読みやすくて面白かったYO!
次の作品お待ちしております。

>>109
トンデモ展開を楽しんでたらオチのシャド○ゲイトで吹いたw

112 名前:(○口○*)さん:07/10/22 16:29 ID:P6R3Q8Bk0
とうとうオーラを吹いた俺、原種リーフ。
なのにまだ進化してない。ていうか、俺もそろそろ諦めてきた。

そういえばご主人、この所狩場に通いつめて随分頑張ってた反動か、
今日はドロップ品やカードの販売をするつもりらしい。
時折餌やりに意識が戻ってくるが、基本半放置状態。
つーか看板娘のつもりなのだろうか?

そんな時、近くで轟音が!
うはwwwテロwwwktkrwwww
とりあえず寄ってきたのは応戦するが、ちょwwwセイレンが見えるwww
ヤバい予感を抱えつつ、襲い掛かってきたポポリン倒し終わった瞬間

ぱぱらぱっぱぱ〜♪

後ろを振り返るとオーラ吹いたご主人様が。ちょwwwおまwwww
あ、セイレンがこっち来た。
何故だろう? このセイレン、妙に興奮してる気がするのは。生体スレの見過ぎだろうか。
幸いセイレンに捕まる前に、他PCのおかげで助かったが、その。
最後にセイレン、号泣してた気がするのは……あー、うん。気のせいだろう。そうしよう。
あ、それと経験値調整してたご主人。正直すまんかった。


保守。

113 名前:(○口○*)さん:07/10/22 22:13 ID:5Loxg7wJ0
>>107=>>104

いい感じにまとまりましたね。
ちょっと気になってたところも明らかになってたし。
リリの懐き方が微笑ましい。

...旅立ってしまったか。
たまには戻ってきてー。

>>109-110
なんか、妙に明るくて笑ってしまった。
ある意味予想できた展開で安心した....が、
どうやって前を見ていたのか。

>>112
リーフが進化する日は来るのか。
でも、進化したところで目が覚めて...。イヤ、ナンデモナイ。

114 名前:(○口○*)さん:07/10/24 15:35 ID:Cr4sQvTI0
>104
自キャラが、リリと同じハイプリな上に名前も外見も同じだったので、思わず吹き出してしまいました。
面白かったです。また違う話も読んでみたいな

115 名前:前スレ219:07/10/25 02:17 ID:OHCr/yDC0
生存報告ついでにちょっとだけ投下。

――『Striker』。

主にネタキャラで遊んでいて、GvGに縁のなかった俺ですら聞く名だ。

構成員は全て歴戦の高レベル転生者のみ。
複数の神器を所有し、ボスカードの所有率も高いという。
このギルドが参戦したのは新ワールド設立に当たって移住が行われた後、最初のGvGだった。
人の数も少なく、同盟もほとんどない世界において正しく圧倒的な単体ギルド。
そのギルドは『女帝』を除き全て対人戦において有名なプレイヤーで占められていたのだ。
ある者は大手ギルドで、ある者はレーサーギルドで、さらにある者は傭兵として。
皆GvGにおいて所謂プレイスキルの高い者達だった。
そんな者達がワールド移住と共に突然、レアアイテムを手土産として集った『Striker』。
当然、人々の興味や悪意も集まる。
様々な噂が人々の間を飛び交い、陥れようとする悪評が叩きつけられようともそのギルドは物ともせず、勝ち続けた。
そして、それを維持する『女帝』――リンクス。
彼女についてはほとんど謎といっていい。
せいぜい分かっているのは女のハイプリーストであること。
しかし、『Striker』を率いる彼女は間違いなく、有能だった。

116 名前:(○口○*)さん:07/10/25 02:19 ID:OHCr/yDC0
「そう。彼女達はその力でこの街を完全に制圧したの」

なるほど。
あるいは彼女達ならば。
だが。

「――それを」

信じるには、あまりにも出来すぎていた。
あの狂気を目の当たりにして疑心暗鬼の塊となった俺には到底――

「ぐ……モォォオオオオオオオオニンッ、ロリータ!!!」

ばあん。
突如扉が開けられる。
二人目の訪問者は――間違いなく、変態だった。


お久しぶりです、変態です。
うpろだに上げるには余りにも短すぎてスレに落とさせていただきましたorz
次回からは5KB以上は書き溜めてうpするようにします('A`;)
いい加減衝動的に書く癖直せ俺。

117 名前:(○口○*)さん:07/10/25 02:55 ID:ZWmX1ySR0
いろいろ作品読んでついつい自分も感化され、小説書いてみました。
勇気を出して投下です!
初投下って恐ろしく緊張しますな。

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0153.txt


長編です…。
向こうの世界に旅立つ前に完結できたらいいなと
淡い期待を胸にぼちぼち書いていこうかと思います。

118 名前:(○口○*)さん:07/10/25 02:57 ID:ZWmX1ySR0
さ、sage忘れてしまった…!! /(^o^)\

119 名前:(○口○*)さん:07/10/26 06:34 ID:ZDTVgS2AO
みんなのどの話も勢いがいいなw
続きが非常に楽しみっ

120 名前:101の続きです:07/10/27 00:54 ID:1TCKcBSQO
目が覚めた。
半開きの瞳で取り敢えず手を見る。装着したままのグローブ。
うん、どうやらまだセシルのままらしい。
この世界に来た時もだが、我ながら何故こうも冷静でいられるんだろう。
…ところで、この後頭部の柔らかい感覚はなんだろう?
それに視界に入ってきた赤い曲面、自分の物ではない金髪…
「!!!!!」
慌てて跳ね起きる。
「あら、起きちゃった?」
「お、起きたも何もマーガレッタ、いつの間に膝枕なんてっ!!」
流石に俺でも動揺するわコレ。
「…って、何赤くなってんの? セシルらしくもない」
「らしくって…確かにあたしはセシルだけど、
中身は本物のセシルとは違うんだからー;」
「ああ、そう言えばそうだったわね。でも貴方って彼女自身と全然違和感無いわよ?
一緒にいてもカトリーヌが話してたのが本当なのか疑いたくなる時があるもん」
…これ、褒められてんのか? 確かにRPは多少得意だけど…
出来るモンなら本物のセシルに逢って確認したいところだ。
「あれ?」
ふと疑問が沸いた。と言うか、本来最初に抱くべき疑問かもしれないが、
「ねぇ、今って本当のセシルはどうしてるの?」
「ほえ?」

121 名前:(○口○*)さん:07/10/27 00:57 ID:1TCKcBSQO
現在、彼女の身体に俺の魂が宿っているとなると、
彼女自身の魂は何処で何をしているんだろう?
仮に消滅してたら今後俺は永遠にこのままって事になってしまう。
…そう考えると結構重大な問題じゃないか?
「うーん…私じゃ分かんないなぁ。
異世界からの精神が憑依なんて、この研究所でも前例がないから…;」
「そりゃそうよね…とは言え、何か手がかりとかないかなぁ。
この世界に不満は無いけど、ずっとこのままはやっぱり問題あるし」
神妙な面持ちで呟いたが、それでどうにかなる訳でもない。
「…ちょっと気分転換にフロア巡ってくるわ」
俺はコンポジットボウを手に取り、冒険者が徘徊してるだろう空間へと発った…

…次の瞬間、強烈な立ちくらみに襲われた。

何が起きたのか最初は理解出来なかった。
まず喧騒。次に視界に飛び込んできたのは大量のモンスター。
それも生息地や強さ無関係、さながらモンスターの見本市…
そしてそいつらと必死に戦う大勢の冒険者。
よく見ると、向こう側にプロンテラで見た事がある城壁があった。
「うはwwwwwまたDOPwwwww」
急に聞こえた声に振り向くと、そこには折れた枝を手にニヤついた騎士…

…把握した。
コイツ…テロやらかしたな!?

122 名前:(○口○*)さん:07/10/27 01:04 ID:1TCKcBSQO
「アローシャワー!! ダブルストレイフィング!!」
ありったけの怒りを込めて俺は矢を至近距離からぶちこんだ。
頭の悪い表情のまま倒れる騎士。
「ったく、ざけんじゃねぇ!!」
思わず男言葉に戻ってしまう。こういう奴がいるから腹立つんだよ…
あーあーあー、ノービスや1次職がどんどん倒れてく。南無ー。
…でも俺、今はこの大量のモンスター、倒しちゃマズイんだよなぁ…
「あれ、セシルじゃんか! お前も召喚されちまったのか!?」
聞き覚えのある声に振り向くと、ツーハンドアックスを構えたハワードがいた。
「…どうやらそうみたいね。
だけど…元冒険者としては、参戦するのも気が引けるなぁ;」
「おいおい、んなシケた面すんなよ。
来ちまったもんはしょうがねぇ、暴れるしかねーんだからさ!」
不敵な笑みを浮かべると、ハワードはハンマーフォールを豪快に放った。
…どうやら、今はいちいち考えこまない方がいいのかもしれない…
「チャージアロー!!」
半ば開き直りの意味も込めて、俺は声を上げた。

123 名前:(○口○*)さん:07/10/27 01:10 ID:1TCKcBSQO
「う〜〜〜〜〜…」
撫然とした顔でテーブルに顎を乗せる。
「まぁまぁ; 気持ちは分かるけどそうカリカリしないで…」
カトリーヌが苦笑しながら俺の頭をナデナデ。
「別にさ、あたしだって立場上冒険者を殺すのに抵抗は無いわよ。
でもああいう行為に駆り出されるのはいい迷惑だわ!」
臨時広場のテロでデスペナ。RO歴の浅い俺でもその煩わしさは経験済みだ。
しかしまさか自分が加害者側になるとは…
「あの場に知り合いが居なかっただけでもマシだと思うしかないかな…」
俺が所属しているギルドにもレベル98が2人いるけど、
流石に彼らにデスペナ1Mご贈呈、なんて事態になったら夢見の悪い事この上ない。
この研究所で正々堂々と戦うというのならまだしも…はぁ。
重たい溜息一つ。
「あー…今日はもう動く気起きない…」
「大変ね、冒険者からモンスターへの転身ってのも」
…それ、転身って言うのか?

124 名前:(○口○*)さん:07/10/27 01:22 ID:1TCKcBSQO
なんか予想外に褒められてしまったので続けてみました。


当方ネカフェプレイヤーなので携帯からの投下です。
しかも前回は眠れない頭で推敲もロクにせず思いつきを勢いで書いたという始末;
皆さんが投下してる作品がしっかりした出来で楽しい物ばかりなので
こんないい加減な代物にも関わらず楽しんでくれた方々には赤面で土下座モノですorz


またそのうち続き書いてみます。

125 名前:(○口○*)さん:07/10/27 08:35 ID:9nH4nuSA0
発想が面白いです(゚∀゚)
続き期待してます

126 名前:(○口○*)さん:07/10/27 14:15 ID:ufEjazMhO
後半は発想の勝利だよな なんかニヤニヤしちゃたわ

127 名前:117:07/10/28 00:12 ID:VDXBR8CH0
冒険者とセシルの狭間の悶々間が面白かったです。
続き期待してますー


ということで第2話投下。
状況説明っぽい文章で上手くまとまらずorz
キャラがどんどん増えていく…
少しでも楽しんでくれたら幸いです

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0154.txt

128 名前:(○口○*)さん:07/11/01 06:58 ID:ZE4RLLke0
新作をwktkしながら待ちつつ保守

129 名前:117:07/11/01 19:00 ID:7HPORYFU0
第3話投下です。
テロの内容はあっさりめ。話も短め。
姐さんキャラはお気に入りなので、いずれ彼女主体の話も書いて見たい今日この頃


ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0155.txt

130 名前:(○口○*)さん:07/11/05 15:25 ID:sdH75TKSO
ちと時間たってるので保守!保守!

131 名前:(○口○*)さん:07/11/08 00:03 ID:7fHLsNtN0
>>120-124
mob側の話というのもなかなかに楽しいですね。
ニヤニヤしてしまう。

>>127,129
3話の1セル移動に笑ってしまった。
シリアス話なのにっ!!

ノビさん、どうなっていくんだろう。
ドキドキしつつ続きを楽しみにしてます。

132 名前:117:07/11/08 22:17 ID:az6Tjiy+0
なんとか第4話目投下。
因みに出てくるギルドは架空の代物です。


>>131
感想頂き有り難うございます。
自分の書いた話に感想もらうとこんなにニヤニヤしてしまうものなのですね。
シリアス前提ですが、
ちょっとした息抜きみたいなことをいれることをスタンスに頑張ろうと思います。


ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0157.txt

133 名前:目が覚めたらケミ子:07/11/11 00:23 ID:Hput/3410
今日もいい天気。
のんきに昼寝していたポリンに、イタズラでプラントを頭に生やしてあげました。
よろこんでくれるといいなぁ・・・


落ちそうなので援護保守。

134 名前:117:07/11/11 06:18 ID:67SGtqH10
5話目投下しますー。
とりあえず区切り目、章分けするとしたら第1章という感じです。
なんとなく中2病発動っぽい話で_l ̄l○
6話目からようやくノビさん戦闘開始です。遅すぎです。
ちなみにVITは高ければ高いほどビルダー系マキシマムボディになっていきます。
Gvはきっとムキムキな方々が熱いバトルを繰り広げているのでしょう。


ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0158.txt

135 名前:(○口○*)さん:07/11/12 00:56 ID:D5R5OPhD0
保守(-ω-)
ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0160.txt

136 名前:(○口○*)さん:07/11/12 00:57 ID:D5R5OPhD0
ageちゃってごめんなさい。・゚・(ノД`)・゚・。

137 名前:(○口○*)さん:07/11/12 01:10 ID:D5R5OPhD0
さらに致命的な誤字を発見したので…うわぁああん。・゚・(ノД`)・゚・。
ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0161.txt

138 名前:(○口○*)さん:07/11/12 02:55 ID:3pcfz3FYO
>>134
少しずつ話が動き始めてますね(・ω・)/
ノビさんの今後が楽しみっ

>>137
呼んでいてニヤニヤできるとこがいくつかw
そして、おかえりなさい〜

139 名前:(○口○*)さん:07/11/12 05:37 ID:1w3G8PJx0
目が覚めたら目の前に全裸のハワード様が

140 名前:(○口○*)さん:07/11/12 11:01 ID:dX+OI9osO
>>134
段々wktkが加速してきましたね。
自分も1セルには吹いたw
>>137
このスレ発見当初に一気に読みました。
実は密かに続き期待してます…


さて、自分も123の続きでも投下をば…
ごめんねおかあさん相変わらず携帯からでごめんね

141 名前:(○口○*)さん:07/11/12 11:03 ID:dX+OI9osO
その日の晩は寝つくのに少し時間がかかった。
プロ南の広場を見たせいで、冒険者側でプレイしていた頃を思い出したからだろうか。
俺を拾ってくれたギルマスや皆は元気かな…ってか、この数日顔出してないから心配されてるかも…
そう考えると少しだけ寂しさが込みあげる。
RO始めて間もない頃に拾われて、アドバイスを受けながら
支援プリとかGXクルセ、FCASセージ…いろんなキャラ作ってあちこち狩りに行ったなぁ。
…ほんの数日前の話なのに、なんか随分昔の事に思えるのはどうしてだろう…
「…っ」
不意に目頭が熱くなるのを感じて、俺は毛布を頭まで被った。

翌朝。
「ふ、あぁ〜あ…;」
どうにも寝付きが悪かったせいか、なかなか意識が冴えない。
「どうしたの? 目がすごく疲れてるわよ?」
「ん…大した事じゃないから」
心配そうな表情で声をかけてくれたカトリーヌになんとか作り笑いを返すが、
「そろそろ一週間になるものね。
昨日はあんな事もあったし、不安になり始めてるんじゃないの?」
「…やっぱり分かっちゃうか」

142 名前:(○口○*)さん:07/11/12 11:05 ID:dX+OI9osO
どちらかと言えば現実に帰れない事よりも、昨夜思い出した事の方が原因だと思う。
「別に今が不満って程じゃないけどね。
やっぱり…知ってる友達に堂々と会えないのは少し…ね」
「そうね。私達は最初からこの場所にいるから気にならないけど、
貴方には大事な問題だものね」
「…でもさカトリ、貴方だって心配じゃないの?」
「え?」
「そろそろ本当のセシルに会いたい頃だったりしない?」
彼女が俺の内心を慮ってくれるのは嬉しいが、同時に俺としても気がかりなのがこれ。
無論俺自身に関わる事なのもあるが、彼女だってそういう感情があってもおかしくない。
「あたしは…完全な彼女自身にはなりきれないからね。
皆が理解してくれてるからこうして過ごしていられるけど、
歪められた事実の一片だって事は変えられないから…さ」
「…優しいんだね。
自分の事態を受け止めてるのにそんな言葉が出てくるなんて」
不意にカトリーヌが俺の手を握ってきた。見ると、彼女の理知的な瞳が僅かに潤んでいる。
「不安なのはお互い様かもね…
必ず、全てを元に戻す方法、見つけなきゃね」
改めて決意を込めるように、俺は言った。

…ところが、事態は思わぬ形で急変する事となる。

143 名前:(○口○*)さん:07/11/12 11:07 ID:dX+OI9osO
月曜の深夜。
時計の針は12を過ぎ、研究所の中も静かになってくる頃合。
俺は深夜の巡回にフロアを歩いていた。
「夜が明ければ火曜か…
現実だとメンテナンスだけど、こっちだとどうなるんだろう?」
そんな疑問も頭に浮かぶ。
「もしメンテでこの空間が停止するなら、そこに元の世界に戻る手がかりとかあるかな…」
などと考えていた時、遠くから気配が近づいてくるのを感じた。
今の俺は高レベルのスナイパーな分、察知能力も非常に研ぎ澄まされている。
だが、気配の接近と裏腹に足音は近づいて来ない。という事はアサシンか…
用心しつつ矢を手に取った瞬間。
「…セシル…俺だ」
「なんだ、エレメスか」
考えてみればアサシンが足音だけ消して気配はそのままというのも変な話である。
「どうしたの? この時間は2階に下りてた筈だけど」
「…その事なんだが…ちょっと来てくれないか」
「へ?」
「…説明するのが難しいが…とにかく、お前に来てもらわないと…話が始まらないらしくてな」
エレメスがこうも言葉の歯切れが悪いとは珍しい。
この一週間の生体生活で彼がこんな複雑な表情を俺に見せるのは初めてだ。

144 名前:(○口○*)さん:07/11/12 11:09 ID:dX+OI9osO
「分かったわ、あたしがどう役に立つかは分かんないけど」
2階への階段へと歩き出した時、エレメスが追いかけて来ながら更に言葉を濁した。
「…いや…役に立つとか…そういう問題じゃなくて…」
???
「どーしたって言うの、あんたらしくないわね?」
「…まあ…階段を降りれば…分かると思う」
何なんだろう、非常事態には特に強いはずのエレメスが本気で困ってる。
しかも俺が行く必要のあるトラブルって…
?エモを(気分的に)連発させながら俺は階段を降りた。

「来たーっ!!」
突然の大声に思わず肩をすくめてしまった。
何だ今のは? ダンサーのスクリームじゃなさそうだが。
「ここ!足元!!」
そう言われて下を見ると。
そこには一人の♀プリが倒れていた。
「よかったー、会う事が出来たよー;」
は?
なんで死んでる…って言うか倒れてるプリが俺に会って安心するんだ?;
頭が混乱し始めるのを抑えて、俺はその♀プリを見やった。
…なんだろう。前に一度このプリに会ったような気がする。
別段変わり映えの無いスリット入りの法衣はいいとして、
髪は青いストレートのロング、地面に転がってる看護帽。
恐らくは彼女の装備品と思われるアークワンドに店売りっぽいバックラーも傍に落ちて…

「あ━━━━━━━━━━っ!!!!!!!!!!」

絶叫。

「お、お、お…お前、まさか…俺の1stの支援プリか!?」

145 名前:(○口○*)さん:07/11/12 11:13 ID:dX+OI9osO
今回はここまで。
次辺りで一段落つきそうです。

しかし…勢いで書き始めた話だから設定背景とか何も考えてないなー;
…ま、なんとかなるか(おいこら

146 名前:(○口○*)さん:07/11/12 11:32 ID:cugN2VkW0
なんという新展開。wktkが止まらない。

147 名前:7スレ94:07/11/13 01:17 ID:gPKrYoQe0
♪マシュー、ニーナのおまけコーナー♪
マシュー「(・ω・`)」
ニーナ「…」
マシュー「(・ω・`)」
ニーナ「…ごめんね、>>137で作者が職業間違えててごめんね;;」

↓というわけで(?)誰も気にしてないとは思いますが一応137の修正版…。
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そして久々の本編(´・ω・)っその21
ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0163.txt

148 名前:(○口○*)さん:07/11/15 14:12 ID:GMXYkfpw0
俺、未進化原種リーフ。この度ご主人が転生する為に長期安息に入る事になったらしい。
安息で眠り夢を見る事は、今までの何度かあった。しかし目覚めは、いつもROだった。
おそらく長期になるであろう今度の安息、次に目が覚めたらどうなるのだろうか?

うむ、予想の斜め上だった。
夢を見たら現実だった。
何を言っているかわからねーと思うが(ry
夢の中で俺はリアル俺になっていた。なんつー説明だ、わけわかんねぇ。
これはパラレルワールドとかいうものなのだろうか?

ところでこの夢の中のリアル俺、やはりROをやっている。
寝落ちしたのだろうか、PCはつけっぱなしで懐かしのログイン画面が目に入った。
俺は男垢メインで、クルセ、アサシン、モンクが居たはず。後はスロット埋め用ノビだったんだよな。
そんな事を思い出しながらログインしてキャラセレ画面を見ると、ノビだった所に何か見慣れぬ姿が……。
うん。商人だよな。確かに露店出せなくて不便だったからな。露店商人作るのは間違いじゃないよな。
だけど何でこげ茶色になってんだよおおおおおお!!
とっさに名前を確認すれば、見覚えのある名前。
ちくしょう、あのご主人がパラレルワールドの俺だってのかよ……_| ̄|○


保守

149 名前:(○口○*)さん:07/11/16 10:19 ID:1vOMqTAl0
つまりロリコン乙

150 名前:(○口○*)さん:07/11/18 18:47 ID:lCfGxlyN0
うん、なんかすまんかった保守

151 名前:117:07/11/19 02:47 ID:2c+OUYyL0
しばらくパソコンつなげれなかった間にこんなにも作品がっ!

>>137 
おかえりなさいませー
今後どうなるんだろうと気になっていたので嬉しい限りです。

>>141
いきなりの新展開にどきどきです。
続きが酷く気になるっ!


時間をあけてようやく6話目投下です。
とりあえず、ノビ初戦闘…と言えるのでしょうか?
この間、初めて公式のフラッシュゲームがある事に気が付きました。
でもあれって初心者用のチュートリアルには向いてないと思う。


ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0164.txt

152 名前:(○口○*)さん:07/11/22 08:15 ID:KqKicVvQ0
そろそろ危険なのでほしゅ。

153 名前:(○口○*)さん:07/11/24 00:51 ID:MhfGQqCZ0
ほしゅ

154 名前:117:07/11/24 14:41 ID:AeTafYBk0
7話目投下ー
略語とかで慣れてくると本当のスキル名とか忘れて困ります。
あと敵データとか。デビリンがあんなにMdef高かったのはしらなかった…


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155 名前:(○口○*)さん:07/11/26 10:57 ID:yzY4zj8p0
やべぇ続きが気になる。
楽しみに待ってるけど、じっくり仕上げてくださいな。

156 名前:(○口○*)さん:07/11/28 11:23 ID:o2T4Abyv0
目が覚めたら俺はウィスパーだった
あれ、耳毛生やしたアサシンがカタール構えてこっちに向かってる

157 名前:(○口○*)さん:07/11/29 22:52 ID:M3/f6YRg0
目が覚めたら、カプラ嬢になっていた。
動きたくても動けねー!
24時間休む間もなく、四次元ポk・・・いや、倉庫を開けなくちゃならねぇ!

いい加減休ませてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!

・・・ん?
突如、目の前に馬!?
どうやらテロらしく、次々と現れるmob達。
ひぃ、お助け〜・・・・・


      ― サーバーとの接続がキャンセルされました ―
                       
                 下がりすぎ 保守揚 ) ○o。('Д`*)

158 名前:(○口○*)さん:07/12/01 22:26 ID:cuywwbsg0
目が覚めたら、なんか瓶の中にはいっていた。
薄暗くてよく分からないけど、なんかすごい揺れてる、
どこかに運ばれてるんだろうか・・・

あっ外から声が聞こえる。
「ちょっ本横湧きww」
そのとたん明るくなってマジ娘さんが見えたかと思ったら、
口がちかづいてきて・・・
えっそんないきなり・・・

ゴクゴクゴク

飲まれて俺の冒険は終わってしまった。

目がさめたら白ポだった。

159 名前:(○口○*)さん:07/12/02 17:58 ID:/HGcoXp10
あまりの寒さに私は目を覚ます。
「え?ここってルティエ…?」
いつも私はパンダ帽狙いでここにこもっていた。
だからだろう、見たことある景色だったのだ。
「それにしても…なんか目線が高いような…;」
「俺のたれ猫が喋ってるーーー!?」
下からなにやら悲鳴のような声が…ってたれ猫ってしゃべるんだ?
急に視界が激しく動いたと思ったらYシャツジーパン、BSの服装の少年が目の前にいた。
って、私のPCじゃないか。


目が覚めたら自キャラの頭装備だった。〜続く…かな?〜
ちなみに灰色たれ猫です。

160 名前:(○口○*)さん:07/12/02 22:50 ID:sF3l5TTq0
>>158
保守ってつけるのわすれてた。。。

161 名前:117:07/12/02 23:08 ID:BP/8L5tv0
なんとか8話目投下。
書いているうちに(自分の中の)分岐点が大量に出てきて困った。
没ストーリーもいくつか…
ということで、ノビさん卒業と同時にプリさんが捨てられてしまいました。


ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0166.txt

162 名前:(○口○*)さん:07/12/03 10:19 ID:RcslZ6br0
このスレ今日みつけてそのまま117氏の作品通し読み。
超GJです、続きワクテカ。

163 名前:117:07/12/04 23:21 ID:UwMzJO+l0
ついつい調子に乗って9話目投下です。
元ノビ、現テコ娘さんは今回一切出てきません。
戦闘シーンは書くのは結構好きです。

そして今回、結構グロっぽい表現もあるかもしれないので、
苦手な人もいるかと思い、ある程度規制してみました。


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流血とかおkな方はこちらから(こちらが本筋ですが)

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0168.txt
流血とか苦手な人はこちらの方でお願いします。
多分、話はちゃんと繋がっているはず…!

164 名前:(○口○*)さん:07/12/05 11:24 ID:ogD4Pl8x0
流血有りと無しのテンションの違いに吹いた
シリアスもギャグもホイホイかいてしまう117さんにゾッコン!

165 名前:(○口○*)さん:07/12/06 12:27 ID:LgDMnGXE0
117氏のセンスに脱帽
流血無し話にマジ吹いた

166 名前:117:07/12/06 20:25 ID:HdKQGJWd0
どうやら最近ネタの神様降臨しているようで、早々10話目投下です。
ケミの人のキャラが良いように立ってくれて
実はこいつが黒幕なんじゃ?なそんな良い感じになってくれてます。
因みに脳内鯖相場は+9ハイレベ靴100M近辺のつもりです。

>>164,165
そう言ってくれると改変した甲斐があるというもの…!
ありがとうございます。
だけどね、お母さん逆毛語きらいじゃないけど
苦手で上手く表現できなくてごめんね。
改めて見たら、もうちょっとやりようがあったんじゃないかとか思っちゃってごめんね。


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167 名前:(○口○*)さん:07/12/09 22:28 ID:uskAm5SB0
このスレ定期的に落ちるNE☆(^ω^)
というわけでほす

168 名前:>>104:07/12/10 00:08 ID:RQdxnDE/0
>>166
いつも楽しみに読ませて貰ってます
登場人物の気持ちの変化とか読んでてとても面白い

169 名前:(○口○*)さん:07/12/10 00:08 ID:RQdxnDE/0
名前欄 /(^o^)\

170 名前:(○口○*)さん:07/12/13 12:21 ID:9hapLeQDO
、、、、、
ミ・д・ミ <ホッシュ!
""""
俺も文才が欲しいぜ…

171 名前:(○口○*)さん:07/12/13 21:37 ID:hpOje12r0
なくても俺は書いてみてるぜ

全然進まないけどな!

172 名前:(○口○*)さん:07/12/14 22:59 ID:moz1Likq0
監禁三日目。
狩れども狩れども、終わらない。
空腹で目が回ってきた。白ポとHSPで誤魔化せたのも二日目までだ。
狩れども狩れども、泥団子と団子虫の皮しか手に入らない。
空きっ腹に白ポが染みる。
泥団子が肉の塊に見えてきた。つい口に入れてしまって吐いた。
腹が減った。なのにまだ矢が尽きない。
そういえば虫は食べられるらしい。だけど生では嫌だ。
だけど火がない。石炭はあるのに火がない。マッチもない。
そうだ、クレイモアで焼こう。

虫の皮は爆発で粉々に吹っ飛んだ。
よかった、これでゲテモノを食わずに済む。
涙の代わりに泣きエモが出た。
空腹すぎて腹が痛い。
矢筒がまだある。なくなるまで帰れない。
泣きエモが止まらない。

ごめんなさい。
もう羊をネグレクトしたりしません、ごめんなさい。
許してくださいごめんなさいごめんなさい。

173 名前:(○口○*)さん:07/12/15 12:53 ID:CFl8qAd30
3日も持つほど白ポを搭載なんて、どんだけSTRあるんですかw

174 名前:(○口○*)さん:07/12/15 16:10 ID:K+c9rd920
すまない。
HSPが切れて以降、時間感覚が麻痺しているみたいだ。
ひょっとしたら、まだ半日も経っていないのかもしれない。

白ポがない。座る暇もない。
そろそろ駄目らしい。
みんな、ありがとう。
ありがとう、ありがとう。

さようなら。

175 名前:(○口○*)さん:07/12/17 20:29 ID:z7RvxmiY0
保守

176 名前:117:07/12/17 22:25 ID:YOGoCseT0
しばらくパソコンのないっぽい環境にいた為、ようやく11話投下します。
ついでに新キャラも出てしまいました。
あぷろだのコメントをコピペする癖があるため、
時折ナンバーが重複してますが気が付かないフリをしてください_l ̄l○
…こういうミスが多くて困る…


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177 名前:117:07/12/17 22:41 ID:YOGoCseT0
アイテム名と名前の間違い発見_l ̄l○
修正版です・゚・(ノД`)・゚・

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0172.txt

178 名前:(○口○*)さん:07/12/19 07:20 ID:cpSyh3SF0
やあ皆の衆。
おいしい魚って本当においしいんだな。

179 名前:(○口○*)さん:07/12/21 12:14 ID:kEnS3UAT0
hoshu

180 名前:(○口○*)さん:07/12/22 11:05 ID:4VuvO2ra0
このスレ見てる人やっぱり少ないのかな(´・ω・`)

181 名前:(○口○*)さん:07/12/22 21:37 ID:lO+6TCzw0
見てる人はそれなりにいると思うけど、ぶっちゃけネタも出尽くした感があり、
ほとんどSS頼みですわ

182 名前:(○口○*)さん:07/12/24 00:04 ID:9sxB9utU0
ちょっとした思いつきで、季節物っぽいのを書いてみた
>>117さんの繋ぎにでも、暇潰しに読んでくれたらと思います



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183 名前:(○口○*)さん:07/12/24 16:50 ID:CduFn+0PO
>>182
俺バイト帰り一人のクリスマス…
切ない話だな

184 名前:117:07/12/26 23:43 ID:ZlVtdHAN0
>>182
新作、しかもX'mas物〜と浮かれ読んだら、あまりの切なさにホロリ。
ハイプリさんのいたいけなところにじんと来ました。


そして季節感など全く無く、12話目投下です。
ラフレシアマップでアクエンや何故かいたエルダーによって
散々死に戻りしたのは良い思い出…


ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0174.txt

185 名前:(○口○*)さん:07/12/29 03:18 ID:JMXdjeHv0
>>182
・・・うちの2PC支援用素プリがまさに同じような扱いだった訳だが・・・

186 名前:(○口○*)さん:08/01/01 23:23 ID:aPFRa+zR0
ほしゅ

187 名前:(○口○*)さん:08/01/04 19:41 ID:k1LPWtDY0
よう皆の衆。
いくら歩いても街に出ない森に迷い込んだらしいんだ。指示をくれ。

188 名前:(○口○*)さん:08/01/04 22:52 ID:cqtUOd+h0
>>187
山の中の深い森ならひたすら登れ。そのうち門が見えるはずだ。
平地でどことなく道があるような森なら南へ。木がまばらになってきたら東だ。
南国風のトロピカルな森なら水場を避けて南。海の匂いがしたら勝ち。
南国で尚且つ木の足場があれば只管北へ。ウータン無理なら諦めろ。
枯れ木がやたら多い森だったらマジ無理だから諦めろ。

ところで今殺風景な山の中なんだが、ここは寒いな。草は枯れてるし風も強い。
とりあえず登って上から景色確かめた方がいいのかもしれんが敵の気配がそこかしこに・・・

189 名前:(○口○*)さん:08/01/04 23:05 ID:cqtUOd+h0
追伸。

海まで出ても浜には降りるなよ。遠くに高台が見えたら物陰に隠れながら砂漠を南だ。
ここに挙げた以外の場所だと絞り切れないからもうちょい説明頼む。

とりあえず俺はとにかく山を降りることにしたよ。超ダッシュで。
何か隠れてるみたいだし、えっちらおっちら登りながら逃げれる気がしねぇ。

190 名前:(○口○*)さん:08/01/05 11:05 ID:L8CZZaJ/0
>>187
どんなに歩いて出られなさそうならソコは「迷いの森」だと思う
いわゆるプロ北。現在地が1層なら2層に抜けたところで誰かが通るのを待てばいい

もし3層なら…ボス狩りに轢かれないよう気を付けるんだ

191 名前:(○口○*)さん:08/01/05 23:45 ID:CiaX3YzY0
>>189
そこは結構やばいんじゃないのか・・・遠くに学院が見えるならとにかくそっちに向かうんだ。
敷地に入ったらとにかく河に出るまで南な。河まで着いたら東に行けばおk。
遠くに峡谷が見えるなら行けるとこまで降りてぶつかったら西。峡谷には行くなよ・・・

ところで森の人は大丈夫か?

192 名前:(○口○*)さん:08/01/06 23:24 ID:vTh92AdM0
>>191
とりあえず登ってみたら開けた場所に吊り橋渡って開けた場所に出たんだ。
ギオペがいっぱいいたんでミョルニルだって事は分かったぞ。
でもアルデバランに着くどころかミストレスに追っかけられて慌てて逃げてきたとこだよ。
登る方向間違えたのか・・・?ミョルニル広いしこの辺知らないから
どっち行けばいいかさっぱり分からん・・・

>>188
お互いなんかマニアックなところで迷ってるな・・・

193 名前:(○口○*)さん:08/01/07 01:35 ID:nW0g5FGF0
感想ありがとう
色々書いてもらえるととても嬉しいね


>>183
俺は勿論クリスマスは用事があると嘘をついてログインしませんでした
子供の飲むシャンパンもどきを飲んでたぜ

>>184
皆の成長していく様子がつぶさに分かって面白い
文章うまいよなあとちょっと嫉妬…
続き期待してます!

>>185
2PC支援できると便利だけど、使い捨てみたいになってるような気がして…

>>192
近くにギオペ様を狩っているマジ子が必ずいるはずだ!

194 名前:(○口○*)さん:08/01/08 19:15 ID:mQsmwU2p0
よう皆の衆。187だ。
鎌持った巨大なヤギを見たときはマジで死を覚悟したぜ。
結局通りすがりの♀まーちゃんに道案内してもらってプロらしい場所に着いたんだが…
ちまっこいくせにでかい斧担いで物凄いスピードで歩くんだ、その子。
アレはどんな原理なんだ…?

195 名前:(○口○*)さん:08/01/09 23:32 ID:IwDmuHl50
助けてくれ。
目が覚めたら、目隠し・猿轡・手錠足枷をされて、全く動けない状態になっていた。
幸い、耳は自由なようなので、周りの様子は伝えられそうだ。

水のようなものが滴る音が聞こえる
時折、羽ばたく音が聞こえる。羽ばたき音からして、飛んでるものは小さそうだ。
極まれに、ネズミらしき鳴き声が聞こえる。
周りを、何かが這い回る音も聞こえる。

こんな感じか…。もう何時間この調子だかわかったもんじゃない。時間間隔がないんだ。
腹が減って仕方が無い。誰か見つけ出してくれ…

196 名前:(○口○*)さん:08/01/10 01:19 ID:HTId2jPDO
這い回る・・・まさかヤツじゃないだろうな。
もしそうなら場所の特定は楽勝だがお前さん・・・台所の悪魔とは戦えるほうか?

197 名前:(○口○*)さん:08/01/10 02:33 ID:ymm9e89f0
>>195
目が覚めたら露天キャラのマッシヴなBSだった俺>>192
訳が分からんからどさくさに紛れて指示を仰いでみたけど結局とにかく下ってみた。
同じくマッシブなドワーフのオッさんが「 殺 ら な い か 」とばかりにこっち見てたが
ガン無視でとにかく駆け下りたらプロ西に出たぜ!

・・・で、>>196よ。もしその這い回ってるのが悪名高きあのあれだったら俺が助けに行ってやるぞ!
俺のことなら心配ない!いかに相手があのあれだろうが真の漢たるものGも素手でビートルジュースだぜ!

198 名前:(○口○*)さん:08/01/10 03:29 ID:s6bGpNBw0
>>196
その通り、奴らは所詮ホルンやビートルと大して変わらん。
だがその後はしっかりと手を消毒して置けよ。

>>195
しかし、もしもそこで時計の音が聞こえるのならば、俺は助けに行く事は出来ない。
流石にあいつらは無理だ。

199 名前:(○口○*)さん:08/01/10 17:04 ID:37BcQ4tR0
117さんの話を読んでてテンション上がり
思わず自分でも書いてみました

書いてて感じた事
俺文才ねぇぇぇぇぇぇぇ
あんだけ本読んでても少しまともに書けないかと。。orz

消そうかとも思いましたがせっかくなので
掲載します

短いのでさっと流し読みでもしてください
続くかは不明・・

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0175.txt

200 名前:(○口○*)さん:08/01/10 20:27 ID:nvSaziTP0
とりあえず食糧積んで要らないものは倉庫に預けてきた。
しかしカプラ倉庫のシステムはびっくりしたぜ。カプラ嬢が連絡とると
ポータルみたいなのから荷物運びの兄ちゃんが出てきて超スピードで積み下ろししてくれるんだな。
カプラの男職員ってこういうとこに居るんだな・・・
とりあえず十分な食糧と>>195を積むだけのカートの容量は確保してきたぜ。

>>194
血斧だろ多分。説明じゃ血を呼び出す恐怖の斧とか書いてるけどあれある意味マジだね。
俺も持ってるんだけど、あれ持つと全身の血が駆け巡る駆け巡る。感覚としてはARみたいなもんだよ。
血が騒いで脚だけアドレナリンラッシュしちまうんだよね。

>>199
人型はなぁ・・・グロいと思うぜ。俺は虫とか植物系から慣れることにしたよ。
サカナとかもいいかもしれね。臭そうだけどな・・・まあ頑張ろうぜ。

201 名前:(○口○*)さん:08/01/10 20:59 ID:4CjkNulq0
やあ皆の衆。とりあえず俺は転職可能なB12/J10のノービスだったらしい。
とりあえず剣も魔法もできそうにないから商人になろうかと思ったんだが、また迷ったみたいなんだ。
さっきから侍みたいなのが竹林の向こうにいるんだが、ここからどう行けばいいんだ?

202 名前:(○口○*)さん:08/01/10 21:06 ID:8azJqsjk0
>>195だ。

周りからは時計の音は聞こえない。
這い回る「何か」は、移動する速度は速いらしい。
また、一定の周期で物凄い存在感の「何か」が現れることも分かった。

195で書き忘れたが、あんな状態だった為に
自分がいったいどんな格好をしているか分からない。
むしろ、性別がどっちなのかすらわからないんだ。

>>201には、生きて帰ってアドバイスをあげたいものだ。

203 名前:(○口○*)さん:08/01/10 21:10 ID:4CjkNulq0
>>200
やっぱり血斧なんだろうか。動きが速すぎてよく見えなかったんだ。

204 名前:(○口○*)さん:08/01/10 21:29 ID:nvSaziTP0
>>201
おま、引き返せ!今すぐ引き返せ!今そこにいるって事はフェイヨンを通ってきたんだろ?
町まで戻ったらとにかく南。ただし海には出るなよーマジで死ぬぞ。
あの森じゃ方角がよく分からんかもしれないが・・・そうだな。丘の間通って開けた場所に出たら引き返せ。
んで東に曲がるんだ。曲がったらとにかく進めば港に着くぞ。

てか、俺が迷った時も山下りたらアクティブ入ってこないようにするためなのか
プロンテラ軍の兵士とか騎士が巡回してたから、その辺もフェイの自警団か
ベルタの騎士団が巡回してるんじゃないか?見つけたら道聞いてみな。

>>202
おお?何かよく分からなくなってきたな。そういや羽音ってのは何だ、虫系?動物系?
しかし「何か」は気になるな・・・絞れるっちゃ絞れるけど俺あんまり強くないぞ・・・

205 名前:(○口○*)さん:08/01/10 21:57 ID:8azJqsjk0
>>204
多分動物系だと思う。
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーンって感じじゃなくばっさばっさという感じ。
ばっさばっさといったけど、羽ばたく音自体はそんなに重い感じじゃなかった

物凄い存在感の「何か」は目隠しの↑からでもまぶしかった

206 名前:(○口○*)さん:08/01/10 22:47 ID:nvSaziTP0
>>205
ふぉおおおおおおおおお助けに来たぞおぉぉおおおおおお!!
「そいつ」がそんな近くにいても無事だったとしたら「そいつ」はアレしかいねぇェェ!!

花の都の上水道!緑の蟲汁飛び散らせ!Gの棲家を水質諸共挫滅轢断ッ!!
暴走カート引っさげて、今まさに俺!参ッ上!!!
唸れ!必殺の!!ドウウゥゥゥウウムスレイヤァァァァアアアア!!11!

>>195ッ!聞こえるか!俺の叫びが聞こえるかッ!?聞こえるなら答えろ!叫べッ!!
デストロイYeahッ!!さぁ一緒にッ!デストロイ イエァァッ!!!(Yeah!!)



・・・・・・・・・



[> 攻撃速度が減少しました


・・・はっ!またやっちまった!?うーわ、もうシャツどころかジーンズまで緑色じゃねぇか・・・
しかもさんざボコられたから薬がもうあまりないな・・・よりによってこんなパワーだけのキャラでこっち来るとは・・・
あー、>>195。俺今真ん中あたりにいるんだけど声聞こえた?方向的にどっちだった?
なんかもうトランス状態でシャウトしてた気がするから多分聞こえただろ・・・あー、喉痛え・・・

207 名前:(○口○*)さん:08/01/10 23:04 ID:8azJqsjk0
ばっちり聞こえたぜ
声が反響しててどっちから聞こえたかはわからんが・・・

もう少しで飯にありつけそうだ

208 名前:(○口○*)さん:08/01/10 23:15 ID:nvSaziTP0
くそ・・・やっぱりか。とりあえず少しフルブーストは自重で冷静に探すとするわ・・・
あれはもう駄目だな。暴れたくなる上にクセになるぜ・・・

209 名前:(○口○*)さん:08/01/10 23:43 ID:nvSaziTP0
・・・おっ、もしかしてあれか・・・?うわぁ・・・
何で緑に襲われないのかと思ったらなるほどな。かがり火の台の上で・・・なんというM字開脚。
下に置かれてても悲惨だけどこれはこれで悲惨だな。まぁいいや下ろすか。よっこらせっと。

カギ開けはできねぇからとりあえず猿轡だけ外して、と。ほら肉食え肉。
あーもー慌てんなバカ、喉詰まらせたか?言わんこっちゃねぇ、ミルクミルク・・・
・・・うぉっ、吹き出すんじゃねぇ!?仰向け気味で飲ませたのがマズかtt
あ、やべミルク落とした


がさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさ


やべええええええ!!>>195が瞬時に真っ黒にっ!?
今助けるぞ、俺のカートを食らええぇぇぇぇえええ!!!


どごびちゃびしゃああああああ


ふう、駆除完了。ってしまった、この状態で轢いたら>>195が蟲汁だらけに!?
やっべやっべアワ吹いてる!しっかりしろ>>195!しっかりしろ!!
・・・こりゃダメだ、急いで戻ろう。蝶だともしもの場合があるから歩くか・・・
4層抜ければ暴れなきゃまぁ安全だし、大丈夫だろ・・・しかし一体何であんな場所で・・・

210 名前:(○口○*)さん:08/01/11 09:29 ID:O3JQicfaO
>>209だ。>>195が目を覚まさないのでカートに積んで外に出たら入り口の警備兵にしょっぴかれた。
まあそりゃそうだよな。マッシヴなゴブリン逆毛が手錠足枷で気絶した人間なんか積んで血斧片手にURYYYYYY!!!とか叫んで爆走してれば・・・
でもお陰で逆に中に入ってった時のこと思い出してもらえてちょっと前に解放されたところだ。
>>195は騎士団で保護されたから大丈夫だろう。俺は疲れたから一服してくるよ。

211 名前:(○口○*)さん:08/01/12 01:30 ID:J+ih2blO0
>>189だけど、言われたとおり学院から河目指したらデーモンパンクがわらわら寄ってきた・・・
あんなルート突破できるくらいならドリラーで苦労してないぞ・・・もう誰も信じねーよ_no
>>204の話聞くとNPCとか見えない一般住人とも話せるみたいだから門番に聞いてみることにした。
やっぱり道は地元の人に聞くのが一番だしな・・・

212 名前:(○口○*)さん:08/01/12 19:08 ID:ZFWWJgiF0
>>195だ。
気がついたら騎士団で寝ていた。生きて帰れて何よりだ。
210には大変感謝している。

騎士団で浴場を借りて体を洗うところで気がついたんだが、
俺はどうやら♀AXになってしまっていたらしい。
自分の体ながら欲情しちまったぜ。

とりあえず体を休めつつ、自粛することにする。
>>199>>201みたいなのが埋もれるのは勿体無いからね。


>>201
商人も戦闘は剣になっちまうんだぜ。
鈍器使いのアコライトになるっていう選択もアリなんじゃないかと思う。

213 名前:(○口○*)さん:08/01/12 20:18 ID:YDrOKVQv0
♀の身体に♂の精神か。
いろいろ大変そうだが頑張ってくれ。

ちなみに俺は♂ケミで安心してる所なんだが、
どうも様子がおかしい。
さっきから衛兵がこちらを覗っている。
周りの人がこちらを避けて通るのが最たるものなんだが、
彼らの視線の先がいつも俺の足元なんだ。
一体全体、何だってんだ。

214 名前:117:08/01/13 01:54 ID:vMeJ+U110
とうとうこのスレも向こうの世界と繋がってしまったのですね。
>>195さんも無事に保護されて何よりです。

>>189さんも無事に町にたどり着けることを祈ってます。

>>213
一瞬亜種バニルかと思ったけど、別にそっちの世界では珍しくないはずだから
なんでしょうね。
私もそちらの世界に行ってしまったら、その時はよしなにー。

ということで13話目投下です。
正直、オーラロードがどれだけジェムを使うのか想像つかない…。
10kでも足りないのかなあ。

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0176.txt

215 名前:(○口○*)さん:08/01/13 15:10 ID:IsRUjzCb0
>>213だ。

>>117 いや、ホム系スキルは持っていない様子なんだ。
SS毎度楽しませてもらってる。帰れたら俺も何か書くかな。

さて、1日歩き回ってここがアルベルタだと分かった。
それはそうと、さっきからカートが重い。
中を覗くと生の肉が一杯あった。
腹が減ったので焼いて食ってみたんだが、なにやら変な臭みがする。
腐ってやがると思って海に捨ててやった。
海に落ちてく肉の中に丸いものやら白いものが見えたような気がした。気のせいか?

それにしても腹が減った。
財布は空だったが、幸運なことに腰に剣が下げてあった。
得物があるので狼でも狩って肉出してくる。

216 名前:(○口○*)さん:08/01/13 16:45 ID:IsRUjzCb0
>>213だ。

狩場に着いたぜ。
なにやら周りから人の気配がするが、俺の他にも狩ってる人がいるんだろうな。

おっと、温厚な狼が間抜けにも俺の前に進み出た。
俺は、剣を鞘から引き抜いて……?

剣に血糊が……べっとりついてる。
いったいこのケミは何をしていたんだ。
あぁ、手が震えてきた。


なんだ?
気のせいか周りの気配が濃くなって……

217 名前:(○口○*)さん:08/01/13 19:44 ID:a2Dno1zP0
皆の衆ごきげんよう。
それぞれ生ROライフを楽しんでいる中、なんとかアルベルタに着いた俺>>201
女性冒険者の遭遇率が高いのは謎だが、侍みたいなのは♀ハイプリさんのMEで消し飛んだ。
暇だから倒しに来たらしく、正直に話したら商人ギルド前まで案内してくれたよ。
それでちょっと聞きたいんだが、
商人試験って一括1000z/分割500z×2だよな?
誓約書に1000000zとか書いてあるぞ? どうなってんだ…?

218 名前:(○口○*)さん:08/01/13 20:16 ID:tfdJ6p0w0
>>213
それなんて大阪。カートの中身と同じ運命を辿らないように祈ってるぜ。いや何のことだか分かりませんが。
いっそのこと放火しまくって敵の獲物を壊してしまえ。山火事になったところで動じるケミじゃなさそうだしな!

>>217
OK落ち着け、落ち着いて地図を見てみるといい。商人ギルドなら町の一番南西だぜ。

・・・なんて人に構ってる場合じゃない俺>>189
学院に向かって歩いてたら夜になっちまってさ。暗くてよく見えないから適当に歩いてたら
どうやらエリーのいた寮に着いてしまったらしい。・・・まあそこまではいいんだ。
問題は件の黒服の連中みたいなのが近くに居るんだよ。
とりあえず茂みで息を潜めてるけど、いつまで経っても居なくならん。
しかも近くにジオの芽みたいなのがあるんだが・・・

219 名前:(○口○*)さん:08/01/13 23:20 ID:vHW62d580
>>213だ。

>>189助言ありがとよ。だがどうも遅かったらしい。
今、首と胴が離れて地面に転がってる。

あの後、数人にフルボッコにされちまってこのザマさ。
どうやら、奴等のGMを拉致ったらしい。
散々、リザキル拷問されまくって身も心もズタズタだ。何も知らねえっての。

まぁ、中に入る前にキャラは選べってことだな。


なんだか、目蓋が重いな。
目の前が白くなってきた。
これで、かえれると、いい、が……

220 名前:(○口○*)さん:08/01/14 00:33 ID:3B6ogR+O0
>>212
どういたしまして。こっちこそこんなとこでインリン様が見れると思わなかったぜ。
ごちそうさん、ゆっくり休んでくれ。

>>218
芽?大丈夫だ落ち着け。そんなもん動きを見せる前に摘んでしまえばいいじゃないか。
そっちの天気はどうだか知らんけど月が出てるから下手に動かない方がいいぞ。

>>219
あんたもツイてないな。とりあえず戻れたら報告頼むぜ。
しかしそれで戻れるとしてもあんま試したくはねぇなぁ・・・

221 名前:(○口○*)さん:08/01/14 06:59 ID:1hcouyor0
>>214
ステにもよるけど参考までに
AGI型MEでジェム100個=900k〜1.2Mくらい(サンクSWを使わずに全てMEで使った場合
EXP100Mなら多くて11,112個(素:6,667,200z/DC10:5,067,072z)だぁね。

DEX型だともう少し青1個あたりのEXPは高いらしい?

222 名前:117:08/01/15 03:42 ID:0gFjw0AN0
>>221
おお、ありがとうございます。
一応ME持っていても、まだ80台なのでジェムよりも聖水の方が多く使う現状な物で…

ということで13話は金額5Mのジェム10kということで脳内補完お願いしますm(_ _;)m
因みに時期はラヘル実装直前、MOB変更前の状態でございます。
なのでニブルは大盛況〜

223 名前:221:08/01/15 05:08 ID:2e9gtC8x0
>>222
どもですー
いつも楽しく読ませて頂いてます。リボンにつっこまれて照れるプリさんに萌えたりとか(笑
次回を楽しみにしています(≧∇≦)b

224 名前:(○口○*)さん:08/01/17 18:54 ID:SrPY5Sv10
ほっしゅ兼ねて・・・

195だ。いつも楽しく読ませてもらっている。

のんびり騎士団で体を休めていたら、追い出された。
さすがに暗殺者が騎士団に長居するのはあまり良くないらしい。

胸元が露出しまくりで恥ずかしいので、露店でぼろマントを買って上半身を隠すことにした。
本当は全身をくまなく隠したいのだが・・・止むを得まい。

露店巡りをしている最中にフェイヨンの名前が聞こえてきた。
フェイヨンといえばアーチャーや、フェイヨンダンジョン。
森が紫外線を適度にさえぎることで色白美人が多いと聞く。
また、ムナックや月夜花といった可愛らしい(ゲーム内ではだが)モンスターもいる。

俄然やる気が湧いてきた。見に行ってくる。
徒歩で。

225 名前:(○口○*)さん:08/01/17 19:52 ID:hzOkoRv+0
やあ皆の衆。俺>>201
現在商人転職試験中。というかお使い途中なんだが…また迷った。
>>187の時から数えて3回目。この地図焼き捨てたい。

行き先はゲフェンのマジシャンギルドで、荷物はなくさずちゃんと持っている。
今、砂漠にいるようなんだ。さっきからかわいい犬がこっちを見てる。
昼は暑いし夜は寒くて死にそうだ。早急な指示をもらいたい。

>>195
回復おめでとう。フェイヨンは静養に良さそうな所だったよ。
街以外の地図は当てにならないからそのつもりで。俺のように迷いまくるぜ。

226 名前:(○口○*)さん:08/01/17 21:08 ID:s2unYFP9O
>>117
ありがとう、そして毎回楽しみにしてます。

そんなわけで猛ダッシュ中の俺>>218。ジオの芽引っこ抜いたら、あの草叫びやがった。
当然バレて今逃げてる最中。幸い昼間にこいつの持ち物調べたらボロい魔法書があって、
それ見たら魔法の使い方が分かったんでFD撃ちながら何とか逃げられてる状態だ。

ちなみに俺はマイキャラのサマルトリアになっちまったらしい。期待を裏切って悪いがわっかじゃない。
あのスキルモーションも残念ながらあのままだ。性別と魔法形態で気の流れが違うらしく
あれはあれで合理的な型だそうだ。従って俺の魔法は股の間から出る。

それにしてもこの地図、見た目はゲームと一緒でも現在地の動きがめちゃくちゃだ。
奴らアサシンみたいなもんなのか時々不意にナイフが飛んで来るから超こええ。
畜生街はどっちだ!?

227 名前:117:08/01/18 23:49 ID:PXfrmOQ10
>>213
生還(?)おめでとうございます、と言いたいところですが…
その戻り方、人格破綻してしまいそうで大丈夫でしょうか?

>>195
徒歩でってちゃんと下準備は済んでますか。
フェイヨンまでは途中砂漠がありますが、
ボロマントのみで渡るには熱中病と日射病に要注意ですよ〜

>>201
1Mの誓約書、書いてませんよね?
ちゃんと商人ギルドですよね?
砂漠の行軍は夜が常套手段と聞きます。
昼間動くと体力の減りが著しいので、昼間は日陰を作り動かない方が良いかと思われます。
とにかく、地図がめちゃくちゃでも大雑把な位置が正確であれば、
太陽の位置を覚え北に向かえばいずれ砂漠を越えられるかと。

>>218
201さんの時といい、地図がめちゃくちゃって…。
それ、何処出て入れた地図か非常に気になります。
こちらの地図では東の方に警備隊野営地っぽい所があるので
そこに逃げ込めば、隠密系の皆様も手が出なくなるのでは?



ということで、14話目投下です。
あまりはっきり書いちゃうと萌えスレ行けと言われそうで戦々恐々。
どこら辺で線引きしたら良いか悩みどころ。
話の基本がシリアス系なので、ギャグパートは書いてて楽しいです。


ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0177.txt

228 名前:(○口○*)さん:08/01/19 00:09 ID:BMCrxjni0
なんという迷子だらけ。まぁリアルじゃ地図持って徒歩旅なんかした事ないからそんなもんか。
いや俺も人のこと言えないんだけどね。あんまりプロンテラから動く気がしないぜ。

>>225
多分フェイヨン通ってきてるよな、そのルート。他のルートじゃ無事に済みそうにないし。
とりあえず中央突っ切ろうとすると干からびるから岩山沿いに歩くんだ。
太陽の動きで方角はわかると思うからとにかく北っぽい方向に進めばそのうち砂漠の出口に着くはず。
とにかく岩山沿いだ。既に離れてたら・・・とにかくそれでも北だ。
東は逆戻りだし南は砂漠、西ルートは兄貴やらゴブやらの勢力圏にぶつかっちまうからな。
砂漠を抜ければプロ南だ。プロは・・・デカいから遠くからでも分かると思う。
ゲフェンに行く道は西口の衛兵にでも聞くんだ。間違ってミョルニル登るなよ。


>>226
すまねぇ、ジオは裏目ったか・・・加勢に行きたいが今プロだからこれから向かってもな・・・
学院は分かるか?学院の正門の方からまっすぐ駆け下りて、行くとこまで行ったらとにかく狭い道に入ってけ。
その辺りの岩山の影に切り通しみたいな道があってそこから警備隊の野営地まで行けるはずだ。
ただそこの入り口の狭い道で何か仕掛けてくるかもしれないから気をつけろよー

229 名前:(○口○*)さん:08/01/19 00:24 ID:BMCrxjni0
>>227
おお、かぶった。そしてナイスアドバイス。昼の砂漠突貫は自殺行為だよなぁ。
それにしても>>201は大丈夫なんだろうか、色々と。
何かゲフェンに向かってヤバいものを運んでる気がしてきたぜ。
しかし野営地はどこで野営してるんだろうな・・・メインキャラで歩いた時はそれらしい奴らいなかったし。
とは言えプロも一般市民がぞろぞろ歩いてる状態。実際どうなんだろうねぇ。


それにしても今回のリディックを責める事は誰にも出来ないと思うぜ。漢として。

230 名前:(○口○*)さん:08/01/20 18:13 ID:e6jfa1iw0
>>225
場所が砂漠或いはそれに近い所で、その「かわいい犬」が子デザだとすると、
お前の状況は非常にヤバイか、すぐ助かるかのどちらかだろう。
その場所にピッキ──実際にどのように見えるかはわからないが・・・──がいれば、
北ないしは北北東を目指せばすぐにプロンテラに着くはずだ。
もしいなかった場合は・・・周りは商人にはかなり危険なモンスターばかりだ。
ただ、そこに辿り着くまでにそういったモンスターに遭ってるはずだがな・・・

231 名前:(○口○*)さん:08/01/20 22:54 ID:LCKlZZXw0
今起きたらベッドの上だった俺>>219
皆には心配をかけたが何とか帰還できた様子だ。

>>117
頭はなんとか大丈夫。刺されたお陰で先端恐怖症になったような気がするけど。

>>226
尻からでてるのか。一度ちゃんとした師匠に付いたが良いと思われる。
頭は剃られるけど野郎だから問題ないよな。
目指せセージアカデミー。
各員悩んでるようにミッドガルドの歩き方は難しいみたいだな。
外を歩くときは磁石を手に入れるのが先か。

さて俺はと、宣言通りSSでも書くか。
……?
部屋の中に書斎兼暖房器具のコタツが無い。それ以前に熱い。今は冬のはずだが。
薄暗い部屋はハッキリ言ってボロい。
俺の家は1ルームだがここまでボロっちくは無かった。
外は?
うわっ砂が窓から吹き込んできやがった!ここは一体。

げ……外にターバン巻いた人々が行き交ってる。
帰れて無いじゃねえか俺涙目orz

232 名前:231:08/01/21 21:44 ID:jCL42ExG0
窓からは中心部の方に丸っこい屋根が見えた。多分ここはモロクだろう。
気を取り直して俺は自分の姿をみたんだが、前の人食いケミじゃなく>>226みたいに♀だった。
視点が低いので戸惑うが、そのうち慣れるだろう。

さて、ランニングシャツ一枚で寝てたこの娘。
小麦色の肌がなかなかスポーティな健康美を演出している。
ナニが無いので浴場出来ないのが残念なところだぜ。
身体は中々に引き締まっていてスレンダー。
可哀想にあちこち傷痕があった。
年頃の娘だろうに身体をいたわれとか思いつつ回りを見渡すと弓があった。
おー弓師か?鷹は何処だ……いねえな。アチャ子か?

ともかく、股がスースーするのでブリーフでもないかとタンスを開ける。

赤い服だな。派手好みなのかとんでもなく際どい服だ。
お、網タイツ発見。


悪女じゃねえか

233 名前:(○口○*)さん:08/01/21 23:36 ID:CwmJEpAG0
195だ。
みんな、アドバイスありがとう。
227をはじめとした助言に従い、露店で被り物を探していたら・・・いいものがあった。
ウェスタングレイスだ。
昔は結構高かったように記憶していたんだが・・・安いから買っちまったぜ。
あとはぶどうジュースとりんごジュースを多めにと、念の為に蝶の羽を持った。
蝿の羽は怖いから使わない…。生理的にも嫌だしな。

>>227
やはり男としては、浪漫を感知したならば見つめるわけにはいくまい。
リディックの行動は仕方がないといえよう。


ところでこれからプロンテラより南下するのだが、もしかすると>>225とすれ違うかもしれない。
よければ容姿を教えてくれないだろうか?
もし合流出来たなら、ゲフェンまで同行したいと思う。
こっちは緑のハネ毛にウェスタングレイス、眼帯、アサシンマスク(csf:5b0a40m030b1l2)だ。
アサシンマスクは元々持っていた。

…別にゲーム中もこんな格好だってわけじゃないからな。

234 名前:(○口○*)さん:08/01/22 15:04 ID:vNur8FMe0
199で駄文掲載したものです
仕事柄手隙な時間が多いものですから
ついつい続きを書いてしまいました

相変わらず短いですが
軽く目を通してやってください


ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0178.txt

235 名前:231:08/01/22 15:07 ID:zp2scnIg0
とりえず、派手な服を着てローグ♀になった俺。

適当な布を頭に巻きつけて外出する。
この服けっこう涼しいのでここなら丁度いい。
モロクはいいが、北へは行きたくないなと思いながら砂漠の町を闊歩する。

つか、モロクは治安が悪いってのはマジだな。
路地裏には死体が転がってるし、子供がどこにも見あたらねえ。
よほど危険なんだな。太守がアホだとは聞いていたが、ここまでとはね。
所用で来るならきちんと武装して来たがいいぜ。
さて、日も暮れてきたし家に帰るか。

っと、誰かに声をかけられた。
あ?なんだって。イクラダ?爆弾でもほしいのか。

柔和な笑顔のオッサンだ。悪い奴には見えない。
なんか粘っこい視線だな。手招きしてる。
ついてってみるか。

236 名前:(○口○*)さん:08/01/22 19:33 ID:vYUk/UaY0
やあ皆の衆、俺>>201→225。最初の報告が遠いんで、最新の番号で報告するぜ。
鞄に蝶の羽があったんで四苦八苦して使ってみたらあら不思議、ゲフェンだったよ。
真ん中にでかい塔があるし、すり鉢状の街だし、間違いないだろう。
ゲフェンでセーブした記憶なんか無いんだが、とりあえず荷物は配達完了。
一息ついて、今からアルベルタに戻るところだ。

さすがにまた迷うと死にそうなんで同伴者を集めたらペコに乗ったLKが来たんだ。
うん、俺ノビですから。道案内はいいんですがせめてペコくらい降りてください。追いつけません。
無事にアルベルタまで着けるか不安が残るよ。

>>233
砂漠で迷っているとき、人影を見たんだ。
カーテンに包まれた水色のポリンみたいなものを一瞬で葬るウェスタングレイスのアサクロだった。
おそらく195だったんだろうな。格好良すぎて近づけなかったぜ。

237 名前:(○口○*)さん:08/01/22 22:14 ID:dmYvjEE80
>>235
そっちいっちゃらめぇ

238 名前:231:08/01/23 15:39 ID:y8uLmVJO0
危うく手込めに……持ち前のFleeで何とか家まで逃げ帰って来たorz

抱きつかれるまで自分が女だって事、すっかり忘れてた。
格好が格好だからって勘違いしやがってチクショー。
水際でWisしてくれた>>237には足を向けて寝られねぇ。ありがとうよ。

とにかくモロクはヤバイと分かった。下手すりゃ前回の二の舞か。
近々奴も復活するとか言うし、何はともあれプロへ行こう。
治安は賭博も禁止するぐらい厳しいって聞いたしな。

zenyはさっきのオッサンが前金とかでくれたものを使おう。
バチは当たらないはずだ。絶対。

もらったのは、50kぽっちか。
……えーと、あった手鏡。流石は女の子。
赤毛のボブでやや勝気なツラだが、十分可愛い。
50kは安いよな。フルボッコにしてやればよかったか。

さて、身支度をしよう。
家の中には弓と矢以外なにも見当たらないなーって、アイテムはカプラか。
初心者かよ俺。相当に混乱してるな、さぁ行こう。

ドアを開くと空には三日月が見えた。遠吠えが聞こえる夜長は昼の気温差と相まって肌寒く、
闇の中に不安を覚えた俺の背中をジワジワと悪寒が駆け上がりサブイボがががが;;



……やっぱし、夜怖いから朝になってからにするか。シャツに着替えて寝よ。

239 名前:(○口○*)さん:08/01/24 01:58 ID:FZ9lCl2XO
>>226だ。>>227>>228の言うとおりに走ったら野営地らしい場所に出れた。ありがとう。
狭い道にはやっぱり敵がいたけどサイトとSWロードで無理やり突破してきた。
背中に一発いいの貰ったけどなんとか野営してるとこまで走った。必死だったぜ・・・
思い返せばクロークとスタブを使う足の速いチンピラみたいな奴らだった。
王国で言うとアサやログみたいなもんか。警備隊の連中は何だろう、剣士+ガンスリみたいなものか?

しかしROやってる時はこいつ弱いと思ってたけど実際体験すると凄いな。
反射神経で投げナイフかわせるし短剣も軽い軽い。グラディウスって結構デカいんだぜ。
あのスキルモーションも脚と地面と股で正確な五茫星を描くのがどうのと書かれてたけど普通にできるしな…
体が覚えてるってのは恐ろしいもんだ。

ちなみに魔法は尻ではなく五角形の重心から斜め上前方に向かって出る。
頭剃られてもいいからマジでどうにかしたい・・・

それにしてもさっきから警備隊の隊長がチラチラこっち見ながら誰かとwisしてるんだが一体・・・

240 名前:231:08/01/24 18:09 ID:92V2G1UE0
(天の声:ネタが、尽き……)

朝になった。飯食って着替えて、さぁ行こう。
えーと、宮殿目指して堀一周すりゃそのうち人だかりでもあるだろ。そこがカプラだ。
――しばらく歩くこと数十分。
お、人だかりの中心にグラリスが。
すげえな、十数人を一人で捌いてるし。朝から大変だねぇ。

「いらっしゃry」
「倉庫よろ」
「畏まりました。リエッタ様でございますね。毎度有難うございます」
 名前判明。リエッタか。
「こちらが、お預かりしている物品のリストでございます」

倉庫に空きは、あるな。ぉ、ひよこちゃん。神器ひよこは勿論出そう。
後は木琴……ねぇな。このままのランニングセットでいいか。股がごわごわするけど。

他にも適当に出すものを伝え、家の中にあった生活用品を預けようと、待つこと数分。
ソリンがアイテムを持って来た。そのままリエッタの生活用品を持ってポタで帰っていく。
その後に、グラリスからレシートをもらった。
紙切れを見つめていると、人の生活勝手にいじってる所為か後ろめたいような気分になった。

……ある意味垢ハックかコレ?

241 名前:(○口○*)さん:08/01/24 22:53 ID:43DnV0st0
195改め235だ。
最近スレのdat落ちが激しいらしいので、報告間隔を早めてみようと思う。

途中、ポリン島に寄って一息入れていたらゴーストリング(らしきモンスター)に遭遇した。
破れかぶれでエンチャントデッドリーポイズンを使い、ソニックブローをかましてみたら、なんとか倒せた。
手負いだったようだ。
スキルの使い方なんぞ知らなかったが、人間なんとかなるもんだな。
おそらく236が見たのはその辺りか。

ところで、まだ砂漠にいたりする。

というのも、とりあえず同じ境遇らしい231をみにいきたくな・・・じゃなく、
合流して話をしてみたくなったからだ。
何かしら対策も立てられるかもしれんし。

ポリン島より西の方向へ歩き、森に沿って南西へ辿り、モロクへ着く予定だ。


>>234
独特の目線で面白いと思う。
生体DOPを扱う題材はすごく難しいと思うが、がんばってくれ。

242 名前:231:08/01/25 00:52 ID:/FtizITm0
(天の声:ネタが生まれた。しかし小説風に……長くなるかも)

 >>235野郎は女と分かりゃ乳ばかり見やがるから嫌気が差してる所だ。
 それからモロクはやめとこう。変な誘惑が多すぎるからプロで落ち合おうぜ。
 
 さて、改めてプロへ行こうと思った俺。スレの皆が徒歩でひどい目に遭っていることを思い出す。
 やっぱ、カプラ使おうかね。うん、そうしようなんか裏切りっぽいけど。
「プロへよろ」
「畏まりました。1200zenyで御座います」
 えーと、財布には……
「お姉さん」
 ん、なんだ?誰かが腕をつついてる。
「シャツ着たローグのお姉さん」
「あ?何だテメエ」
 一睨みした先にはHiプリ♀。彼女は見事な笑顔のスマイルマスクで視線をかわし、ぼそぼそと耳元でささやいた。
「あの、ポタならウチの方が安いです。プロなら一人300zenyですが、どうでしょうか」
「なに。あんたポタ子か」
「はい。こちらです」
 なんという営業妨害。やるねぇ。感心しながらついていくと、
 少し離れた所にアコプリ達が朝っぱらからポータルを開いていた。
 その前には一杯の人だかり。実際の金銭絡んでくると、需要に合せて客が流れるのは当たり前か。
 Hiプリ♀に300zenyを渡し、案内されてプロ行き担当のアコ♂の前まで来た。すでに7人ほど集まっている。
「そ、それでは。プロ、出します!」
 初々しい感じのお子様アコ♂が宣言した。
 むにゃむにゃと唱えて青ジェムが砕け散り、エイッ!と合掌。ポタが出ない。
 再度実行するアコ♂だが、やはりポタが出ない。俺を含めてがやがやとヤジを飛ばすプロ行き客。
「すいません、もう一度やります」
 泣きっ面になりながら再度挑戦し、ようやく出た。
 ほっと一息つくアコ♂を尻目にポタに乗った俺。
 さて、プロか。さぞかし人でごった返してやがるに違いない。思いを馳せながら目の前が暗転。
 一瞬後に光が差して、鬱蒼と生い茂る森の中。唖然とたたずむ俺達8人。

 わぁい、森林浴だー……って違う!闇ポタじゃねえか!

243 名前:(○口○*)さん:08/01/25 09:25 ID:PcDS4nWV0
>>234
生体スレで定着したキャラと違った(中身がいるから当然だけど)メンツの動きにwktk

>>242
V砦かアルベルタの近くかな?
また凄い所に飛んだな・・・町は近そうから頑張ってくれ

244 名前:(○口○*)さん:08/01/25 09:52 ID:bysNi5N+0
ハァハァという荒い息が顔にかかって目が覚めたら俺はMyキャラの騎士子だった。
なんでわかるかって? ふっ、俺の脳内設定どおり、見下ろしても腹から下が見えないくらい大きな山が二つあったからさ。
って、なぜ俺の眼前でオークがハァハァしてますか? なぜ俺もとい騎士子の両手が手錠かけられてますか? なぜオークの顔が近づいてきますか!?
ま、まて、OK落ち着け兄貴! その手のネタは嫌いじゃないがどっちかといえば触手のほうがす…ってそうじゃなくて! ちょ、まっ…へーるぷみー!?

245 名前:231:08/01/25 17:23 ID:/FtizITm0
>>244いらっしゃい。おもちゃにされないようにな。

 蝶で一人がモロクへ戻り、ポタ屋のお子様アコ♂とスマイルマスクのHiプリ♀がやってきた。
「このたびは、ウチの者がそそうをいたしまして。ほら、誤りなさいドン亀!」
 アコ♂が後頭部を叩かれた。頭を下げるアコ♂は言葉も出ない。
 リエッタよりも頭二つも小さいお子様をいびってやがる……なんかムカつくぜ。
「おい、テメーは誤らねえのかプリさんよ、見たところアンタが保護者だろうが」
「それはこの子が……ゴホン。いえ、大変申し訳ありま」
「マスクつけたまま何言ってやがる。こっちは客だぞ、失礼だろうが!」
 そうだそうだ!金返せポタ屋!と、傍観していた外野も口々に攻め立てる。
「わかりました、この通りです。申し訳ありません」
 Hiプリがマスクに手をかけて外すと、その場の空気が一辺した。
 つぶらな瞳が涙をたたえ、神に許しを請う聖女のようにこちらを一瞥する。芸術のように均整の取れた頬を一滴の涙が滑り落ち、
艶やかなブロンドの光を照り返して儚く輝いた。
「なんと」「これはまるで天帝フレイヤのよう」「あの美しい髪はどうだ。シフ様を彷彿と」おいまて、おまいら。
 確かに、男だったらわき目も振らずに凝視するほどの顔立ちだった。
 だが今の俺は女(リエッタ)だ。上目遣いがムカついてしかたねぇ。
「バッキャロー!困り顔で誤魔化そうったってそうはいかねえぞテメエ!」
「そんな、どうしたら許してもらえるのですか。この通りですから……うぅ」
 問い詰めると両手で顔を隠し、さめざめと泣き始めた。どよめく外野。中には俺を非難するような視線を投げかける奴までいる。
 さすがにやりすぎたかと思い、Hiプリに駆け寄ると彼女がぼそぼそ小さく囁いた。
「フフ、馬鹿ねぇ。所詮男は私みたいな可愛い女の味方なのよ。ま、砂まみれの小娘には理解できないでしょうけど?」
 こ、こんの腹黒プリがぁ!上等だ、ぶん殴ってやる!
 いきり立つ俺だが、さえぎるように止めた奴がいた。アコ♂だ。
「もう、いいんです。僕がわるいんですから。お姉さんのお気持ちは決して忘れませんから」
 そのまま俺のシャツを握り締めて号泣するアコ♂。
 なんだこの感覚は。俺まで涙出そうになって。あ、手が勝手にアコの頭をなでなで。
 ええい、うろたえるな俺、女体のせいだクソッたれ。うげ、鼻水ついた。と、ともかく。
「お前がそんな事言ったら、拳の振り下ろし先が無いじゃねーかよ。このお子様」
 アコ♂へぼやき、毒気を抜かれた俺。
「まあまあ、ここらでいいじゃありませんか。なんでしたら、私が払い戻しいたしましょう」
 外野から調子のいい声。分かっちゃいたが男って馬鹿だ。美人相手に一生、鼻毛を数えられてろってんだ。
 このアコもこんなのになっちまうのかね。はぁ……

(天の声:ショタフラグON。母性本能に+10。長いねごめんね)

246 名前:231:08/01/25 18:42 ID:/FtizITm0
(天の声:誤字が;一辺を一変に脳内変換よろorz)

もうポタ屋の世話にはならねえと啖呵を切り、アルベルタの街中へ。
うう……ここは嫌な思い出しかない。さっさとプロ行こう。
やっぱカプラだよカプラ。ポタ屋なんて時代遅れもはなはだしいぜ。

「1800zenyで御座います」

モロクより高っ!意地張るんじゃなかった。
船は常識的に考えると時間かかりすぎるしな。仕方ねえよな>>235も待ってるだろうし。

「畏まりまして御座います。むにゃむにゃ……」

足元にいきなりポタ。ポタじゃねえのかもなコレは。
目を閉じ、開けると緑のベンチが並んだ見慣れた場所。
ようやく着いたな。……なんか違和感が。
冒険者より町の人のが多いからか。

>>235へ。酒場で呑んでるよ。

247 名前:144の続きです:08/01/25 21:36 ID:ova3+cdm0
既視感がある筈だ。髪型と装備品が見事に俺が使ってるプリと一致してる。
初心者の頃にコツコツ稼いで買ったバックラー、転職祝にギルマスから貰ったアークワンド、
露店を探し回ってようやくゲットした看護帽…どれも愛用の品ばかりじゃないか。
…と、思い出に浸ってる場合じゃない。
一体どうして俺のキャラが此処に居るのか、まずはそれが問題だ…と思ったら。
「えー… あたしの身体で俺って言われるとなんかムズ痒くなるなー」

……………はい?

俺は思わず後ろにいたエレメスを見た。
うん、彼も目が点になってる。そりゃそうだ、予想外の科白が飛び出してきたのだから。
「あの〜…」
いずれにせよ…今の彼女の発言から推測出来る事実は1つしかない訳で…
「もしかして…貴方の魂(?)って…」
「そ。セシル=ディモン」

ふらあっ…

「な、お、おいっ!?」
思わずその場にへたり込んでしまった。
エレメスの慌てた声。
こんな展開が待ってるなんて、いくら非現実主義の俺だって限界があるっての!

小一時間後。
3階の冒険者が入れない特別室に一同は集結していた。
俺のプリ――となってるセシル――はマーガレッタにリザしてもらいこの場に同席している。
しかし部屋の空気が奇妙に重い。
生体始まって以来の珍事がさらにややこしい展開を迎えてるのだから無理も無いが…
「あー…、取り敢えずセシル…ああ、本来のセシルの方だが…、状況を分かる範囲で説明してくれないか?」
セイレンが司会役を担おうとばかりに口火を切った。
ミア――言い忘れたが、俺のプリの名前だ――の姿のセシルは腕を組み、情報を整理しているのか目を閉じて難しい顔をしている。
数分後、彼女はようやく口を開いた。「まぁ、ややこしい話なんだけどぉ…」

248 名前:(○口○*)さん:08/01/25 21:38 ID:ova3+cdm0
以下、セシルの証言。
先週の火曜の朝、彼女は枝召喚のせいでフェイヨン地下3階にいた。
10時の休息時間――この空間では住人やモンスターにとっての息抜きタイムらしい――になれば冒険者に倒されなくても研究所には戻れるのだが、
折しも10時になる直前、1人のプリが姿を見せた。
セシルは普通に彼女を殺したが、丁度その瞬間に10時になったためにプリの身体がログアウトされない状態になってしまったそうだ。
「えー…っと… どうしよう、まさかこんなバグが発生しちゃうなんて思わなかったなー;
まぁ、再ログインすればここで転がった状態で復活するんだろうし、あたしは帰るか」
と、テレポートしようとした…のだが。
「…あれ?」スキルが発動しない。
「ちょ…ちょっと待って! まさかあたしもバグのせいで15時までここにいなきゃいけないの!?
そんなぁ、週に一度の貴重な休みなのにー!;」
いくら強力なモンスターという立場でもそこは人間の身、裏寂れた洞窟に数時間も缶詰はたまったものではない。
「ついてないなぁ…はぁ」
しょぼくれつつその場に座り込んだが、ふと目の前の倒れたままのプリを見やる。
「んーむ…いくらバグとは言ってもここで倒れたままってのはちょっと可哀想な感じだなぁ」
セシルはそう呟くとプリの元に行き、抜け殻となった体を起こすと近くの壁まで運んだ。
そして壁に凭れ掛かるように彼女を座らせ、自分も隣に腰を下ろす。
「座標ズレるけど、バグのせいにすればいいよねー」などと強引な事を言いながら。
「さて…と、仕方ないや、このまま寝て15時を待つかな。彼女には添い寝してもらおーっと」

ところが。

「なーんーでーーーーーーーーーーーー!?!?!?;;;」
なんと、15時になって起床してみたところ、目の前に自分が横たわっているではないか。
そして自分はいつの間にか紫のワンピース姿に…
「どーして!? バグにしてもこんなのアリなのー!?」
災難は終わらなかった。情報の誤操作か、セシルのプログラムがプリの身体と置換される現象が発生してしまったのである。
しかもメンテナンス終了しているわけだから、臨時メンテがない限り一週間は確実に解決策が無い。
「あああああ…でもどうしよ、あたしがここにいると生体が成り立たなくなっちゃうし…」
考え込んだ挙句。
セシルはプリの身体で自分の身体をHL連打で殺して生体へ送還する事にしたのである。
「こうなったら…この身体で過ごすしかないんだろうな…
でもどうしよう、冒険者サイドで動くなんてどうしたら…ましてや別職なんてどーすればいいのよぉ;」
もはや半ベソになりつつも、セシルは地上へ戻ることにしたのである。

249 名前:(○口○*)さん:08/01/25 21:39 ID:ova3+cdm0
「…で、その間ミアの中の人たる俺が代理でセシルをやる事になった訳か…」
そう言えば先週のメンテ前、時間までsシューズだのソルスケcだの狙ってみるかとフェイヨンにいたっけ…それがまさかこんな顛末になるとは…
「うう、ここまで帰ってくるの大変だったんだよぉ…何度も迷うからヘトヘトになって…
迂闊にこの子の知り合いにあったら話がこじれるから誰にも見られないようにコソコソ動いて…」
「気を遣ってくれたのは有難いけど、イズルードから空路経由で来れば良かったんじゃないの?」

「しまったああああああああああ!!!!!」

ゴン!と鈍い音を立てて、彼女は頭をテーブルにぶつけた。なんというorz。
「…ごめんなさいぃ…あたしが馬鹿なせいで一週間も代理をさせちゃう破目になって…しくしくしくしく」
「いや、まぁ…貴重な体験をさせてもらったと思ってるし、そんなに落ち込まなくていいからさ」
俺も巻き込まれた身とは言え、彼女も苦労してた事を考えるとあれこれ言う気にはなれない。
ましてミアの姿で泣かれたらなぁ…
「まー…俺らは基本的に枝召還されなきゃここを離れたりしないからなぁ。
向こうの地理が分からないのも空路を失念してても無理は無いさな…ま、何はともあれ災難だったな」
苦笑いを浮かべてハワードが突っ伏したセシルの頭を撫でる。
「本当にお疲れ様、だね…とにかく帰ってこれて何よりね。残る問題は…元通りに入れ替わる事かな」
カトリーヌの言葉に俺はハッとさせられた。
そうだった。未曾有の事件の詳細が分かった今、俺にとって重要なのは現実に戻ることだ。
「うむ…恐らく今日の昼の調整で元通りにする事は可能だとは思う」
「そうね。2人とも再会してるし、情報修正は問題なく出来るんじゃないかな」
「…そうであって欲しいものだね」
皆の言葉に俺はようやく安堵の溜息を漏らした。

250 名前:(○口○*)さん:08/01/25 21:40 ID:ova3+cdm0
「15時まで一緒に休んでいいかな?」
10時直前。カトリーヌとマーガレッタが俺とセシルのいる仮眠室を訪ねてきた。
俺達は2人でこの一週間の話を交わしていたところである。
「ああ、構わないよ。こうして話せるのも最後だしな…非現実だけど、なかなか楽しませてもらったよ。
もっとも、俺…ミアはまだ95になってないから、しっかり対峙できるのは先になりそうだけど」
「また枝のせいでどこかで会うかもね…でも貴方にはもう攻撃出来ないかもなぁ」
「くす…違いないわね」
俺達は並んだベッドに横になる。
ミアの姿のセシルは俺の腕にしっかりとしがみついてきている。まぁ、一週間自分の身体と別れていたのだし当然だろう。
「お休み。そしてお疲れ様」
10時になると共に俺は意識を暗転させた…



「ん…」
目が覚める。全ては終わった。今日からはまたミアを育成させる日々――
「…あれ?」――の筈なのに、そこにあったのはこの一週間で見慣れた天井。
まさか…現実に戻れなかったのか!?
慌てて起きて横を見ると、そこにはいまだ寝息を立てるセシル――無論、スナイパーの――の姿。
どうやら彼女の方は無事に修正が出来たらしい。という事は、俺はミアになってしまったという事なのか? …と思ったら。
「すー…すー…」セシルの身体の向こうに、ミアが寝ているではないか! どういう事だ?!
と、不意に壁際に置かれた鏡台が視線に入る。
そこに映し出されたのは、驚きの表情をしたハイウィザードの姿…

「ちょっと待てーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

俺の絶叫に、ミアが目を擦りながら起き上がった。
「ふぁ…あ? …あれ? こんな所に鏡置いてあったっけ?」
俺の姿を見るやいなや、ミア――の姿になってしまったカトリーヌ――は呑気な言葉を漏らした…
「そうじゃねーだろーーーーーーーー!!!!! 起きろー、セシル!! マーガレッタ!!」
「んぅ…どうしたのよカトリーヌ、大声出して…」
「そんなに煩い声で起こされると気持ち良くないよー…」
事情を把握する前の2人は俺のパニックも分からずに寝ぼけた声で答えた。


あああ…俺、いつになったらこの生活終わるんだ!?  (サーバーとの接続がキャンセルされました)

251 名前:(○口○*)さん:08/01/25 21:45 ID:ova3+cdm0
えー…流れぶったぎったりとか完結が遅いとか、いろいろとごめんなさいorz
臨時メンテのせいでイン出来ずLiveROを見ていて、ここが書きかけだった事に気づいた自分(汗
というわけで色々とgdgdにひとまず終了ー…いろいろ辻褄が合わないのは仕様です…

次はプレイヤーとしてログインしたいものです。

追記:117氏のイシスネタには盛大に吹きましたw

252 名前:(○口○*)さん:08/01/25 22:39 ID:PcDS4nWV0
>>251
乙彼!
昔懐かしい(?)キャラチェンバグを最後に持ってくるとは思わなかった
また気が向いたらこっちに寄ってくれよな

253 名前:(○口○*)さん:08/01/27 23:23 ID:zzIpQTJW0
>>226だ。今どこで何してるかって?今超連打でコンバータ作ってるよ。
魔術式の羅列が夢にまで出てきそうだ。頭の芯が重い。集中力続かねーよホント。

あのあと嫌な予感がしたんでこっそり野営地を離れようとしたら案の定警備隊が追ってきたんだ。
なんかリヒタルゼンの治安当局から逮捕状が出たとかなんとか。そのまんまじゃ手が出せないからそっちから手を回してきたようだ。
速攻で駆け出してたから、ちょっと撃たれたけどまたどうにか逃げ切ってきた。逃げるのに便利な技が多い奴でよかったよ・・・
肩のあたりを撃たれたけど、殺し屋みたいなのに刺された時の傷よりだいぶマシだ。さすがに走るとき腕振れねぇけどな。

で、どうにか撒いたはいいものの道もよく分からんし、多分国境の検問も引っかかるから立ち往生してたんだが
運良くアルデから来た武装隊商に行き会ってジュノーまで乗せていってもらうことになった。
飛行船に乗せる荷物を運んでるらしいが、でかい馬車の集まりなもんで空間転送は使えないらしい。
それに乗せてもらう代わりにこうやってコンバータをがりがり作ってるって訳だ。

しかしこの世界にも馬っているんだな。馬って言ってもサラブレッドみたいなのじゃなく道産馬みたいなのだが。
・・・おっと、またノーパスが襲ってきた。俺も行ってくるよ。
え?戦力になんのかって?ばっか俺は後方支援だよ。前になんか出れねぇって。
それを口実にコンバータ作りサボってるのは内緒だぜ。じゃあまたな!

254 名前:(○口○*)さん:08/01/28 00:19 ID:o2CgOpA80
>>253
>サラブレッドみたいなのじゃなく道産馬みたいなの
やばいな思い浮かばないぜ…そんなのいたっけ?
ゴートか?

書きたいネタがあっても、言葉のボキャブラリーが致命的で
全く文章浮かんでこねえ(´・ω・`)
今まで何であんなにすいすい書いてこれたんだろう

255 名前:(○口○*)さん:08/01/28 09:23 ID:aXx3m19q0
やぁ久しぶり、誰も待ってないと思うが244の騎士子だ。
あの後兄貴に好き勝手にされて(具体的な事はアレなんで省略)とうとう下着まで脱がされて年貢の納め時か……と観念した瞬間、姉貴が現れて兄貴を殴り倒して連れて行っちまった…た、たすかったぁ…その時
「むぅ、もう終わりでゴザルか。やはり全年齢板ではこれが限界ぶつぶつ…」
とかのたまいながら何もない所からアサシンが現れた!
「お、おまっ!? クロークで隠れてやがったのか!?」
「うむ、良いものを見せてもらったでゴザル。お礼に助けてあげるでゴザル」
ゴザルゴザルいいながら俺の手錠をはずそうとするが、時々「おっと手が滑ったでゴザル」とかいいながらこのやろう……
というわけでさんざんセクハラされながらも何とか俺は手錠をはずす事に成功したのだ。
しかし、このエロシンどうしてくれようか……そうだ、よし。
「ねぇ、アサシンさぁん。助けてくれたお礼をさせてください……v」
うっ、我ながらキモイ口調だ、だがエロシンは
「お、お礼!? なんでゴザルか!? なんでゴザルか!?」
食いつき良すぎだろ! だが都合がいい。俺はエロシンを抱きしめると、大きな山の谷間に顔をうずませてやる。
「うおおおぉぉぉ!」
大喜びのエロシン。だがこのままで終わらせてやる俺じゃない。そのうちにエロシンは暴れだす。だがまだ終わらせない。そして動かなくなるエロシン。
「ふっ、窒息したか……」
息が出来なくて気絶したエロシンに手錠をはめてケツを向けて放置。最後の情けに手にはハエを握らせておいてやろう。
「さぁて、とりあえずとっとと帰るか…」
俺は蝶の羽を握りつぶす、一瞬の浮遊感のあと周囲の風景は一変していた。
「あっ……パンツ忘れた」

>>245
ありがとう、なんとかギリギリで助かったぜ。あんたも露出度高いローグだし気をつけてね

256 名前:231:08/01/28 16:12 ID:1zFXWIyl0
>>244露出高いのは……まぁローグだし、パッシブで。

酒場に入って気がついた。
棚にあるのは葡萄酒に発泡酒。蒸留酒は麦のみだ。
なんてこった。俺の好物、米の水がねえ!
あ、でもアマツあるしな。

「マスター、清酒とか焼酎は?アマツの酒」
「セイシュ、ショウチュウ?知らないな。それ以前に、税金余計にかかるから輸入品は入れたくないんだよ。すまんな」

類似品すらねえのかよ。
仕方ないのでチーズが乗ったパン切れを肴に発泡酒を一杯ひっかけた。

……>>235こねぇな。放置プレイか俺。待ってろなんて厚かましかったかな。

などと思いながら暗い店内を見渡すと視界がぶれた。ぽっぽと頬が火照り、鼓動が頭に響く。
あ?お、おかしいな……この程度で俺が。体が違うっていっても、ジョッキ半で。
彼女の部屋にはアルコールの類が無かったことを思い出す。

悪女の癖に、身持ち硬すぎだろお前。

頭の中でぼやいた次の瞬間、俺はふらりと椅子からずり落ちた。
やべぇ。床が冷たくてきもちいいよぉ……お休み。


>>245誤字の声:誤る→謝るorzイロイロトゴメンナサイ お酒は二十歳になってから)

257 名前:(○口○*)さん:08/01/28 20:40 ID:WotnU2PZ0
すまん、いまさら間違いに気付いた。
195=233だった。235=231だし。なんで自己レスしてるのかと思ったら俺のせいだ。

さて233だ。
あの後すぐに蝶を使い、プロンテラに戻った後に
酒場を探して一日。
その酒場で一日待ってみたものの一向にこない。
もしやと思い、再びプロを巡り歩いてみたら…それらしいのがいた。
酒場が2箇所あるとはな・・・

傷だらけで小麦色の肌のローグ・・・間違いないな。
さすがに酔いつぶれたままで放っておくのも可哀想だし、
運よく近くに宿もあるから休ませておくことにする。

231を抱きかかえて(軽いな…)と思った。俺がSTR型だからだろうか。

発泡酒の支払いを済ませ、宿屋「ネンカラス別館」へ。
「いらっしゃいま・・・あらあら、どうなさいました?」
「ちょっと連れが酔いつぶれたみたいで・・・二人分お願いします」

231をベッドに寝かし、俺は毛布を借りて床で寝ることにする。

(※実際に酒場が何処にあるか知らなかったので調べてみたら、2箇所にあった。
意外と知らないことがあるものだなと思った)

258 名前:231:08/01/28 23:47 ID:1zFXWIyl0
(誤字の声:なんという確認不足orz >>233には百回頭を下げておこうゴメンナサイゴメry)

 夜中に目が覚めたのは、酒を飲んだ所為だろう。
「う、頭イテエ」
 寝ぼけた頭でしばらくボーっとしていると、急に催してきた。
「厠、厠ぁー」
 はしたなく便所と連呼しつつ廊下へ出る。
 表示に従い、たどり着き、おもむろにホットパンツとブリーフをずりおろす。
 なんだか切れが悪い。あーモノが無かったんだった。途中からしゃがみこむ俺。
 薄もやがかかったまま部屋に戻ると、何かに足を取られてずっこけた。
「いてえな……」
 こけたところには毛布があった。これにつまづいたのだろう。
 面倒くさくなった俺はここで寝ることにして毛布の中へ入った。
 ふと、自分のとは違う匂いを感じた。
 俺(リエッタ)の体臭だろ、いい加減体が違うことに慣れようぜ俺。
 納得してそのまま眠りに落ちた。

259 名前:(○口○*)さん:08/01/29 00:56 ID:1d/kw1xLO
>>254
いやmobじゃない普通の馬だよ。プロの噴水の騎士像が乗ってる通り馬はいたんだよ。
ただペコペコのが成長速いわ脚も速いわで軍用とか競争は随分昔にペコペコの独壇場になっちまったんだとさ。
ただし持久力とパワーは荷役馬のが上。これがペコ車ならもっと速そうなのに、なんて話してたら
隊商のケミが教えてくれた。研究室籠もってばっかじゃダメだぞなんて笑われちまったよ。

それはさておき、もうすぐジュノーだ。こっちに手配回ってたらまずいな…どうしたもんか。
とりあえずメシができたみたいだから食ってくる。
ん、この匂いは隊長お得意のリゾットもどきだな。テキトーにそこらの具突っ込んでるようで何故か旨いんだよ。

じゃ、行ってくる。お互い大変だけどみんな頑張ろうぜ。

260 名前:(○口○*)さん:08/01/29 20:59 ID:As9xp7Wc0
軽い衝撃でうっすらと目が覚めた俺233。
寝返りをうったら何かにぶつかった。

いつの間にか抱き枕が用意されているとは、なんという良サービス。
温かくてやわらかくていい匂いー。

がっしり抱きかかえて・・・おやすみなさい。

(※やや暴走気味ですがお許しくださいorz>みなさま
控えめにしたほうがいいんだろうか?微妙に不安です)

>>259
グランペコの肉とか、引き締まっててよさそうだなーと思うぜ。
こっちの世界の料理にもちょっと興味があるし、色々手を出してみようかと思う。

>>254
あんまり深く考えないでとりあえず書いてみたらどうだろう?
俺も大したことは書けてないと思うので、気にしなくても。

261 名前:(○口○*)さん:08/01/30 00:05 ID:HPaAI9D30
>>260様、
それは控えめにした方がいいんだろうけど、
個人的には暴走をとがめる気にはなれなi(鯖缶

本当に暴走しちゃったら色々とマズいだろうから、260さんの
サジ加減次第ってことになるでしょうね。

262 名前:231:08/01/30 00:17 ID:lI38q+3U0
 小鳥のさえずりが耳に届く。朝の日差しが柔らかく顔を打ち、俺は目を開く。
 朝か。昨日はやっちまったぜまったく。酒を知らんとはこの世の楽しみの半分も……?
 寝息が二つあることに気がつき、視線をずらすと、毛布から緑のハネ毛が飛び出ていた。
 恐る恐るめくってみると、清らかな乙女の顔が現れた。
「おかしいな。飯盛り女なんぞたのんだか?いやそれ以前に宿に入った覚えが……」
「う、うーん、枕、枕が逃げる……」
 なにか聞こえたと思った。毛布の下から彼女の腕が伸びてきて俺はがっちり捕らえられた。
「おふぉ!ふ、ふくよか……じゃない!何しやがんでえ、起きろ!」
 ほお擦りする彼女の頭を一発ゴツンとやる。痛みに悶える彼女を尻目に起き上がる俺。
「いたた……な、なにおしゅるきさまー」
 寝ぼけたまま起き上がった彼女は、緩慢なそれでいて流れるような動きで俺の懐に滑り込み首元へ鈍い音を響かせ両手を突きつけた。何処から取り出したのか、その手には手甲剣(カタール)。
 姿を見て驚愕する俺。アサシンクロスじゃねえか!殺される!!
「ふ、ふふふふりーず!刃物は、刃物はやめてっ!!」
 両方の脈の上を行く刃に、痛い記憶が呼び覚まされ半泣きになって懇願する。
「あ。おはよう231ことリエッタ」
 刃を収めたアサXは俺の名を呼んだ。数字の羅列に、酒場に呼び出した人のことを思い出した。
「あ、酒場から俺を?いやぁ、ごめんごめんありがとう!233ことインリン様」
「……」
 複雑な表情をする233。禁句だったのだろうかと思い、手甲剣が再びひるがえるのではないかとドキドキした。


(声:暴走……それは俺のことですね。肝に命じましょう)

263 名前:(○口○*)さん:08/01/30 09:19 ID:OHDp2exW0
>>260

 正直、暴走を見たいエロい人間としては、そんな展開を萌え板の18禁ネタOKの
スレに投下して頂ければと思ってます。今の段階でそのURLをここに貼るのは
KYでしょうから、実際に誘導するかどうかは貴方のお返事を待ってからに
しますね。

264 名前:(○口○*)さん:08/01/30 10:50 ID:7iTFQ8WW0
アウトにならないくらいに抑えればいいんじゃないの?
しかし直接投稿も読みやすくていいね、面白い

265 名前:199:08/01/30 15:41 ID:SwX1rY8u0
駄文も第3回となりました
1回で終わるつもりだったのですが
最後をどう締めるか思いついてしまったために
このまま続けていこうかな〜なんて・・

続けていく内に少しでも文章がうまくなれればと思います

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0179.txt

266 名前:(○口○*)さん:08/01/30 18:42 ID:BsHzleZu0
ん、なんだここ。プロ?だよな。なんか突っ込むべきことがある気もするが、まぁいいや。
ステ開いて、と…

!?

STR1+0 AGI4+0 VIT33+0 INT2+0 DEX7+0 LUK14+0

ちょwwww俺弱wwwwwww確かに最近腹出てきたけどwwwwww

OK、落ち着け俺。これはなんかの間違いだ。スキルをみる。

石投げ 死んだふり 仮病

どうしろと!?しかも仮病ってなんだよ仮病って。
俺のSGはどこへ行ってしまったんだ!?しかもなんだこの糞ステ。
ポポリンもたおせねーじゃねーか。

Job / おっさん

おいwwwwwwキレるぞしまいにはwwwwwww
まさか俺のアイテムも・・・?カプラ!倉庫だ倉庫!

リアップ 12個 バイアグラ 476個 液キャベ 333個

ああ。どうせ俺は頭とアッチの心配してますよ!でもな、ゲーム内の俺は禿げてなん・・・

アッーーーーーー!!



・・・こんなんでもいいんだろうか。

267 名前:(○口○*)さん:08/01/30 20:39 ID:RubfC9+10
やあ皆の衆、爆走LKについていってなんとかプロまで着いた俺>>236
LKとはここまでの約束だったんで、アルベルタまでは別の誰かに頼まなきゃいけなかった。
ここで、迷宮の森で会ったまーちゃんに再会するとは思わなかったぜ。
事情を話して、そのまーちゃんにアルベルタまで連れていってもらう事になったんだ。

噴水前で待ち合わせなのに、一向に来ないんだ。
「わたし朝ダメなんで、もし来なかったら宿まで迎えにきてくださいね」とは言われているんだが
仮にも冒険者とはいえ、女の子の部屋に突撃していいものなんだろうか。
突撃するか、来るまで待つか、諦めて別の誰かに頼むか。どれにするか指示を貰いたい。

268 名前:(○口○*)さん:08/01/30 23:21 ID:sq4GNbWM0
233=260だ。
誤解させてしまったようで済まない。
あくまでらいぶろの規約の範囲内でやるつもりだ。キャッキャッウフフくらいで。
あんまり一人(or特定の人だけ)で書き続けるのがまずいかなーと思っただけだったんだ。

>>266ふいた
リアルに乗っ取られたROキャラカワイソス

>>267
むしろ他の誰かに頼んだりしたらその子が可哀想じゃね?
というわけで突撃するんだ

以下本編に戻る。

269 名前:(○口○*)さん:08/01/30 23:23 ID:sq4GNbWM0
233だ。
さすがにインリン呼ばわりは勘弁してもらいたいので、自己紹介をすることにした。
リエッタに座るように促すと、椅子に座りこんだ。
私はベッドに腰を下ろしている。

「私はローウィン。攻城戦を主眼としたタイプのアサシンクロスだ。
覚えにくかったらラビと呼んでくれて構わない」
攻城戦の言葉に反応し、リエッタの体が少し震えたように見えた。
なので、ちょっとだけ補足しておく。
ロ「ああ、攻城戦タイプとはいってもゲーム内の時はそうだった、というだけだからな。
ここでは人をあやめたりなどということはしない」
リ「あ、ああ・・・」

まだ少し落ち着かないようなので、とっておきの方法を試してみる。
私はカタールを部屋の隅に投げ、ベッドの上で胡坐をかきながら手招きをした。
ロ「ほら、ちょっと来てみ?」
リ「な、なんだよ」
リエッタはまだ警戒心混じりなのか、慎重に近づいてきた。

リエッタが、自分の手が届く位置に来た瞬間に軽く手を引っ張り
体を半回転させるようにして、膝の上に座らせ──抱っこ&なでなで。抱きついてるけど。
ろ「ほーら抱っこだよーかわいいねーなでなでだよー」
・・・あ、顔が一気に真っ赤になった。
り「・・・ば、ば、馬鹿なにしやがる!?」
腕の中で暴れるリエッタ。
ああ、この反応マジで可愛い。でも今はこれが目的じゃない。
ロ「落ち着いたか?」
リ「!……」
どうやらとりあえず落ち着いてくれたらしい。


ロ「・・・で、この後どうするんだ?」

270 名前:(○口○*)さん:08/01/30 23:59 ID:8TT3atr/O
久しぶり、>>228だ。

いやー、俺も昨日酒場で飲んでたんだけどさ。あれやっぱ>>231だったんだな・・・
あれはもしかしてと思ったが、声かけなくてよかったみたいだな・・・
直接顔見られてる訳じゃねえから近くに居ても分からなかったようだ。まぁお互いのためだな・・・

で、>>267。突撃しにこいって本人が言ってるなら別にいいんじゃないか?
下手な遠慮をすると逆に気まずくなることもあるしな。人の好意には甘えとくもんだぜ。
なんなら俺がついて行こうか?一発ARかませば脳汁耳からだだ漏れて躊躇いなんか吹き飛ぶぜ!
なぁに、斧なら貸してやるよ。変態Cが4枚刺さった最強テンション上がる奴をな!
他にも何故か+9ブリーフとかアフロとかゴブ仮面シリーズとか天狗の面とか色々カートに入ってたな。
貸してやるからテンション上げてこうぜ(ワクテカ

271 名前:(○口○*)さん:08/01/31 00:07 ID:rAnu9xFuO
言い忘れた。俺は噴水で露天してるから気が向いたら来いよ。
熱血鉢巻巻いたモザイクつきの赤逆毛だ。テキトーにヤニ吸いながら待ってる。

・・・しかし客が来ねえなぁ。

272 名前:(○口○*)さん:08/01/31 03:25 ID:d52YNig80
しかしまぁ、なんだかんだでこの世界でも皆して順応してるようで何より。
俺? いやー… どうせなるなら自キャラになった方が気が楽だったかもしれない。
今日も今日とてプロの一角で狩りを終えた冒険者の相手してるよ。
たまに会話が聞こえてくると自分も狩りなりなんなり行きたくなるねえ。

ただ…一つ納得いかない事があるんだ。

俺…「花売り」少女なんだけど…;;;
いーよな、隣の果物商人はちゃんとリンゴとかバナナとか買ってくれてて…。

273 名前:(○口○*)さん:08/01/31 03:31 ID:eK6I0YYg0
やぁ、どうやら俺もログインしてしまったらしい。
剣士ギルド跡地付近で目を覚ましたんだが・・・体はどう見てもクルセ娘。
辺りに人がいるってのに、思わず声を出して驚いてしまってめっさ恥ずかしい。
しかもだ。
その声で驚いたのか乗っていたペコは逃げ出し、振り落とされるところまで目撃される始末。
おそらく真っ赤になっているだろう顔を両手で覆いつつ、とりあえずその場から逃げ出した。
その後、立ち並ぶ露店の群れの中まで来てやや落ち着きを取り戻したんだが・・・・

妙なものが売られていた。なんか覚えが有るような無いようなものなんだが

+ 5 プ チ 強 い B l a c k s m i t h の 鋼 鉄 の 箱

こんな装備ってあったっけか?

274 名前:231:08/01/31 16:42 ID:jJSlISXT0
(262誤字の声:寝息→吐息 他にも強引なところがちらほらと。寝ぼけて書くもんじゃねー)

>>267特にフラグ立った覚えが無いなら罠かもしれない。勢いに任せて打ち破るといいかも。
>>270居たのかよw心配をかけたようだ。
>>272売った事はあって買ったことは無いな。ブルジョアだぜ花売り少女。
>>273よく見るんだ。+5プチ強いBlacksmithの鋼鉄の箱のソードとか(強引

 と、いうわけでお姫様抱っこで愛でられている俺。
 当然、落ち着くどころか大混乱だ!
 これは、なんと言うか凄まじい。貧相なリエッタとは破壊力が違いすぎる。
 さすがはイnじゃなくて転生職。
 ぎゅうぎゅうと俺を捕らえる腕は力強くあるもののしなやかだ。はさみこむように砲弾の如く圧力をかけてくる二の腕付近の物体ABと香油が香るその肢体に、口を塞がれているわけでもないのに窒息寸前になる。
 お、おそるべしローウィン。三点のプロポーションもパーフェクトだが、女体であるはずの俺の頭をもクラクラさせるほどの色香を放つとは。
「……どうしたリエッタ?」
 自分の身体の破壊力を自覚していないのか、ローウィンはキョトンとしている。
 モロク数千年の媚技と天然キャラが混在するそのミスマッチはまさに凶器。
「な、なんでもありません……お姉さま」
 母乳に洗脳されたレスラー達のように何事か口走る。
 そのまま鼻血を吹きながらローウィンの腕の中で失神した。
「お、おい!リエッターーー!!」
 遠く、ローウィンの声が聞こえたような気がした。

275 名前:(○口○*)さん:08/01/31 17:24 ID:/5zzIZVY0
みんな女の身体になってるなんて…羨ましすぎる。と思う俺267。
俺はちゃんとついてるぜ。おかげで色々大変だ。
宿から大騒ぎしてるのが聞こえるが、ローウィン&リエッタなんだろーか。

>>268
>>270
>>274
指示ありがとう。今から逝ってくる。

276 名前:270:08/01/31 21:50 ID:rAnu9xFuO
ああ、レス番間違えてた。俺が見たのはインrもといローウェンの方だよ。
声かけようかとも思ったが気まずいだろうと思ってな・・・
酔いつぶれたリエッタの方だったら持って帰って店に並べてたぜ。
まぁ、またローウェンの時みたいに警備兵にしょっぴかれそうだけどな。

さて、俺はどうするかな。帰還の手掛かり探しに図書館でも覗いてこようかね

277 名前:(○口○*)さん:08/02/01 00:07 ID:lSThhweB0
233だ。
リエッタを落ち着かせようとしたら逆に興奮させてしまったようで、のぼせて倒れてしまった。
いったい何がいけなかったんだろう。
それに倒れ際になんかつぶやいていたような…

まずは手当てを優先させる事にする。
とりあえず風呂場から2枚ほどタオルを拝借し、水で濡らしたあとに絞る。
片方で鼻血をふき取ってやり、もう片方で目と鼻周りを冷やしてやることにした。
宿屋の人にはあとで謝っておこう。

フロントで、延長申請を行う。5日分もあれば十分だろう。
料金を先払いしておく。
金に余裕がないわけじゃないけど、そろそろ資金調達の方法も考えておかないとな。

リエッタが目を覚ますまで離れるわけにはいかないので、本棚に目を向けてみる。
料理の本、ポーション製造書、世紀末カプラ伝説…

…本当にあったのか。これ。

とりあえず料理に興味があったので料理本をパラパラと眺めていると、リエッタが意識を取り戻したらしい。
声をかけてみる。
ロ「大丈夫?リエッタ・・・のぼせてたみたいだけど・・・」
リ「はい・・・心配かけました、お姉さま」

・・・お姉さま?

姉御属性 1 個獲得

(※リエッタが暴走しすぎな気もしますがごめんなさい('∀`)

>>276 声をかけてくれてもよかったんだぜ?

278 名前:(○口○*)さん:08/02/01 04:45 ID:hLrLw/i/0
さて、気がついたら自キャラの忍者になっていたわけだが。

溜まり場やら狩場やらで頭装備を変えていたから荷物の中には沢山の頭装備が。
とりあえず今は赤いメガネをしているんだけども・・・これって伊達だったんだな・・・

で、溜まり場(プロ南)に置いてたはずなのに何故か船が見える。
ここはどこになるのやら・・・イズかアルベか・・・それともアマツか?

あぁ、そうだ。名前はどうやら「如月朔夜」みたいだ。
貴重品(財布とか)に名前が書かれてたからわかったんだけども。

ここから俺はどうすればいい?
どうするべきかさっぱり分からん・・・

279 名前:(○口○*)さん:08/02/01 13:27 ID:w8xkkB/YO
やぁ兄弟。初めてお目にかかる。

オレもどうやら生身でログインしてしまったらしくてだな。今でこそ落ち着いたが、目を覚ました直後はパニックを起こしてしまい、ウォンと言う名の男に随分と迷惑をかけてしまったもんだ。いやはや、本当に申し訳ない。

どうやらオレは騎士のようだ。そして一文無しで装備も何も無いままコモドにいる。ダンスステージ前の露出多めなカプラさんに倉庫をお願いしようとし、「お金が足りません騎士様」と言われて分かったことだ。
仕方ないので、倉庫代を稼ぐ為にコモド東の洞窟に今来たところだ。

さて、蛙はいるかな…おぉ、いたいた。
ジメジメとした薄暗い洞窟の中、松明に照らされた蛙の肌が湿り気を帯びた輝きを放っている。…結構大きいな…
武器もないので、右腕を振るってタラフロを殴る。拳を通して嫌な感触が伝わってくる。
怒ったタラフロに反撃されるが、全く痛みを感じない。が、殴る感触がどうもだめだ。
殴るのをやめて、蛙の後ろ足を掴む。そしてそれを、オレは洞窟の壁に思い切り叩き付けた。

――大変お見苦しい光景ですので、省略させていただきます――

…やらなきゃ良かったと後悔する。ちなみにドロップはなかった。
吐き気を押さえて次のタラフロを探す。少し歩くと、広い場所にでた。岩場にタラフロがたくさんいるな。

オレは騎士のはず。ひょっとしたらBBを覚えているかもしれない。そう思い、スキルを確認。…ほぅ、BBもインデュアも覚えている。
つまり、プロボでタラをかき集めて、BBで一掃しようという魂胆だ。殴るのは嫌だが、かといって先のようなことにはしたくない。
そこらにいるタラフロにプロボックをかけてかき集める。流石に結構痛いぜ。
敵をまとめ、タラ一匹を鷲掴みにしたオレは気合いを込めて群体にそれを叩き付ける。
「ボウリングバッシュ!!」
叩き付けられた一匹を中心に、全ての蛙が吹き飛ばされて倒れた。
ふぅ、何とか上手く…
汗を拭うオレの動きは瞬時に凍り付く。
倒れた蛙達の方から、汚い音がする。一匹だけじゃない、倒した全部の蛙が、卵を…



暫く経ってから、オレは武器屋にかえるの卵103個を、やつれた顔で売りつけるのであった…




続きはいずれ。駄長文ですまんかった。

280 名前:(○口○*)さん:08/02/01 14:40 ID:KJ2LwkJkO
今ジュノーの門の前まで来てる俺>>259。だがこのまま門を通ると捕まる可能性は高い。
何せ徒歩単独でフィゲルはやばすぎて問題外。アインやリヒ方面に向かう道も結構危なかったはずだ。
それに国内外への逃走経路も色々とあるし、手配回すならここだろう。そこで一か八か、秘策を実行してるところだ。

まずは変装。荷物からシルクハットとファントムマスクを出し、グラディウスを仕舞ってブック(卒論らしい)を持つ。
更に防寒用の外套も羽織ったがこれだけでは心許ない。門に近づく前に衛兵の死角へ。
荷馬車の中で仲間に隠れて俺が懐から取り出したのは――

「ストーンカース」

ピキピキと石になっていく体で荷物の中に紛れ込み、固まる前にポージング。
気づいた隊商の商人がきょとんとこっちを見ている。やめれこっち見んな!
そんな事やってる間に衛兵が馬車の前に来た。商人は衛兵に応対してる。
衛兵は馬車の中を見渡して――

「行っていいぞ。」

美術品中心のこの馬車。特に人が隠れられるような箱もないし彫刻なんかも積んである。何とか誤魔化せたようだ。
問題はこの商人だが――

281 名前:280:08/02/01 15:23 ID:KJ2LwkJkO
「訳ありだとは思ってたけど、やっぱりねぇ。」
商人は石化がとけた俺にため息まじりに言った。
一難去ってまた一難。どうにかして見逃してもらわなければ。さもなければ・・・

「大丈夫。何も言わないよ。ウチにも臑に傷がある奴なんて沢山いるしな。」

そう言って商人は笑った。半信半疑で複雑な表情の俺の肩を叩く。
商売人は信用が命。だから安心しろってさ。畜生、いい奴だなあんた。


広場の前で俺たちは別れた。またどこかの旅先で、と誰かが言った。俺もまた会おうぜと手を振った。
歩いてみると案外広いこの世界。もう奴らと会うことはないのかもしれないが――

空中都市の抜けるような青空を見上げる。立ち上る光の柱を目指すように降りてくる飛行船が見えた。
状況は少しよくなったがまだまだヤバい。一発気合い入れてかかろうじゃないか。
頬をばちんと叩いて気合いを入れ、ふと思い当たる。
そう言えばジュノーにはカプラ転送もあったはずだ。

どっちを使ったものか。どのみちマークされてる気がして悩む。すまん誰か指示をくれ。

282 名前:231:08/02/01 18:09 ID:u38nGmEt0
(声:>>233暴走は俺の所為だから気にしないでー)

>>276ソロで宿に来てもいいんだぜ。
>>278何はともあれ、♂か♀か報告するんだ。そしてはいてなうわなにをすry
>>279消防の理科の授業を思い出しちまったじゃねーかw
>>281そのまま美術品として売られていくのかと思ったぜ。移動方法だが、飛行船は逃げ場は無いがネタは多いぞ。

「はい、心配をかけました。お姉さま」
 いまだに洗脳されている事実に驚愕する俺。
 対するローウィンは微妙な顔をしている。
 お、おかしいぞ。俺は悪女になるべくDQNっぽい口調ですごしていたはず。
 いや、まてまて。こうじゃなくてだな。俺はこんな言い方しねえよ、と口にすると。
「いえ、あのその。ち、ちがうんですこれは。アタシはこんな言い方では!」
 頭を抱えて羞恥に悶える俺。うげ、気持ちわりい。
「ま、まあいいんじゃないの?可愛いし」
 ばっ、馬鹿野郎てめえ!俺は中身男だっての、が。
「な、なにをおっしゃって!アタシは、中身が……その、殿方で」
 デレ率入っちまった。頭痛くなってきた俺はドアの方へくるりと向きを変えた。
「出かけるの?」
「はい。ちょっと頭を冷しに。すぐ戻りますお姉さま」
「いってらっしゃい」
 ローウィンに送り出され、階下に下りた俺は、自分の宿泊金額を払い、払い戻しをローウィンに届けるように言いつけた。
 財布を見る。路銀が心もとなくなってきた、と思った。
 ついでに飲物を頼んで一息つき、言語機能を正常にするべく発声練習をする。
 フロントの姉ちゃんに怪訝な顔をされてしまった。

283 名前:(○口○*)さん:08/02/02 03:38 ID:gnIIkQUA0
>>+ 5 プ チ 強 い B l a c k s m i t h の 鋼 鉄 の 箱

これって例のアレだよな?
アイスファルシオンとセットで初めてその真価を発揮するという・・・

284 名前:278:08/02/02 05:54 ID:CphsGeEf0
>>282体の性別は♀だった。魂は♂なんだが。
・・・はいてな?下の下着はきちんと穿いているみたいだが。ちなみに上はさらしらしい。

とりあえずどうすればいいのか分からないので動いてはいないが。
よって目の前には海が広がっている。

近くに階段があってその階段の向こうには家・・・か?
まあ、建物が見える。

たまに階段の上の方に男女のカップルが見えたりしているが。ちくせう。
こっちには降りてこないのがほとんどだな。

指示を、指示を頼む。

285 名前:(○口○*)さん:08/02/02 09:32 ID:/y/AcPuQO
>>276だ。プロ図書館行ってきたけどギブアップ。ちと休憩中だ。
並行世界や異世界に関する研究を調べてるんだがよくわからん専門用語が多くて困る。
どこの世界もこの手の本は一緒だな。どうしたもんか。

>>278
そこは多分伊豆だ。交通の便がいいとこで良かったな。
とりあえず本とかなんとかでスキルの使い方確認したほうがいいぞ。体が覚えてるから少しのきっかけでコントロールできるはず。
俺は殆ど感覚だったけどな。何しろラウドとかARとかOTとかCRとか・・・
テンション上げて脳みそのリミッター外したり力任せにカートでジャイアントスイングしたり
殆どそんなんだから狂気飲んだ瞬間思い出したよ。ロクでもないが単純で助かった。
他のについても読んだからちょっと練習してくる。こっちで生活基盤整えるためにも使いこなさないとな。
飯が食えなきゃ帰る方法探すどころじゃねーし。

286 名前:231:08/02/02 15:48 ID:sRJ1SRzn0
 怪訝な顔をした旅館ネンカラスの女将。
「お、お客様。どうなさいました?」
「い、いえ。その、風邪……かな」
 とりあえず取り繕う俺。
「はぁ。それはそうと、朝食のご用意が」
「すいません。では持って上がります」
「少々おまちを」
 トレイには二人分の飯。パンとミルクとベーコンエッグ。少々のサラダだ。
 うーん。1泊5000zenyで食事付。プロの一等地に建ってるくせにやすいぞネンカラス。もっと取ってもいいぜこれは。
 とはいえ、財布がとても軽くなった。求人でも探すかと思いながら、部屋の前まで戻ってきた。
「おーい、ローウィン。飯だ飯!開けてくれ」

287 名前:(○口○*)さん:08/02/02 23:21 ID:/y/AcPuQO
>>276だ。今プロ東でHFの練習してる。あれも力任せに地面殴るんじゃないのかって?
いや伊達にSTR1の奴でも使える技じゃねえよ。大鎚に似た使い方の武器を核にイメージを叩きつける、とかなんとか。
大切なのはイメージ力。これがなかなかうまく行かなくてな。ハンマーが出たり出なかったり。
最初出た時はびっくりして消えちまったけど段々リアルな感じになってきた・・・かもしれない。

>>281
今ふと思ったんだが・・・アルデのセーブポイントでお前さんを取り逃がした警備隊が張ってたら
もうそこでゲームオーバーじゃね?即包囲乙だろ

288 名前:278:08/02/03 04:48 ID:VbRCbWIu0
>>285
了解した。
スキルが載ってるのは・・・っとあったあった。こりゃ本と言うより巻物だな。
まあ転職がアマツだったからなんだろうけど。
とりあえずこのキャラは忍法型だったはずだから読むだけでもやり方少しは思い出せるだろうと思う。

イズか・・・なら階段を上がったところにベンチがあったとハズだ。
そこでスキルの確認をしようと思う。

今の俺の目印は赤いメガネ+風車のかんざしだ。
あと、あえて言うならバゼラルドを腰に差している。俺の重要な武器だしな。

まあ、誰かに呼ばれたりしない限りはここにいると思うからよかったら会いにきてくれ。

289 名前:(○口○*)さん:08/02/03 17:29 ID:L9XEwNY20
(※ローウィンの中の人は風邪でダウンしているようです※)

290 名前:231:08/02/03 22:44 ID:EHnMFkQf0
 朝飯もって帰ってみると、ローウィンがぶっ倒れていた。
「おい!ローウィンしっかりしろ!」
 デコに手を当てると非常に熱い。慌てて下へ降り、女将を呼んで医者をと頼んだ。
 幸いなことに、牛乳好きの医者が未だに滞在していた。
「この赤と青の薬を交互に飲ませてください。では」
 おいおい、ミイラと一緒でいいのかよ。
 兎にも角にも薬を飲んで落ち着いたのかローウィンは眠りについた。
 くんずほぐれつとは言え、毛布一枚で寝てたのがまずかったのだろう。
 俺が風邪をひいていないのはきっと阿呆だからだな。うん。助かったぜ。
 今のでなけなしの路銀が尽きた俺。
 デコに乗せたタオルを代えながら、狩りへ行く準備を始める。
 得物は角弓。一見原始的に見える。だが、北欧神話において動物の角は強力な武器の一つだ。言葉では説明できない凄みを、年季の入ったツヤから感じ取った。矢筒を確認した。引き出した矢は錆防止の油にぬめり、矢尻は鋭い。
 さて、279を見習って魚介類でもやりに行くか。途中で278にも会うかもしれないしな。

(声:233おだいじに)

291 名前:(○口○*)さん:08/02/04 06:28 ID:6I9GsxF00
>>289
寒くて風邪ひきやすい時期だし、ゆっくり休んでしっかり治そうぜ。

というわけで俺>>275。現在またも砂漠にいる。前と違って、寝坊まーちゃんと一緒だ。
道を知ってる相手がいるって素晴らしい。ついでに女の子と二人旅。ひゃっほう。

しかし、冒険者って侮れないな。
この子も見た目はただの子供なのに、動きに隙が全く無い。
持ってる武器が鈍器じゃなく片手剣だったからかもしれないが、商人の服着た剣士子じゃね? と思ったくらいだ。気がつくともう戦闘が終わってる。

あ、頼むからお肉はコンドルかペコ、せめて親デザにしてください。
子デザとかサベージべべとか、美味いのは分かるんだが俺には食えねえ…

292 名前:(○口○*)さん:08/02/04 06:48 ID:6I9GsxF00
うお、上がっちまった

293 名前:(○口○*)さん:08/02/04 07:13 ID:9Cg2WnQg0
スレ覧更新してパッと見たら1個下のスレと混ざって
「目が覚めたらガンホーだった!」ってスレタイに見えてしまった

294 名前:(○口○*)さん:08/02/06 22:09 ID:mT8G1Lmx0
程よく沈んできたし、そろそろほっしゅ兼ねて

233だ。
気がついたら布団で寝ていた。
頭を冷やすといって出て行ったリエッタを見送って…その後から記憶がない。
この後どうしようかな…と外を見に行こうとしたような気はする。

倒れたのか…。
いつの間にかピンクの寝巻きを着せられていた。これは誰の趣味なんだろう。
おでこにひんやりとした感触が。これもまたピンク色のタオル。
リエッタがやってくれたのかな。後で礼を言わないと。
着替えさせられていたということは、いつの間にか脱がされたということだけど…(今は)女同士だし、いいよね。

窓に目をやると、カーテン越しに日が差し込んできている。
まだ日が高いことがわかる。
まだ体は動きそうにない。もう少し眠ることにする。

(※ここまで風邪が長引くとは思わなかった。みんなも気をつけてください。
自分のは自業自得ですが。)

295 名前:(○口○*)さん:08/02/07 03:07 ID:Xmxpa4xM0
誰だ誰で、何してきたかわかんなくなってきたので、ちょっとまとめてみました。
改行が多いと怒られ、レスアンカーが多いと怒られ、書き込みめげそうです。
ってことで、3つに分けます。

■♂ノービス
森から逃げ出し、商人転職試験中
>>187 >>194 >>201 >>203 >>217 >>225 >>236 >>267
>>275 >>291

■♂セージ
なぜか追われてるので、逃亡の日々
>>188 >>189 >>211 >>218 >>226 >>239 >>253 >>259
>>280 >>281

■♂BS
ローウィン助けたり、図書館いったりの露店マッシヴ兄貴
>>192 >>197 >>200 >>204 >>206 >>208 >>209 >>210
>>220 >>228 >>270 >>271 >>276 >>285 >>287

296 名前:(○口○*)さん:08/02/07 03:07 ID:Xmxpa4xM0
■ローウィン ♀アサシンクロス
元インリン様、今はリエッタと宿屋で・・・
>>195 >>202 >>205 >>207 >>212 >>224 >>233 >>257
>>260 >>268 >>269 >>277 >>289 >>294

■♂ケミ
219の後でリエッタにcc
>>213 >>215 >>216 >>219

■リエッタ ♀ローグ
ローウィンと宿屋で・・・
>>231 >>232 >>235 >>238 >>240 >>242 >>245 >>246
>>256 >>258 >>262 >>274 >>282 >>286 >>290

297 名前:(○口○*)さん:08/02/07 03:10 ID:K1zonQaD0
■騎士子
兄貴に捕まる
>>244 >>255

■少女
果物商人がうらやまし
>>272

■クルセ娘
+5プチ強いBlacksmithの鋼鉄の箱を発見
>>273

■如月朔夜 ♀忍者
赤いメガネ+風車のかんざし
>>278 >>284 >>288

■騎士
文無しでタラフロまみれ
>>279

298 名前:(○口○*)さん:08/02/07 10:27 ID:+Iafsy8m0
乙。俺もわからなくなってたところだぜw

299 名前:♂セージ:08/02/07 11:04 ID:Bu/ayT0m0
>>297
超乙。ちなみに俺は目が覚めたらエルメスプレートだったんだ。
どこからともなくドリラーの気配がしたが、とりあえず勝てそうな気がしないんで
逃げ回りつつキルハイル学院まで道を聞きに行ったら迷ってる間に夜になってしまい、
そこで運悪く機械人形の出荷現場目撃しちまって口封じのために追われて今に至ってる訳だ。

というわけで>>282,>>287の指示に従い、俺は飛行船でミッドガッツに脱出することにした。
飛行船も確かに逃げ場はないが、セーブポイントで張られてたら確かに終わりだしな・・・

そんな訳で空港にやってきた。ゲーム内じゃ大して人がいないところだがかなりの賑わい。
冒険者の姿こそさほど見ないけど、さすが一国の首都だけあって人は多い。かなりの都会だなぁ。
歴史と落ち着きを感じる大都市。寒いが空気は澄んでいて、空は綺麗だ。
シルクハットを目深にかぶって空港の扉をくぐる。特に警備らしいのは居ないが・・・


俺、指名手配されてる。


リアルでよく張ってる、この顔見たら110番!ってヤツ。あれみたいなのに俺の顔が。
いやむしろ賞金首というヤツか。アルデバランの警備兵凍らせたりして逃げたからな・・・
しかもお前200kて微妙な首・・・そして名前も書かれていない。
無名の冒険者だからか名前はバレていない模様。

と、とにかく正面突破はヤバい。別の手で密航せねば。

また彫刻に化けて・・・というのは却下。つーか不可能。街に入る時は何とか持ったけど
あの魔法の効果時間はゲーム中のまんまだから、とてもじゃないが持たない。
しかもあれ息止まって苦しいんだぜ。石化中の感覚も何とも気持ち悪いし。ありゃHP減る訳だよ。

そこで再び着替え始めた俺。セージの上着やシルクハットを鞄にしまって
代わりに隊商で着替えに貰った作業着みたいな服に着替える。
更に何か手頃な頭装備・・・あったあった。鞄の底に眠ってたくたびれた頭巾を頭に巻く。
残りの荷物は武器も含めてカプラに預けた。グラリスがバイトみたいな男どもにびしばし指示飛ばしてる。
名前を言ったらなんかの機械でさくっと照合して取り次いでくれた。

あと必要なのは弁当か。
何をする気かって?まぁ見てろよ。

300 名前:♂セージ:08/02/07 11:06 ID:Bu/ayT0m0
結局、弁当代わりにパンを買ってきた。焼きたての、でっかい旨そうな胡桃パンだ。
お察しの通り行ってきたのはカシスの店だ。ちゃんと営業してたよ。
まぁ常にゲーム内みたいな調子じゃ店潰れちまうしな。どんな感じかと思って見てきたんだ。
カシスは普通の子だけど可愛かったよ。顔煤けてたり手も火傷だらけだけど、表情がいい。
ありゃいい子だよ。ゲーム内じゃ材料集めほっぽり出してごめんよ。

ちょうど昼ごろに向かったのは空港の裏手。意外にリアルなこの世界、やっぱり目当ての場所はあった。
貨物運びの人足の詰め所だ。めいめい床に座り込んでもそもそと飯を食っている。
俺も袋から胡桃パンを取り出して、牛乳ビンの蓋をあけた。やっぱ牛乳でしょ。

周りを見ると、がっちりした体型のオッさんから学生のバイトらしい兄ちゃんまで色々といる。
男女の身体能力が変わらない世界だからか、女も割といた。
休憩が終わったらこいつらに混ざって荷物運びに出かけよう。
あとはうまく頃合を見て、バレないうちに船倉に潜り込むだけだ。


じゃあちょっと働いてくる。またな!

301 名前:(○口○*)さん:08/02/07 11:16 ID:Bu/ayT0m0
連投すみませんが>>295-297に補足

■おっさん
Wizか廃Wizになったはずが色々とアッー!
>>266


あと>>233お大事に。最近俺の周りでもインフルエンザが流行ってる。
長引いてるみたいだけどこじらせないようになー

302 名前:231:08/02/07 15:35 ID:mRgFqBjN0
>>301
GJ。非常に分かりやすくなってありがたい。

>>300
WANTEDか。国外へ頑張ってな。

衛星都市イズルード。通称、伊豆。
プロとくらべてこじんまりしたイメージがあるが、首都の玄関口なだけはある。
港がデカイぜこれは。波止場には船荷が山積みで、空には着陸待ちの飛行船が数隻ほど旋回している。
今はやってないが、アリーナで武術大会があるとかきいたことがあったな。
さてと俺はバイアラン島へだ。
そういや>>278こと如月は……?
いねえな。忍んでやがるのか。
ぜひともフンドシの是非を直接拝みたかったものだが。

303 名前:278:08/02/08 04:19 ID:L8o5NIQb0
>>231
む・・・スキルの巻物を読むのに夢中になって無意識に気配を消してでもいたのか・・・?
忍術系だしまだLv62で完成していないから影跳びや霞斬りなんかは覚えてないんだが。

フンドシの是非、か・・・
流石に下を見るのは恥ずかしいから感触だけで穿いている、と分かったのだが。
おそらく身体に当たる感触からしてフンドシではないと思う。
アマツにもカプラがいる事からそこに洋風の下着が出回っていてもおかしくはないと思うが・・・どうなんだろう?

>>300
船員とかにばれないようにな。
もし見つかっても切り抜けられるよう祈っとくよ。

304 名前:192:08/02/08 09:42 ID:KyIca7NI0
>>294
そういう時は長ネギを首に巻いて寝るといいってばっちゃが言ってた

>>295-297
超乙。思わず読み返してきた。

>>300
このスレから遂に賞金首か・・・まぁィ`

>>302,>>303
ここでリエッタ方向音痴説。つか、街の外だとうまく地図通りに動けなくて迷ったりとか
結構あったみたいだしな。地図ほんとに大丈夫か?


さて俺はと言うと・・・HFは完璧にモノにできたぜ。
必死に槌を振り下ろすイメージを練ってたが、ふと思い立って名刺ナイフ作ってみたんだ。
そしたらやってるうちに手が金槌の感触を思い出してきてな。

他には素振りしたり、プロ東のmobを実際に狩ってみたりしてる。
こうしてると、頭の中に武器の扱い方についての知識がどんどん蘇って来るんだよ。
武器が持ってる"呼吸"みたいなものも掴めるようになってきた。
そいつを理想的な形に整えて武器性能を引き出すのがWPだと本に書いてあった。
もう少し練習すればWPもそろそろ使えるようになりそうだな。

んで、あと使えないのがMP。そして意外な事にメマーと露天なんだ。
露天やってなかったかって?・・・いや、周りのマネして普通に店開いてただけなんだが
周りの奴ら不眠不休でも全く疲れた様子がねぇんだ。愛想いいことこの上ない。
これは明らかにおかしい。ゲーム上でも地味に結構なSP使うからきっと何かあるんだぜ。

あとメマーは今度調べてみないと本気で分からんな。
こいつの馬鹿力で銭投げつけたら確かにポリンもルナも吹っ飛んだが、斧で殴った方が明らかに強い。
投げつけてから殴っても何も変わらない。銭もなくならないしな。拾えばいいんだ。


しかし、俺も慣れたもんだ。最初にルナを叩き割った時はだいぶ気分悪かったんだが
今じゃ焚き火で焼いて食ってるくらいだ。中型犬より少しデカいくらいの毛の長いウサギなんだが、うまいぞ。
奴ら畑を荒らすとんでもない害獣らしく、狩ってると農家のおっさんが色々とくれるしいい獲物だよ。
そういう意味ではファブルやクリーミーもお勧め。まぁ、あんなデカい芋虫に繁殖されたら畑ボロボロだわな・・・

305 名前:231:08/02/08 17:21 ID:jumiPSGd0
>>303
いや、忍者と装備は分かったんだが、容姿が分からなくてだな。
そこのところ明記すればよかったな。すまん。
遠目にベンチへ座ってる忍者が見えるので声をかけてみるよ。

>>304
俺は方向音痴なのか。外を歩いた記憶はアルベルタ周辺しか無いけど。
まぁ、自覚が無いから方向音痴なのかもしれない。気をつけるよ。

 と言うわけで波止場付近であたりを見渡し>>278こと如月を探す俺。
 赤メガネに風車のかんざしは……お。いたいた。
 律儀にもベンチで正座している忍者♀。
 かんざしで結い上げた髪。青白いうなじが色っぽいぜ。
 なにやら懸命に巻物を読みふけっている様子で、難しい顔をしていた。
 邪魔しちゃ悪いとも思ったが、むっちりした絶対領域が気になったので声を掛けてみた。
「読み物してる所へ失礼しますー。如月朔夜さんでしょうか?」
 巻物から視線を上げた忍者♀は、胡乱な表情でこちらを見据えた。
「てめえ、リエッタだな。よくも俺のことを勝手にお色気キャラにしやがって」
 立ち上がった忍者はバゼラルドを逆手に構え、剣指を作った。
「へ?ちょ、ちょっとまて。だって忍者ってローグもかくやというほどの露出絵ではいてないで有名」
「いいから氏ね」
 彼女が足元へ手を突いた瞬間、地中へ潜った。
「どこ行きやがった!出て来い!!」
 不発に終って怒り狂う如月。
 恐れをなした俺はそのままdjでこそこそ逃げ出した。

306 名前:278:08/02/09 01:58 ID:gWSQeB0U0
>>305
>>231ことリエッタに(練習も兼ねた)紅炎華をぶつけてやろうと思ったらdjか何かで逃げやがった。
「マジでどこ行きやがった!」
あぁそうだよ!なんでもないように話していたが下着の色やら何やらは本当はめちゃくちゃ恥ずかしかったさ!
この鬱憤は言い出した奴にぶつけるのが一番だと思っていたしな。
「あぁもう、的はその辺の石とかで良いか・・・!?」

練習+鬱憤晴らしでその辺の石に向かい氷閃槍やら紅炎華やらを撃ってみた。
きちんと出るようだ。
「今度はLv1で速度優先で当ててやろうか・・・?それなら当たるだろうし威力も低いからたいした怪我にならないだろうし」
・・・いや、落ち着け、落ち着け俺。Koolになれ。
そんな事をしても意味が無い。逆に皆に危険視されそうだし。
そうなったらやばすぎるだろう。
深呼吸とかでもしてとにかく落ち着こう。

スゥーハァースゥーハァー・・・スゥーハァー・・・スゥーハァー・・・ヒッヒッフーヒッヒッフー
・・・って違っ!

・・・よし、多少は落ち着いた・・・と思う。
悪かった、リエッタ。
そういうわけだから下着ネタやお色気ネタは出来れば俺に対しては控えて欲しい。
こちらも出来るだけ逆上しないようにはするつもりだが。
スキルもきちんと使える事が分かったし、イズやプロ周辺で練習をしてみようと思う。
街に居るときはイズ・プロどちらかに居ると思う。
見つけたら声でもかけてくれ。

ちなみに。
姿はこんな感じで csf:ir0n51x201
スキルは今は大体こんな感じなハズだ http://uniuni.dfz.jp/skill3/nnj.html?106kIsrA1qy

307 名前:231:08/02/09 18:10 ID:rcdhGoto0
 地の中で方向が分からなくなった俺。
 >>304のいうとおり、やはり方向音痴なのだろか。
 記憶が確かならばイズの波止場の上にあるベンチ付近は断崖絶壁。
 下手すりゃ海にドボンだ。出たら殺されるのは目に見えてるし、どうしたものか。
 少しずつ地中を掘り返していると上から何か聞こえた。
「……ヒッヒッフーヒッヒッフー」
 ラマーズ法?上でお産でもしてんのかよ。
 とりあえず上に人が居るということは建築物の下ではないことは確かだと思った俺。
 地中から一気に浮上した。
「うぉあ!」
 肩にずしりと重みが圧し掛かり、頭上から悲鳴が聞こえた。
「あん?」
 左右を見ると黒いニーソと素晴らしいまでの絶対領域が俺の肩に乗っていた。
「て、てめえ……いい加減に!」
 顔から血の気が引く。恐る恐る上を見ると怒りに燃える赤メガネ。
「あ、あはは。肩車楽しいよねぇ、じゃなくてだアレだその。事故で」
 再びハイドを行なおうとした俺だが、ガッチリ三角締めを決められて逃げられない。
「逃げようったってそうはいかねえ」
「ひ、ひぃ!」
 バゼラルドを再び握って印を結んだ如月。
 術が来ると思った瞬間、肩の重みが消え失せた。
 ドン、と衝撃が背に響き、もんどり打って地面へ転がった俺。
 地から天を仰ぎ見ると、宙を舞う華麗な忍者が死の宣告を放った。
「龍炎陣!!」
 爆音が全身を打ち、リエッタの声高な金切り声が他人のように聞こえた。
 景気のいい音と共に気泡で視界が埋まり、結局落ちるのかと毒づいた。
 

(声:>>278ナイス合いの手。ありがとな)

308 名前:(○口○*)さん:08/02/09 19:15 ID:zLRENbld0
商人転職の筆記試験が終了して、結果待ちの俺>>291
うん、筆記なんて聞いてなかったさ。前情報ありがとうまーちゃん。

識字能力で分類されてるみたいで、俺のテスト用紙は文字がぎっしりだった。
問題が違うから、答えを教えなければ見てもいいって話だったんで隣の少年(10歳ぐらい)のも見てみたんだが、これはひどい。

「40zの赤P5個は何zになるでしょう。また手持ち2000zはどれくらい減るでしょう。」
↑これがイラスト付きで、しかも得点が2つ正解で30点。テストの方式は100点中40点さえ取れば合格という物。
商人になったら何をしたいかっていう問題(何書いてもOK)が10点だから…問題作った奴はアホかと。
結果次第だが、俺もようやく一次職として冒険者の仲間に入れそうだ。

それにしても♀ノビはかわいいな。だが手は出すな。何を言っているか俺にもわからない。
ただ見ていただけなんだが、何者かに殴られたらしく、青い空を眺めている俺。あぁ、次は転職だ。

309 名前:278:08/02/10 03:48 ID:4uFONrBB0
多少は落ち着けたのでリエッタが出てきたときに怒らずに話せるか?
って思った瞬間に足元から何かが出てきやがった!
いきなりだったから「うぉあ!」って悲鳴を上げてしまったけどもなにが、って・・・
またてめぇかリエッタ!お前はどんなに俺にセクハラすりゃ気が済むんだ!
今度は逃がさねぇ・・・絶対ぶち当ててやる!
何か「事故で」とか言ってるけどそんな事は後で聞いてやる!

・・・ん?またハイドでもしようとしてるのか?そんな事させるわけ無いだろうが!
「逃げようったってそうはいかねえ」
足元に出てきたり絶対領域とか言ったり脚が好きならその脚で捕まえといてやるよ!
捕まえたまま龍炎陣の詠唱が完了したからとっさに動けないように突き飛ばして・・・
「龍炎陣!!」
リエッタに向かって術を放つ!
あいつはそのまま海に落ちてったがな。

・・・って海に落ちた?
「うわっ、やりすぎた!?」
頭に血が上ってる時に聞いたのでそういや事故とか言ってたような・・・
頭が冷えた俺は急いで港に行って小さな船を出してもらって落ちた所ら辺に連れて行ってもらった。
「・・・よかった。生きてるっぽいな」
そのまま船に引き上げ港に戻った後船を出してくれたおっちゃんにお礼を払って・・・と。
水を吐かせた後に、気絶しているっぽいリエッタを膝枕して起きるまで待ってやる事にした。
海に落としたのは俺の責任だしな。それは謝らないと。
あと、
「事故とはいえ何回もセクハラしてくれたからそのことでちょっと説教でも・・・」
その後仲直りでもすれば良いか。
次セクハラしたらバゼラルドの柄で頭小突いてやると決めとこう。
「起きるんなら早目に起きろよ〜」
とか軽くいいつつ。


(声:いやいや>>231こそ。ただ、こんなに乱暴なのは頭に血が上っている状態だから、と言う事で。リアルは結構ネタ好きな人間なんでw)

310 名前:231:08/02/10 16:30 ID:Ct3sJyKw0
>>308ルーンミッドガルドの平民は頭悪いんだろうな。学校も無いし。

 さて、俺だが。後頭部の異常なまでの心地よさに、良い夢を見たような気がした。
 目を覚ますと、目の前に赤メガネの忍者がいた。
 背中に嫌な汗をかきつつ、とりあえず挨拶をしてみた。
「お、おはよう」
「おはようリエッタ。早速だが、そのまま聞け。まずは俺の蛮行を謝ろう。
だが、お前はなんだ初対面の相手に対していきなりはいてないだのフンドシ
だのいいやがってかりにも女に対してそんなことをいうとはうんぬんかんぬ
んうんちくうんちく……」

 ――数時間後。

「だからお前はローウィンに対してもまず誠意のある行動で」
 まだ続いていた。
 俺は地べたに土下座して地に頭を擦りつけながらもう勘弁してくれと懇願した。
「ん?まぁいいか昼飯時だしな」
 ほっと息をつく俺。同時に、髪が塩を吹いている事に気が付いた。
 あーそっか俺海に落ちたんだっけ。説教聴いてる間に乾いちまったな。
 服も海水が微妙に乾いてベトベトだ。
 ホットパンツの中のブリーフがよじれてなんか変な感じだ。
 安物だから替えはいっぱいあるしな。えい。
「ぶっ!ちょっ、おまっ!バカヤロー!!」
 顔を真っ赤にした如月に殴られた。

311 名前:(○口○*)さん:08/02/10 23:12 ID:FIeDI19M0
最近のこのスレ、かなり面白くて、自分も中に入りたいくらいなんだけど
普通の書き込みもないと、作品投下とか雑談もしづらいかな?

>>ミッドガルドにいるみんな
まとめてもらって少しはわかりやすくなったけど、コテハンは数字より
名前の方がわかりやすくないかな。パッと見で誰かすぐわかるし

312 名前:(○口○*)さん:08/02/10 23:28 ID:Hhmj/ZdI0
>>311
コテ把握した。
雑談なんかもドンと来いなんだぜ、こっち(ROの中)の人間としても。

こっちとしても、なんか行動の指針になりそうなネタとかがあれば
そのように行動してみたり出来て面白そうなのだが。


場面かわってこちらはローウィン。(>>294の続き)

目が覚めた。時間としてはちょうど正午くらいのようだ。
なんか夢の中で、リアルで働いてた気がする。
体調を崩したからだ、と思いたい。

ある程度体調が回復したようだ。
どんな処置をされたかはわからないが、体が軽い。
枕元を見てみると…

赤い薬と青い薬があった。

実は私は武器装備コレクターでもある。
もちろん優秀な装備はチェックしてある…これは…

モンスターサイドストーリーの、マミーに飲ませる薬か!

ROのクエストの中ではかなり強引に青い薬を飲ませたけれど、あの反応を見る分には
かなりドキツイ体験が出来るに違いない…
正直言って飲みたくない。

見なかったことにしてもう一眠りしよう。おやすみ。

313 名前:117:08/02/11 01:01 ID:005G4iq/0
しばらく話のまとめに時間食っている間に、この掲示板がすごい事になっていて驚きです。
流石MMOの世界。交流って素晴らしい。
私もそちらに行って指示を仰ぎたいところですが、
こちらの話を先に完結させねば!


ということで、前回から相当時間が経ってしまいましたが15話目投下です。
ようやくターニングポイント…展開遅すぎます。
そしてテコンはきっと下にブルマを穿いているに違いない。
じゃないとあんな服装…無理がある…。

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0180.txt

314 名前:♂BS:08/02/11 01:59 ID:ZoXASLAl0
>>311
こんな感じでいいかな?とりあえずはこれで行こうと思う。

さて、スキルの練習もちょっと飽きたので、ローウェンを見舞いに行こうかと思う。
と言っても寝てるみたいだし、青い奴とは別の薬を届けようと思ってな。
カーレボの素振りついでに中身整理してたらうってつけの物が出てきたんだ。

風邪引いた時には体力つけなきゃならん。むしろ体力さえあればどうにかなる。
それがこいつを飲めば体感で体力の1割ちょい回復、体も活性化されてVitにして6ほど体力アップするはずだ。
売ろうとも思ったが戦闘用のドーピングには微妙で中々売れないし、折角だから使ってくれ。

これからネンカラスに届けに行く。女将に言えば取り次いで貰えるとは思うが
念のため俺の人相もここに乗っけておこう。見れば一発で分かるはずだ。→csm:8t070z0z090d05
補足だが背中にはTOMスレイヤー背負ってて、カートは積み過ぎで色々はみ出てる。

315 名前:♂BS:08/02/11 03:12 ID:ZoXASLAl0
そんな訳で今ネンカラスの前まで来たところだ。
まあローウェンも寝てるだろうし、部屋に押しかける気は別にない。
とりあえず従業員にこいつを預けて帰ろうと思う。さぁ行くか。

「いらっ・・・!?・・・しゃい、ませ・・・」

何だ?フロントの姉ちゃんがこっち見るなり固まってやがる。
一瞬タンスの角に小指ぶつけたような顔しやがったぞ。一体何だってんだ。
ああ。ひと目で俺だと分かるように奇抜な格好してったのが間違いだったか?
まぁいいか、必死に営業スマイルを維持しようとしている姿が微笑ましいのでこのまま通そう。

「毎度。ちょっとここのお客さんに届け物があるんだが・・・」
「と、届け物でございますか?」
「そうだ。宿泊客の名前とかは言う訳には行かないだろうから、そうだな・・・」

もし俺が名前を言ってそれを受け取った場合、そういう名前の宿泊客がいる事をバラす事になる。
それを理由で受け取り拒否されても困るので俺は別の表現を探した。

「ここに来てから暫くダウンしっ放しの殺し屋がいるだろう。そいつによくキくクスリを届けに来たんだ。」
「!!?」

我ながら的を得た説明だと思っていたんだが、何故かフロントの姉ちゃんの動きがぎくりと凍りついた。
ていうかアレ?なんか俺誤解されてない?何そのキメてる人を見るような目は!?

「OK落ち着け、大丈夫だ。俺は怪しい者じゃない。」
「ひっ!?」

弁解しようと一歩歩み寄ると、彼女は飛び退くように後ずさる。
しかし後ろは壁。彼女の顔に一瞬よぎったのは紛れもなく恐怖と絶望の表情だった。
小さな肩は小刻みに震え、目には涙を浮かべている。これは・・・この展開は確実にヤバい!
焦った俺は自分が触覚生やした目元自主規制のマッシヴ逆毛BSだという事も忘れて弁明した。

「ちょ、待てマジで落ち着け。まさか俺が一服キメてラリった変質者だとでm」
「嫌ぁぁあああああああああああああ!!!!」
「ッ!?」

316 名前:♂BS:08/02/11 03:13 ID:ZoXASLAl0
悲鳴に応えるように、食堂から、上の階から、数人の人間が駆けつける足音が聞こえた。
これは間違いなくフルボッコにされて騎士団に突き出される展開だ。生死を問わずに。
ふざけるんじゃねぇ、俺は痛いのは嫌だ!!つーか薬届けに来ただけで何でこんな事になってんだ!?

「だあああああああああ畜生ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

派手に砕け散るガラスの音。背後で巻き起こる大騒ぎ。
囲まれる前にと俺はネンカラスの窓ガラスを破って大通りの人ごみの中へ猛ダッシュで逃げ込んだ。
多分ドア蹴破るより修理代は安いと思う。誤解が解けたら払いに行こう。解けるかどうか知らねぇが。
とにかく今は捕まってたまるか!絶対逃げ切ってやる!

リエッタ、突然だけど今からそっちに行く!色々面倒な事になったからローウェンに薬を渡してくれ!
ああそうだ、この格好のまんまじゃ追っ手に一発でばれちまうな。
ちょっと変装したけど分かると思うから見かけたら声かけてくれ! csm:8d072h0c0d05

317 名前:231:08/02/11 15:55 ID:uV2MEaQk0
>>311
ちょっとまてwその流れだと俺まで捕まる可能性がある。
今からとある場所へ行くからそこで落ち合おうぜ。

 如月から人前で肌を晒す愚かしさについて、さらに懇々と説教をくらった俺。
 間の抜けた音が二人の腹から聞こえ、昼時をややすぎたことに気が付いた。
 顔を見合わせて笑った俺達は中央の屋台で食事を済ませ、握手をして分かれた。

 さてと、再び波止場へもどった俺。
 海底洞窟ダンジョンこと伊豆Dへ向かう。快足船へ料金を支払い、バイラン島へ。
 どうでもいいけど、この島ドクロなんだよな。この視点じゃぜんぜんそうは見えないぜ。
 カプラで装備の最終チェック。頭にひよこのっけてさあ行こう。
 アクティブの居ない地下一、二階を通り過ぎ、地下三階へやってきた。

 オボンヌが寄って来るのがみえる。
 弓を打ち起した俺。流れるように矢をつがえ、引く。会に入って離れを待ち、自然と訪れる射。
 首から上が吹っ飛ぶオボンヌ。いや、すごい威力だ。さすがは中型弓と属性矢。
 やや重いので体重を掛けてえいやっ、と弦輪を外して調整後に掛けなおす。
 カナトウスがゴロゴロ飛び跳ねる中、弦を鳴らして張りを確認。……こんなもんだな。
 と、海中からわさわさとオボンヌ×4。一番近くのオボンヌを打ち抜き、残心する間もなく次々矢を放つ。
 ぉ。DAでた。
 
 >>311ここらで適当に狩してるよ。

318 名前:231:08/02/11 16:13 ID:uV2MEaQk0
(中の声:礼を欠いてしまったな)
>>278ノリが良くてたのしかったぜ。また遊んでくれ。

>>233風邪は大丈夫か?(リアルで

>>117赤ぶるまぁならはづかしく……ないのか。まぁ霊媒師おめでとう。

319 名前:リエッタ:08/02/11 19:10 ID:uV2MEaQk0
連投すまない;
>>317の誤字。分かれる→別れる 会→開
アンカーミス>>311→♂BS

なさけねえな俺orz

320 名前:♂ノビ:08/02/11 20:52 ID:yDJQRP1S0
そういえば名無しだったと気づいた俺>>308、♂ノビ。もうすぐ商人。
他にいないから、これでいいよな。

突然だが、俺に次は無いかもしれない。
誰に殴られたのかと思ったら、毒々しい紫色のでかいイソギンチャクだったんだ。
そう、ペノメナだ。ノビのHPで生きていられたのが不思議なくらい、そいつはでかかった。
ペノは俺には目もくれず、まっすぐ♀ノビのほうに向かってやがった。

なんというか、色々とヤバい。
助けを呼びに行くかと思ったが、この距離じゃまず間に合わない。
ペノはもう臨戦態勢。♀ノビが捕まってあんな事やこんな事になるのは時間の問題だ。
あ、そのべと液やめろ。汚いからこっちに飛ばすな。

俺だってやりたい事がまだまだ残ってる。こっちに来てしまったんだし、折角だからもっと楽しみたい。
でもな、目の前で幼女が××されているのを指くわえて見てるなんてできねーんだよ。

そういうわけで、今からペノとガチってくる。
もし生きていたらまた会おう、皆の衆。

321 名前:244騎士子:08/02/11 22:35 ID:JXI2+nB70
やぁ久しぶり、兄貴に危うく全年齢板じゃ書けないような事をされそうになった騎士子だ。
あれから宿でごろごろして、手持ちが少なくなると狩りに行って…と実にこの世界を楽しんでたわけだ。
さてそんな俺だったが、ある日目の前で♀ノビがペノに襲われてる現場に遭遇した。
慌ててそっちに向かって走り出すが、ペコじゃなく徒歩の俺、だめだ! 間に合わん!
だが、そこに一人の♂ノビが飛び出す! もちろんノビなんかにペノをどうこうできるわけもなく、触手の一撃で吹き飛ばされる。でも

「おかげで間に合った!」

既にペノの近くまで駆け寄った俺。ペノも俺に気づいたのか無数の触手を飛ばしてくる。
だがその鋭い打撃でも、俺を止める事はできない!

「インディュアと……VIT両手騎士の底力を舐めるなぁ!」

顔などの致命的な場所での打撃は俺の相棒、カッツバルゲルを盾のようにかざしながら防ぎ、ペノに肉薄する。

「吹き飛べ、ボーリングバッシュ!!」

あの後ペノを倒した俺は倒れた♂ノビに駆け寄る……よし、まだ息はある。
手持ちのポーションを飲ませると息も安定してきた。よしよし、よくがんばったなお前さん。
傍に♀ノビがやってくる。恐怖で泣きじゃくっていたので軽く抱きしめて頭を撫でてやると、やがて泣きつかれたのかそのまま眠っちまった。
俺はそのままの体勢で♂ノビを膝枕してやることにした。男気を見せたご褒美だ。
ふふふ、起きたらでっかい山が目の前にあってびっくりすることだろうwww

322 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/12 03:42 ID:mOt7H9Eq0
リエッタと握手をして分かれた後、
俺はプロ南周辺でポリンやルナ、プパとかを相手にスキルの練習をしていた。
「スキルのLv(?)の切り替えも思ったより簡単だったし、とりあえずはOKかな」

スキルの確認も終わり草原に座って休憩していたんだが、
プロの方から一人の男が全速力でイズの方に走っていくのが見えた。
カートを引いていたからあれは♂BSか?
そのあとプロ兵ががしゃがしゃとこっちに来るのが見えてきた。
「♂BSを見かけませんでしたか?どちらに行ったか分かりますか?」
とかきいてきたりした。
情報をあわせると、つまりさっきの♂BSは>>314だったのか。

まあ、実際は助けようとしてただけなんだから「見かけませんでしたよ?」と返しておいた。
ついでに「こっちに来てないみたいですけど」とも。

プロ兵たちがこっちにきてたのは半ばあてずっぽうだったらしく肩を落としてプロに戻っていったみたいだ。
結果、>>314の♂BSを助けたわけになるんだが・・・礼はいらないよ。

ちなみに、スキルで念を使ってみた。
他の人には見えてないようなオーラが見えるようになった。
みんな頭のてっぺんから上に向かってだだもれになってるみたいだけど。
自分のはもれたりせずに自分の周囲に保たれてるみたいだ。
・・・なんかどこかで聞いたことあるような状態だなぁ・・・
リアル(現実)の世界でだけども。

(声:>>231こっちこそ。またあうときがあれば。)
>>233風邪直りかけたとしてもぶり返すかもしれないから気をつけてな(リアルで))

323 名前:(○口○*)さん:08/02/12 13:02 ID:SW10Z5xsO
やぁ、初めまして
なんか目が覚めたら自キャラの殴りプリになっていたようだ

中身は男、外見は女
ふ…my脳内設定通りのつるぺたっプリだ
なにがとは
あー…ここどこだっけ?なんか鉈持った赤い消防士みたいなのが遠くに見えるんだが…

324 名前:(○口○*)さん:08/02/12 13:15 ID:SW10Z5xsO
やぁ、初めまして。
なんか目が覚めたら自キャラの殴りプリになっていたようだ。

中身は男、外見は女。
…my脳内設定通りのつるぺたっプリだ。なにがとは言わないけど。

で、ここどこだっけ?
あ、なんか鉈持った赤い消防士みたいなのが遠くに見える。


あぁ、そういや最後にログアウトした場所って生体1Fだっけか…

そうと分かれば生イレンドきゅんにきゅんきゅんして来るぜ!


(中の人:何か皆さん楽しそうだったので勢い余って迷い込んだみたいです。新参者ですがよろしくお願いします)

325 名前:324:08/02/12 13:22 ID:SW10Z5xsO
>>323-324
ぅぉ…なんか変な途中送信してる( ̄口 ̄)
いきなり申し訳ない(つДと)
>>323は無かったことに…

326 名前:231悪女 リエッタ:08/02/12 15:31 ID:G5/eQkxX0
所変わって俺リエッタ。
心臓もいでたら、今度は半漁人に襲われた。
何発撃っても倒れないから撒いた後、とりあえずB二階へ避難した所だ。
今はバドン眺めながらヤニ吸ってる。

>>311及び、♂BS
すまん。多分混乱させた。
>>311は是非、気軽に利用してくれたらと思う。
♂BSにはなにか迷惑かけてばかりのような気がする。重ね重ね謝るよ。

>>320♂ノビ
転職は結果待ちか。落ちてはいまいな?

>>322如月
空蝉憶えたら使用感を聞かせてくれ。

>>324殴りプリ♀
いらっしゃい。まぁ俺も昨日やっちまったから気を落とすな。俺はまだ凹んでるけど。
生体に出たのか。あそこのMOBは頭よさそうだから相手にしたくないな。

327 名前:♀アサクロ ローウィン:08/02/12 23:23 ID:vLNdBcLN0
こちらはローウィンだ。

(※おかげさまで中の人の体調はほぼ完治です。気にかけてくれてありがとう。
みんなも病気には気をつけてくれ。 )

>>313
まずはフィーナの転職おめでとう。
レベル10料理、私も食べてみたいな。

>>316
なんかすごい音がしたと思ったらアンタか。
その音で目が覚めたようだ。

>>324
ドンマイだぜ。
まずは体を動かすのに慣れたほうがいいと思う。
ぶっつけ勝負は何かと危険だぜ。

↓この次からつづき

328 名前:(○口○*)さん:08/02/12 23:38 ID:vLNdBcLN0
>>312の続き

すごい音で目が覚めた。
時間としては夕方より少し手前あたりだろうか。
体調もほぼよくなっていたみたいなので1階に降りてみると、風通しがよくなっていた。
店員が言うには「何か恐ろしい格好の男がヤクとかどうとか…」だそうだ。
恐ろしい誤解のされっぷりだな…。

それはともかく、昼食をとっていなかったので大分お腹がすいていた為、
露店で食べ物を探す事にした。
パン類と果物と・・・あと飲み物が欲しいな。
果物といえば…倉庫にあれがあったな。

ハーブの味つきカルビ・・・と、モロク果実酒・・・と、あとリンゴと。
ロ「カプラさん、(ごにょごにょ)お願いしますー」
カプラ「かしこまりました」

くだも のナイフ 1 個 獲得
(※実際のキャラクターとは何の関係もありませんヨ。)

さぁ切れ味を試すとしよう。

329 名前:♂BS:08/02/13 01:49 ID:XhMk1zsL0
>>313
お久しぶり、そして転職おめでとう。
つーかその食卓に身の丈を超える長さのしゃもじを振りかざして突撃したい訳だが。

>>322
マジで助かった。お陰でどうにか追っ手は撒けたようだ・・・
滞在してた冒険者に追っかけられた上通報された時はどうするかと思ったぜ。
お礼にお手製の短剣を何かと思ったが、忍術型じゃバゼがありゃ十分そうだしなぁ。うーむ

>>324
いらっしゃい。やばめの場所で目を覚ましてしまったみたいだな。
だが気をつけろよ。カード絵見る限りだと生イレンドは中々腹黒そうな気がする。

>>326
迷惑かけられた自覚がないんだぜ。だから何だかよく分からんけど大丈夫さ!

>>327
完治おめでとう、長かったな。インフルエンザ?
・・・さて、どうすっかなこのめちゃ苦い薬・・・

330 名前:♂BS:08/02/13 01:49 ID:XhMk1zsL0
そんな訳で無事に伊豆についた。リエッタからの連絡を受けて普通の格好に戻したお陰もあってか
伊豆の警備兵にも特に怪しまれた様子はない。どうやら本当にうまくかわせたようだ。
正直船まで追ってこられたらどうしようかと思ってたが、安心して乗ってこれた。

さて、伊豆洞窟についた。ここはどうやら島の内部の空洞の中にあるらしい。
ところどころ、岩間から光が差し込んでいるのとヒカリゴケのようなもので案外中は明るい。
めいっぱいの海の匂いと、歩いてるだけで服が湿ってくるような湿気が漂っている。
ドゥームスレイヤーの代わりに担いだ風2HAが水の元素かなんかと反応してるのか、ジワジワと変な音を立てていた。

そういえば、ここはよく考えてみると結構重要な狩場になりそうだ。
何しろ晩飯のおかずが周りにゴロゴロしてやがる。カニにサザエにクラゲに・・・
そこそこデカい生き物を殺して食うのはもうルナで慣れてきたから、まあ問題ないし。
敵の強さも手頃だ。中の人的には本来楽勝で勝てるはずの敵あたりから慣れていきたい。

そんな訳で、今日の晩飯は海鮮鍋です。蒸しガニやらクラゲの和え物やら実用系の料理もやってみようかね。
半製造ステだし中の人もそこそこ料理するから、さほどヤバいものにはならんだろう・・・

ところでリエッタとローウェンに頼みがあるんだ。要はまぁ・・・俺の誤解を解いて欲しいんだが。
騎士団にしょっぴかれるのは1回でこりごりだからな。悪いがちっと頼みたい。
とりあえず3人分の材料をサクッと集めないとな。適当に狩りながらそっち向かうぜ。
さぁ、久しぶりに本気でブーストして食材集めでもやるとするか。


攻撃速度が増加しました
叫びました
アドレナリンラッシュ状態になりました
オーバートラスト状態になりました
ウェポンパーフェクション状態になりました。


「イイイイイィィィィヤッホォォォォォォウ!!!」


あ、しまったフルブーストはやべぇwwwwwww
みwなwぎっwてwきwたwぜwwwwwwww

331 名前:231 悪女 リエッタ:08/02/13 15:49 ID:qcnGlo5r0
>>327ローウィン
完治おめでとう。俺もインフルには気をつけるか。
ついでに、ネンカラスの女将へ♂BSの便宜をはかってやってくれ。

>>330♂BS(中の声:おk、thx。とりあえず一緒の場所にいるんだ。遊ぼうじゃないかw)


――イイイイイィィィィヤッホォォォォォォウ!ホォォォウ!ホォォォウ、ホォォォ……

 馬鹿でかい声が洞窟に木霊した。思わず耳を押さえた俺は、ヤニを踏み消し入り口方向へ呼びかけた。
「お、来た来た。おーい」
 しばらくして、磯の匂いをたっぷり漂わせた♂BSが鍾乳石の向こうから姿を現した。
 俺を見つけた♂BSは咥えていたカニニッパをばきりと噛み砕く。
 さすがワイルド。匂いはカートからであり、海鮮類が山積みだった。
 出会い頭に自己紹介をしあう俺達。♂BSはリエッタより頭三つ高い。分厚い胸元が開いていて非常にセクシーだ。
 晩飯について談笑した後、ふと思い出したように聞いてみた。
「ところで、ローウィンへやろうとしてた薬って?」
「あぁ、これこれ」
 ごそごそと溢れかえるカートを探り、数刻。
「あったあったこれこれ。めちゃ苦い薬」
「あーこれね。あんまりVit料理って見ないからさー」
 ふと、複数の足音が洞窟に響いていることに気がついた。まぁ、冒険者かなにかだな。PT狩りだろPT狩り。
「貸して貸してー」
「いいぜ」
「動くなっ!!」
 受け取った瞬間、大音声が響いた。びくりとしてそちらを見やる俺達二人。
 目の前には長い帽子が×3つ。槍を構えた衛兵娘だ。
「プロンテラ首都防衛司令部の者だっ!麻薬取引の現行犯で逮捕する!!」
 顔を見合わせた俺達は一瞬置いて状況を理解した。
「「な、なんだってー!?」」
 二人の声が見事なハーモニーを奏でた。

332 名前:♂ノビ→商人:08/02/13 20:19 ID:L50E2EZg0
こっそりと
>>321
ペノをどう倒すか、もしくはやられるかを考えていた。
♀ノビがニュマ持ちsノビだったオチとか、二人とも丸呑みにされてBADENDとか色々と。
何はともあれ助けてくれてありがとう。

さて、俺>>320。死亡フラグ立てておいて生き残るって恥ずかしいぜ。
目が覚めたら俺は…ミイラみたいになってベッドに転がされていた。
なんとか助かったらしい。動くところは動くし意識もちゃんとある。
動けないから一瞬監獄でゾンプリにでもなったかとあせった。
ベッドの横で綻びひとつ無い服の商人が寝てる。あ、あの♀ノビか。転職したのか。
遠くから見てもそうだったが、近くで見てもかわいいのぅ。まずい、何かいけないものに目覚めそうだ。

俺は状況が飲み込めない。あのあとどうなったんだっけ…?
触手相手にアックスで無双して♀ノビ助けて、振り返ったら斧ごと右腕折られて、
まだ呆然と立っていた♀ノビ逃がすために朦朧としながら体当たりして…最後に女の声が聞こえた気がしたが…
とりあえずこの子に説明してもらおう。おい起きろー。ほっぺむにー。うお、すげー柔らかい。

なるほど。通りすがりの俺口調な騎士子に助けてもらって、膝枕までされていたのか。
小1時間ほどそうやっていたんだが、あんまりに起きないもんで、宿に放り込まれたらしい。
「あんまり無茶すんなよw」と、その騎士子は言い残して亀島のほうへ行った模様。♀商人いわく「おっぱいぼーん!」が拝めなかったのは本当に残念だ。
…一緒に風呂に入ったから間違いないとか言った気がしたが、キノセイだろう。
それとも言うべきか? その騎士子の中身は男だと。まだ体力が戻らない俺は、考えているうちに眠りに落ちた。

333 名前:♂BS:08/02/13 20:54 ID:2KcTOZrz0
何てこった。よりによってこのタイミングで捕まるとは。クスリを届けに来たと言って現れた目元モザイクの不審なBSが通報されて逃亡した後
海底洞窟の人目につかない場所で悪女と落ち合い、クスリらしき物を受け渡し。
誰がどう見てもクロな展開じゃねぇか。しかし奴らは振り切ったはず・・・どうなってる!?

「クソッ、てめぇら何時から尾けてやがった!?」
「第三騎士団から連絡があって、快速船を追って上陸した。海軍の小型艇でな。
 それからずっと貴様を泳がせて取引相手と接触するのを待っていたという訳だ。」
「畜生、何でバレた!?変装は完璧だったはずだぞ!」
「完璧・・・?」

怒りと焦りで狼狽する俺に槍を突きつけながら、中央の衛兵子Aは呆れたように鼻で笑った。
ちらりと目線をカートにやり、あごで指した先にはカートからはみ出た愛斧ドゥームスレイヤー。

「そんな馬鹿でかい斧を担いで歩いてる時点で犯人の特徴丸出しだ!!」
「しまったぁぁ!!?」
「こ・このバカー!」
「ぉごぅ!?」

頭を抱える俺の鳩尾をリエッタの強烈な蹴りツッコミが一撃した。
不意の一撃に思わずヒザをつく俺をびしりと指差し、リエッタは青い顔をしてぷんすか怒っている。

「誤解を深めてどーする!今のやり取り思いっきりクロじゃねーか!!」
「ゲホ・・・それもそうだな。よし落ち着けお前ら。
 いいか、これはフロントの姉ちゃんの誤解なんだ。さっきの薬は麻薬なんかじゃなく・・・」
「問答無用!ここまで来て言い訳や弁解が通ると思うな!!」

ずい、と顔の近くまで突きつけられるパイクの穂先。ああもう、こりゃ言っても聞きやしねぇな。
こうなったら実力行使だ。どうやらローウィンももう治ったみたいだし、薬がなくても構わんだろう。
覚悟を決めた俺はパイクを掴み、軽くぐいっとこちらに引っ張った。

「わっ・・・!」

慌てて槍を引き戻そうとする衛兵子。その力に乗せるように、俺は槍ごと衛兵子をぶん投げた。

334 名前:♂BS:08/02/13 21:01 ID:2KcTOZrz0
「きゃあああああああああ!!」

槍を握ったまま衛兵子Aは派手に吹っ飛んで行き、洞窟の壁でしこたま背中を打って崩れ落ちた。
呆然とする残りの衛兵子BCと、驚き慌てるリエッタを尻目に俺は斧を振り上げた。

「ちょっ、おま、何やってん」
「ハンマァァァァフォォォォォル!!!」

衛兵子BCの足元にハンマーフォールを叩き込み、固まってるリエッタの手からめちゃ苦い薬をもぎ取る。
2人のうち少なくとも片方が膝を折って倒れたのを目の端で確認し、俺は壁に背中を打ちつけて倒れている衛兵子Aの方へ走った。
そして起き上がろうとする衛兵子Aを再び捻じ伏せ、槍を遠くに転がし動けないようにガッチリ押さえ込む。

「口で言って分からねぇなら、カラダで教えてやるぜ!!」
「やっ・・・やめ・・・」
「ちょっ・・・マジで何をする気だお前ーーーー!!?」

何やら後ろでリエッタが悲痛な叫びを上げているようだがそんなの関係ねぇ!
怯える衛兵子の首根っこを押さえつけ、空いた手で薬の袋の紐を緩め――

「この下種があああああああ!!!」

そこで3人目の衛兵子が槍を構えてこっちに突っ込んで来た。
しまった、耐え切りやがったか。このタイミングで突っ込んで来られたらヤバい!

「リエッタ!!」

一か八か、俺は何故か半泣きで頭を抱えてるリエッタに向かって叫んだ。

335 名前:324♀殴りプリ ルーシエ:08/02/14 04:48 ID:h1mrgpTjO
(中の人:とりあえずコテハン付けてみました。
以下>>324の続き)

イレンドきゅんに突撃したのは良いんだがテンション上がりすぎて自己ブーストもかけずに突っ込んだため返り討ちにあってしまった。
かわいい顔して黒い笑顔で杖殴り。なんとか避けることはできるんだけど隙はないし当たると一撃が痛い痛い。途中でトリスも加わりこのままじゃヤバいと感じて命辛々逃げてきたよ。
命あっての物種とはいえAGI型なせいか身体は軽いし攻撃避けてもふもふする気満々だっただけに非常に残念だ。

この場所は今のままじゃ危なそうなので一旦帰還することにした。
スキルが使えるか不安ではあったが。

ワープポータル…出せるかな?青ジェムは…これか。

ゲーム中のグラフィックにはなかったが腰についていた麻袋から青い石を取り出して胸の前で握りしめる。
「ワープポータル!」
言葉を発すると頭の中に四つの景色が浮かび上がった。
雰囲気的にリヒ、プロ、アユタヤ、ウンバラというところだろう。たしかセーブそこだったし。

プロのイメージを強く描くと青ジェムは光と消え、変わりに目の前に光の柱が現れた。

待ってろよ…この身体に慣れたら絶対リベンジしにきてやる。もふもふ的な意味で。
そう心に誓い私は光の柱へと足を踏み入れた。

336 名前:231 悪女 リエッタ:08/02/14 13:24 ID:JPi5gqm90
>>332♂ノビ→商人 生還及び転職おめでとう
>>334♂BS (中の声:いいねぇ!俺も何かやらねば)
>>335♀殴りプリ ルーシエ ショタもよくみりゃ可愛いもんだ。

 というわけで伊豆Dで大騒ぎな俺達。
 ♂BSが衛兵を投げ飛ばした瞬間、頭から血の気が引いた。
 その上組み敷いて口を割らせって、あ、あああああ!
「ちょっ・・・マジで何をする気だお前ーーーー!!?」
 あまりの絶望的な状況に、目じりに涙がたまった。ついでにむやみやたらに頬が上気して不安で頭が一杯になる。
 おかしい、俺はこんなにヘタレだったか?
 そういや女性は野郎より防衛本能が強いから脅えやすいとか聞いたことが。
 しかし、なんてこった。楽しいROライフが。もしかするとこの先一生を豚箱で過ごさなきゃいけねーのか。
「この下種があああああああ!!!」
「リエッタ!!」
 槍を持って突撃する衛兵を前に、悲痛な声で俺に呼びかける♂BS。
「うわーん、バカヤロー!」
 俺は泣きながら衛兵に突貫した。槍の穂先がこちらを向く前に、握りこんだ砂を衛兵の顔面に投げつける。
「わぶっ!目が、目がー!!」
 そのまま♂BSの横を通り過ぎた衛兵は、水面に突っ伏して水柱を上げた。
 俺は涙を手の甲で拭きはらい、ともかく理解してもらおうと口を開いた。
「違うっていってるだろうが!いいか!その薬ははるばる遠方から来て、風邪をひいた友を助けるためにコイツが用意した心のこもったものなんだぞ!それを勘違いして。人相が悪いからってお前達は、おまえたちは……ふえーん!!」
 涙腺が緩んだ俺はその場にぺしゃんと尻餅をついて泣き始めた。
 洞窟にサイレンのように響く俺の泣声に、毒気を抜かれた衛兵娘sは困惑の体で顔を見合わせる。
「あ、あのー。リエッタ……さん?」
 突然の号泣にうろたえる♂BSが俺へと近寄り声をかける。
「ぞれ、グスッ。貸じて」
「あ、ああ」
 立ち上がった俺は鼻水を啜り上げ、♂BSからめちゃ苦い薬を受け取った。
「今がら、それを証明ずるんだがら、見てなざいグズッ、あんだ達!」
 ごきゅん、と一気に飲みこんだ。
 しばらくして喉の奥から苦いような、苦しいような、訳けの分らない感覚が込み上げる。

 ……やべ、喉に詰まった。

 ぎょるっと目玉が白目を剥き、そのまま後ろへとぶっ倒れた。

337 名前:(○口○*)さん:08/02/14 20:56 ID:ek89Hr3QO
前から時々思ってたんだが言ってしまえ


これはいい萌え悪女

338 名前:(○口○*)さん:08/02/15 21:20 ID:VjqlbZgG0
突然すまん、当方♂プリースト。
>>335ルーシエさんと同じく殴りなんだけど・・・まあそんなことは置いといて。

先日この世界に迷い込んでしまって、その時数日間部屋を借りてる状態だったんだ。
多分ゲーム上でもこの町を活動拠点にしてたからそこで生活してたんだと思う。
棚には私物が入ってたし食料もあった。
初日はどうすればいいか分からなくて宿から出なかったんだけど・・・

今日、さっきたまたま宿の玄関に行ったときローウェンさんと思しき人を目撃したんだ。
ここを見て姿だけ知っていたから心臓が飛び上がったよ。
その人はそのまま出て行ってしまったから話かけられなかったけど・・・

しばらく動機が止まらないまま部屋に戻ったら、机の上に本があったんだ。
いや初日に気付いてたけど、何も書かれていない白紙ばかりの本だったから放置してた。
傍らには木の筒に入ったペンがあった。

・・・ふと、そのペンを取って白紙に落書きしたんだ。


ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0181.jpg

勢いあまって描いてしまった。反省はしている。

しかしこれじゃ元の世界でやってることと変わらないじゃないか。
部屋で引篭り的な意味でも。


いい加減に外に出るか。一応さっきの本も持っていこう。

339 名前:(○口○*)さん:08/02/15 21:37 ID:VjqlbZgG0
(支離滅裂でくどい文だな、推敲しなかった自分のバカヤロウorz)

一応補足として。
部屋を借りてるっていうのは、宿の部屋のことね。
数日間宿の窓際の部屋を借りてたんだけどどうやらローウェンさんと同じ宿だったらしい。
LUK無いけどこれはラッキーだったな。

ちなみに名前はエルミドだけど、呼び方は何でもOK。

340 名前:♂商人:08/02/15 22:08 ID:10whAmPF0
>>336
料理の効果(VIT+6だっけ?)でなんとかするんだ、というか何とかしないと。
みんな追われていて大変だなと思う俺>>332
伊豆での話をぶった切ってしまって申し訳ないと思っている。だが反省はしていない。

転職後の事考えてなかったから、♀商人とどうするのか相談しながら飯食ってたんだ。

というのも、俺はペノのダメージが相当デカかったみたいで、医者からの指示で数日は同伴無しで出歩けない。
行った先でいきなり倒れられたら困るとのこと。そりゃそうだ。
腕ぽきっと折れたのをヒールで2日で治したんだ、確かに無理はできないよな。
そこで、♀商人一人で外歩かせるのも気が引けるんでしばらく一緒にいることにしたんだ。
組合も何も言ってこないし、同意の上なら細かい問題もなんとかなるだろう。

♀商人いわく、転職したんだし、露店がしてみたいとのこと。
露店出すなら売る物がないといけないから、とりあえず何か拾ってこようという結論に至った。

また指示が欲しいんだ。
「死んでダメなら別の場所」ってのができないから、狩場選択が慎重になっちまう。
西の森で稼ぐか、プロを拠点にしてその周辺で稼ぐか、どっちにしよう。

341 名前:324 殴りプリ ルーシエ:08/02/16 02:22 ID:D5Si85lxO
どうも、ルーシエです。

>>336
私はロリでもショタでもなくてただ可愛い者や物が好きなだけなんですよ!(…と主張しておく)

>>337
それには同意せざるを得ない。

>>338
お〜、殴りプリナカーマo(゚∇゚)人(゚∇゚)o〜♪
そしてこれは良い人相描き!

>>340
まずは回復おめでとう。
商品だけどプロを拠点にポリンたちから空き瓶集めはどうだろう?こっちだとどれくらい需要があるのかまだよくわからないけど商品にはなると思う。
蛙でも…とおもったけどちょっと遠出になってしまうし女の子も一緒みたいだから何より見た目が…。


以下続き。

342 名前:324 殴りプリ ルーシエ:08/02/16 02:24 ID:D5Si85lxO
プロに戻ってきた私ルーシエ。だが最悪に気分が悪い。

「まさかポタでこんなに酔うなんて…予想外だった…」

効果はきちんと出ていたけど乗り物酔いしたように世界が回っている。もしかしたらどこかしら失敗していたのかもしれない。
しかし行き当たりばったりででもスキルが一応発動するんだから神託もいい加減だなとか思ってしまう。身体は覚えてるみたいだけど。

出た場所はプロと言っても南なのだろう。広場とベンチ、大きな門と高く長くそびえる城壁が見える。

私はフラフラと木陰に入ると木に背を預けた。

「回復呪文で治らないかな…?やるだけやってみるか」

そう思い手を胸の前で合わせ目を閉じる。

「ホイミ!」

しかし何も起こらなかった!

…まだ頭が混乱していたらしい。

「違う違う…ヒール!」
淡い光が身体を包む。
あ、やべ。きもちぃわこれ。傷が治るとき少しカユくなるけど。
生体研で殴られた傷は目立たないくらいに治ったが酔いはあまり覚めなかった。

だめだ、気持ち悪い…。
もうしばらく木陰で休むとしよう。木に背中を預けたまま座りゆっくりと目を閉じた。
そういや私寝相悪いんだ…よ…なぁ…Zzz…。

343 名前:192 ♂BS:08/02/16 02:26 ID:dFi+7NxX0
>>335ルーシエ 奴の杖殴りは猫かぶりだろう・・・あの一撃の重さ、本気出すときはきっと釘バットに違いない。
>>336リエッタ (中の人:ナイスフォロー!やべえ、面白いw 後々絡みづらいだろうからそろそろ名前出しとくかね)
>>338エルミド ようこそこっちの世界へ。つーか町でよかったな・・・
>>340♂商人 退院(?)おめ。俺的にはやっぱプロがお勧めだな。売り物ならゴルァで茎とかどうだ?

344 名前:192 ♂BS:08/02/16 02:29 ID:dFi+7NxX0
その展開はねーよ。

この言葉が脳裏をかすめるのももう何度目だろうか。もはや考えるのも面倒臭い俺♂BSことグレン90歳。誤解を招くことに定評がある悲しい逆毛だ。
リエッタのナイスフォローで、めちゃ苦い薬を衛兵娘に無理やり飲ませて麻薬じゃない事を証明する作戦は成功するところだった。
いざ口の中にねじ込もうとした時に、リエッタがこれまでの経緯を奴らに言ってくれたのもよかった。あの説明はなんか照れて困るが。
その直後に号泣し出した時はもう色んな意味で焦ったというか驚いたが、衛兵娘sもそれで毒気を抜かれた様子だった。
更に麻薬じゃない事を身をもって証明するため、自分が飲むと言い出したのもよかった。こりゃ穏便に済みそうだと安堵したさ。

そしたら、だ。

「え、オイ。ちょっと待てぇぇぇぇ!?リエッタ!!?」
「えええ!?」

あの野郎、いきなり白目剥いてブッ倒れやがった。あまつさえ何かピクピク痙攣してやがる。

ちょっと待て、一体どうなってんだ!?あれは何の変哲もないめちゃ苦い薬のはずだぞ?
あまりの苦さに走り回るかとは思ってたが、何でブッ倒れてんだよ!?

「畜生、どうなってんだ!?あの薬まさか賞味期限が――いや既に腐ってやがったのか!?」
「・・・さっき心がこもったものだとかって言ってたのに・・・」
「と、とにかく介抱しないと。クソ、一体何だってんだ・・・お前らも手伝ってくれ!」

返事の代わりに飛んできたのは、衛兵子Aの槍だった。その突きは存外に鋭いものだったが、
かわしきれず体勢を崩したのが幸いし、肩をかすめて地面を突いた。

345 名前:192 ♂BS:08/02/16 02:35 ID:dFi+7NxX0
「危ねぇな!何すんだコラァ!!」
「うるさい!猿芝居もいい加減にしろこの下種がッ!!」
「は?さっきから何で俺がお前らに下種呼ばわりされる筋合いがあるんだよ!」

攻撃されて頭に血が上った俺は、衛兵娘Aは勿論、奴とブッ倒れたリエッタの間でおろおろする他の2人もまとめて怒鳴りつけた。
すると衛兵娘Aはボッと火が灯るように顔を赤くして俺を睨みつける。予想だにしなかった反応に面食らう俺に奴は怒鳴り返した。

「よくもぬけぬけと・・・!貴様さっき自分が私に何をしようとしたか・・・忘れた訳ではあるまい!」
「女とは言え武器持った兵隊が敵に槍突きつけといて、投げ飛ばされた程度で下種呼ばわりとは随分じゃねぇか。それでも軍人かコラ」
「違う!その後だ!!」

いっそう顔を赤くして俺を睨みつけ、微妙に目を逸らす衛兵娘A。本当に訳が分からん。
訳が分からんので言葉を待っていると、奴はとんでもない事を言い出した。

「私を組み伏せて・・・口で言って分からないならカラダで教えてやる、だと・・・?女だと思って馬鹿にするなこの下種がッ!!
 どうせその娘も騙していたんだろう。お前の言葉など信じる価値はない!!」
「なっ・・・」

あまりの誤解されっぷりに思わず絶句する俺。今度は俺が顔を赤くする番だった。

「ばっ馬鹿野郎てめぇ一体何言ってんだ!確かにそんなような事は言ったがな、俺はあの薬を無理やり飲ませて
 麻薬じゃねーって事を身を以って分からせてやろうとだな!!」
「ハッ、何を言い出すかと思えば!あんな薬を水もなしで無理やり飲ませようとする馬鹿がどこにいる!無理やり飲ませても飲める訳がないだろう!
 せいぜい咳き込んで吐き出すか、さもなければ喉を詰まらせるのがオチに決まって・・・・・・あれ?」
「・・・・・・・・・」

そのことに気づいてしまった俺たちは、今まで全力で怒鳴り合っていたのも忘れて、ブッ倒れてるリエッタの方を向いた。

「・・・水、飲まないで一気飲みしたよなアイツ・・・?」
「・・・た、確かに・・・」

ああ、そんなオチかよ。ただの喉詰まりかよ。驚かせやがって。・・・あー良かった。

「よーし」

そうと決まれば、と俺は腕まくりをしてリエッタの背中を叩いている衛兵娘2人に声をかけ、
まだ薬を吐き出さないリエッタを抱えると、大きく息を吸い込んだ。

346 名前:192 ♂BS グレン:08/02/16 02:44 ID:dFi+7NxX0
(中の人:ああ、名前欄ミスってた。次からはこんな感じで。それにしても眠い時書くと何か変な文面になるな・・・)

>>340 そう言えば追われてるって言えばもう一人♂セージがいたな。連絡が途絶えてるけど潜伏中なんだろうか。

347 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/16 04:27 ID:D4N50G550
>>335ポタってそんなに気持ち悪くなるものなのか・・・?こっちにきてから乗ってないから分からないんだが。
>>338ようこそ。こちら側へ。危ない狩場じゃなくてまずは一安心だな。次はこれからどうするかだ。
>>340商人転職(?)&退院(?)おめ。とりあえず今の闘い方に慣れることが先決じゃないか?

しばらく休憩もしたし、今度はちょっと違う敵を相手にしたり、
STRに振ってないとはいえ肉弾戦の練習もしないといけないと思い、バゼラルドを振りかざしポリンやルナ相手に戦ったりしていると、木陰で寝ているプリを見つけた。
ちょっと顔色悪いみたいだし、もしかしてルーシエか?

今近寄ってポリンの汁やルナの血がついてる状態で触ったりするのもなんだし・・・
まあ、忍者だったからと言うべきか、返り血(汁?)は殆どついてないんだが。(少しはついてるけども・・・)
その汁や血を荷物の中に(何故か)入っていたタオルでふき取って・・・と。
よし、これで汚れてはいないだろう。
とりあえず確認して、ルーシエに近寄る。
「おーい、おきてるかー・・・?」
・・・返事は無いな。顔色悪いまま寝てるみたいだし、やっぱり体調悪いのか?

「んー、まあ、ここなら安全だろうし近くにいれば起きたとき分かるよな・・・おわぁっ」
ルーシエからある程度離れて(姿確認できる程度の距離)、狩りとかの練習をしようと思ったんだが、
「ちょっ、おまっ、ルーシエっ、離しっ、なにをっ」
いきなりルーシエが手を伸ばして抱きしめて来た。
俺は抱き枕じゃ無ぇってば!
どうにかして引き剥がそうとしたんだが流石殴りプリというべきか。全然引き剥がせやしねぇ。
こらルーシエ!暢気に「むにゃ・・・」とか寝言言う前に離してくれ!まあ胸はつるぺたみたいだが少しやわらかい感触も・・・ある。
それより顔全体が身体に押し付けられて・・・息が・・・でき・・・な・・・・・・

きゅう。(気絶)

348 名前:(○口○*)さん:08/02/16 10:10 ID:s61SJNgQ0
♀アサクロ ローウィンだ。

>>338
GJだ。
まさにそんな外見をしている。

>>341
可愛いものには境界はない。
君とはいい酒が飲めそうだ。

以下つづき

349 名前:(○口○*)さん:08/02/16 10:22 ID:s61SJNgQ0
>>328の続き

なんてこった。
私が”くだも”のナイフ改め果物ナイフでウサギリンゴを作ってる間に
リエッタとグレンが大変なことに。
何かあったときの為に下準備だけはしておく事にする。

攻城戦型、とか言っておきながら今までパーティとギルドの事を忘れていた。
しかしどうすればギルドチャットになるのか…。
確か荷物の本にTipsメモが…あった。

”右のイヤリングに手をあてるとパーティ機能が使えます。
左のイヤリングに手をあてるとギルド機能が使えます。”

とのことだ。
早速試してみることにする。

ロ ”マスター、いる?”
マスター(マ) ”お?どしたん”
おお、通じた。
ロ ”もし私に何かあったら身元の保証みたいなのをして欲しいんだけどいいかな”
マ ”ゲームで身元の保証って何すんのw”
逆毛まで聞こえてきた。いや、これは雰囲気か。
どうやらマスター側は普通にリアルからつないでるらしい。
ロ ”まぁ、そうなんだけどね”

この手法はあまり使いたくはなかったが。とりあえずこれで良し。

350 名前:(○口○*)さん:08/02/16 10:28 ID:s61SJNgQ0
>>339 エル へ
もし会いたい、合流したいというならそちらから声をかけてくれるだろうか。
こちらからでは姿格好はわからないからな。
(※ネタを振ったりいじったりするのもOKだぜ)

>>340
他の人も言っているけど、とりあえず空き瓶だろうか。
他に、赤いきのこや黒いきのこが生えていたら刈るといい。
きのこの胞子、アルコール、カルボーディルなど売れるものを豊富に手に入れられるからな。
無茶はしないようにな。
気がついたら隣のMapに移動していた、なんてことのないように。

351 名前:231 悪女 リエッタ:08/02/16 15:57 ID:+a072K9m0
>>337及び324 殴りプリ ルーシエ
ありがとう。褒め言葉として受け取るぜ。なんだか嬉し恥ずかしぃな。

>>338 ♂殴りプリ エルミド
絵師降臨。上手いね。俺は絵心が無きに等しいぜ。

>>340 ♂商人
心配をかけたな。話をぶった切るのは特に気にする必要は無いぜ。遠慮なくやってくれ。
序盤の売り物だが、お勧めはハーブ類。談笑しながら二人で仲良く野草やキノコでも摘むといい。
そこからだと遠いけどカタシムリもいい。一緒に行動して気遣ってやりな。フラグを見逃すなよ?

>>342 殴りプリ ルーシエ
ケアル!!

>>346 ♂BS グレン
麻薬取引編はそろそろ幕だねぇ。♂セージは尻から出るのは直ったんだろうか。

>>348 アサクロ ローウィン
みんな。そろそろ気付くんだ。ローウェンじゃなくてローウィンだ。

352 名前:231 悪女 リエッタ:08/02/16 16:14 ID:+a072K9m0
 矢を放つ。どんどん放つ。目の前の敵に向け、微風を放つ矢尻が次々に飛ぶ。
 幾ら撃っても倒れないのは半漁人だ。針山のようになりながら三間、二間と間合いが詰まった。
 ついに身体が見えなくなる程矢が刺さり、ようやく歩が止まった。
 肩で息をした。だが、吐いたはずの息がでないことに気が付いた。
 苦しさに顔が歪み、腹に思い切り力を入れて吐こうとした。なにか喉につっかえている。
 不意に、目の端の針山が動いたように思えた。
 はっとして顔を上げると、半漁人のタラコ唇が目の前にあった。

「ぼへっ、げはっ!ごほっごほっ……くっ、来るな!この魚野郎め!!」
 反射的に手が出た。
 ぼりゅっと音がして目を開く。
 半漁人が、♂BSグレンになっていた。あ、あれ。なんか俺の指が目玉を突いている。
「ふぎゃぁぁぁ!目がっ!ってバルスかよっ!!」
 俺を投げ落としたグレンはノリツッコミを入れながら目玉を押さえてのたうち回る。
「あらまぁ。愛しそうに抱き上げたからてっきりそういう関係だとおもったんだけど」
 おっとりとした言葉の方向を見ると、衛兵娘sが居並んでいた。
「違ったみたいだな。乙女を乱暴しようとした罰だ」
 押し倒されてた奴だな。
「はいはい。目潰しには緑Pですよ」
 俺に砂をくらった奴が、同じ症例を患ったグレンを介抱し始めた。
 緑の水滴がグレンの赤くなった目に落るのを見ながら、前後の記憶を思い起こした。
 え、えーと確か俺は、泣きながら薬飲んで……詰まっちまったんだっけ。
「ちょっといい?」
 押し倒された衛兵娘が近寄ってきて、俺の目蓋を下げ、脈を取り、指の数を数えさせた。
「え、あ!?ちょっ!」
 最後に、引ん剥かれて脇の下とか股の間とかの間接部位を見られた。
「大丈夫みたいね。嫌疑は晴れました。本来なら役宅までしょっ引いて行くのですが、この度は止しとします」
 な、なんだこの偉そうなもの言いは。
 そういや昔は、疑わしい人を見つけたら、先ずしょっ引くのが当たり前だったなと思い出す。
「ごめんなさいね。隊長は真面目ですから」
 おっとりした口調の、スタンしてた衛兵娘が謝った。
「何をゴチャゴチャと言っている!二人とも、帰るぞ!」
 蝶を取り出した衛兵娘sは次々に帰還していった。スタン衛兵が、にこやかに手を振っていたのが印象に残った。
 ぴちょん、と水の滴る音が聞こえた。
「なんか、どっと疲れたな」
「ああ……目玉、ごめん」
「いや、眼福だったからお釣が出る」
「……見やがったなテメー」
 グレンのスネを蹴り上げた。

353 名前:324 ♀殴りプリ ルーシエ :08/02/16 20:22 ID:D5Si85lxO
(中の人は現在仕事中です。今後は敬称略させてもうことを先に断っておきます)


>>346 グレン
何という誤解の受け方!退屈しなそうで何より(ぇー

>>647 如月
(中の人:パスが!コレは続けるしか…)

>>349 ローウィン
真っ先にうさぎさんリンゴに目がいった

>>352 リエッタ
言われた!どっちにするか迷ったのにっ!そしていい目潰しっぷり


以下続き

354 名前:324 ♀殴りプリ ルーシエ :08/02/16 20:23 ID:D5Si85lxO
「う〜ん…」
どうやら目を閉じた後に眠ってしまったらしい。頭はだいぶスッキリしている。
目を覚ますと木陰にいたはずなのになぜか少し離れた場所で横になってる。
こんなに移動するなんて寝相悪いってレヴェルじゃねーぞ私。

ふにっ。

「え?」

身体を動かすとなにか柔らかい物を抱きしめていたことに気付いた。私は恐る恐る抱きしめていたものを覗き込む。
そこには赤い眼鏡と風車のかんざしをつけ、腰にバゼラルドを帯刀した♀忍者が…気絶していた。

外見とプロ南という所から彼女が如月…だろうか?苦しそうな幸せそうな、そんな微妙な表情をしている。
生きてはいるようだし何があったのかは目を覚ましてから尋ねるとしよう。


とにかくヒールだ。気絶しているのだから少しでも回復させておいたほうがいいだろう。
如月に膝枕して祈りを捧げ神託を得る。
「ヒール!」
淡い光が如月を包むとピクッと身震いしながら「ん…」とか言っている。やっぱ気持ちいいもんなのかなコレ。やば、楽しい。ヒールをするたびにピクピクしてる。

寝顔可愛いなぁ…
おもちかえr…まてまて私。おっと…よだれが。ゴシゴシ…。
これでよしっと。起きるまではこうして眺めていよう。

355 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/17 04:00 ID:2lmmXLFr0
>>351リエッタ、グレン共に誤解が解けて捕まらなくてよかったな。
>>353ルーシエ  (声:ナイス返しw)

以下続き

356 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/17 04:01 ID:2lmmXLFr0
きゅう・・・

と、まあルーシエが起きたときには気絶してからある程度時間がたっていたらしい。
その時点じゃあ俺はまだ気絶したまんまだったんだが。


・・・ん?後頭部が柔らかい・・・地面だとこんなに柔らかくないだろうし・・・まさか!
気絶から目が覚め、目を開くとそこには俺が気絶するまでは寝ていたルーシエの顔があった。
「お?目が覚めたか」
薄く笑みを浮かべてルーシエが問いかけたきた。
目が覚めた瞬間を見たようだから、まあ見たまんまなんだが。
ただ、膝枕されていたのと、笑顔を真正面から見てしまったので顔が真っ赤になってしまった。
ルーシエ見た目結構可愛いんだよチクショウ。
「え?・・・あ、はい・・・」
・・・真っ赤になってしまった事もあり上手く返事できなかった。って俺は普通はこんな返事の仕方しないってば!

それから二人ともが正面に向かい合って座り、会話(情報交換)を始めた。
「で、私が寝ちゃった後何があった?」
いきなり俺が気絶した核心を(相手は知らないけど)聞いてきやがった!まだ口調とか元に戻ってないのに・・・
「え、えっと・・・ルーシエさんが、私を・・・」
とそこまで言って言葉が詰まる。あぁもうこの口調だと勝手に言葉が詰まる!
「私を・・・抱き枕にして、私の顔を胸に・・・」
この口調も早く戻したいけどルーシエもこんな事言わせんじゃねぇ!って・・・
ルーシエもそれは予想外だったのか顔を赤くしてるな。

357 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/17 04:02 ID:2lmmXLFr0
まあ、ルーシエがまず聞きたかったのはそれだけだったらしく、その後はお互いの自己紹介を済まし、普通に会話していた。
(口調はまだ完全に戻ってないが)

しばらく会話をしていると、ルーシエが突然
「あ、そうだ! ヒールって気持ちいいもんなのか試してもらっていいか?」
とか聞いてきた。断る理由も無かったし二つ返事で了承したんだが。
「ヒール!」
「・・・わっ!」
許可が出るなりいきなりかけてきてちょっと驚いたが、まあちょっと気持ちいいな、これ。
「どう?」
「ん、まあ少し気持ちいいくらいだと・・・」
そう答えたらルーシエが小さくニヤリと笑って
「ヒール!」
「うわ!なにを「ヒール!」ちょ、なn「ヒール!」」
いきなり連続でヒールをかけてきた。ただの悪ふざけだったんだろうと思う。でも、
「ヒール!」
「ちょ、やm「ヒール!」くぅっ、いきなr「ヒール!」あふぁっ、や、やめt「ヒール!」・・・っ!」
何回も連続でヒールをかけられると必ずこうなるのかは分からないが、体の奥が熱くなって顔と体が火照ってきた。
それまでヒールをかけてきたルーシエも俺の異変に気付いたのかヒールをかけるのを止めた。
意識はある。気絶するようなもんでもない。ただ、体が火照り、顔が真っ赤になって、上手く歩けない。ヒールかけすぎだコノヤロウ。
きちんと立てなくなった俺がちょうど近寄ってきたルーシエに向かってもたれかかってしまった。きちんと受け止めてくれたみたいだが。

「あふぁ・・・」
言葉も上手く出せなくなってる。目もなんか所謂とろーんとしてる感じみたいだし・・・。
自分で自分の体が上手く動かせないのがもどかしい!
「可愛い・・・お持ち帰りしたいな・・・」
おま、ルーシエ何言ってる!?
声には出せず身体を火照らせ顔が赤くなったままルーシエにもたれているしか出来ない俺はどうなるんだろうか・・・


(声:微エロにしてみた。あと、ルーシエごめん、いたずらっ子っぽくなってしまった。)
(  ちなみに、ドエロじゃなければおもちかえりOKで。(ネタでのおもちかえりもOKなんでw))

358 名前:(○口○*)さん:08/02/17 15:21 ID:OrGrCwjm0
おちるからage

359 名前:(○口○*)さん:08/02/17 15:25 ID:/e0prkyp0
LiveROは最下層から落ちるシステムじゃなく
書き込みが一番古いスレから落ちるシステムなので
あげても意味ないよ

360 名前:(○口○*)さん:08/02/17 15:58 ID:OrGrCwjm0
orzシランカッタごめん

361 名前:♂商人:08/02/17 22:06 ID:ZgAxDovG0
みんなアドバイスありがとう。
金を稼ぐならやっぱりハーブ・空き瓶・茎・胞子コースはお約束だよな。
というわけで俺>>340、養子並に小さい♀商人(本人曰く養子じゃない)を連れている。
先ずはアルベ周辺で腕慣らし。

やっぱり誰かいるってだけでも安心感があるな。色々フォローし合えるし。
太陽が真上に来る頃には、眠くなるくらい簡単に狩りができるようになった。
だが、「破滅的な料理下手」をこの身で体感できたのは予想外だったよ。
あの酸っぱいようで苦いようで甘いような味はどうやって出すんだろうっていうか虹色のおにぎりなんてどうやって作ったんだ。
うん。手料理は後でじっくり教えてやろう。努力は認めてやるから泣くな。

夕暮れまで適当に狩って、露店に出す必要の無い収集品を全部雑貨屋に持って行って金にした。
今日の稼ぎは4638z。Lv10台の商人としてはいいほうだと思う。
転びながら頑張ったご褒美と虹色おにぎりのお礼ってことで、♀商人には稼ぎから3000zを渡しておいた。
その後、夕飯食べながら明日の予定立てて準備して、ベッドに転がる。
そういえばこの部屋、ベッドが二つあったな。誰か泊まっているのか?

…えーと、何で俺の部屋にいるんですか♀商人さん。
ここが相部屋だから宿代節約? そっちがいいなら構いませんが…。
色々言うのもアレなんで、着替えのとき俺が外で待つ事にしたよ。
平気な顔で脱ぎだしてマジ焦った。まだそんな年頃じゃないのかねぇ。

やる事全部に戸惑いながらも、精一杯頑張ったの一日がようやく終わる。
他の皆と違って派手なスキルも能力も無いが、これはこれで楽しいかもしれない。

362 名前:338 ♂殴りプリ エルミド:08/02/17 23:52 ID:TYcPEycU0
(絵に関して中の人:こういうのはいいのかなーと思いましたが、
 受け入れられてよかった。度々描いていきたいと思います)

>>352 グレンさん、リエッタさん、とりあえずお疲れ様。
    厄介な衛兵に目付けられて大変だったな。大事にならなくて良かった良かった。
>>341 ルーシエさん、殴り仲間としてよろしく!
    まあ、Lvが低いからロクにGHでも狩れないけどね。
>>350 ローウィンさん、初っ端から名前間違えてしまって非常に申し訳無い。
    出てった後どっちに向かったんだろう。とりあえず町を散策してみるかな。
>>361 お疲れ様!♀商人かわいいな・・・破滅的料理でも羨ましいよ。


中央広場にもいないな。ローウィンさん、何処行ったんだろ。
町をぶらついている内に港の方に出た。
港にはそこそこ大きな船が留まっていて、荷物の積み込み作業が行われていた。
商人ギルドから運んできたのかなんて考えて見ていると
ガタイが良いが人相の悪いオヤジ達がやってきて体をヒョイと持ち上げられ、
積まれた荷物の中に放り込まれてしまった・・・ってあれ?
ちょ、何するんですか。この船どこ行くんですか。
あああ何時の間にイカリが上がってる。
逃げ出す暇もなく、船の汽笛が鳴り、風に乗って大海へ・・・

363 名前:338 ♂殴りプリ エルミド:08/02/18 00:01 ID:7EH3CqoH0
大小様々な木箱に囲まれて船に揺られていると、
近くで乗組員らしき二人が話しているのが聞こえた。
積まれた荷物について話している様子で正直荷物のことはよく分からなかったが、
どうやらアルベルタに届けられるらしい。
つまりこの船は少なくともアルベルタには停まるわけだ。
港にいる間に抜け出せたらいいんだけどな。

364 名前:♂クルセ:08/02/18 02:06 ID:wxOXFntv0
いやあ皆さん、初めまして。どうやら俺もRoの世界に迷い込んじまったようだ。

来たばかりの頃のことを書いたら、長くなりすぎてな。こっちに上げておいた。

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0183.txt

 拙い文章ですが、ご批判やご感想を頂ければ幸いです。これからも、よろしく m(_ _)m

365 名前:117:08/02/18 02:16 ID:aDY+JpNo0
ここの掲示板の交流がとても楽しい状態で
ROMってるだけでも充分な心境の117です。
(やばい、混ざりたい。…でも、そうするとこのSS放置してしまいそうな気が…_l ̄l○)

>>318 リエッタさん
テニスのスコートとか、貴族の南瓜パンツとかそういうノリなら恥ずかしくないかも…!?
それにしても、ROの女の子の衣装は過激なのが多い…。
中が男だと、目のやり場困りませんか?

>>327 ローウィンさん
有り難うございます、とリンカ子が言っております。
今更ですが風邪も完治して何よりです。ROもリアルも健康一番ですよね!
多分材料さえ持ってきたらケミの人がにこやかに作ってくれると思います。
…でも、材料費だけでも相当な金額のレベル10料理なんですけどね…

>>329 グレンさん
誤解が解けて、何より、と言うべきでしょうか?
容姿で誤解されると言うのは世知辛い世の中ですよね。
隣の晩御飯的に突撃されたらプリの人とリンカ子は素敵な悲鳴を上げてくれるでしょう。
ケミの人とWIZの人はきっと動じないと思いますけど。

>>356 如月朔夜さん 
プリ嬢のベアハッグなんとうらやまs…いや、過剰ヒールってそんなエr…

>>354 ルーシエさん 
可愛いもの好きでも、お持ち帰りは了承を得た上でやらないと、グレンさんみたいなことになりかね…ゲフンゲフン

>>361 ♂商人さん 
転職おめでとうございます。料理オンチと言うのはそれでいてステータス。
鋼鉄の胃袋と生暖かい目で見守るのが漢かと…いや、すいません。

>>362 エルミドさん 
おおー絵描きさんキター!やばーい、私もスクリンショット的なものを描きたくなってしまうー。
って、いや、逃げてっ!ポタは?ねえポタした方が…!

366 名前:117:08/02/18 02:28 ID:aDY+JpNo0
改行が多すぎると怒られてしまった…_l ̄l○

>>364 クラウスさん
やっぱり、来た当初はMOBを狩るのが普通じゃないですからね…
そういう生々しいのもありますが、それが狩り職の試練なのかもしれませんね。
後、Txtで上げる時は適度なところで改行しておくと良いかもしれません。
え?もしかして右端折り返し機能を使えないのは私だけ…!?


そんなこんなで16話目投下です。
プリの人のあまりの鈍感さにこれで大丈夫なのかと不安になってくる今日この頃。
そしてリンカ子がMとかkとかそういう表現をいつしてしまうのかと不安になる今日この頃…。
いや、もう初心者じゃないんだ…初心者じゃ…

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0182.txt

367 名前:231悪女@リエッタ:08/02/18 03:12 ID:0ZkllP0E0
>>357 ♀忍者@如月朔夜 及び 324 ♀殴りプリ ルーシエ
ヒールでふにゃふにゃに。ルーシエのヒールは魔ホイミだ。

>>361 ♂商人
小さいのは背丈だけではないようだねぇw
微笑ましい展開だ。

>>362 ♂殴りプリ@エルミド
港があるならそこは伊豆だろう。ローウィンはプロだぞぉ、方向音痴さんめw
さらわれてしまったが、助けがいるなら遠慮なく言ってくれ。

>>364 ♂クルセ
いらっしゃい。クルセのお仕事。クエでは神器探しをやってたな。
感想というか、アドバイス。
小説の基本形式として、…は……といった二つで使う。
又、多様は禁物。強調したい場面で的確に使うといいよ。
回数としては一文で一回ぐらいが望ましいらしい。
しかし、掲示板SSには当てはまらないので何回使ってもいいかもね。

>>365 117
うん、結構眼福。リエッタには悪いが、脳内に焼き付けておく。


 さて、伊豆Dに未だに滞在している俺。
 金が無いから狩に来たのに、GETしたのは心臓×4。
 これでは晩飯の食材にもならないので、グレンに一旦別れを告げ、更に奥へ潜ることにした。
 B4階と言えば知ってのとおり潜行していくわけだが、息も出来るし普通に歩ける。
 水圧だとか水の抵抗だとかが全然ないのはまさにファンタジーか。
 WBが怖いので剣魚を率先して倒す。こいつは骨ばっかで食えるとこがないな。
 イクラは……美味いのかこれは。うげ、雷管キモイ。
 マルクって、タツノオトシゴだよな。天麩羅でぐらいしか食ったこと無いけど、これはデカすぎで没。
 ヒドラは論外。うーん触手が料理に使えるしな。一応持って帰るか。
 次に、跳ねるように泳いでいたカジキマグロみたいなフェンを撃ち倒した。
 こいつはきっと美味いに違いない。
 とりあえず一匹持って帰ってみることにした。
 さらに下へ行く俺。
 djでこそこそしながら目的の魚類を探す。

 地面から顔だけ出して見渡す。
 おっと、いたいた。アンコウアンコウ。

368 名前:(○口○*)さん:08/02/18 03:42 ID:CKFDmVCe0
マホイミ吹いた

369 名前:(○口○*)さん:08/02/18 11:00 ID:e/mB9CJL0
>>117さん、毎度楽しく読ませてもらってます
っが!
ニブルで出会ったプリさんが男だったとは・・

てっきり指輪貰った時のポーっとした反応から
女性だと思って、今後の絡みなど妄想して
ニヤニヤしていた自分は・・・

慌てた反応してたのはアーッ!!だったからなんですね

370 名前:324 ♀殴プリ ルーシエ:08/02/18 13:49 ID:/z5l11jQO
そういえば外見を書いてなかったルーシエです。銀髪剣士デフォに悪魔羽耳、ミス冠をつけてます。グランドクロスとチェインを腰にぶら下げて。

>>357 如月
(中の人:ナイスwでもエロは苦手なんでギャグ路線でいかせてもらうよ!)

>>361 ♂商人
可愛いじゃないさ。それは後ろから手を添えて料理を教えるフラg(ry

>>363 エル
いきなり箱詰めかぁ。トラブルはここの名物だから気軽に楽しむといい(ぇ

>>364 ♂クルセ
ようこそ。やっぱり最初はそうなんだよねぇ。私も段々慣れるのかな。

>>365 117
SS続きいつも楽しみにしてます。プリの鈍感っぷりに全俺が嫉妬した。

>>367 リエッタ
魔ホイミってなにさぁ?!アンコウは余すとこなく食べれるんだっけ?調理は大変だけど!

以下続き。

371 名前:324 ♀殴プリ ルーシエ:08/02/18 13:50 ID:/z5l11jQO
如月の悶える姿についつい本音がだだもれた私。如月は何かいいたそうだが胸の中に収まっている彼女はすでに足腰に力が入っていなかった。
「計画通り(にやり)」と心の中で声を上げ、どこかの自称神の気分を味わう。
「ちょっ!おまっ?!」
何とか声を出した如月が驚嘆する。…やっぱりだだもれだったらしぃ。
「ごめんごめん、冗談だよ」
「目が笑ってねーぞお前っ!」

そういえば如月の口調が砕けてる。こっちが素なんだな。

とはいえ、如月はまだ力が入らないようでこのままここに居るわけにもいかない。ここはひとつ…

「おもちかえりぃぃぃいいい!!!ブレッシング!!速度増加っ!!」
「うぎゃぁぁあああ?!」


私は如月をお姫様だっこすると、城門の方へと走り出した。

372 名前:192 グレン ♂BS:08/02/18 13:53 ID:+GiuthqUO
奥に進むというリエッタと別れて引き返した俺。体感する伊豆4に興味はあったが戻る理由は幾つかある。
まず俺のステ。極STRの半製造なんてネタステなんで破壊力だけはあるがすぐ息切れする。
BSなので見た目どおり体は自体は頑丈だがガードも甘いし動きも鈍いから結局脆いのだ。
リアルに例えるとパンチの巧いまけぼの。クリティカルもちょこちょこ叩き出す技巧派のまけぼの。
一瞬で殴り殺すか、さもなければクリーンヒットをぼこぼこ食らってこっちが沈む。
とてもじゃないが沸きが激しい4Fは無理。もう一つの理由は・・・
海の幸がこれだけあって鍋には十分、特製山海珍味もほぼ材料揃ってる。あと足りないのは何だ?

そう、リエッタの中の人も大好きな米の酒だ。

だがリエッタの体は酒に弱いんだったな。少し飲めそう、って言うなら探してくるぜ。
加減が分かれば倒れやしねぇだろ多分。とりあえずプロじゃ怪しいからベルタで・・・・・・

「グレン!聞こえるか!?」

頭に突然響く男の声。知らない声だが何故かそいつの名前が頭に浮かぶ。
・・・ちょっと待て。この名前は・・・

俺のメインのアサじゃねえか!!

373 名前:324 ♀殴プリ ルーシエ:08/02/18 13:53 ID:/z5l11jQO
門の前の広場のベンチに着くと如月をベンチに寝かせ頭を腰掛けた私のふとももの上に乗せる。持っていた聖水を布に浸してよく絞り如月のおでこに乗せた。

「ホントにおもちかえりされるかと思った…」
如月は少しげんなりしつつまだ赤い顔を腕で隠す。君は人を何だと思ってるんだ。…いや、さっきのやり取りでかなり中身晒してた気もするが。

「ごめん、冗談が過ぎたよ。まさかあんなになっちゃうとは思わなくてさ」
「のわりにはノリノリでヒールしてたくせに」
アハハと苦笑い。だって何か楽しかったんだもの。ついつい如月の頭を撫でてしまう。あ、顔が真っ赤になってきた。顔が緩むのが自分で分かる。こういう反応を見るとつい、ね。

唐突にポタメモは狩り場の近くとプロしかないのを思い出す。さっきの気分の悪さを思い出すけどやはり限定とはいえ距離を稼げるポタは優秀だ。
「やっぱりポタメモに宿は入れとかないと…」

ふと思った事をボソッと呟く。別にお持ち帰りするためじゃないですよ?拠点はしっかり確保しとかないとね。だけどそれを聞いた如月の顔が青ざめていく。
…えーと、何か誤解してませんか?
がばっと身体を起こすとさっと距離を置きバゼラルドを抜く如月。
「やっぱりお前は危険だ!ここで殺っとくのが世のため人のため可愛いもののためぇ〜!」
「えっ、ちょ?!誤解っ!!」
「問答無用っ!!紅炎華〜っ!!」

あ〜、綺麗なお花畑がみえる〜。ごしゃっ!

(中の人:如月ごめん!ちょっと暴走しすぎたかも…。如月を振り回しすぎだ;)

374 名前:192 グレン ♂BS:08/02/18 15:01 ID:+GiuthqUO
どうなってる?混乱する俺を後目に声は焦った様子で続ける。

「装備の修理人が足りないからベースに来てくれ!
流行り風邪で軒並みヤられて全然人がいねぇんだ!」

・・・なるほど。どうやら、リアルとは繋がっているが微妙にズレもあるようだ。
こっちの住人と接点を持つのも悪くないし俺のメインが勝手に動いてるのも興味深い。
実はよく修理間に合わないとき、こいつにccして修理やってたんだが、それと同じ展開だし。
行ってくるか。行ったら行ったで戦争みたいな騒ぎだろうが。

って訳でリエッタ。酒の件だけどうするか決めてくれ。飯までには戻る!

(中の人:と、実はリアル職場がこの同盟のベースみたいな状況で
中の人もリアルでHP赤いです。なので少し反応鈍く・・・申し訳ない。)

375 名前:338 ♂殴りプリ エルミド:08/02/18 15:58 ID:7EH3CqoH0
>>367 リエッタさん ローウィンさんを追っかけてたら
    何時の間に伊豆に来てたわけだ。どんだけか。
    (中の人:素で勘違いしてました/(^o^)\)
>>370 ルーシエさん さすがファンタジーの世界・・・
    って、突然出会うトラブルがオヤジ共ってどういうことやねん
>>365 そ れ が あ っ た か

よく考えたらポータルで逃げられるじゃないか、と考えたが
そこは持ち前の用意の悪さ。青ジェムなんて常備していなかった。
ダメじゃん!とも言いたくなるが、ジェムが無くても使えるテレポートがあるため
脱出はそこまで困難なことでもないようだ。そうと分かれば気持ちに余裕も出来る。
今すぐUターンしないで、アルベルタに寄ってみるかーなんて考えも出てきた。
一応拉致られているのにまるで緊張感のない自分が怖いな。これも冒険者の性?

376 名前:231悪女@リエッタ:08/02/18 16:37 ID:kz5uKT900
>>370 ♀殴プリ@ルーシエ & 如月
ルーシエ南無。
マホイミ>>殴りプリだしちょうどいいじゃんw

>>374 グレン@♂BS
酒は倒れてもいいから呑みたいものだねぇ。
最悪、吐いてはまた呑むを繰り返せばいいか。
適当にプロをぶらぶらするから戻ってきたら声を掛けてくれ。
(中の人:お仕事大事。HPも大事にな。麻薬のネタはいいフリだったぜ。ありがとう)

>>375 ♂殴りプリ@エルミド
(中の人:/(^o^)\うっかりさんめw)
油断するなよ。案外モンスターより人間の方が怖いもんだ。


 伊豆に戻ってきた俺。収集品を清算すると50k程度になった。
 晩飯まで時間がありそうなので取り合えず食材を預けることにした。
「いらっしゃry」
「倉庫よろ。冷凍で」
「かしこまりました〜」
 ナマモノを預けた俺は徒歩でテクテク首都まで歩く。
 伊豆=プロ間は馬車の行き交いが非常に多いみたいだ。
 轢かれないようにしながら暫く歩くと、木陰からなにやら爆ぜる音が聞こえた。
「お花畑ー!!」
 何だ?痴話喧嘩だろうか。
 まぁいいや、とそのまま城門前の番屋でローグギルドの在籍証明書を出し、首都への門をくぐった。

377 名前:117:08/02/18 18:51 ID:AE/2wpku0
>>367 リエッタさん
 しっかり心のSSに焼き付けて置いてください。
 そして、>>376のあまりのスルーっぷり、顔を出せばきっとイクラの誘爆の如く被弾するのでしょうなあ。

>>369
 そ の 手 が あ っ た か
 あの文章考えていた時は男にするか女にするかまだ決めていなかったので、
 あえて性別決めていなかったのですが…
 問題は三角関係の愛憎劇を書ききる自信がないへたれなもので。

>>370 ルーシエさん
 仕方ないんです、あのプリの人は。
 誰かがダイレクトに言わないと自覚してくれないのです。
 それはともかく、南無。

>>375 エルミドさん
 えるしっているかしつないではテレポはつかえない
 無事逃げ出せるよう祈っております。


ID変わる前に2話分投下とか出来ると思わなかった…!
ノリと勢いって大事だね。
ということで17話目投下です。
ワイン瓶片手に書いてるためちょっと今回文章乱れ気味かも…
プリの人の鈍感っぷりは兄弟構成にあった模様です。
この兄弟に甘え属性は全く無いと言うことでときめきなどを理解することが出来なかったのでしょう。

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0184.txt

378 名前:364♂クルセ:08/02/18 23:06 ID:wxOXFntv0
>>117さん
ご指摘に、心から感謝します。Wordで執筆してから、メモ帳に貼り付けて
改行を加えたのですが…お恥ずかしいことに、ワイドスクリーンのパソコンの
画面設定を変え忘れてました。後で、ワイドじゃないパソコンから拙作を
見て絶句しましたよ orz
あれは読みにくかった…重ねてお礼を申し上げます。

>>231リエッタさん
なるほど!ご意見はとても参考になりました。「…」の多用は禁物ですか。
確かに、気になりますね。上手く使えば強調に利用できるなんて、知らなかったなぁ。
精進します。ありがとう。

>>324ルーシエさん
ルナの試し斬りは、居間で寝ている、家の老犬を見ながら「もしこいつが敵だったら斬れるものかね。」
などと思いながら書いたシーンです。それにしても、初期の頃のスレに直接、投稿されてた
騎士子さんのSSと、演出が似すぎている。もうちょっと私なりの持ち味を出せたら良かったのですが。

拙作ですが、改行をやり直して再投稿させて頂きました。

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0185.txt

反省点の多い作品ですが、時間を割いて下さる方にせめて少しでも、読みやすい形に
したかったもので。

コメントを下さった方、読んで下さった方すべてに改めてお礼を申し上げます。

「まだまだ追撃を入れたい!」という方、こちらからもお願いします。

なお、私の事はいくらでもいじり倒してやって下さい m(_ _)m
シリアス、コミカルどちらでも、微力を尽くして応じます。

379 名前:192 グレン ♂BS:08/02/18 23:15 ID:+GiuthqUO
>>370 ルーシエ
遅くなったが割り込みすまん。
しかしあんまり悪ノリしすぎると俺みたいになるから気をつけろよ!

>>367リエッタ
あれは正直超硬いししゃもだよな。
マホイミはゾーマによく効くが歳もバレる両刃の剣。

>>375エルミド
俺がベルタに居る間ならいつでも駆けつけるぜ

>>177
ネット難民だから読めねえチクショー
ネカフェ行く体力残ってた時読ませてもらうぜ


俺は少し疲れたから休んでくるよ

380 名前:338 ♂殴りプリ エルミド:08/02/19 01:20 ID:rZk1Fr/i0
(中:2年のROブランクはこれほどまで・・・)

>>377 クソッ、謀られた!・・・誰に?

脱出するの超余裕かと思ったらそんなことはなかったぜ!
というわけで割とピンチな現状況。どのみちアルベルタ港まで待つしかないわけか。

・・・ところで、なんで拉致られたんだろう?
今まで考えなかったのも可笑しなものだが突然のことで気が動転してたので
仕方がなかったんだ。誰に弁解してるんだ。
船に乗せられた時、箱に詰められたわけでもなく手足を縛られたわけでもなく
ただ雑多な荷物の中に放り込まれただけだった。
人身売買・・・ではないよな?他にそれらしい人はいないし、
そもそもイズ・アルベルタ間でそんな目立つ違法品を運んでも早々にバレるだろう。
うーむ、イズ港の時のことを思い出せ・・・確か港には船と乗組員のオヤジ達以外の
人がいる様子は無かったな。ということは・・・

何らかの闇取引を見たための口封じ、か?

まいった、証言になるようなものは何も見てないんだけどな。
まさかあの船自体見ちゃいけなかったってことは・・・

うん?急に照明が暗くなっ



ガッ

381 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/19 04:55 ID:8O0EObOU0
なんか俺が暴走キャラになってるような・・・w(別にいいけどw)

>>367,376リエッタ 魔ホイミ・・・ナイスなネーミングだねぇw そして、ナイススルーw

>>370ルーシエ はっはっは、エロネタじゃなくても存分に愛でて貰ってもいいのだよ?(ぉぃ

>>117いつも楽しく見せてもらってますw

>>379グレン 会うときがあれば俺も酒飲みに混ぜてくれるか?

>>380エルミド スネーク?応答しろ!スネェェーーーク!

382 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/19 04:56 ID:8O0EObOU0

「問答無用っ!!紅炎華〜っ!!」

ドゥンッ!

・・・よし!これ以上被害を増やしてたまるもんか!
慌ててたからLv最大で放ったけど大丈夫か?
よく飛んでる・・・ってあいつあのままじゃ頭から落ちるぞ!
頭からは流石にヤバイだろう・・・!自分で飛ばしてなんだが間に合うか!?
「・・・くっ!」

ごしゃっ!あ〜・・・間に合わなかったか・・・
生きてるか?死ぬなよ?
とりあえずぐったりしてるルーシエを寝かせて呼吸、心拍の確認。・・・よし、生きてるな。
後は・・・
「ルーシエ、起きてるか?」
「・・・・・・あぁ」
むすっとした顔でルーシエが起きてきた。案外平気なんだな。殴りプリだからか?
「だから誤解だって言ったのに・・・」
「え゛、誤解?」
「あぁ、拠点をしっかりと確保する為にポタメモに宿をいれておこうと・・・」
それ(理由)をきちんと聞いた俺の顔から血の気がさーっと引いたのが分かった。
それならその前にルーシエが誤解するような事をやったとはいえ悪いのは俺じゃあないのか?暴走してたし。
「・・・すまん」
こっちに確実に非があるからそこは謝る。でも、
「いいや、別に「ただ、完全に誤解してしまうような行動はとらないほうがいいぞ」・・・はい」
誤解させるなよ、と釘をさしておく。説教は苦手なんだがなぁ・・・

383 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/19 04:56 ID:8O0EObOU0
ルーシエが自分にヒールをかけ、傷を直して俺の横に座りなおした。
「・・・ルーシエ」
「なに?」
誤解でしかも暴走で紅炎華ぶち当ててしまった(+頭から落下)のに謝って終わり流石に俺としても嫌だ。
「俺が出来る範囲でやって欲しい事はあるか?」
「え?いきなりなにを?」
「ルーシエが誤解させるようなことをやっていたとはいえ誤解でしかも暴走でふっ飛ばしてしまったんだからお詫びだよお詫び!」
こんな事いうならリエッタにも何かお詫びした方がいいかな・・・?
いや、しなくていいか。誤解だったとはいえセクハラしたのは事実だし。
「んー、それじゃあ・・・」
少し考え込んでいるうちにルーシエの要求は決まったようだ。
「如月以外おもちかえりしないから、如月を私がおもちかえりして愛でようとしても反抗とか一切しない事」

・・・へ?

「え?えぇーーっ!?」
「出来るでしょ?」
・・・たしかに出来るけど・・・俺がお金はあんまり出さないで済むけど・・・
「マジでそれか?」
「変えないよ?」
「・・・わかった・・・」
こんな要求されるとは思っても見なかった・・・

ルーシエはその了承の言葉を聞くと、俺をお姫様抱っこして、
「じゃあ、お持ちかえりさせてもらうね」
とプロの宿に向かって歩き出しやがった。
「ちょっ!おま・・・この格好は・・・!」
「反抗とかは一切無ーし」
「くっ・・・」
振りほどこうとした瞬間にルーシエ、お前・・・っ!
「拠点のために宿ポタ取っとくんじゃなかったのかよ!」
「まあそうだけど、あるなら使った方がいいしさ」
反論も全部論破され、ルーシエの腕の中でじっとする事しか出来無くなった・・・くそぅ。
「まあ、如月って可愛いんだからさ」
「だから可愛いっていうなーっ!」

くそぅ。

(声:ルーシエで更に自分を弄ってみた。そして反抗不可という状態に。そしてルーシエと一緒に行動する事になりそうな感じになってしまったw続きは任せますw)

384 名前:324♀殴プリ@ルーシエ:08/02/19 12:53 ID:jfTgk15xO
>>376 リエッタ
無視かよ無視かよ!どこかで会ったら武人流閃華○光拳を喰らわすしか…。

>>377 117
オーラおめでとう〜!てっきりみんなの前で枝発光して「転生して君に追いついて側で護るよ」とかリンカ娘に告白フラグかと思ったのは内緒だ。

>>379 グレン
気にしない〜。体調には気をつけてね。ちなみにSSはポケブラ経由でアップローダから直接見るという荒技も…とケータイから見たり書いたりしてる俺が言ってみる。

>>381 如月
そろそろおもちかえり編も終わりかな〜。ふったネタにしっかりネタで返してもらえてこっちも楽しめたよw

385 名前:324♀殴プリ@ルーシエ:08/02/19 13:01 ID:jfTgk15xO
>>378 ♂クルセ
堅苦しくならずにこの境遇を楽しもうぜw

>>380 エル
逃げてー!ちょー逃げてっ!


以下続き。


目が覚めたら宿屋で如月を抱きしめていた。あ〜、そっか。宿までお姫様だっこで人の視線を集めつつ宿についてからは背面座位で散々頭を撫で回したあげく抱き枕にして眠ったんだっけ。窒息させないようにやっぱり後ろから。如月はずっと顔真っ赤にして金魚みたいに口をパクパクしてたっけ。

まだ眠る如月を見て髪を撫でる。とりあえず着替えよう。宿で借りた部屋着を脱いでプリーストの服を身に着ける。ガーターって下着を穿く前に付けるのと穿いてから付けるの、どっちが正しいんだっけ…。

如月で遊びすぎたなぁ。今日までは宿取ってあるからゆっくりするといい。とりあえず大聖堂に行ってみよう。ポタとかヒールとか何か変な感じがする原因が分かるかもしれない。何より感覚で使ってるし。
そだ、如月にメモくらい残しておかないと。丁度部屋に備え付けのメモ帳とペンを見つけた。
え〜っと、「旅に出ます。探さないでください」
……ちがーう!「夕べは激しかったねv浮気したら許さないんだからっ」
これも違うorz
「私は大聖堂に行ってきます。今日までは宿を取ってあるからゆっくりしていくといいよ。あと、寝顔可愛かったぞ」
これでよし。私はまだ眠っている如月を置いて宿を出た。

386 名前:324♀殴プリ@ルーシエ:08/02/19 13:05 ID:jfTgk15xO
大聖堂につくとまずその大きさに目を見張る。一面に取り付けられたステンドグラスは芸術品で見事としか言いようがない。
「地下には暗殺死体があったり物騒だけどな…」

中に入ると予想以上に広く明るかった。資料室というプレートを見つけ中に入る。探すはスキル目録。微妙な効果の混じるスキルは正直気持ち悪いのでなんでそんな事になるのかを知りたかった。
本を読むこと数十分。私は原因を突き止め頭を抱えていた。
「myプリよ…魔術式間違って覚えてるじゃねーか!」

簡単な話である。ポータルの魔術式と説明をみる限りどうやら転移の際に感覚を一定に保つ式を間違えてるせいで移動の衝撃をダイレクトにうけて車酔いしたようになっていたのだ。
間違っている部分を覚え直す。これでポータルはきちんと運用できるはずだ。

気付くと外が騒がしい。廊下に出てみるとシスターたちが慌ただしく動いていた。呆気に取られていると肩を掴まれる。
「シスタールーシエ、良いところに!フェイヨンダンジョンから魔物が溢れて混乱が起こっているようなんです!すぐに向かって頂けませんか?!」

……なんだってぇ?!
よろしくお願いします!と返事を待たずに私はシスターの出したポータルに押し込まれた。

387 名前:364♂クルセ:08/02/19 21:38 ID:wXR9NcE50
やあ。俺は今、プロの南門でカプラさんのお世話になってる。
少し前、大聖堂前でペコを借りてた時のことだ。必死の形相で兵士が
駆け込んできた。あの出立ちは、フェイヨンの衛兵さんか。
息をやっと整えると、彼はその場の誰もが色を失うようなことを報告した。
フェイヨンDから…モンスターがあふれ出て来ただって?たちまち、その場は
上から下への大騒ぎになった。そこらじゅうにポタの柱が立つ。
お、今のプリさん、いきなり押し込まれてなかったか?

しばらく考えて、俺もフェイヨンへ行くことにした。不死の敵か。
ホラー映画も観れない俺には、キツそうな相手だなあ。臭いもすごそうだ。
でも聖職に片足をつっ込んでる身が亡者を恐れるってのもどうだろう。
こういう敵に耐えられれば、俺の肝も据わるんじゃないか?
俺はテーリングさんに頼んで、火フランと若干の聖水、それに狂Pを出して
きてもらった。Aspdに命を掛けてる俺にとっては、なくてはならない物だ。
重そうな鎧に身を固めたクルセが、アサシンに迫る速さで剣を振るなんて
ネタっぽくて面白そうだろ?代わりに、Strには不満があるが。
狂Pの勢いに任せれば、不死モンスターへの恐怖も少しは和らぐかも知れんし。
あ、でもこれ、激辛だったっけ…何度も飲んでいるのに、味わうのは初めて
なんて滑稽だな。

388 名前:364♂クルセ:08/02/19 21:42 ID:wXR9NcE50
 敵前でむせ返るのも恥ずかしいし、俺はビンの中身をここで一気にあおる。
ぐはっ…やっぱり辛ぇ!でも…wみwなwぎwっwてwきwたwぜw

「テーリングさんwwwww フェイポタwwwwヨロwww」
「うはwwwww おkwwwww」
なんだ、カプラさんもノリが良いな。次の瞬間、俺はフェイヨン市内じゃ
なくて弓手村の、ダンジョン前に居た。気が利いてるな。このテンションで
町の中でペコを走らせたら、俺は世紀末のモヒカンバイカーみたいに住民に
迷惑をかけてたかも知れん。ダンジョンの方を見ると、居るわ、居るわ…。
不死のモンスターが、今にもあふれそうだ。他の冒険者も、続々と到着している。

俺は「おkwwwww」とだけつぶやくと、Dの入り口へ向けてペコを走らせた。

>>324ルーシエさん
OK!俺も肩の力を抜いて行きます。ちょっとカプラさんを悪ノリに巻き込んで
しまいました。怒られるかなぁ。

389 名前:(○口○*)さん:08/02/19 23:44 ID:grx3U5Ni0
こちらは♀アサクロ、ローウィンだ。

>>362 エル
済まない、カプラさんに頼んで果物ナイフを取り出した後は
すぐに宿屋に戻ってしまっていた。

>>374グレン
無理はするなよ。

>>378 ♂クルセ
Goodだ。とても読みやすい。

ここから続き

390 名前:♀アサクロ ローウィン:08/02/19 23:58 ID:grx3U5Ni0
>>349の続き

ウサギリンゴを食べつつリエッタを待っている間に、どうやら色々大変な騒ぎになっていたらしい。
その噂は宿まで届いている。
リエッタが着次第私たちもフェイヨンに向かうことにしよう。
・・・と、言っている間に着いたようだ。

リ「ただいま」
ロ「いいところに。リエッタは怖いものは平気か?」
怖いもの、と聞いて表情が硬くなった気がしなくもないが…気のせいかな?

リ「あ、ああ・・・でもなんでまた?」
ロ「フェイヨンでモンスターが増殖しているらしい。討伐に参加しよう」
リ「フェイヨンか…大丈夫かな?」

リエッタは少し不安げだ。死んだときの事を考えているのだろうか?
ロ「死にはしないだろう。すぐに準備をしよう」
リ「・・・わかった」
ロ「だがその前に」


ロ「このリンゴを食べてくれ」

(※参考資料:取得スキル…ttp://uniuni.dfz.jp/skill3/asc.html?20GXCKIfyasNbokfJy ←こんな感じ

391 名前:188 ♂セージ:08/02/20 00:06 ID:vh9avl+Q0
暫く連絡できなかった間に随分賑やかになったみたいだな。
とりあえず、生存報告だ。俺は生きてるぞ。何とか生きてる。
だがもう王国にもマトモにゃ帰れねぇ。くそったれが。

http://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0186.txt

急にこっちに飛ばされた挙句、こんなところでゲームオーバーはねぇよ。
頼む誰か指示を、もしくは助けをくれ。

392 名前:188 ♂セージ:08/02/20 00:18 ID:vh9avl+Q0
(中の人:やばい、h抜き忘れたorz)

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0186.txt

393 名前:& ◆cIYxGPRRGA:08/02/20 04:48 ID:q7LJ/nxI0
>>392
人間切羽詰った時の行動力って凄いよな。
ってドジ踏んじまったのか。

何、難破船?・・・手元にジェム石なんてないかい?
油で一か八かに賭けてみるのも良いかもしれないな
ま、運が悪けりゃ即死だがな

394 名前:(○口○*)さん:08/02/20 04:49 ID:q7LJ/nxI0
おっと。コテは気にしないでくれ

395 名前:188 ♂セージ:08/02/20 08:54 ID:Dtc1kgSDO
>>393
いや、俺油使えないんだ。付与とFCASのサマルだからな・・・
ちなみにこの船、人が立ち入った形跡は結構あるが人が来る気配はない。モンスターの気配も薄いが、何か嫌な感じはする。中も気になるんだがどうもな・・・

そういえば、乾かした上着に焦げた羊の毛がこびりついてるのに気付いた。
羊は安息できない状態だったからキャスリングできないように
俺のすぐ足元を歩かせてたんだが・・・俺が船長に気をとられた隙に走ってキャスリングしたのかもな。

そういう事にしておこう。色々考えるのは生きて帰ってからだ

396 名前:(○口○*)さん:08/02/20 12:49 ID:MIEBJPXT0
一定時間甲板の隅で待って見るのが一つ。
おそらくは人の立ち入った形跡が残ってることから奥に目的を持ってる連中が居るんだろうから、そいつらに便乗して戻ったら?
ああ、奥にそのままはいるとゲームオーバーだろうからそのつもりで。

それとここのみんなだとそこに目的持ってる人間居ないからまず会えそうにないねえ。

397 名前:(○口○*)さん:08/02/20 12:58 ID:q7LJ/nxI0
>>395
中に入るなよ!絶対に入るなよ!

・・・/whereを使ってみるんだ
使えるかどうかは分からないが、現在地が分かれば現状よりはマシだろう
もし近場なら俺が迎えに行こう。

398 名前:231悪女@リエッタ:08/02/20 16:50 ID:0PrHMDwO0
>>379 グレン@♂BS
歳?な、なんのことかな。えーと、MPが回復するやつでしょ、マホイミ。

>>380 ♂殴りプリ@エルミド
哀れエルミド。海の藻屑と化す(ぉ

>>383 ♀忍者@如月朔夜
ほ、放置プレイに。

>>385 ♀殴プリ@ルーシエ
いいね。これは広域なお題ですな。

>>388 ♂クルセ@クラウス
うはwwwwwwテーリングwwwwwwいい逆毛wwwwwwww
wwwwwゴホン、ええと改めていらっしゃい。

>>391 ♂セージ
ククレもいるし、沈没船かな?
あんまり広い島じゃないし、カプラや商人も在駐してるはず。
ククレでも倒して収集品売って船で脱出だ。

399 名前:231悪女@リエッタ:08/02/20 17:04 ID:0PrHMDwO0
「生ヤファたん見に行こうか」
 宿の中。皿の上にこんもりと積上げられた兎リンゴをしゃくしゃく食いながら言い放つ俺。
 フェイDからMOBが溢れたならば、狐娘さんたちが村で暴れまわっているに違いないと考えたからだ。
「いやお前、生って。怖くないのか」
 怪訝な顔をしたローウィンはそのまま続けた。
「首都に救援を求めてきているということだから、フェイの駐屯兵力では歯が立たないということじゃないか」
「大丈夫大丈夫。民間まで噂が流れているってことは軍隊がじきに出るって。あ、逆に早く行かなきゃヤファたんが沈むか。阿修羅一発だし」
 物見遊山、野次馬根性である。
「じゃあ、行く方向で。準備がいるな」
 しゃくりと、最後の兎をかじるローウィン。食いながら話していたため、皿の上は空っぽになっていた。
「MOBが大挙して押し寄せたなら、大半が木造建築のフェイヨンは火事になってそうだしな。一応レジPでも買っていこうか」
「そうだな」
 俺は風呂場へ入り、海水に浸かった髪をすすいで、身体を適当に拭いた。
 新しいシャツとブリーフ穿き、換えのジャケットとホットパンツを着た。
 毛の量が多いため生乾きだ。俺はタオルを頬かむりをして風呂場から出た。
 ローウィンはカタールを磨いでいた。
 そういや、インリンパワーに免疫が出来たのか、洗脳にはかからないようだ。正直助かるぜ。
「終ったか?」
「うん、お待たせ。じゃ行きましょうか、お姉さま」

 ……あれ?

400 名前:324♀殴プリ@ルーシエ:08/02/20 17:25 ID:09rlKx0KO
(中の人:ゲーム中にはないけどリアルならこういうことも有り得るんじゃないかと魔物増加イベントを振ってみました)
先発陣として到着した私。外は任せてダンジョンの奥へと足を進めていた。


「うぎゃぁあああ!骨がっ!死体がっっ!!こっちくんなぁぁああ!」

泣きながら愛用のグランドクロスを振り回し魔物を薙ぎ倒す。DB10MM10は伊達じゃないらしい。
命を奪う嫌悪感より(不死者が生きてるのかは置いといて)危機感のほうが強かったらしく襲ってくる敵を殺すことへの嫌悪感は段々と消えていったが外見や腐臭はまた別のお話。
ムナックも野生のは結構キツいんだな…。街中でみた時は(ペットになると活性化するのか)まるで生きてるみたいだったんだが。
外の処理の方が精神衛生上よかったかもしれない。

応援も続々と来ているようで至る所で戦闘を行う音がする。遠くから「うはwwwおkwww」とか聴こえる気がするが w って相手はどうやって発音してて自分はどうやって認識してるんだろ?

うぅ、骨系はまだいいけど死体の体液が臭いの気色悪いのって…。

さっき倒した敵の頭蓋骨を踏み砕く。カラカラと乾いた音がしたかと思うと背後に沢山の気配。どうやら団体さんのご到着らしい。

「だから私のそばに寄るんじゃねぇぇええ!!」

私は襲ってくるソルスケをホームランしながら涙目で鎮圧に努めた。

……ところで奥のほうから鈴の音が聞こえてくるんだが…これってやっぱりあれか?
逃げないとヤバいか?

401 名前:338 ♂殴りプリ エルミド:08/02/20 19:57 ID:/e9804eE0
はっ!


・・・天国って生臭いな。

・・・生臭いのは隣で横たわってるフェンか。

「おーい、兄ちゃん。いつまでもそこでノビてんな。積荷降ろすのに邪魔だよ。」
頭上から声がする。仰向けの状態から体を起こして振り返ると、
体躯のいい兄ちゃん達がせっせと大きな箱を積み重ねていた。
さっきのオヤジ共の姿はない。停まっている船もイズで見たときから
変わっている気がしたので、途中で放り出されたんだろう。

あー・・・頭が痛い。後頭部が思いっきり殴られたみたいにガンガン痛い。
クソッ、一体何だったんだよ。知らなくていいけど。
「兄ちゃん、起きたんだったらどいたどいた!」
おぉ・・・、脳に響くな。
大きな声で一喝されたので仕方なく立ち上がって、その場を離れた。
辺りを見渡してみると港に並ぶ多くの店や露店があった。ここはアルベルタか?

とりあえず生命の危機からは逃れた・・・と信じよう。
これからどうしようか考えながら港を歩いていると、
店の間に人だかりが出来ているのが見えた。
近づいてみると中心にいるプリのお姉さんがポタを出しつつ叫んでいた。

「みなさーん!フェイヨンでDから溢れた魔物の暴動が起こっています!
 首都の警備隊が鎮圧に向かっていますが敵の数が多く手が足りません!
 冒険者の方、一人でも多くの協力をお願いします!」

魔物の暴動・・・テロではないのか。
え、ちょ、誰押してるのは・・・全員!?
人だかりを作っていた冒険者達が次々とポタへ乗り込む。
彼らを駆り立てているのは危機感か物珍しさか・・・ってイタタタタ
分かった、急ぎたいのは分かったから押すな!
ちょ、ポタに乗りそうだから、押すな、って、ば・・・

アッー!

402 名前:♂商人:08/02/20 20:53 ID:NHMoEz7z0
各街から総動員とは、かなりの規模だな。と、暢気に構えてる俺>>361

ところでちょっと聞いてくれ。
昨日の昼頃なんだが、♀商人が木の根に躓いて転んだんだ。
その拍子に墓みたいなのに張ってあった札を破っちまったんだが、まさか…な。
偶然だろう。そう思う事にしよう。まずは目の前にあるホットミルク(?)を飲み干そう。
行っても足手まといか無駄死にがいいところだ。というわけで俺と♀商人はお留守番しておく。

それにしても、♀商人の料理の腕は凄すぎる。違う意味で。
何で砂糖ちょっと入れて鍋で温めただけなのに、ミルクが紫色になるんだろう。
鍋、砂糖、ミルク。素材が悪かったんだろうか。…農薬でも混ざってたか?
それとも無意識のうちにインベナムでもしたんだろうか?
いや、ポイズンスポアcは持ってないな。
飲んだ後がリアルに想像できて、笑いが止まらない。

403 名前:364♂クルセ:08/02/20 21:33 ID:F8Zuv/at0
クラウスだ。まだ狂Pは効いているが、やっと言葉の芝生を刈れるくらいには、落ち着いてきた。
戦いの前に飲んでおいたのは正解だった。恐怖心は薄れ、敵の悪臭もあまり気にならない。
分からないが、ヤファを倒せばこの騒ぎは収束するのかな?一人じゃ到底、無理だ。
PTを組みたい所だったが、今まで芝生を生やしまくって、弓手村屈指のウザい奴になっていた
俺を、まともに相手にしてくれる人はいなかったんだ。

でも、これだけの味方が集まっているんだ。知り合いが来ていないかな?そう思って、
ふと奥を見ると一人の女性プリさんが、グランドクロスを手にアンデッドの大群と戦っていた。
武器の扱いが、実に見事だ。あたかも体の一部のように武器を振り回し、亡者に今度こそ永遠の
安らぎを与えている。知り合いじゃないけど、見覚えがあるな。あ、今朝、大聖堂で見た人か。
周りの人は「ルーシエ」と呼んでいたっけ。あ、でもそろそろ危なくなって来たな。俺だったら
オートガードの硬直だけで自滅できるような数だ。よし、助けなきゃ!

俺は颯爽と登場……できなかった。ルーシエの戦いぶりに見とれていて、すぐそばまで来ていた
ボンゴンに気づかなかったんだ。渾身のスピアスタブを喰らい、ペコから叩き落される。そのまま
不様に、背中を下にして地面を滑り、やっと止まったのは彼女の足元だったんだ。
神に誓う。下着は見えなかった。

「初めまして、ルーシエさん。」

とっさに俺と目を合わせるルーシエ。涙目になっても可愛いその顔が、みるみる赤くなっていく。やばい!
鈍器の一撃をやっとのことでかわす。もう少しで死人の列に加わる所だった。初対面の女性に武器を向けられる
のは、どうやら俺の定めらしい。

「まず名乗れ!それにどうして、私の名を知っている!」

「クラウスだ。驚かせて済まない。」

ああ、このままじゃ俺の第一印象は「エロクルセ」で確定だな。どうしたものか…。
予備の剣として持って来たTbdサーベルに塩を振ってもらうどころじゃなくなるぞ。
む、なんだ。奥から不気味な鈴の音が……。

404 名前:♀アサクロ ローウィン(233):08/02/21 01:33 ID:o94R9CoW0
こちらは♀アサクロ ローウィンだ。

>>395
あまり指名手配が厳しいようだと、すぐに街に戻るのは待ったほうがいいかもしれない。
とはいえ、この環境に長期間滞在というのも辛いが…

>>385
ガーターのつけ方は、下着の下を通すと実用性重視で
下着の上を通すと装飾性重視らしいぞ。
何で知っているかは気にするな。
とりあえず鈴の音の元が黄色いのか青いのかわからないが、下がっておいたほうがいいと思う。

>>402
ホットミルクは白いものであるべきだと主張する。
それは・・・なんだろう?

以下続き

405 名前:♀アサクロ ローウィン(233):08/02/21 01:53 ID:o94R9CoW0
>>390及び>>399からの続き

お姉さま…またお姉さまか。
それを言った本人も変な顔をしている。少し顔が赤い。
リ「いや違っ…おね…ローウィン!」
ロ「大丈夫か?」
ちょっと心配なので近づいて顔色を確認してみる。あ、さらに赤くなった。

リ「いや違うんです、じゃない違うんだ、おねいやローウィン!これはその…」
リエッタは何かしどろもどろになりながら言い訳している。
よくわからないが、頭に浮かんだ台詞をそのまま言ってみた。

「お姉さまって呼んでもいいのよ?」
我ながら中身男の台詞とは思えないな。体が違うと色々変わるのかな?

リエッタの様子は…何か止まってるな。

ロ「ん、まぁ…カプラさんのとこ行こうか。準備もあるし」
私は自分の台詞を誤魔化すかのように、カプラ行きを促した。
リ「あ、待ってくださいお姉さま」

…もうお姉さまでいいか。

宿の階段を降りながら、パーティーについて思い出した。
出かける前に、パーティーを作っておこう。

ロ「これを持っておいてくれ。パーティーメンバー証みたいなものだ。
  パーティー会話もできる」
リ「はい、わかりました」

406 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/21 03:31 ID:BwDdgKaw0
>>384,400ルーシエ こっちもネタ振りとか楽しかったしお互い様ですぜw

>>390,404ローウィン ナイスお姉さまwその調子で他の女性陣も陥落だ!(ぇ

>>391 まあとりあえず大丈夫みたいだな、そこがどの辺かわかるか?

>>398リエッタ まだ口調が戻りきってない!?それどころか悪化(?)してるけど頑張れw

>>401エルミド 無事だったみたいだな、よかったよかった。

>>402 紫のホットミルクはすでにホットミルクじゃない!早く手取り足とりで料理を教えるんだ!(ぇ

以下続き

407 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/21 03:33 ID:BwDdgKaw0
>>383,>>385の続き

「ん・・・うぅん・・・」
何か寂しい感じがして目が覚めた。
えーっと、なんで宿屋にいるんだっけか・・・
まだ覚醒していない頭を使って考えていると、一つの単語が浮かび上がった。
「・・・おねえちゃん・・・」
・・・ん?なんでおねえちゃん?ちょっと待てよ?えっと確か・・・ !!
「ルーシエじゃねぇかなんで俺おねえちゃんなんて言ってるんだ昨日の寝る前に言われた事の名残か?」
そうだ、昨日宿についてからルーシエに「この宿の中では私のことは『おねえちゃん』と呼ぶこと」とか言われたんだ。
・・・ってまだ宿だ!おねえちゃ・・・ルーシエは今も居るのか!?
周りを見回してみたが居ないみたいだ。助かった。
・・・ん?
「紙・・・か?」
よく見るとおね・・・ルーシエの書置きらしい。数枚残っている。
「えーとなになに・・・?」

1枚目は文字が塗りつぶされて分からないな・・・
2枚目は・・・「夕べは激しかったねv浮気したら許さないんだからっ」
「・・・へ?」
(・・・・・・・・・ボフンッ!)
「ああああいつななななにをいいいってるんだだだ」
顔を(照れで)真っ赤にしてしどろもどろになりつつも3枚目を見る。
「私は大聖堂に行ってきます。今日までは宿を取ってあるからゆっくりしていくといいよ。あと、寝顔可愛かったぞ」
・・・むきゅ〜。(ばったり)


・・・はっ!
えっと・・・もう昼過ぎ!?
確か書置きの3枚目を見た後に・・・倒れ・・・て・・・(ボフッ)
おねえ・・・ルーシエのやつ最後まで可愛いとか言いやがって・・・だから可愛いって言うなって何度も言ったのに!恥ずかしいっての。
よし、ちょっくら追いかけて色々と文句言ってやる!
ただ、抱きしめられるのは嫌な気はしないんだが・・・
・・・!?今俺何考えた!?ダメだダメだ!許せるのは頭撫でる位までだ!(自分で気に入ってる事に気付いてなかったり)

408 名前:324♀殴プリ@ルーシエ:08/02/21 03:33 ID:nZnljaYiO
(中の人:なんとなく振ったのは良いけど最初の思惑以上に話がデカくなってて驚いてます)


>>391 ♂セージ
生きてて何よりだけど船内は入っちゃダメだ!
沈没船だったら島の裏側に商人やカプラも居ると思うけどどうなんだろ?
その生活が続くのは…やっぱ辛いよなぁ…

>>401 エル
一難去ってまた一難。
とりあえず自分にヒールだ!

>>402 ♂商人
男は度胸。何でも試してみるもんなんだぜ?
とはいえ…緑ポは準備しといた方がいいかもね…

>>404 ローウィン&リエッタ
姉妹の契りはいつですか?(あれ

以下>>400>>403の続き

409 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/21 03:36 ID:BwDdgKaw0
宿を出て大聖堂の方に向かう。
大聖堂に着くとシスター達が慌ただしく動き回ったりポタを出したりしている。
「何が起こってるんだ・・・?」
俺は一番近くに居るシスターに何が起こっているのかを聞いた。
「フェイヨンダンジョンから魔物が溢れ出て大変な状況なんです!手伝ってください!」
・・・宿を出たときにある程度だがきちんと準備していてよかった。
「ポタはどこに?」
「ここでもカプラさんでも、ポタはダンジョン前に通じてます!」
「わかった!」
しかたない。おねえちゃ・・・ルーシエに文句言うのは後回しだ。今はこれを何とかしないと!

溢れてる、ってことは数はかなり多い、ということだ。なら、威力よりも連続で・・・!
マジックアイズを取りにカプラに向かっていると宿の前を通ったときに見知った人物を見つけた。あれは・・・リエッタ・・・だな。
じゃあ一緒に居るのはローウィンか。
何を話してるんだ?

気になり近づいていくと、「お姉さまって呼んでもいいのよ?」・・・そういう関係だったのか?
リエッタは・・・何か止まってるな。急がなくて良いのか?
「ん、まぁ…カプラさんのとこ行こうか。準備もあるし」
二人がまた歩き出したみたいだな。
「あ、待ってくださいお姉さま」
・・・なるほど。姉的存在に抱きしめられると相手に対する二人称が変わってしまうのか。
まあ、なんとなく分かる。俺もおねえちゃ・・・ルーシエ相手に変わりかけてるし。

410 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/21 03:36 ID:BwDdgKaw0
・・・お、宿から出てきた。
「これを持っておいてくれ。パーティーメンバー証みたいなものだ。パーティー会話もできる」
「はい、わかりました」
あー・・・パーティーか。
確かに組んでた方が役立つな。
「おーい、リエッター」
面識のあるリエッタの方を呼ぶ。・・・おい、なんでびくっ、とするのさ。まあいいか。
ローウィンもこっちに気付いたみたいだ。
「リエッタ・・・彼女は?」
「えっと、彼女はあの如月です、お姉さま」
・・・あの、ってなんだ、あの、って・・・ とか考えていると、
「あぁ、私達と同じ状態の、か」
・・・成る程、そういう意味か。ローウィンとは直接の面識は無いしな。そういう言い方をするしかないか。
「で、如月。話しかけてきた用は何だ?」
「いや、俺にもパーティー分けてくれないか、ってな」
そう言うと納得したように頷き、パーティーメンバー証(みたいなもの)を渡してくれた。

その後すぐに三人でカプラの所に向かう。
その途中で俺が、ふと思った、
「二人はそういう関係なのか?」
とか聞いてみると、ローウィンは器用に走りながら吹き出した。その直後、凄い剣幕で
「なんでそこに行き着く!」
等と聞いてきたのだが、その返答はもちろん一つだ。
「見てたから」
あ、リエッタもローウィンも真っ赤になってるな。

(声:近くに居た(?)リエッタとローウィンを混ぜてみた。そして自分はルーシエの妹フラグがどんどん立ってたりw)

411 名前:324♀殴プリ@ルーシエ:08/02/21 03:39 ID:nZnljaYiO
もう、何がなんだか分からない。
気色悪い不死の軍団を捌いてたらクルセが足元に仰向けでヘッドスライディングしてきやがった。
ホットパンツは穿いてるし、精神は男とはいえ今の身体は女。
身体側に精神や考え方が寄っているのか羞恥心で顔が真っ赤になる。
気づくとそのクルセに向かって鈍器を振り下ろしていた。

「まず名乗れ!それにどうしt(ry」

クラウスと名乗るエロクルセを睨むが鈴の音は段々と近づいてくる。
その辺のmobとは桁外れの威圧感。ほぼ間違いなく黄色い方だろう。
そんなことをしている間にも周囲の敵は容赦なく襲ってくる。

「……うわぁぁぁん!!」

私の中で何かがキレた。
マグナムブレイクで近くのmobを弾き飛ばし、その隙にクラウスをひっつかんで逃げ出す。
ここでむざむざと死ぬわけにはいかない!
走る中、鎧のぶつかる音と「痛ぇ!」という声が聞こえた気がしたが今の私には気にする程の余裕はなかった。

昨晩まで如月を愛で倒して幸せ一杯だったのに、帰ったらまた愛で倒す予定だったのに…。
死体と戯れることになるわエロクルセに視姦されるわ…どうして…こんなことに…。

開けた場所につくと私はクラウスを放り投げて泣き崩れた。

(ごめんクラウス。気づいたら結構酷い扱いになってる…。エロクルセについての弁解は任せた!)

412 名前:324♀殴プリ@ルーシエ:08/02/21 03:58 ID:nZnljaYiO
>>410 如月
うわっ!ごめん!書き込み被ったorz
しかし微妙に互いに想定路線が同じ方向を向いてる気がするのは気のせいかw

413 名前:♂セージ:08/02/21 05:34 ID:+/ZlDGWvO
皆ありがとう。そっちも大騒ぎみたいだが、ちょっと空気読まずに状況報告。

/whereは使ってみたが、分からない所だそうだ。多分人も来ないだろう・・・
実はもう少なくとも2日以上はここにいる。目が覚めてからはとにかく暖を取ったり食える物調達したり
狼煙が作れるか試したり色々やってたが、その間人は一人も見てない。
ちなみに俺がいる難破船は島に接岸してないぞ。小島の沖を漂ってる。
小島には船着き場があって、定期的に船が行き来しているようだがこっちには気づかない。

だがお陰で何となく見えてきたぞ。多分ここは沈没船の島の沖だ。
俺がいるここはマリオネットキラーの船なのかもしれない。
となると中にいるのはあのミミックどもか。いっその事中に入るか・・・?
でも脱出法を教えて貰えるもんなのか。うーむ

しかし街に戻るなら逆に今がチャンスかもしれない。
混乱に乗じて海外に高飛びか南方に潜伏・・・・・・って犯罪者な生活に馴染みつつある自分が怖い。

414 名前:338 ♂殴りプリ エルミド:08/02/21 15:39 ID:jib1Z1hK0
ええーと。神様GM様に質問です。

・・・何かしましたか?
この哀れな冒険者めが何か粗相を致しましたか?

でなかったら弓手村のポタに乗ったはずがいきなりダンジョン内なんて事態に
説明が付かないんですけど。厄日?いじめ?
他の冒険者は人っ子一人見当たらないのに化け物だけは
文字通り腐るほどいやがるんです。勘弁してください。

・・・当然のように返事は来ないな。
やれやれ、この世界に来たばっかりでこんなに観光名所回れるとは思わなんだ。
一息ついてスタナーを手に取る。ジェムは無かったのに聖水はあるとは、我ながら微妙な用意の良さ。
よし。

アスペルシオ !!

呪文を唱えると聖水をかけた武器が僅かに光を帯びた。・・・思えば初めて魔法使ったな。
これが水属性スタナーじゃなくて特化チェインだったらもっと有り難かったが、
自分の財布の限界だったので文句のつけようがない。
あとはMBクリップを付けて・・・・・・何処に付けるんだこれ?
ええい、前髪でも留めてしまえ。即席デコの出来上がりだ。

さて・・・。周りは骸骨、ゾンビ、キョンシーだらけ。
これを一掃するのは困難極まりない。っていうか無理。
どっちかの道を一直線に抜けるしかないな。

「わぁぁぁぁぁぁん!!」

うおッ、なんだなんだ?
突然大きな泣き声が聞こえたのでmob達も一瞬戸惑った。
人がいるのか?声がしたのは前方右の方からだったが。

迷ってる暇は無いな。走れっ

415 名前:231悪女@リエッタ:08/02/21 15:54 ID:U8ciRcaA0
 おねいやは置いといて、ひとまずポタに乗った俺達三人。
 ポタを出たら死体でした、なんてオチが無いように祈りながら視界暗転、目を開けると弓手村の建物裏側だった。
 周りからは鈴の音に混じって怒号や悲鳴が飛び交っていた。
 時間は夕刻に近かったが、夕日ではいのは一目瞭然。弓手村の各所から上がった朱色の舌が天を舐めているからだ。
 三人そろっておっかなびっくり建物の影から顔を出すと、弓手やテコンの死屍累々。
 村の入り口方向へ目をやると、山門へと群がるMOBの群れ。山門は閉じられおり、その後方に組まれたやぐらの上から矢を射掛ける弓手達。ぉー頑張ってるなぁ。
 山の中から迂回されたのか、フェイ方向からも火の手が上がっている。
 と、MOBの群の中にポタが開き、現われる義勇兵こと冒険者達。
 りーん、と鈴の音が聞こえ、青い狐娘さんを筆頭に、骨将軍達が群がり、一瞬で解体されてしまった。
「烏合の衆では歯が立たないな。数の暴力だ」
「うん。出たら死ぬねぇこれは。青い方だけど見れたし、帰ろうか」
「え、ちょっとまって。お姉ちゃんがまだ」
 りーん、と鈴の音。山門に一斉に雪崩かかるMOB。なんか、鈴で統制されてるような。
「帰りたければ、ポタか蝶で帰ると思うが」
「いや、そんな血も涙も無いことを……」
 ローウィンと如月がなにやら言い合いを始める。
 俺はというと、鈴の音の出元に耳をすませた。ややエコーがかかったそれは、洞窟の中からだった。
 未だ、洞窟からはMOBが出ている。
「ヤファたんいるね。……中へ入ってみるか」
「ハイドか?危険だろう」
「ばれたら蝶で帰ろう」
 ガードフードを如月に渡した。
「まっててね、お姉ちゃん!」
 各自地中に潜り、洞窟方向へ掘り進んだ。

416 名前:364♂クルセ:08/02/21 21:13 ID:SM4XIUAF0
>>188セージ
フェイDから戻ったら、188さんの捜索に駆り出されるかも知れない。でも身の潔白を証明するために、俺にできることがあるなら
何だって言ってくれ。

>>402商人
それは誰がなんと言おうとミルクだ!色は関係ない!なぜ分かるかって?まーちゃんがそう言っているではないk

>>231リエッタ
何、入り口の方にそんな強敵が?知らぬが仏だったぜ…早く来てくれ!

>>233ローウィン
お姉さまのオーラに抗える者なし!

>>278如月朔夜
お姉さんが危ないぞ!俺が護り…いや、護られてるから早く来るんだ!

>>324ルーシエ
正に、このような扱いを望んでいた!水を得た魚のような気分です。

>>338エルミド
おお、待ちに待った援軍だ!カラむのでよろしくな。

以下、続きです。

417 名前:364♂クルセ:08/02/21 22:03 ID:SM4XIUAF0
「……うわぁぁぁん!!」
抑えてきた感情が堰を切ったのだろう。ルーシエは突然、泣き出すと俺の首ねっこを引っつかみ、
猛然とDの入り口の方へ駆け出した。当の俺には、かなり落ち込んでいた。やっちまった…。
女の子を、泣かせてしまった。ヤファが近づいて来る切迫した状況よりも、そっちの方が
よほど気になるなんて、俺の小さな肝にもいよいよ毛が生えて来たかな?
それよりも、借りができちまったな。あのまま敵の真っ只中に取り残されていたら、死神
とカプラさんのコラボの世話になっていただろう。

ルーシエが立ち止まるまでの間、俺は脳内会議を招集していた。俺と同じ姿の小人たちが、
テーブルを囲んでいる。

クラウス1「どうする?下手に弁明すると、今度こそヴァルハラ送りになるぞ。」
クラウス2「もう何を言われても『うはwwwおkwww』でよくね?」
クラウス3「何を言う!一切の無駄を省いて、事実を伝えるのみ。」
クラウス議長「3の言や良し!それで逝こう。」

議長の鶴の一声で、素晴らしく民主的に方針が決まった。てか字面が悪いな、議長。
色々とあきらめてないか?

418 名前:364♂クルセ:08/02/21 22:03 ID:SM4XIUAF0
次の瞬間、俺は宙を舞っていた。本日三回目か、多いな。地面に投げ出された俺を、
こともなげに付いて来たペコが見下ろす。「このドジが。」でも言いたげな表情だ。
否定できねぇ。ルーシエは……やばい!泣き崩れてるじゃないか。
とりあえず、ルーシエに経緯を説明する。俺が大聖堂にいて彼女を目にしたこと、
それにボンゴンに飛ばされて、不本意な形で初対面を果たしたこと。
俺を見上げるルーシエの柳眉は、依然として逆立ったままだが、納得してもらえただろうか。
それにしても、怒った顔もいいものだな。そんなことを考えてるのがバレたら、
クラウス1の懸念が現実になっちまうだろうが。

ここまで逃げてくれば、味方の来援も間に合うだろう。俺がやっとのことで落ち着きを取り
戻していると、かん高い鳴き声と速い足音が聞こえてきた。むう、九尾狐に嗅ぎ付けられたか。
奴に火フランは通らない。俺は佩刀をしまうと、代わりにTbdサーベルを抜き放って構えた。
サーベルに挿してあるカードを見ただけで、こっちが聖水を渡すより先に剣を
聖別してくれるルーシエ。許してもらえたか。ブレスにIAも飛んでくる。
ありがたい。味方が駆けつけるまで、クルセにしてはネタ的なほどの剣速をご覧に入れよう。

む、急ぐ足音が聞こえるぞ。待ちに待った援軍か?振り返ると、ヤケに額の広いプリースト
がこちらに駆けてくるではないか。

「ハ○ドリッヒ・ラング!」
「バカ野郎!俺の名前はエルミドだっ!!」

広い額が、クリップでできた一時的なものだと気づく前に、俺はエルミドの
飛び蹴りを食らって宙を舞った。暴言の報いは本日四度目の空の旅、というわけだ。

419 名前:(○口○*)さん:08/02/21 22:10 ID:xNffGbUf0
ええと、初めまして。
気が付いたらROの世界だった…らしい。
しかも自分はガンスリンガーで、フェイヨンダンジョン地下寺院という所に居た…らしい。
何故過去形で話しているかというと深い理由がありまして…

 〜〜〜さかのぼる事、数時間前〜〜〜
「う、う〜ん。むぅ、寒いなぁ。布団蹴っ飛ばしたかな?」
それとも変な時間に目が覚めたのかと目を見開いてみると見知らぬ場所でした。
「…あれ?夢?ここ何処だよ?」
しかも自分は変わった服を着てるし、おまけに後頭部が痛いし。
「土色の天井が見えるってことは、少なくとも自室じゃねえよなあ。」
−ガサッ−
「ん?」
振り向くと、そこにいたのは 骸 骨 でした。
 ―思考停止、そして俺は思う(5秒前)
「へっ?」
 ―どんなに強い人でも、心の整理が付かない状態で(4秒前)
「えっ?」
 ―未知の恐怖に出会ってしまった時には(3秒前)
「はっ?」
 ―誰しもがきっと(2秒前)
「ちょ?」
 ―どうにもならない時が(1秒前)
「こっ…」
 ―あるんじゃないかと(0秒)
「こっちくんじゃねえぇぇぇぇっ!!!」
錯乱、暴走しました(汗)
同時にホルスターより拳銃を抜き、乱射してたらしい。(後から聞いた話だと、デスペラートという技らしい)

これ以降の記憶は本当に曖昧です。
救助隊が来るまで乱射し続けていたとかで、何千…何万発撃ったのやら(そんなに弾持てたか、俺?)
次にちゃんと目が覚めたときにはベットの上でした…ROの世界のね。
そういうわけなので、(ちゃんと目が覚めたら)よろしくお願いします。

420 名前:192グレン ♂BS:08/02/21 22:14 ID:T8jWUk9d0
(中の人:やっと職場が落ち着いてきた・・・俺は大丈夫、今日酒飲んで寝れば復活するぽ)

>>117
プリの人・・・鍛えられすぎて磨耗しちまったんだな・・・

>>402♂商人
その紫色の物体を瓶に詰めてローウィンに渡すと喜ばれると思う。

>>403クラウス
狂Pのハイテンションは半端じゃないよな。あれ飲むと頭のてっぺんから雄叫びが出るんだ。

>>404ローウィン
すげぇ破壊力だな。最初に発見した時に洗脳されなかった自分が不思議でならない。
だ、断じて俺はウホッ(ryではないぞ。多分あの時はローウィンがゴキまみr・・・いや、何でもねぇ。

>>410如月
なんという妹キャラ。そしてなんという地雷踏み。

>>411ルーシエ
うーむ、やっぱ体が女だと色々あるんだな。ホルモンバランスが違うと思考や行動も違ってくるとか
なんかで聞いたことがある気がする。野郎は野郎のままが気楽でいいぜ。

>>413♂セージ
あそこか・・・でもあの時とは状況違うからヤバいんじゃないのか?
バロックのキャラ的に協力してくれそうには思えんし、万一噛み付かれたらアウトだろう。
船の上に何か浮き輪みたいなものはないか?なかったら材木ブッ壊して浮きにしてしまえ。
その漂流船がいつまで陸地の近くにいるか分からないし、天候が変わったらヤバいんだぜ?

>>414エルミド
君はグロリアを覚えた方がいい。こっちでそういう意味でLUKが上がるのかは分からんが。
いやそういう意味では♂セージに・・・いや、シャレにならんな。

>>415リエッタ
OK落ち着け戻ってこいブラザー。ああ、でもそっち楽しそうだなオイ。
大人数対大人数なら俺にも出る幕はあるだろう。ああウズウズしてきた。

421 名前:(○口○*)さん:08/02/21 23:01 ID:DBnddkUj0
今のこのスレの流れの速さは異常
細々と小説投下を楽しみにしてた頃とは比べ物にならない
いいぞ、もっとやれ。とは思うけど、半分くらいは流し読みというか読んでない
人も増えてきたし、数字や職以外の名前がちゃんとわかる人じゃないと
覚えられないしこんがらがるから、読みづらくてね

それはそれとして、ローウィン×リエッタネタだけでご飯三杯はいける!

422 名前:192グレン ♂BS:08/02/21 23:07 ID:T8jWUk9d0
時間は今からだいぶ遡ると思うが、この日は相当な激戦だったようだ。
少なくともいつも復帰潰し部隊にいる俺のアサがそこそこ頻繁に死に戻ってくる程度には。
ゲーム画面で見ても嵐のような忙しさだろうが、実際に入るともうシャレにならんの一言だ。

これがリアルから見たこの世界と、実際にこっちで見るこの世界のズレなんだろうが
流れるアナウンスも多く聞いたことのないギルドの名前も沢山聞こえる。
そして、今俺がここにいて同時に俺のメインのアサが参戦してるように
2PCじゃない奴の別キャラなんかも普通に参戦して戦っているようだった。つまり負担も倍近い。

それにしてもベースキャンプの風景は壮絶の一言だ。
瀕死の重傷人が血の匂いをプンプンさせて転送されてくれば、ベースのプリーストたちが
聖域の中のそいつらに片っ端からヒールを乱打。半死人どもはゆらりと立ち上がると
血が足りねぇだの騒ぎながら白ポをがぶ飲みつつ壊れた装備を手に俺のところへ走ってくる。
長蛇の列が出来始めるとイライラしてカプラの方に走っていく奴もいる。

LP出たぞ押し込め、崖上制圧寸前、敵EmC、マスター1名撃破、敵防衛線再構築。
怒号のような伝令がまばらな復帰者とともに飛んでくる。ゲームで知ってる奴らもリアルに戦闘一色だ。
いつも冷静なあの参謀は、こっちではよく通る声で矢継ぎ早に指令を飛ばしていた。
やる気なさそうでやる時はやるマスターは、悪態をつきながらも時々不敵な笑みを浮かべていた。
Pv狂な俺の兄貴分のアサクロは、瞳孔開きすぎ殺気撒き散らしすぎでヤバいくらい戦闘狂だった。
俺のとこのPTLのスナ子は、やっぱり職人気質で鬼軍曹だった。そしてマイキャラは――

「もう白ポがねぇ!悪いけど売り物の餅あったろ、出してくれ!」
「お、おう。」
「サンキュー!よし、今度こそあいつらブッ殺して来る!!」
「万能薬足りてるか!?」
「忘れてたあああああ!!」

大慌てでカプラに引き返して荷物を受け取り、口の端をつりあげて楽しそうにポタへ飛び込んで行く。
凶暴な上に慌てん坊だ。お父さんはお前をそんな子に育てた覚えは・・・
・・・あるな。めっちゃある。冷静に振り返れば俺は激戦の週は毎回そんな感じだった。


そうこうしているうちに、エンペ際の攻防までもつれ込んだ末、何とか砦を取ったらしい。
会議に向かう奴や酒を飲み始める奴、雀卓を囲み始める奴らなど、リアルの行動パターンとどこかしらリンクしてるようで。
俺もアサの出張先のマスターから使った分の鋼鉄と手間賃を受け取り、
ちょっとこっちで知り合いと喋ってみようかと思っていた。

ところがそこで事件が起きた。

423 名前:364♂クルセ:08/02/21 23:33 ID:SM4XIUAF0
>>192グレン
ああ、ゲーム中でも狂Pが切れると物足りなく思うが、体感してみるとなおさらだよな。

ところで、自分のスキル構成を晒そうと思ってたので晒す。

ttp://uniuni.dfz.jp/skill3/cru.html?10IXpKcK6sHQfY

>>417の三行目は、推敲している間に「に」の字を消し忘れた _| ̄|○

>>418の二行目は、「このドジが。」の後に「と」が入る。○| ̄|_

ドジっちまったぜ。これからは、もっと落ち着いて書かなきゃな。

424 名前:192グレン ♂BS:08/02/22 00:37 ID:BCG/lb0U0
「決まりだな。野郎供、戦争だ。俺が許すから存分に暴れて来い!」
「ウオオオオオオオオオオオ!!!」

気がついたら、三つ巴のADPK合戦が始まっていた。

発端から経緯をかいつまんで話すと、時々ADPKやってるって事で同盟ハブられてたギルドAと
そこと因縁のある血の気多めのギルドBがAD内でドンパチやり始めたらしい。
うちのギルドCはそれを知らず上納狩り真っ最中。運悪く電車役が両者の中間地点を通り
無差別攻撃のギルドAが電車役の騎士を殺害、モンスターがBの方に流れてBも全滅したらしい。
その直後ギルドBが一方的に同盟を切ってうちにも宣戦布告してきてベースの奴らを皆殺しにしたそうだ。
マスターはじめ幹部はまだ反省会の真っ最中だったんで外交役の♀ハイプリが全権代表で派遣された。

それから彼女は、ものの数分で帰ってきた。命からがら血塗れで。
同盟幹部会議で即座に全会一致で全面戦争開始。いつも長めの反省会もステキに中止だ。

フェイヨンでのモンスターの暴動が報じられたのは、ちょうどこの時だった。
勿論、これから始まる三つ巴の死闘に向けてフルアドレナリンラッシュしてるこいつらが行く訳もなく。
間違ってもこの確実に死ぬこと間違いナシな戦いに巻き込まれたくない俺は
逃げる口実を見つけたかのようにカートを引っ掴んでフェイヨンへと向かった。

正直この時だけは、メインでこっちに来なくてよかったと思った。
もしメインで来てたら、絶対流れで引っ張って行かれ、何度も死ぬことになっただろう。
狂気POTもARもない俺が、完全な死がないだけの殺し合いなんて出来るとも思えない。だが――
今の俺は、それのおかげで若干早く戦闘に慣れる事もできた。
そして当面の間この世界で生きて行くには、それは何より重要なことだ。

425 名前:(○口○*)さん:08/02/22 00:45 ID:qRJAni2I0
ローウィン×リエッタネタだけでご飯三杯はいける!(2/20)

良い意味で最近のこのスレは異常!
楽しみでしょうがない(笑

さて、提案なのですが、投下するときに「>>425の続き」等と書いて頂けると、
話が追いやすくて嬉しいのですがいかがでしょう?
トリップを付けるという手も在りますが。

426 名前:29とか104とか182の人:08/02/22 01:01 ID:9rQL1VGy0
>>421
小説だと思ってゆっくり読んでると、さり気にクロスオーバーしてたりして面白いよ
俺は暇な時にのんびり読み進めてる

俺もみんなのいる世界に行きたいぜ…

427 名前:192グレン ♂BS:08/02/22 01:02 ID:BCG/lb0U0
弓手村に降り立つと、真っ先に血の匂いが肺の中まで入り込んできた。
足元には何か柔らかいものがあった。足をどけると、それは叩き潰されたグールか叩き潰された人間だった。
要するにどっちなのか分からない代物がそこに転がっていたのだ。一瞬、こみ上げた吐き気を俺は必死に誤魔化す。
ただの強がりだ。強がりだが、俺は何とか踏み止まってゲロの代わりに唾を吐き捨てた。
その肉塊に吐き捨ててみせたのも強がりだ。こんなもの、俺は何とも思わない。思うものか。

気を落ち着けて辺りを見ると、そこら中に死んだ人間と死んだ死体が散らばっており、
まばらな死体どもがその上を徘徊していた。冒険者の数は思ったより少ない。
少ないというよりこれは決壊した跡地なのだろう。どうやら大分状況は悪いようだ。
遠くから聞こえる澄んだ音に頭を巡らせると、その原因らしい一群が見えた。
キャットナインテイルが率いる骨将軍の群れ。その骨将軍が従える骨兵士と骨弓手の軍団。
時折街の中に現れるポータルを見つけては、一斉に襲い掛かって増援部隊を擂り潰している。

(見つかったら終わりじゃねぇか・・・)

ごくりと唾を飲んで、思わず蝶の羽があったかどうか確認する。・・・OK、忘れてない。
俺が居るのは小さな茂みの中だった。さぁ、ここからどうする?
でかい体を縮めて様子を伺っていると、遠くの建物の向こう側から手招きしてる連中がいる。
生き残りの冒険者が隠れて集合しているらしい。だがその途中の道にも死体どもは徘徊している。

――やるしかねぇ。

一気に狂気POTを飲み干した。辛味とはまた別の熱い感覚が腹の底まで滑り落ち、そこから全身に広がってゆく。
ばきりと瓶を握り潰す。アラームの仮面をつけ、その上から熱血鉢巻をきつく巻く。
準備完了だ。後は最後のスイッチを押すだけだ。そうすれば恐怖も何もかも吹き飛んでくれる。
俺は恐怖を感じない一匹のばけものになれる。そう、少しの間だけ人間をやめるんだ。

俺は人間をやめるぞッ!

「UUUURYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!」

どこかで聞いたことのある台詞とともに、俺は斧を振りかざして建物の方へと突進した。

428 名前:192グレン ♂BS:08/02/22 01:08 ID:BCG/lb0U0
(中の声:書き直しつつ貼り付けてたらえらい事に・・・
 >>425
 文頭に書き添えてから始めるといいかな?(>>428の続き)みたいな感じで。

429 名前:117:08/02/22 01:15 ID:Sis4bVF/0
お祭り勃発、戦闘なさる皆様頑張ってー
フェイヨンといえば当小説のスナの人のギルド溜まり場(?)だったので
うっかり1ページ分小説を書いてみたけど世界軸とか考えると容易にUPできない現状_l ̄l○


そんな折、空気も読まずに18話目投下です。
とりあえず。ようやく自覚しました。ということで。

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0187.txt

430 名前:231リエッタ@悪女:08/02/22 02:15 ID:KOlRByqd0
すまない。>>415を今見たらなんかいろいろ端折ってた。
三人は準備を整えた後、弓手村行きのポタへ乗ったってことでよろしく。

>>405 ローウィン@♀アサクロ
おねいや、が、おねえやに見えた。
いや、狙ってやってないだろうけどバカウケ。俺の目玉は腐ってる。

>>411 ルーシエ@♀殴プリ
まぁ、弄られるうちが花よ。妹をつれてきたぞ。

>>410 如月朔夜@♀忍者
(中の人:遅ればせながら、すまない如月。妹フラグ、利用させてもらったぜw存分にお姉さまで俺を弄ってくれ)

>>418 クラウス@♂クルセ
おぉ、そのうち行くからまってろ!すぐに五回目だ(ぇ
(中の人:誤字ドンマイ。俺も散々やってるぜ)

>>419 ガンスリンガー
いらっしゃい。来て早々に災難だったな。
(中の人:性別と名前を出しておくと、書き手も絡みやすいし、読んでる人にも分りやすいぜ。よろしく)

>>420 グレン@♂BS
おかえりDIO様。骨は拾ってやるぜ。鎮圧したら皆で宴でもしようか。

>>421&425&426
人の数だけ一人称があるので大変だと思う。でも読んでくれるといろいろ嬉しい。
グレンを習って名前を職より前に持ってくることにした。
分りにくい人もいるだろうから、「>>XXの続き」ってのは入れるようにするよ。リレー小説だしな。
他にも、読み手として気がついたことがあったら意見をくれるとありがたい。

431 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/22 03:11 ID:USZBObQBO
こちらのほうがわかりやすそうとの事なのでこちらも名前を前に持ってきました。

>>405 ローウィン
>>410 如月
>>415 リエッタ
中もやたらMOBの数が多いから気をつけて。
青ヤファと骨将軍が外にいる分、一撃の脅威は少ないんだけど…アムトトはまだ確認できてない。

>>413 ♂セージ
合流さえ出来ればウンバラポタとかはあるんけど…。
ただ、ウンバラポタは直死ポタだった気がする。

>>419 ガンスリ
いらっしゃい。時期が早くて良かったな。
今きてたら…考えるだけで恐ろしい。

>>428 グレン
お帰りなさい。
ところでその仮面、被ると中に爪が出てきたりしてないよな!?

>>429>>117
作品投下がKYになることはないと思います。そしていつも楽しみにさせて頂いてます。
というかその未発表作がすごく気になるわけですが…
ところで私のメモリアル駆け抜けちゃう?


>>読んで頂く方々
>>430で大体言われてしまったけど読み手に出来るだけ分かりやすくはしたいと思っています。
こうしたほうが読みやすいのでは?ってのがあったら言ってもらいたい。

432 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/22 03:25 ID:USZBObQBO
>>411 および >>417-418の続き)


セクハラは誤解だった……という事にしておこう。三千歩くらい譲って。
まずはここを切り抜けなきゃ話にならない。問い詰めるのはその後でも遅くないはずだ。
目に溜まっていた涙を袖で拭い支援を回す。

と、走る靴音が近付いてくる。応援か?ありがたい!

「ハ○ドリッヒ・ラング!」
「バカ野郎!俺の名前はエルミドだっ!!」

応援に来てくれたのであろうプリがクラウスを蹴り飛ばす。
敵前にも関わらず珍入者の見事な蹴りに思わず目を奪われた。うん、体重の乗った良い蹴りだ。ものの見事にクラウスの身体が宙に舞う。
と、今はそれどころではなく

「エル!あんた闘える?!」

不死の相手なら兎も角、今の戦力はプリとクルセ。相手は厄介な九尾ときてる。
九尾の姿を捉えたエルミドが一瞬顔を曇らせるが

「え、はい!もぅこうなりゃヤケですよ!」

と、威勢良く返してくれた。
握りしめるスタナーとさっきの見事な蹴りを見る限りおそらく殴り型だろう。

433 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/22 03:28 ID:USZBObQBO
私は横たわるクラウスにヒールをかけ、近付いてくる狐を睨みつけながらスピポを取り出し一気に飲み干した。

「俺も切れかけてるし飲んどくか」

そう言うと起き上がったクラウスが赤い液体を飲み下す。あれは…狂気ポか?
飲みながら顔をしかめたかと思うと何か様子が……変わっていく。

「うはwwwwおkwww みwなwぎwっwてwきwたwぜwwww」

ちょwwwおまwww
クラウスの変貌っぷりに思わず芝生を生やす。だからこれどうやって認識してんのさ。

「前衛はwww俺にwww任せろwww」

と、言い放つとペコに飛び乗り九尾に向かい突撃する。
ってちょっとまて!今ここには前衛しかいないぞ!?

434 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/22 05:16 ID:YyySUDH50
>>412,>>431ルーシエ つまり二人の思考形態が多少なりとも似通っていると言う事かw
        お互い死なないように!ね、「おねえちゃん♪」(ぁ

>>414エルミド そこかなり危ないと思うぞー、気を抜くなよ。

>>415,>>430リエッタ 了解!存分にお姉さまで弄らせてもらう!そっちも自分の妹フラグをもっと使ってもらってもOKだw
        そして、「お姉ちゃん」でも大丈夫なんだが「おねえちゃん」(全ひらがな)の方が良い感じに書いてて楽しかったぜw

>>416クルセ 了解した!出来るだけ急いで行かせて貰う!

>>419ガンスリ いらっしゃい、と言うべきなのか・・・まあ、ようこそ。気をつけてな。

>>420グレン 他人の地雷は踏まずに弄り、自分の地雷はきっちり踏むそれがネタの1つだと自分は考えている!

以下続き。

435 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/22 05:17 ID:YyySUDH50
>>410および>>415の続き

「まっててね、おねえちゃん!」
またおねえ・・・ルーシエのことを言い間違え・・・あぁもうどっちでもいいや!
そんな自分の心の葛藤を他所に地中に潜った俺たち三人は洞窟の奥の方へと進んでいった。
しかしやはりと言うべきか、慣れてないからか俺が一番初めにハイディング(djもクローキングもまとめてハイディングと称します)の限界になったようだ。
上はMOBだらけで出たら袋叩きにされかねない・・・
仕方ない!

如”ローウィン、リエッタ。一度ハイディングを解除する”
ロ”どうした? ・・・あぁ、スキル時間が限界に達したのか”
リ”でも上はMOBだらけだからな、どうするつもりだ?”
如”出たと同時に火炎陣+龍炎陣で周囲の敵を焼き尽くす!”
リ”過激だな・・・”
ロ”それじゃあ私達二人でその詠唱時間を稼ぐ。いけるね?リエッタ”
リ”あ、はい!わかりました、お姉さま”
如”ありがとう。・・・それじゃあ、カウントをする。・・・3・・・2・・・1・・・”
三人”ゼロ!”

その言葉と同時に三人が地中から飛び出し、俺は即座に火炎陣の詠唱に入る。
数秒間を二人に守ってもらい、無事に火炎陣が発動し周囲の敵を焼く!
「まだまだぁっ!・・・龍炎陣!」
龍炎陣を自分の近くの一番密度の高い所に叩き込み、敵を焼き尽くす!
これでよし、ハイディング(以下会話以外ではハイド)の時間は十分に稼げる距離は出来た!
そして敵が近づく前に再びハイドを行い、更に奥の方に向かった。

436 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/22 05:17 ID:YyySUDH50
しばらく、限界が訪れると同時に同じ事を数回繰り返して進んでいた。
烈火石もダンジョンに入る前は120個ほど持っていたのだが、100個近くにまで減っている。100個を切っては居ないのだが。
ちなみにリエッタはハイドのときローウィンに真剣に声をかけられた時から丁寧語になっている。
ローウィンのことを「お姉さま」と呼んでいるし。何かのスイッチが入ったのか?

ちなみに、ハイドをしている最中に、こんなやり取りがあった。
如”そういえば”
リ”どうした?如月”
如”二人はいつ姉妹(スール)の契りをするんだ?”
二人”は?・・・へぇっ!?”
如”あ、慌てた?”
ロ”ふざけるのなら次は如月が限界になっても私達は出ないぞ?”
如”ゴメンナサイ”
・・・危なかった。あんなときにからかうもんじゃなかったな。
この戦いを切り抜けたときにからかうか。そっちの方が安全だ。

またしばらくハイドや火炎陣等で切り抜けて進んでいると、前方の少し遠くから声が聞こえてきた。
忍者の俺とアサクロのローウィンがギリギリで気付ける距離だったみたいでリエッタは気付けなかったようだ。
まあ、ローウィンがリエッタに方向等を俺が言う前に教えたみたいだけど。
いやまあ、嬉しそうな声で「はい!お姉さま!」って。WIS(宿にいた時に一通り確認済み)を使って、
『リエッタ、ずいぶん嬉しそうだな。「お姉さま」に教えてもらえたからか?』
『なっ・・・』(赤くなり声が出なくなったみたいだ)
と軽くからかうと言うか弄っておいた。

そして、真上で音がしなくなり前方から大きめの人の声が聞こえてきた。
「うはwwwwおkwww みwなwぎwっwてwきwたwぜwwww」
・・・逆毛語?まあいい、この上は大丈夫そうだ。
そのことも二人は分かったらしく(そりゃそうだな)合図をしていないのに三人がほぼ同時にハイドを解除して地上にいた。
出てきてまず目に入ったのがおねえ・・・もといルーシエ。というか何故かそれしか目に入らなかった。
自分の中の抑え切れない衝動に身を任せ、ルーシエに抱きついて、叫ぶ。
「おねえちゃん!」
この時言った「おねえちゃん」は自分の意思(宿での約束、と言う意味では無い、ということ)で言ったのだが、心の底から嬉しさがこみ上げた。

(声:リエッタ、存分に弄らせていただきましたw)
(  ルーシエ達に合流、妹フラグ追加。というかルーシエには おねえちゃん が基本になりそうなw)

437 名前:(○口○*)さん:08/02/22 13:23 ID:7W0jQbZV0
いつからここ、なりきりになったんだろう・・・
SS読みたくて来たのにorz

438 名前:(○口○*)さん:08/02/22 14:20 ID:PMm1nKIz0
>>437
心配するな。
「参加したいけどなりきりが苦手なんで、SSを書く。」と言っている知り合いがいる。
そもそもSSは大歓迎で、なりきりオンリーになったわけでもないし。

439 名前:(○口○*)さん:08/02/22 14:26 ID:poNv9IV50
なりきりもSSもいいとおもうけど、なりきりが流行しだしてるからSSは控えてる

440 名前:(○口○*)さん:08/02/22 16:02 ID:6Zt5yb0q0
流行り廃りみたいなもんだろう。 と萌え板のなりスレを見ながら言って見る。
まぁ、あそこはRO内ではないどこかの雑談所だが…

441 名前:117:08/02/22 16:39 ID:UsDdGzA00
ここに全く空気読まないSS書きもおりますので。
保守しないと落ちるかもしれない状況から比べると、
毎度書き込みが増えると嬉しくなります。
新作SSも楽しみですし、気にせず投下してしまうのも良いかと思います。


本編1本のみだと時折番外編も手を出したくなるので
うっかりうっかりこんな事もやってしまいますけど。

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0188.txt

442 名前:リエッタ@悪女(231):08/02/22 16:47 ID:AOERzqqX0
流れぶった切って>>436の続き

 地中から顔を出すと、けぇん、と断末魔が響いた。見ると♂クルセことクラウスが九尾狐へ強撃を叩き込んだところだった。
「うはwwwwwミクホwwwwwヨワスwwwww」
 うはwwwwいい逆毛wwwww
「おねえちゃん!」
「あぁ、如月。宿でゆっくりしてると思ってたのに、こんなとこまで来て」
 ガッチリ抱き合う姉妹は見つめ合う。なにか、白百合の臭いがした。
 俺のおねえ、じゃなくてローウィンはというと、エルミドとガッチリ握手をしていた。
「ようやく逢えましたよ。始めましてローウィンさん」
「こちらこそ始めましてエルミド。肖像画、拝見させてもらった。なかなか良くかけているよ」
 礼儀正しい口調で挨拶するエミルド。デコが眩しいぜ。
 初見の俺達は互いに自己紹介をして交流する。ひとまず、落ち着いたところで、りーんと鈴の音が聞こえた。
「……さっきより近い」
 ルーシエの緊迫した口調に各自押し黙り、洞窟の奥を見つめた。
 ヤファといえばMVPの中では弱い方とはいえ、こちら半分はAGI型だ。広範囲HFを喰らったら恐らく一瞬で決壊だ、と思った。だが。
「見るだけなら、大丈夫だろ」
「蝶あるしな。気付かれたら各自飛ぶってことで」
 皆、恐怖より好奇心が勝ったのか、神妙に頷いた。

443 名前:リエッタ@悪女(231):08/02/22 17:43 ID:AOERzqqX0
 ローウィンを先頭に、クラウス、エルミド、俺、如月、ルーシエの隊列で慎重に奥へ進んだ。気味の悪いことに、何故か雑魚MOBと出会わない。
 進み始めた当初こそ言葉を交わしていたものの、今では異様な雰囲気を察して全員が黙りこくっていた。
 俺はというと、言いだしっぺの癖に微妙に腰が引けていた。ダンジョン前の惨状を考えると、なにやらケツの辺りがざわざわする。気付けばローウィンの方を見ていた。イカンイカン。女々しいぞ俺。
 視線に気が付いたローウィンはチラリ、と後を見やり、ゆっくり頷いた。緊張感が和らぐのを感じ、一つ息を吐いた。
 ――りーん。
 響いたのは前方の曲がり角。ごきゅん、と誰かが生唾を飲み込んだ。
 六人そろって角から顔を覗かせると、輝くLPの上、爆裂状態の狐娘さんがミクホをはべらせ、鎮座していた。
 さきほどからなにやら瞳を瞑って、拍子をつけるように鈴を振るう。鈴は血で濡れて真っ赤だった。よく見ると、彼女の周りにプレスされた冒険者達。ペシャンコに折潰されたそられらを、ぼりぼりと、ミクホがスカベンジャーの如くかじっていた。
 惨場に、PTの誰もが言葉を失い、青い顔をしていた。
 ふと、鈴の音が重なって聞こえた。
 輪唱しているように聞こえるそれは、真後ろから聞こえた。
 後を振り返り驚愕した。

「くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」!!!」
「URYIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII!!」

 泣きっ面のキャットナインテールが、グレンに追い立てられて突っ込んできた。

444 名前:364♂クルセ:08/02/22 20:30 ID:8lOJZMvT0
>>432ルーシエ
第一印象を容易に捨て去らないところとか、そろそろ逆毛設定に復帰しようと思っていた時に
狂Pを飲ませてくれたりとか…まるで俺の頭の中が見えてるんじゃないかと思うほど、こちらの振りを
受け止めてくれてるな!ありがとう。

>>419ガンスリ
初めまして。危なかったな!この騒動が片付いたら、どこかで会えるといいな。

>>428グレン
GvGに関わったことのない俺としては、貴方の視点や描写がとても新鮮だ。

>>338エルミド
それにしても、理不尽にプロボをかけちまって済まなかった。反撃を期待してるよ。

>>442リエッタ
うはwwww 逆毛路線でいじってくれてるwwww いいぞ、もっとやれ!

>>405ローウィン&>>278如月朔夜
地面から来てくれたのか!おかげでペコに乗ってる俺は、ローウィンの胸元を思いっきり
見下ろしちまったぜ。生まれ変わってまで道を究めようとしている暗殺者に命を狙われる
のは御免だからな、すぐ目をそらしたけど…背後にいるルーシエの視線が一気に冷たく
なったのは、気のせいかな?このモヤモヤはヤファの取り巻きにでもブツけてやr(←八つ当たり乙)

445 名前:192グレン@♂BS:08/02/22 23:04 ID:A0EuMVk80
>>117
ようやく自覚しました、ってそこかよ!そこのレベルからかよ!
(中の人:俺が出てるじゃねぇかヒャッホゥ!)

>>435-443
(中の人:遂にみんな合流・・・ってここで俺もかよ!じゃあ早速逝ってみようか!)

って訳で以下多少時間が前後する続きです。

446 名前:187♂商人:08/02/23 01:10 ID:zhq/QHSb0
投下作品が中断されてでも、SSとかあると面白いなとか控えるのはもったいないだろとか思う俺>>402
ペースが速くて過去の人になりつつあるぜ。

不参加宣言していたんだが…どうもそうはいかなくなった。
アルベルタの商工会に召集かけられて、全都市から商人組合で補給部隊を送る事になったらしいんだ。武器や修理用品、青石に矢などどこから出すか手際良く決まっていった。
「武器や消耗品はいいけど、食料はどーすんだ? 被災地なんだし、炊き出しくらいしたほうが…」
なんとなくそう思ったんだが、口で言ってたらしい。一瞬、ざわついていた広場が沈黙した。

というわけで、俺は今フェイヨンにいる。
まさか炊き出し部隊長をやらされるとは思ってもいなかった。てか、Lv23だぞ俺。
空腹は最大の敵。これまでの遭難体験がこんな事で役に立つなんてな。
適当な野菜を刻んでだしとしょうゆで味付けたごった煮だが、意外に好評だ。

あ、6班は領主のとこだ。1班は鍛冶屋の空き使っとけ!
っと、本部は? 弓手ギルドの建物に移動? なら2班はそっち行け! 本部担当はもたつくな!
4班の鍋が空? 半分になったら補給準備しろって言っただろー!?

てかまーちゃん。作るのはアレでも分けて配るのは上手いんだな。小さいのにてきぱきと…やばい、すげー可愛いぞ。
ああ、そういえば名前だっけ…って、3班と5班が同じとこで配り出した!? 宿前と道具屋前って決めただろ!?
だああああああ! もういい! 俺が直接指示出してくる。馬牌くれ。
高速で走り回ってる♂商人が居たら多分俺だ。見ても気にしないでくれ。忙しくてゆっくり話してられない。
もし何か用事なら、炊き出し部隊長ラグナ宛てに頼む。
あと、♀商人は配給本部でごった煮配ってるマガレみたいな髪型のちんまいやつだ。名前はまた後でな。

447 名前:ラグナ@187♂商人:08/02/23 01:16 ID:zhq/QHSb0
というわけで名前つけてみた。ついでに裏方に回ってみるよ。
ずっと名無しで行こうとしてたのはここだけの秘密さ。

448 名前:192グレン@♂BS:08/02/23 03:59 ID:pYjlOkwx0
(>>427>>441>>445の続き)

腕から伝わる重くグロテスクな衝撃とともに、ムナックの胸から上が吹き飛んだ。
素面なら気分の悪いはずのその手応えが、アドレナリンに火を注ぐ。
錆びた刃を閃かせるソルスケに金貨を投げつけて、脳天から一撃で叩き割る。
崩れ際に放たれた一発が脇腹をかすめる。痛みが呼ぶのは怒りだ。怒りが呼ぶのは闘争心だ。
吼える。こちらに向かってくるボンゴンに、八つ当たりのようにトマホークを投げつけた。
地を蹴って俺は跳んだ。トマホークで胸が潰れたボンゴンに向かって風を切って落下していく。
体が熱い。清々しい。血が駆け巡り視界が広がる。感覚が鋭く熱く研ぎ澄まされていく。

ああ、これはやばい。もう何をやってもテンションは上がる一方だ。ヤバい。でも止められない。
澄んだ鈴の音がちりんと響くのが聞こえた。背骨が総毛立つ悪寒すら、油に火を注ぐようで。
振り向くと、青ヤファに率いられた骸骨の軍団がこちらに向かってきている。
風切り音が聞こえて、メイルの上から肩に何かが刺さった。アチャスケが放った矢だ。それは次々と飛んでくる。

「ぐあ・・・!」

痛ぇ。痛ぇよ。痛ぇじゃねぇかクソが。やりやがったな、ハハ。殺してやる。殺してやるぞ畜生。
何してる、逃げろ馬鹿野郎。死ぬぞ。いいや、死んでもブッ殺してやる。

飛んでくる矢に耐えながら、白POTを80本分ほど入れたボトルを取り出し体に振り掛ける。
アンティペインメントの栓を抜き、一気に飲み干せば、痛みは吹き飛ぶように無くなった。
水コンバータをばさりと広げ、ドゥームスレイヤーを抜く。あの青狐。あれを倒せば俺の勝ちだ。

「今だ、突っ込め!!」

強引に突撃する俺と敵の先頭がぶつかる直前、声が響いてストームガストが吹き荒れた。
奇襲に足並みを乱す敵に向かって、俺は遮二無二ハンマーを振り下ろしカートを振り回す。
数人の騎士が突っ込んでくると同時、敵の足元から鋭い棘が何本も突き上がり、呪いを呼んで敵の動きを鈍らせた。
俺は夢中で青ヤファに金貨を投げつけてぶん殴る。重い鉄塊が横薙ぎに食い込み、青ヤファの目が一瞬まともに泳いだ。
――だが、倒れない。逆に鎧の継ぎ目を通すような骨将軍の一撃が突き刺さり、青ヤファもこちらに向き直る。
カートを振り回し距離を取ったが、今度は矢も飛んでくる。やばい、体が言うことを――

449 名前:192グレン@♂BS:08/02/23 04:01 ID:pYjlOkwx0
一瞬、閃光が目を灼いた。目を開けると、俺に追撃をかけてきた骨将軍が視界を失って右往左往している。
しかし俺も立っているのがやっとな程のボロボロだ。さすがに攻撃に転じる力は残っておらず、息を切らして立ち尽くす。
敵の中央に突っ込んで青ヤファと殴り合ってる騎士や、アムムトに掘り返され毒を撒いて下がるアサなど
乱戦の真っ最中ではあるが、俺に向いていた矛先は殆ど他へ向いたようだ。さっきのはフラッシャーか。一体誰が――

「大丈夫か?」

声に振り向くと、そこには銀髪の女スナイパーが立っていた。
強さを湛えた、印象的な目をした女だ。一瞬置いて、俺は大丈夫だという意味の返事をした。
この時、俺が人の話に耳を傾けられる程度にクールダウンしていたのは消耗のせいだけではないだろう。
その言葉に耳を傾けさせる何かを持っている、そんな不思議な奴だった。
そしてきっと、この偶然の遭遇は俺にとってかなり幸運な事だったのだろう。
そいつは俺が現実世界から飛ばされてきた事を見抜いた上で、1つ警告を残していった。

「気をつけろ。バーサークポーションで恐怖を克服しても狂気は克服できん。
 自制を保たねば、滅ぶのは己の身だぞ?」

俺はひと目で素性を見抜かれた驚きやら、急にそいつが(誤爆だったらしいが)怒鳴りだしたこと、
ついでに薬もスキルも完全に戦闘モードがキマってた事もあり、阿呆のようにぽかんとしていたが
確かに俺は最初の頃、自分が暴走してくたばる事を恐れていたはずなのだ。

しかしどの道、これらのブーストスキルを使いこなさなければ俺が戦えないのも事実。
だったらやる事は1つだ。どの道変わらねぇ。つーかここまでボコにされたらやり返さなきゃ気が済まん。
ふと見るとジェネスケ軍団も潰走し始め、ごりごりと洞窟方向に押され始めている。
ふざけんな、まだ倒れるなよ。もう一発ぶん殴って叩き潰してやらなきゃ気が済まねぇ。
・・・ただし今度は、本当にヤバくなったら蝶で逃げよう。必ず。

450 名前:192グレン@♂BS:08/02/23 04:06 ID:pYjlOkwx0
俺は再び全身に白POTをぶっかけて、今度は昔製造用に買ってきたウォーアクスを手に突貫した。
取り巻きは討伐部隊の本隊に集中してて、青ヤファももうだいぶボロボロだ。
一気に詰め寄ると向こうも鐘を振るって迎撃してくる。金貨をばら撒きそのままクロスカウンター!!
ぼぎ、と鈍い音がして吐き気と鈍痛が襲ってくるが、壁に叩きつけられた青ヤファの方も
味方と分断された事に焦りの表情を浮かべる。さぁ、勝負はこっからだコノヤロウ。
自分の頭にだばだばと白ポを注ぎながらドゥーム片手にずるずるとにじり寄る俺。
急にびくりとして起き上がろうとする青ヤファにトマホークを投げつけ、金貨を握って詰め寄りドゥームを振りかぶった。

「死・ねえええええええええええっ!!!」

がぎん、と音がして斧が受け止められた。手が痺れる程の衝撃――だが、倒した手応えがない。
見ると柄がぐにゃりと曲がった鐘を手に青ヤファが逃げていくところだった。
ふらふらと駆け出した青ヤファだが、はたと立ち止まると完全に曲がった鐘の柄を見ておろおろし始める。
そして一度こちらを振り返ると、今度こそすっ飛んで逃げ出した。

「ふぉおおおおおお逃がすかあああああああああ!!!」

カートの中から引っ張り出したのは血斧。握った途端に血が騒いで脚がアドレナリンラッシュする。
景気付けにもう一度AROTWPとフルブーストして、逃げる青ヤファを追いかけ猛ダッシュ。
脚がガンガン前に進む。速く、もっと速く、速く走りたくてしょうがない。
なんか今スナイパーを抜き去った気がするが、俺に声をかけようとしてた気がするが関係ない。
ああ、これがランナーズハイって奴だろうか。何でもいい。俺は今、風になる――

「最高に「ハイ!」って奴だァァァァァァ!!」

青ヤファが泣きそうな顔でびくりと振り返り、更にスピードを上げる。
こっから地下寺院までロングスパートか。上等だ、その勝負乗ってやろうじゃねぇか!

「URYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!」
「ひいいいいいいいいい!!!!」

と、奥の方からもう1つ鈴の音が聞こえた気がした。
すると角を曲がったところに何やら見知った顔が2人と、知らない顔が4人。
そして奴らの向こうには・・・ヤファじゃねーか!!畜生こうなったらやるしかねぇ!!
こうなりゃヤケだ。俺は上がったテンションそのままに、俺は知らない奴らのうち3人に向かって叫んだ。

「ちょっ、な・・・グレンのアホーーーーー!?」
「お前らぁぁああ!!これを受け取れぇぇぇぇ!!!」

451 名前:192グレン@♂BS:08/02/23 04:08 ID:pYjlOkwx0
ぶん投げたのはパーティ認証用のバッジが3つ。それと――水2HA。
鈍器を構えていた殴りプリ2人が、俺の次の行動を悟ったかのようにバッジを受け取り身につける。そしてクルセは――

「ちょwwwwテライタスwwwwww」

バッジを片手キャッチした格好のままヘルムに斧が刺さって出血しているが大丈夫そうだ。
元気にずぼりとヘルムから斧を引き抜くクルセを横目に、ARをかけるべく大きく息を吸い込んだ。


(中の人:最近どんどん長文になってきてるな・・・連投しまくり申し訳ない_no)

452 名前:(○口○*)さん:08/02/23 05:58 ID:TOrRVsAN0
>>430 リエッタ
>>431 ルーシエ
>>434 如月
>>444 ♂クルセ

皆様歓迎&助言ありがとうございます。
名前はルクス、メインがハンドガン、サブがガトリングのD>A型♂ガンスリンガーです。

皆様が無事に戦闘終了される事を祈ってます。

453 名前:419ルクス@♂ガンスリ:08/02/23 06:03 ID:TOrRVsAN0
言った側から名前欄に記入忘れてるよ…自分orz

454 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/23 12:20 ID:qH+yrai2O
>>442-443および>>448-451の続き)

あまりの惨事に身の毛がよだつ。ゲーム中ではボスとして弱い方に分類されるヤファだと甘く見ていた感は否めない。
そう言わざるをえないほど、目の前の風景は異常だった。

全員が息を呑む。目の前に広がるは死、そのもの。
恐怖から如月の手を無意識に強く握る。

そんな中リエッタが何かに気付き振り返る。全員、その方向を見ると…



マッシヴBSな逆毛の兄貴が猛々しい雄叫びを上げながら青ヤファを追いかけてこちらに向かってきた。
グレン!と名を呼ぶローウィンとリエッタ。なるほど、彼がそうか。
ところで涙目なキャットナインテールが何か可愛い。とかとっさに思った私は悪くないよな?

……と、異常なまでの威圧感が辺りを包み込む。
先程まで瞑想していた筈のヤファがこちらを視ているのが壁越し、背中越しに分かる。

エルミド「ねぇ。コレってヤバくない?」
ローウィン「う…うむ。あんなに叫びながらだと流石に気付かれただろうな」
リエッタ「ちょっ、な…グレンのアホーーーーー!?」

リエッタは涙目でしっかりとローウィンの服を掴む。エルミドは「トラブルはもう沢山だぁ」とか嘆きながら神に祈りを捧げていた。
ここは…蝶の羽を使うべきだろうか?

455 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/23 12:23 ID:qH+yrai2O
「お前らぁぁああ!!これを受け取れぇぇぇぇ!!!」

青ヤファを追い越して何かが飛んでくる。受け止めるはPT認証のバッヂ。
私とエルミドはグレンの意図をとっさに理解し身に付ける。クラウスはなんか一緒に投げられた2HAが刺さっていた。エルミドが慌ててヒールをかけている。
…いい気味だ!エロクルセめっ!

グレンはすぅっ…と息を吸うと

「ウェポンパーフェクション!マキシマイズパワー!オーバートラスト!アァァドレナリィィイインッ!ラァァッシュゥァアア!」

フルブースト。脳髄の奥から何かが溢れ出す感じ。身体中を血液が駆け巡りじっとしていられない。
エルミド「身体が熱い…力がみなぎる…!」
クラウス「うはwwwみwなwぎwりwすwぎwwwwぅえwww」
ルーシエ「もう…我慢できなぃっ!!」
如月「ちょ、おねえちゃん?!」


武器破壊に加えて異常なテンションのBSに追い掛けられ、戦意喪失している涙目のキャットナインテールに向かって駆け出す。危険は承知だがもう身体を疼きを抑えられない。自分の欲望を…抑えきれない!
引き止める声を振り切って私は地を蹴り青ヤファに隣接すると……青ヤファをぎゅっと抱きしめた。あぁ、ふかふかぁ〜。

456 名前:364♂クルセ:08/02/23 12:36 ID:VxUBPvyG0
>>451グレン
他の人も2レス使うことがしばしばあるからな。俺とか。気にしないでいいと思うよ。
それにしても>>430リエッタの言葉を受けて、誰(あるいはどんな敵)が俺を本日
5回目の空へと誘ってくれるか楽しみになっている自分は、もうどこかオカシイ。
さて、自らの三枚目路線を補強するため、脳内に受信した電波を投下。

「ちょwwwwテライタスwwwwww」

 振り向いて受け取ろうとしたら、手じゃなくて頭がキャッチしたらしい水2HAの衝撃だ。
斧クルセってのも面白いかもな。ありがとうよ、グレン。そういえばファイヤーエム○レム
のレッ○スも強かったな。

 地面から現れた女の子達を見て、鼻の下が伸びかけたのを見ていたわけじゃないよな?
だとすると、今のは神がツッコミを入れたようなものか。

 わが身に降りかかった「エロクルセ」の嫌疑を払拭するためには、キッチリ役割を果たす他
ないだろうと思い、俺は必死に水2HAをヤファの取り巻きどもに振り下ろす。奴らの主は、なか
なか隙を突かせてくれないな。てか、積極的に相手をしたら俺の立場が苦しくなりそうな姿だ。

……おい、そこのソヒー!アクティブでもないお前が、どうして襲ってくるんだ!俺がお前に
何 を し た 。 倒したら俺がますます、肩身の狭い思いをするのが分からんのかっ!

457 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/23 12:37 ID:qH+yrai2O
「ずるいぞルーシエ。私にも触らせろ」
私の腕の中でなにが起きたか分からないといった感じできょとんとしている青ヤファ。ローウィンも触ろうと近付いてくる。

私とローウィンにもみくちゃにされる青ヤファ。後ろでリエッタと如月の妹コンビから良くない念が発せられている気がする一方で男性陣はあっけにとられている。
と、そこにりーん…という澄んだ音と共に九尾狐の群れが襲いかかる。
そちらに意識が向いた隙に青ヤファには逃げられてしまった。

皆、即座に気持ちを切り替える。

「最高にハイってヤツだぁぁぁ!!」
「ミクホとかww楽勝www」


大斧を振りかざしグレンとクラウスが先陣をきって走り出す。セカンドラインにローウィン、後方からリエッタと如月が攻撃。私とエルミドは中衛の位置で支援を回した。


倒しても倒しても襲いかかってくる獣の群れ。無限かとも感じるその波状攻撃に少しずつ消耗していく。しかも凌ぎきってもその後にはヤファが控えている事を考えると……
リエッタ「な…なぁ、そろそろヤバくないか?」ローウィン「うむ、みんな蝶はいつでも使えるな?」

グレン「大丈夫だ!」

九尾狐を弾き飛ばしながら力強くグレンが紡ぐ。
「心強い援軍が来た!!」


グレンの言葉と共に一陣の風が九尾狐を薙払う。これは…シャープか?

振り返ると冒険者を引き連れた銀髪のスナイパーが神々しく弓を構えていた。

458 名前:419ルクス@♂ガンスリ:08/02/23 13:16 ID:eKa+QeVJ0
――多分あの時の自分を動かしていたのは、恐怖から来る強い破壊衝動――


 ―ははっ、骨もっ、女幽鬼もっ、小鬼もっ、狐もっ、てぇめぇらぁ皆死んでしまえぇぇっ!

既に何千発撃ったのか判らない、己の周りを埋めるは魔物たちの屍の山と空薬莢。
周囲に漂うのは硝煙と血の香り。

 ―魔物はいない?…いや、あっちにまだ残っている…殺さないと…死ぬだろうがぁぁっ!

撃ち過ぎて使い物にならなくなった拳銃を収め、背中のバックから『虐殺者』を取り出していた。
入り組んだ地下寺院の路地を駆け抜ける。

「大丈夫だ!」
「心強い援軍が来た!!」

 ―誰かの声が聞こえる…だから何だ…

最後のカーブを曲がり、月夜花with九尾狐と対峙している人間たちが見える。

 ―冒険者?関係ない…狙うのは魔物を…殺すんだぁぁっ!

そして俺は、中央の月夜花をロックオンし…引き金を引いた。

459 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/23 13:46 ID:qH+yrai2O
(中の人:勢いで書いたからか読み直したら文が所々おかしい。そしてマキシマイズパワーは余計だった事に気付いた…orz

長文、すまんかった)

460 名前:364♂クルセ:08/02/23 14:01 ID:VxUBPvyG0
>>459
ドンマイ。こちらも時間軸を進めないように気をつけたつもりだったけど、すんでの
ところでそちらの文脈を乱しちまうとこだった。偶然にも、割と自然に挟み込めたようで
ホっとしてるよ。

461 名前:リエッタ@悪女(231):08/02/23 22:50 ID:wGcaQNl20
(中の人:ノリの良い皆にはいつも助けられてるな。ありがとよ。ヤファたんは南無させるぜ)

>>457の続きから

 神々しさを纏って次々と現われたのは、砂を筆頭にした転生PTの群。
 胸にはルーンミッドガルドの紋章があるのが見え、各々が廃人クラスの武具を構えて居並ぶ姿はまさに壮観だった。
「各員前へ。フォワードはそのまま魔物へ取り付け。バックスはバフを使用後、民間兵の救助」
 落ち着いた、それでいて張りのある堂々とした口調の、隊長らしきLKが命を下し、前衛が俺達とヤファとの間に割って入った。
 身構えたヤファは、コールスレイブで手下を補充する。
「押し潰せっ!」
 号令が飛び、転生職の派手なスキルがヤファ達を襲った。銃声も響く。
 突然のことに呆然としていると、俺達の足元にサンクが敷かれた。
 Hiプリのサンクに浸かり、極楽気分にふやけながら傷が癒えた俺達。
 援軍に負けじと勝ち鬨を上げながらヤファへと突撃した。

 四半時と経たず、ヤファの断末魔がフェイDに響きわたった。

462 名前:リエッタ@悪女(231):08/02/24 13:22 ID:MPS0HuND0
あー悪い。
117のSS今見たわ。
大失態だな……
皆は俺のことはスルーして進めてくれ。ノシ

463 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324) :08/02/24 13:36 ID:YQimLBJM0
>>462 リエッタ
でもそんなの関係なく進めちゃうんだぜ。

(中の人:フェイヨン乱戦終結。
 振った話題がでか過ぎてみんなを巻き込みすぎた。申し訳ない。
 全員を巻き込むと被りを意識してか書き込みしにくくなってしまうな・・・。
 以後、でかい振りは出来るだけ慎重にやることにするよ)

以下続き。

464 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/24 13:39 ID:YQimLBJM0
>>461の続き。

先の戦闘から数刻。
通常のヤファとは思えないあの魔物が倒れてからは魔物の群れも順調に殲滅されていき、フェイヨンは今までの平和を取り戻していた。
とはいっても被害は甚大。復興には時間がかかるだろう。

私たちはその後無事救助され、フェイヨンへと戻ってきていた。
あの場には惨状を逃れたガンスリンガーもいたらしいが、錯乱が酷く騒ぎが収まったときどこかへと連れて行かれたらしい。村では補給物資を配送する商人たちが慌しく動き回っている。こちらに来ているというラグナには今回はついに会うことが出来なかったが、ホットミルクを造ることに定評のあるハーピィスタイルの♀商人らしき人物には会うことができた。ラグナが一目置くのも分かる。とても小さくて可愛らしい娘だった。ラグナに労いの言葉を頼むと笑顔で『伝えておきます』との事。その笑顔には全員が口元を緩めた。あー、やべぇ。お持ち帰りしてぇ。

さらに時は進んで夜。プロに戻った私たちは宿の一室に集まっていた。
今日は無礼講。リエッタや如月との約束ということでグレンがGvのあと人伝に手に入れたという米の酒を振舞っていた。

ローウィン「しかし、みんな助かってよかったな」
グラス片手にローウィンが切り出す。リエッタは先ほど酒を飲んだ直後に真っ青になって倒れてしまい、今はローウィンの腕の中で「おねぇさまぁ・・・」とかつぶやきながら苦虫を噛み潰したような顔をしている。向こうじゃ酒好きなんだそうだがこっちじゃ身体が酒に弱いのか・・・難儀なもんだ。しかしローウィン・・・そのプロポーションは改めて見ると破壊力ありすぎだ。

グレン「俺なんか青ヤファ相手に死にかけたからな。色々キマりすぎてマジでやばかったよ」
ぐびっと酒を煽りながらグレンが苦笑いする。助かったから言えることだが、本当に危ないところだったらしい。
ルーシエ「あー、そういえばARってすごいね。なんか身体の抑えが効かなくなる」
先に体験したARで抑えが効かなくなったことを思い出す。うん。私の場合、欲望に忠実になっただけだった気がするが。
グレン「アレに加えて狂ポを飲むともう手に負えねーんだわ。まだスキルを使いこなせてねぇってことなんだろうが、スナのねぇさんが来てくれてなきゃ危ないとこだったぜ」
クラウス「あー、わかるわかる。狂ポヤバイよねぇ。アレ飲んだら芝生が生えまくってしばらくは自制がきかねぇw」
両方を体感したクラウスが相槌を打つ。確かに芝生の生え方がさらに一回り酷くなっていた気もする。

エルミド「俺なんてローウィンさんを探してたらプロから伊豆まで迷っちまうわ船の荷物に押し込まれた上に頭殴られて気づいたら港でのびてるわ、人溜りに押されてポタに無理やり乗せられたらなぜかダンジョン内直通だわ、人気のあるほうにいけばいきなりプロボックされるわ・・・何とかみんなに合流できたからよかったけど・・・トラブル多すぎだよ!」
一人どんよりとしているエルミド。リアルではどうだか知らないがこっちの身体はどうやら絡み上戸だったらしい。
如月「まぁ、こうしてみんな会えたし助かったし。結果オーライってことでいいじゃん!ね、おねぇちゃん♪」
ちょこんと私のひざの上に乗った如月が酒を飲みながら笑っていう。もしかして笑い上戸の気質があるんじゃない・・・よな?

465 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/24 13:42 ID:YQimLBJM0
ルーシエ「私だって大変だったよ。なんかいきなり前線に放り出されるし。帰りたいけど高レベルの殴りプリなんだから行けって言われてさ。んで、気持ち悪い骨や死体に大量に囲まれるわそこのエロクルセがスカートの中を覗こうと仰向けで滑り込んでくるわ・・・」

ぶっ!と酒を噴出すクラウス。

クラウス「ちょっとまって!それ誤解だって言ったじゃないかっ!」
ルーシエ「ほほぅ。如月達が来たときローウィンの胸元を見て鼻の下を伸ばしてたのも誤解だって?」
クラウス「いや・・・それは・・・男の性というか・・・」
リエッタ「なんりゃっへ・・・?」

いきなり、リエッタがすくりと立ち上がりクラウスのほうへと歩き出す。あ、でもフラフラだ。

リエッタ「おねぇしゃまをそんにゃ目でみるにゃんへ・・・これだきゃらおひょこわぁ!!」

うん。言いたいことはなんとなく分かるぞ。なんか前に嫌な事があったらしいな。
次の瞬間、リエッタの蹴りがクラウスに見事に決まり、クラウスが中を舞った。

こうして夜は更けていく。
明日になればまたみなバラバラにそれぞれのやりたいことをやり、この世界を楽しむ日々に戻るだろう。
とりあえず・・・今日はおやすみなさい。

466 名前:リエッタ@悪女(231):08/02/24 16:17 ID:MPS0HuND0
>>463 ルーシエ@♀殴プリ(324)
そう言って貰えると助かる。
良いエンデングをありがとうな。

そしてクラウス南無。

467 名前:(○口○*)さん:08/02/24 16:21 ID:ba8ZDPil0
ID:YQimLBJM0

すまんもうちょっと改行してくれないか

468 名前:(○口○*)さん:08/02/24 18:52 ID:lSpaXDm9O
あと、ひとつひとつのレスは短くして欲しいね
長すぎて携帯じゃ最後まで表示されない
といっても、携帯の表示数なんて大したことないし無理ですかね

469 名前:エルミド@338 ♂殴りプリ:08/02/24 19:56 ID:78QS7iOj0
>>464 魔物討伐メンツ
討伐お疲れ!俺は大した活躍できなかったな。
あと酒の勢いで愚痴っちゃってスンマセン。
しかしなるほど、この世界で酒飲むとああなるんだなあ。

とりあえず助かった記念に、
討伐イベントで会ったメンツを一気に描いてみた↓
http://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0189.jpg

(注意・画像大きめです)

さて、明日からやっとこさ活動開始だ。

470 名前:エルミド@338 ♂殴りプリ:08/02/24 20:01 ID:78QS7iOj0
h抜くの忘れ た orz

471 名前:ラグナ@187♂商人:08/02/24 23:19 ID:JymB9Of20
みんなおつかれー。そして伝言ありがとー。そんな感じな俺>>446
月夜花撃破の報せが来たときの歓声はすごかったぞ。なんていうか、咆哮?
指令出しに走り回ってたから、皆とは入れ違いになったみたいだな。
事態収拾後もフェイヨンの自治会への引継ぎや補給部隊の撤収、修理武器防具の回収分別…
挙句の果てに調理場掃除までやらされてへとへとだ。眠いからさっさと寝よう。

472 名前:♀アサクロ ローウィン(233):08/02/24 23:41 ID:RTn5zGOq0
(※皆様お疲れ様です。

SSの話が出てたみたいですが、SSも大歓迎だと思っています。
それを基点にして色々アイデアが出る事もあると思いますし。
自分視点ではなく、他の色々な視点でのお話も読みたいですね。

元々前スレあたりから書き手の人が減ってしまって、
それが理由でスレ落ちしたようなものなので…。

>>改行について
一行あたりの文字数を30〜40までにすると読みやすくなると思いますよ。
PCでのメールでもこれを意識すると大分読みやすくなったり。

>>468さん
さすがにちょっとそれは難しい気がします。
逆に書き込み数ばかり増えてしまうんじゃないかなぁと…

)

以下>>465あたりの続き

473 名前:♀アサクロ ローウィン(233):08/02/24 23:52 ID:RTn5zGOq0
宴も静まり返り、各々は自分の部屋へと戻っていった。
私も、リエッタを抱きかかえて自分たちの部屋へと戻る事にした。

リエッタをベッドに寝かせ、眠りについている事を確認すると、
私はワイングラスとボトルを持ち、窓際に腰掛けた。
少し考えたい事があったからだ。

これからどうするか──。
私たちは皆、望んでこの世界に来たわけじゃない。
この世界─ラグナロクオンライン─に身をおきつつも、あっちの世界─リアル─の体もある。
とはいえ、この世界を自ら楽しんでいる事も事実だ。
この世界に来なければ可愛い妹分は出来なかっただろうし、
フェイヨンの事件を肌身で感じる事もなかっただろう。

わからない。
リアルに帰る方法を探るべきなのか。
それは、リエッタ達との別れの瞬間にもなりえる。

474 名前:(○口○*)さん:08/02/24 23:52 ID:/uuXZh7z0
久しぶり、そしてお疲れ様。
こっちに来てから犯罪者街道まっしぐらの♂セージことシーバだ。
実はまた色々あって、今ファロス灯台島に住んでいる。

残念ながら口封じされかけたからとは言え流れでハイジャック未遂までやっちまった以上
もう既に潔白になり得る身の上ではなくなってしまったが、俺は何とか生きている。
人間、案外死なないもんだ。魔法使いだからでも何でもなく、案外丈夫に出来てるもんだな。

さて、あの後(ここで言うと>>391の後だな)俺はどうしていたかと言うと、結局奥に下りる度胸もなく
かと言って待ってる間に天候がヤバくなるかもとの指摘もあったため
とりあえず魔法で漂流船の手摺をブッ壊し、一か八か浮きにして島まで泳いで渡ることにした。

島までは多分2キロ弱は離れてたんじゃないかと思う。
だがリアルで俺が連続で泳げるのはせいぜい2、300メートルだ。絶望的。
でもここは一か八か俺の意外なしぶとさに賭けてみたんだが――

途中でソードフィッシュに襲われた。WBをマジックロッドで吸い取りつつ
どうにか撃退できたが、これで体力を使っちまった俺はそのまま潮に流され、
板切れにしがみついたまま疲れ切って眠ってしまった。

で、目が覚めたら運良くココモビーチの漁師に水揚げされてた。
ワルター・メオスの親戚だかなんだかってアイツだよ。ベルタ近海まで漁に来てたらしいんだ。
こいつはラッキーだったよ。俺もともと船でこっちの方に潜り込む予定だったしな。
こっちの地方は王国の影響少ないとかって公式で言ってたし、
あっちじゃ禁止されてる賭博もおおっぴらにやってるくらいだし。

475 名前:(○口○*)さん:08/02/24 23:53 ID:/uuXZh7z0
で、助けられたついでにこの辺で住むところはないかと漁師に聞いてみたんだ。
そしたらファロスでどこか紹介してやるって言われてさ。
そりゃ昔あそこでユーザータウンみたいなの作ってた奴らも居たみたいだけど
あれ街じゃねえだろ。ローグギルドと灯台塔があるだけで、雑魚とは言えアクティブ出るし。

……ところが、あれが実は観光と漁業と貿易の街だったりするんだよ。

他のとこなら騎士団や自警団が街や周りの街道を確保してたりするんだけど
ファロスは土地がなくて人口が少ないから、ローグギルドが用心棒みたいな感じになってるらしい。
コモドやモロクとアルベルタの貿易を牛耳って結構派手に儲けてるらしいぜ、あいつら。
まぁローグギルドが支配する自治都市って感じだね。当局から身を隠すにはもってこいだ。

それで俺はファロスで今何をしてるのかと言うと、ファロス漁協の一室に間借りして住んでるんだ。
ココモビーチってさ、人住んでるのにオットーとかシーオッターとか沸きまくりだろ。
でもあれ常時じゃないんだぜ、実は。実はあれファロス漁協がやってるんだよ。

ファロス漁協には腕っぷしの強い組合員で構成される武装駆除船団てのがあってな。
こいつらが漁場を荒らすオットーやシーオッターを定期的に浜に追い立ててるんだ。
すると冒険者が大挙してやってきて奴らを狩り尽くしてくれる、と。
大体はファロス灯台島を拠点にするから街も潤い害獣も減っていい事尽くしなんだそうだ。

俺はメシと宿を提供してもらう代わりに、その駆除船団に乗り込んで銛や網に属性付与してる。
こっち出身のセージなんて居ないらしくて、意外な程重宝されて照れくさい限りだ。
最初こそ船酔いが酷かったが、案外慣れるもんだわ。それに刺身が超うめぇ。

ああ、これで米の酒でもありゃ最高なんだけどな。じゃあおやすみ。

476 名前:182シーバ@♂セージ:08/02/24 23:55 ID:/uuXZh7z0
(中:名前書け・・・ロードしろ・・・何やってんだ俺。申し訳ないorz

477 名前:♀アサクロ ローウィン(233):08/02/24 23:57 ID:RTn5zGOq0
ふと空を見上げると、頭上には満月が輝いていた。
リアルではほとんど見かけない…見ようともしないが…美しい月だ。
ROの世界に来なければ、こんな発見もしなかっただろう。

ベッドに歩み寄り、リエッタの寝顔を眺める。
やや幼げな印象の残る顔つきだ。
この妹分だけは、何としても守る。その覚悟だけは、出来ている。

手段も見つからぬうちにあれこれ考えても仕方がないが…
何かしら方向性だけは決めておきたい。

478 名前:(○口○*)さん:08/02/24 23:59 ID:RTn5zGOq0
(※ごめんよ、専用ブラウザで直書きしてるから時間かかった。
次からテキスト編集にしょう。

479 名前:393:08/02/25 00:53 ID:oYeLloTL0
>>シーバ@♂セージ
無事で何より。干からびたか、溺れておっ死んだと思ってたぜ
身の安全と暫くの生活場が確保できて良かったな

米酒?
手元にあるんだが・・・ちぃとそちら以上にのっぴきならない事になってるんでね。渡しに行けないや
メールシステムだったっけ、それで送っておくよ(実際にはカプラサービスの転送業の延長らしい)
名前で身元バレしないように気は使っておいたぜ
それじゃ、良い夢と冒険を。

480 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/25 01:00 ID:aZKoYXvpO
>>467さん 及び読みにくいと感じた方々。

本当に申し訳なかった。
PCから書き込む機会があったのでテキストで下書きしてほぼそのままコピーしたため
ブラウザ上での表示や読みやすさの事を失念していました。

以後改行には気をつけます。

>>472 ローウィン
アドバイスありがとうございます。
次から意識してつかってみようと思います。


>>468さん
都合上hは省きますが自分は以下のアドレスを経由して読み書きしています。
よかったら試してみてください。
ttp://same.u.la/test/p.so/enif.mmobbs.com/livero/


にしても戦闘や背景の描写が入ると長くなりがちなので
上手くまとめられるようにしないとorz

481 名前:グレン@♂BS(192):08/02/25 01:12 ID:R5a/Vl7f0
>>468(中の人:短めに構成できるように精進する。どうも短くまとまらないんだよな。)

>>469 ぐ、GJ!うまいな・・・(・・・あの時は単に大勢で暴れまくりたかっただけだなんて言えねぇ・・・)

>>474 お前さんこそお疲れ様。・・・しかしまぁ、色んな意味でタフだよな・・・
   ああそうだ、米の酒ならワルターに頼んでみろよ。俺もあいつから仕入れたんだぜ。
   焼酎はともかく清酒なら中々品揃え豊富だぞ。・・・そのうちこっちの芋の酒も飲んでみたいもんだ。

そして以下>>391の続き。

482 名前:グレン@♂BS(192):08/02/25 01:13 ID:R5a/Vl7f0
宴も終わり、俺はカートを引きずり夜風に当たりながら家を目指していた。
酒も呑んだし、久々に人に料理も振舞って、たらふく食っていい気分だ。
リエッタはメンバーの中で一番酒を楽しみにしてたのに、結局ダウンしっ放しだった。
よっぽど楽しみだったのか料理まで手伝ってくれたんだが、目覚ましたらヘコみそうだなあれは。
ローウィンはリエッタ抱えて困ったようなまんざらでもないような顔してたな。
しかしあそこまでリエッタを洗脳しちまうとは、なんという破壊力。
まさにエロテロリストなんて言ったらオトされかけた。役得だったが今後触れるのは止しとくか・・・

エルミドは酔っ払って絡みまくってたクセに、似顔絵描きはじめたらこれがまたうまいこと。
如月が喜んでケタケタ笑ってたっけ。最終的にルーシエにも伝染してたな、笑い上戸。
何だかんだ言って結構似たもの同士なんじゃねえのか、あいつら。

そう言えばクラウスは、リエッタに蹴飛ばされるわルーシエに片付け役命じられるわ散々だったな。
ルーシエの奴、よっぽどスカート覗かれたのが恥ずかしかったと見える。
・・・あのスカートじゃ別にわざわざ下から覗く必要ねぇだろと思うのは俺だけだろうか。
言ったら十中八九殴られるだろうが。パーでもグーでもなく鈍器で。

ところで他の連中は皆宿に泊まったようだが、何で俺だけ歩いて家に向かってるかと言うと
フェイでの戦闘で薬使いすぎメマー撃ちすぎでさすがに金がヤバくなってきたからだ。
フェイクゼニーである程度軽減してたとは言え、あんだけ撃ちまくりゃさすがにな・・・

しかし、メマーって実は東方から渡ってきたって言う商売の神様の力を借りる技らしく
お賽銭としてゼニーをばら撒き、それを代償にその神様の力を腕に宿して一発ぶちかますって原理なんだ。
そのための賽銭を贋金で誤魔化すとは、BSもつくづく業の深い職業だぜ。
しかもその神様、商売の神様であると同時に台所から戦場まで手広く司ってる猛者らしい。
むしろ本職は戦いの神だとかって話も聞いたんだが。大丈夫なのかこのスキル、色々と。

・・・で、今ふと気づいたんだが。
よく考えたら俺、この世界での俺の家って知らないんだよな・・・
やべぇ、どうすっかな。まぁいいや寝るか。酔っ払ってると方向感覚も狂うしな。
プロンテラの気温なら寝ても風邪引かねぇだろ。んじゃおやすみ。

483 名前:グレン@♂BS(192):08/02/25 01:28 ID:R5a/Vl7f0
(中の人:アンカーミスorz >>391じゃなく>>465で。色々見てたら間違えた・・・)

484 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/25 06:00 ID:tsvGiVXa0
>>458ルクス まず落ち着けぇ!銃をむやみに乱射するなぁ!

>>461リエッタ まあ大丈夫と思う。職とか詳しく書かれてなかったし、
     他にもいたとかそんな感じに脳内補正かければ。(ぇ

>>463ルーシエ 妹フラグ立ちまくってもう殆ど一緒に行動しそうな感じがw

>>469エルミド 上手い絵だと思う。これであれだ、ルーシエに「おねえちゃん」とか言うときは
     この顔が柔らかく崩れる(?)感じになるのかな?

>>472ローウィン SSも大歓迎、とかの事には大賛成ですねー。確かに。

>>474シーバ とりあえず、人が居る所にいけてよかったね。と言っておこう。

>>481グレン リアルネタだが、東方と聞いて東方Projectを思い浮かべてしまった・・・。
     まあ、だからどうだって事は無いんだが。

以下続きへ。

485 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/25 06:01 ID:tsvGiVXa0
打ち上げ(?)や>>465あたりの続きから

打ち上げが始まってから俺はおね・・・ルーシエの膝の上に座らせてもらって酒を飲んでいる。
まあ、周囲の会話を聞いて飲んでるだけでも結構楽しいんだが。
ふと見るとリエッタがローウィンに腕の中に抱きかかえられている。姉に抱きかかえられるのはやっぱり嬉しいんだろうな。

そうやって飲んでいると、エルミドが今までの道のりの大変さを話し出した。
「・・・何とかみんなに合流できたからよかったけど・・・トラブル多すぎだよ!」
最後にそう言い、どんよりしてしまったエルミド。苦労したんだなぁ。
「まぁ、こうしてみんな会えたし助かったし。結果オーライってことでいいじゃん!ね、おねぇちゃん♪」
と、前半は皆に、最後はルーシエに向かって笑いながら言った。こうやって一緒に酒飲めてるんだし。
楽しいからか酒のせいか笑いが収まらない。あっはっはっはと笑うんじゃなくてクスクスと笑っているんだが。

エルミドや俺の言葉を受けてなのか、次はルーシエが話し出した
「私だって大変だったよ。」
その言葉をきいて、酒を飲むのは止めてないが、膝の上からルーシエの顔を見上げる。
見上げたりしている間にも少し話は進んでいたみたいで、
「――行けって言われてさ。んで、気持ち悪い骨や死体に大量に囲まれるわそこのエロクルセがスカートの中を覗こうと仰向けで滑り込んでくるわ・・・」
この言葉を聞いた途端クラウスが酒を噴き出した。
む、そんな事をしたのかこのエロクルセめ。

ルーシエに向けていた視線をクラウスに向けジト目で見ていると、クラウスが、
「ちょっとまって!それ誤解だって言ったじゃないかっ!」
反論しようとしたのだが、そこでルーシエに、更に
「ほほぅ。如月達が来たときローウィンの胸元を見て鼻の下を伸ばしてたのも誤解だって?」
「いや・・・それは・・・男の性というか・・・」
証言され、言い訳をしていた。俺たちも中身はとりあえず男だぞ?

更にジト目でクラウスを見ていると、いきなりリエッタが立ち上がりクラウスのほうに歩き出した。フラフラだが。
そして、目の前まで行くと、
「おねぇしゃまをそんにゃ目でみるにゃんへ・・・これだきゃらおひょこわぁ!!」
クラウスを蹴り飛ばした。おぉ、ナイス蹴り。・・・よし、それなら私も、って誤解って言ってたっけ?なら・・・
私もルーシエの膝から一旦離れると、すっくと立ち上がる。
立ったときに多少ふらついてしまった。
「如月、大丈夫?」
「大丈夫です、おねえちゃん」
そこをルーシエに心配されたけれどまあ意識はしっかりしてるし。

486 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/25 06:02 ID:tsvGiVXa0
そして倒れたままのクラウスのそばまで行くと、クラウスに向かって
「今回は誤解らしいからしないけど、次おねえちゃんに何かしようとしたら私が龍炎陣で燃やすからね!」
そう告げて、ルーシエの隣に戻って、横に座った。あ、女の子座りだった・・・まぁいいか。今は姿は女だし。
隣に戻った後、酒を再び飲んでいると、横から手が伸びてきて私を抱きしめた。
「むぅ!?」
「ありがとう、如月。私の代わりに怒ってくれたんだね」
いきなりで少し驚いていると、そういってルーシエが頭を撫でてくれた。気持ち良い。
撫でられて、顔が酒以外の理由で赤くなって・・・恥ずかしい。

そんなこともありこんな事もありで夜は更けていった。

飲みすぎたのか頭がふらふらする。頭がきちんと働かない。その状態でルーシエを見ると、
こっちがどんな状態なのかわかったのか、苦笑いをしてるように見えた。
あんまり飲んでない、って訳じゃないだろうからまだ余裕があるんだろう、と自己完結。

ぽーっとしたままでルーシエを見ていると、こちらを見て、
「如月、もう寝た方が良いんじゃないか?半分目閉じてるよ」
と言ってきた。
そうなのかな?自分では分かんないし・・・確かに少し眠い。
自分の部屋(といってもルーシエと同室だが)に戻ろうと立とうとすると、ふらついて座り込んでしまった。
それを見たルーシエが、思いっきり苦笑いなのが見える。
むう・・・立てない・・・・・・仕方ない。
「ここで寝ちゃっていいれふか?おねえちゃん」
そうルーシエに聞く。すると、頷き、
「私が後で運んでてあげるから寝てていいよ。おやすみ、如月」
との言葉が返ってきた。その言葉を聞き、私は
「わかりました・・・あと、私のことは朔(さく)でいいれふ・・・おねえちゃん」
の言葉を最後に、ルーシエの膝の上で眠りに落ちていった。

(声:酒盛りの状況というか自分verを書いてみた。)
(   とりあえずルーシエ相手では、セリフではおねえちゃん、それ以外ではルーシエと書き分けていくつもりなのでヨロシク)

487 名前:(○口○*)さん:08/02/25 06:04 ID:khO/l3Dg0
なりきりってSSとちがって第三者の疎外感が異常だよな

488 名前:(○口○*)さん:08/02/25 09:13 ID:rrozy0z30
俺は読んでて楽しいけどな?疎外されてると思ったら、youも参加しちゃいなyo!

489 名前:リエッタ@悪女(231):08/02/25 16:43 ID:lZI2gR1C0
>>469 エルミド@338 ♂殴りプリ
いい表情だ。自分では結構余裕に思ってたんだけど、
どうやら焦りが顔に出てたみたいだねぇw
それから、チチを五割増しで描いてくれてありがとう。

>>471 ラグナ@187♂商人
後方支援おつかれさま。
事後処理放置して帰ってすまなかった。

>>472 ♀アサクロ ローウィン(233)
お、お姉さまが帰りフラグ!?
(中の人:いいアドバイスありがとう)
 
>>474 シーバ@♂セージ182
無事でなにより。
ローグギルド付近はそんなことになってるのか。 一回顔を出してみるかな。

>>480 ルーシエ@♀殴プリ(324)
(中の人:改行は俺も気をつけないとなー)

>>484 278♀忍者@如月朔夜
(中の人:すまん。気を使わせてしまったようだ)

>>487
(中の人:自由参加型のリレー小説なので疎外感を感じたなら、
申し訳ないとしか言いようが無い。本当にごめんな)

>>488
(中の人:楽しんでもらえて幸いだze。ありがとyo!)

490 名前:リエッタ@悪女(231):08/02/25 19:39 ID:lZI2gR1C0
@、>>117へも混乱を与えたかもしれないな。ごめん。

>>482辺りの続きから

 目を覚ますと、ローウィンが添い寝していた。かっと顔面が高揚するのが分かった。
「し、心臓にわりぃ」
 辺りを見渡すと未だ夜中であり、真っ暗だった。
 少し呑んだだけでくらっと来るこの身体の所為で、あまり深酒ができなかった。
 そのため、頭ははっきりしていた。
「……栄養剤。足りなくなってきた」
 寝息を立てるローウィンを起さないよう、そろりと窓から雨どいを掴み、屋根の上へとよじ登った。
 今夜は満月だった。王城に半身を隠したそれを見ながらヤニを取り出す。
 一服しながら長かった一日を振り返った。
 ふと、目の端に見える街路先に何かがいるのが目に映った。
「って、グレンかよ」
 屋根からといを伝って降り、グレンの元へ行く。
「おい、グレン。風邪ひくぞ」
「うーん、アンコウは、デビアスはもう喰えない」
 宴のことを思い起こそうとした。
 始めに少し呑んだだけで顔面が充血し、勢いに任せてクラウスをブッ飛ばした。
 料理を始めたところは覚えているのだが、ナニを作ったか覚えていなかった。
 まぁいいか、と偉丈夫であるグレンを見た。
 非常に良いガタイだった。腕がリエッタのふとももぐらいある。
 あのデカイ斧を自由に振り回せるだけはあるな、と思った。
 対するリエッタは、チビもいいとこで華奢だった。
「よし」
 ヤニを踏み消して気合を入れ、とにかく宿まで頑張った。

491 名前:117:08/02/25 20:46 ID:jKrxDdDC0
ヤファ討伐お疲れ様です。
無事で何より。

>>462,490 リエッタさん
 気にする事はないですよー。
 そもそもこちらはイレギュラーのつもりで書いてたものですから
 ちょっとだけ祭りに便乗してみたかっただけなのです。
 (>>457に「あれ、ふられた!?」と思ってびびってSS書き起したが
  タッチ差だったのは内緒だ!)

そんなこんなで19話目投下です。話数が多くなるにつれ、アップする容量が増えていくミステリー。
書いてて気が付いたのですが小説の男視点のラブものって非常に難しいと実感。
なんか両思いラブラブと言うのは書いていて砂吐きそうで書ける気がしない…
そして今気が付いた。
WIZの人があまりに空気なものだから、元プリの人以外動いてるの中女の人ばかりだ!
もしかして、ハーレム?

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0190.txt

492 名前:(○口○*)さん:08/02/25 21:40 ID:cxHo/EKX0
月夜花の撃破、及びフェイヨン襲撃事件の解決お疲れ様です。

>>464ルーシエ さりげなく自分の回収を書いて頂いて有難う御座います。
       あの場に捨て置かれてたらと思うとゾッとするよ。

>>484如月 的確なアドバイスありがとう。今後は暴走しない…筈。


「月夜花ぁぁっ!って、あれ?」
目が覚めたらROの世界だった…はもういいとして、目が覚めたら白いベットの上でした。
洞窟の中ではない?確かROっぽい世界に飛ばされて、不死者を見てそれから…
「うっ、くぅぅ」
頭が回りだした途端、思い出したかのように体中が痛み始める。

 ―いろいろと疑問はあるがまずは落ち着こう。また暴走したらかなわん。
  …暴走?俺が?…ああそうだ、全部ではないが断片的に覚えてる気がする。
  たしか不死者を見て錯乱し、暴走したんだな。そして不死者だけでなく、月夜花に銃を向けて…。

コンコン

記憶の糸を手繰りつつ、整理しているとドアをノックする音が聞こえる。
「はい、どうぞ」
反射的に答えてしまった。けど人がいるって事はやはり洞窟内ではないんだな。

「ルクスさん、やっと起きたんですね。心配したんですよ?落ち着きましたか?」

そう言いながら入ってきたのはアコライト…かな?肩ぐらいに切り揃えた赤い髪に看護帽が良く似合う。
こんな状態なのにずいぶん余裕だな、俺。って彼女は今何ていった?

「あれ?名前…?」
「あ…ごめんなさい、身元が判らなかったので冒険者認証票を無断で見せて貰ったの。」

どうやら勝手に持ち物を漁られた事を責めている様に取られたらしい。
むしろ自分の名前が判明して、ホッとしている自分がいる。

「えっと、ここは何処?」
「ここは今回の襲撃事件で傷付いた人たちを収容しているフェイヨン臨時医療所よ。」
「臨時…医療所?でも何で医療所に俺が…」

―この後暫くフェイヨン襲撃事件の事やら、俺が討伐隊に救助された事を聞くことになるけど、長いから省略。

493 名前:419ルクス@♂ガンスリ:08/02/25 21:46 ID:cxHo/EKX0
>>492に名前入れ忘れてたorz


話を聞いてて俺は違和感を感じる。微妙に記憶と誤差があるような?俺の記憶(>>458)だと確か…

「俺は…月夜花に銃口を向けていなかったのか?」
「討伐隊が発見した時には、大量のホロンに囲まれて錯乱して乱射していたらしいわ。もしかしたらホロンの幻覚もやられたのかも…」

ゲーム中では視界がうねり曲るだけの幻覚も、この世界では幻を見せる危険なものだと聞き、俺は考えに浸る。

 ―幻覚、か…。いっそ全てが幻覚であればと思いたくなる。
  けれどこの手に握った銃の感触、初めて撃った銃の反動は、錯乱していたとはいえ未だに残っている。
  そして目の前に普通に話している彼女を見ていると、真実なのだろうと思ってしまう。
  …ここは本当にROの世界なんだな。

「…あの、何処か痛みます?」

心配そうに覗き込んでくる。どうやら考えに浸っていたのを勘違いされたらしい。

「まだ全身が痛いね。生きているのが不思議なぐらいだよ。」
「そうですね。私もまさかここまで落ち着いて話せるとは思って…あわわ、今のは聞かなかった事にして下さい。」
…彼女は真っ直ぐな性格らしい、そして多少ドジだ。普通思っていても言葉に出すか?

「し、仕方ないじゃないですか。錯乱していた時はダークロードすら逃げ出すような形相だったって聞いているし、
 ここまで回復するとは思ってもいなかったし…」
後半下がり口調だった。自分でもばつが悪いと感じているらしい。

「まあいいよ。それで俺はどれぐらいで退院できそう?」
「ええと、少し失礼しますね。」
そう言いながら体の状態を調べ始めてくる。俺としてはくすぐったくて仕方が…痛ったぁ。そこは怪我してるんだぞ!

「あ、ごめんなさい。けど体は大丈夫そうですね。元々怪我よりも精神的な方向で入院を…
 あわわ、今のも聞かなかった事にして下さい。でもこの精神状態ならきっと大丈夫です、多分。」

この娘の話を信じて良いか迷う答えだなぁ。「きっと」とか「多分」とかって普通病人に使う言葉じゃねえ。

「あっ、そうだ。司祭様や他の先生達にも知らせないと。何せ丸一日寝ていてやっと起きたのだし。」
「そういう重要な事は先に言えよ…」

怪我とは違う意味で頭が痛くなってきた、無事に退院出来るのかな…。

494 名前:364♂クルセ:08/02/25 21:48 ID:DkrE5r+J0
「おねぇしゃまをそんにゃ目でみるにゃんへ・・・これだきゃらおひょこわぁ!!」

弁解のかいもなく、鋭い蹴りを食らって宙を舞う俺。さらに如月に詰め寄られ、もう涙目だ。
その様子が滑稽だったのか、酒場じゅうが笑い声に包まれた。
真面目に許して欲しい気持ちがありながら、肝心の俺自身が隙だらけだからな。正に自業自得
ってやつだ。でも、こうして一緒に楽しい時間を過ごさせてもらってるんだ。その事実に、俺は
みんなの好意を全身で感じ取っていた。

「あんまり無茶するなよ、クラウス。」

座に戻って酒を酌み交わしていると、ローウィンが声をかけてくる。
俺はその時、すでにだいぶ杯を重ねていた。狂Pをいくら飲んでも、一応平気な循環器のせい
なのか、あまり酔わないんだ。こっちの世界に来る前は、全くの下戸だったというのにな。
でもそんな俺の素性は、酒の飲み方に表れているらしくて、ローウィンに見抜かれてしまった。
この上、俺が酒で失敗しないように気遣ってくれたのだろう。頭が下がるぜ、姉貴……あれ?

俺は笑みを顔に浮かべ、まるで道化師のように少し大げさにお辞儀をすると、後はテーブルの周り
で給仕に徹した。グレンの食いっぷりとエルミドの飲みっぷりは、傍で酒を注ぐだけで楽しいほど
だったぜ。そしてルーシエに指示されるまま、次々に空く皿を片付ける。済まなかったな。今晩の
俺は、貴方のしもべだ。

陽気な宴もついに果て、ほろ酔い気分でペコの背に揺られ、宿に戻る。これって飲酒運転でキップを
切られたり…しないよな?

495 名前:364♂クルセ:08/02/25 22:08 ID:DkrE5r+J0
>>338エルミド
おお、絵に描いて頂けるとは!望外の喜びです。ありがとうございます。

>>231リエッタ
騒動が終わってからトばされるとは思ってなかった……油断してたぜ。それにしても
良い蹴りだtt(何

>>187ラグナ
復興の作業も大変だろうな。俺に手伝えそうなことがあれば、なんなりと言ってくれ。

>>233ローウィン&324ルーシエ
今回のルーシエの振り、すごく盛り上がったからなぁ。次に盛り上げようとする人は
苦労するね、こりゃ…。

>>278如月朔夜
次にドジったら、命はないと思えばもうヘマはしないよ……多分。

>>182シーバ
食っていける仕事も見つかったようだし、何より無事と聞いて嬉しい。でも
俺を見かけるようなことがあったら、逃げるんだ。あのマスタークルセイダーの
こと、罪人を見かけたら逮捕するよう、俺に命を下すだろうからな。まぁ、MDefの
ない俺だから簡単に返り討ちにされそうだ。

>>481
貴方になら、商売の神様はいつでも微笑んで下さる気がするよ。とりあえず、借りた斧は返した!

>>419ルクス
そのアコのおっちょこちょいな所、俺に似てるな。万が一、入院生活が長引くならお見舞いに行くよ。

496 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/25 23:49 ID:aZKoYXvpO
(中の人:区別用の()を付け忘れて何が何だか分かりにくくorz)

>>469 エルミド
やっぱり上手いな。良い絵をありがとう。泣いてたのは…内緒な!(今更

>>471 ラグナ
いい娘だよね。大事にしないと天罰が下りそうだ。復興作業お疲れ様。

>>474 シーバ
生活基盤もできて何より。灯台も見に行きたいとこだ。

>>484 如月
(呼び名了解!次から名前を呼ぶときは朔にします)

>>491>>117
(元プリの人とリンカ娘のやり取りについニヤニヤしてしました。
はたから見たら危ない人です。本当に(ry )

>>492 ルクス
(こちらこそ上手く絡められなくてごめん)

>>494 クラウス
まぁ、片付けもよくしてくれたことだし、いい加減許しておこうかな(何様だ
(扱いがホントにごめんとしかいいようがない…)

以下>>490付近の続き。

497 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/25 23:53 ID:aZKoYXvpO
>>490の続き)

夜中に目が覚めた。隣では如月が眠っている。

少し…頭が痛い。抑えながら飲んでたんだがあっちもこっちでも酒にはあまり強くないらしい。

起き上がり窓際へいくと大きな大きな月。

こちらに来てからドタバタ続きだったからなぁ。夜空を見上げる余裕もあんまりなかったっけ。

ふと、惨劇の現場が脳裏をよぎる。
運が良かった。間違いなくあの血溜まりの中の一滴になっていてもおかしくなかった。
そんな考えを振り払うように顔を左右に振ると先の予定を考える。

大聖堂と言うくらいだから早朝からミサがあるはずだ。
朝の祈りのあとは如月を誘ってまたフェイヨンに行ってみようかな。
少しくらいなにか手伝いができるかもしれない。
その後はもっといろんな所に行ってみよう。この世界には綺麗な場所が沢山ある。
せっかく来たなら観光旅行も悪くない。


そんな事を考えてると窓からグレンを乗せたカートを引っ張りながら
宿に向かうリエッタの姿が見えた。
間もなく宿には着くだろうがグレンを移動させるのは小柄な身体じゃ大変だろう。

手伝うか…と私は如月を起こさないように気をつけながら部屋を出た。

498 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/25 23:55 ID:aZKoYXvpO
私が宿の入り口へ向かうとちょうどヘトヘトなリエッタがグレンを連れてきた所だった。
「ひとりじゃ大変でしょ?手伝うよ」

リエッタは私が出てきたことに驚いたようだ。
「ルーシエ、なんでここに?」
「さっき目が覚めて窓際に行ったら偶然見えてさ」
グレンを見ると気持ちよさそうに寝ている。
「コイツ、外で寝てやがってさ。風邪引いたらマズいだろ?」
「ふふ、優しいんだな」
な、バカ!とか言いながらあたふたしてるリエッタ。そんなリエッタがとても可愛い。
「まぁ、部屋に移そうか。ちょっとフロントに話してくる」


グレン用に借りた部屋に二人でグレンを運ぶ。大柄な男を運ぶのは結構骨が折れた。
部屋につくとベッドにグレンを寝かせる。そのベッドを挟むように二人で座り込んだ。
「疲れた…」
「ホント。ところでリエッタ、明日からはどうするつもりなんだ?」
「まぁ、明日のことは明日考え…る…」
疲れていたのかベッドに頬杖をついたまま眠ってしまった。
ここに残していったら朝から大騒ぎだろう…な…。
やば…私も…眠く…なってきた…や…。

499 名前:エルミド@♂殴りプリ:08/02/26 09:47 ID:ttxznbK7O
翌日、日が出て間もない早朝に目が覚めた。
リアルでもこうあって欲しい寝起きの良さだ。少し頭痛はするが。
寝癖の残る頭を撫でながら部屋を出た。渡り廊下が静かだ。
まだ皆寝てるのかもな。こっそり出よう。

…あれ、あの部屋ドアが空いてる。
もう出てったのかと部屋を覗いてみた。

部屋の奥から寝息が聞こえてくる。なんだ、いるじゃないか。
よく見るとベッドにうつ伏せたリエッタさんの姿。
しまった、女子の部屋だよココ…ん、でももう一人寝てるみたいだ。
あれは…グレンさんだな。



…………
さーて、ミサに行くかぁ

500 名前:(○口○*)さん:08/02/26 17:41 ID:wpHBp76Z0
やあ、みんな初めまして。
どうやら僕もROの世界に迷い込んでしまったようなんだけど
かなり困ったことになっている。

とりあえず自分の周りのことだけでも把握しておこうかと思ったけど、
思った以上に得られた情報が絶望的だった。
Base15/Job1の男剣士だということ。
手持ちの装備が+0キンドリングダガーと+0ロングコート(スロット空きあり)だけということ。
にもかかわらず現在地が東オーク村だということ。
1枚だけ持っていたなけなし蝶の羽を使ってもオーク村のカプラ前に出ただけだったし、
カプラの倉庫を利用しようとしても、手持ちのZenyがたった29だったから利用できないってこと。

しかもここに来てから日が昇って落ちるのが5回ほどあったことから少なくとも5日以上は過ぎているらしい。
もちろんお腹は空いているけど手元に1個だけあったリンゴは既になくなってしまったし、
青い草を殴ってハーブやブドウで飢えを凌ごうかと思ったけど、近くにオークがうろついていてそれもできそうにない。
背に腹は代えられないと柱や木の幹を削って噛んでいたり、泥の混じった水や雨水を飲んで飢えをなんとか凌いできたけど
そんな生活ももう限界だと思っている。

誰かに頼って安全なところまで行こうと思ってもそれすら許されないらしい。
なにせこんな状況になってからというもの、人一人みたこともないんだ。

ということで藁にもすがる思いでここに書き込んでみたんだ。
誰か、誰か指示を頼む、いやホントに。

501 名前:(○口○*)さん:08/02/26 17:49 ID:e60TowVV0
>>500
ようこそ参られた。このスレは迷い人を心より歓迎する。
まず名乗られよ。

(最近、参加する人が増えたからな〜。誰が誰だか、分かりにくくなりつつある・・・。
スレが賑わうのを見るのは楽しいけど。)

502 名前:(○口○*)さん:08/02/26 18:05 ID:1ckjZdSY0
>>117
ルフェウス・・・丸っきりおばcゲフンゲフン、いや何でもねぇ。(何だ今の悪寒は・・・?)

>>501
ようこそ。早速だが、まだ走る体力が残ってるなら全力で走って北に向かえ。
東ならアチャはいないだろう。オーク族は力はあっても鈍足だから、お前さんの方が脚は速いはずだ。
いきなりだと難しいかもしれんが、ビビらず走ってみてくれ。あの広さなら何とかなるさ

503 名前:(○口○*)さん:08/02/26 18:12 ID:1ckjZdSY0
(以下、>>499の続き)

――眩しい。

窓から入ってくる光から逃げるように、大の字で寝ていた俺は寝返りを打った。
寝起きの悪さはリアルでもこっちでも変わらんらしい。まぁでも別にこっちじゃ会社勤めでもねぇし
このままゆっくり二度寝して――って、ちょっと待て。

「布団?」

おかしい。俺は確か家に帰ろうとして方向が分からず、そのまま道端で寝ちまったはずだ。
一体どうなってんだ。目をこすってベッドから体を起こすと、
ちょうど俺のわき腹のあたりで、見覚えのある赤毛の頭がベッドの脇に突っ伏して眠っていた。

「うおお!?」

リ、リエッタ!?ちょっと待てあの後一体何があった?俺は少なくとも記憶が飛ぶような飲み方はしてねぇハズだ。
全く訳が分からん。だが落ち着け、とにかく起きよう。
リエッタを起こさないよう、逆方向にベッドから降りようとして俺は再度固まった。
そこにあったのは、俺が払いのけたらしい布団の塊――からはみ出たさらさらの銀髪。
ちょ、ちょっと待てぇ!!? ばさりと布団を払ってみると、布団の塊の正体はルーシエだった。
ああ、俺寝相悪いからなぁ――じゃねーよ!!!

とりあえず俺はベッドを降りて一度深呼吸をすると、水差しの水を一気飲みして気持ちを落ち着けた。
昨夜のことを思い出す。解散してから道端で寝るまで、しっかりと記憶はあった。
終盤こそだいぶ出来上がっていたが、一時的にでも記憶が飛ぶような酔い方ではなかったはずだ。
ふと思い立って肩のあたりを触ってみると、やっぱり土埃で汚れている。道端で寝たのも夢ではない。となると――

504 名前:(○口○*)さん:08/02/26 18:12 ID:1ckjZdSY0

「・・・それでお前らが風邪引いてたら世話ねぇぞ馬鹿野郎」

事情を悟って思わず口元をほころばせた。全く、ほっといてくれても良かったのに。ありがとよ。
このデカい体を運んでくるのは大変だっただろう。ともかく2人に風邪を引かせる訳にも行かないので
ひょいと抱き上げて、静かに2人をベッドに寝かせた。よほど疲れたのかよく眠っている。

「んー・・・」

並んで寝かせて毛布と布団をかけると、ルーシエはもぞもぞと布団をかぶり、また眠り始めた。
リエッタの方はカーテン越しに差し込む光などお構いなしに、寝息を立てて気持ちよさそうに寝ている。
さて俺はどうしようか。どうもアンティペインメントまでキメて大暴れしたせいなのか
傷は完全に塞がったにしても、どうも疲れがとれないというか、体がぎこちない。それにやっぱり眠い。

「こういう時は、フロに限るな。」

俺は半開きだった部屋の扉もそのままに、寝ぼけ眼で朝風呂を浴びに行った。
風呂場の前に適当に服を放り捨ててきたが――まぁいいだろ、何だかんだ言って奴らも中身は野郎だしな。

505 名前:グレン@♂BS(192):08/02/26 18:14 ID:1ckjZdSY0
(中の人:また名前書くの忘れた・・・orz)

506 名前:500:08/02/26 18:51 ID:wpHBp76Z0
>>501
ありがとう。そしてすまない。
自分の周りのことだけでも〜と言ったくせに自分の名前を失念していた。
そこまで頭が回らなくなってきているということなのだろうか。
それはそれとしてカプラさんに自分の名前を確認てもらった結果、ノウンという名前だと分かった。
(ちなみにそのとき、カプラさんから怪訝な眼差しを送られてしまった。当然と言えば当然なんだけど。)

>>502
ありがとう。恐らくレス番ズレてるんだろうけどありがとう。
実は今、名前を確認し終えたときに1匹のオークウォリアーに襲われそうになって
なんとか1つの空き家に逃げ込めたところなんだ。
オークウォリアーは想像していたよりも大きくて、2メートルをゆうに超えて3メートルはありそうだった。
腕や脚も僕の2倍〜3倍はあるんじゃなかってくらい大きくて……思い出したら膝が震えてきた。
もう少し気持ちを落ち着かせたら助言通り北に向かって全力で走ろうと思うよ。

507 名前:ラグナ@187♂商人:08/02/26 19:27 ID:ZWMJewGO0
>>500 >>506
一次職で武器防具があるだけ良かったじゃないか。俺なんてノビで丸腰で>>187だったんだぜ。
カプラさんの位置がわかるなら、その付近に居れば誰か来そうだな。
もし誰か来たら、見つかるのを待つんじゃないぞ。勇気を出して自分から声をかけるんだ。

さて、俺>>471。次の日起きたら♀商人が服半分脱いだ状態で一緒に寝てたとか、
相変わらずミルク温めただけなのに何故か青くなったりとか、そんな事はどうでもいいんだ。

ストーカー(転生ローグじゃないぞ)みたいな奴がいるんだ。今も向こうの建物の陰に一人いる。
相手はゴーグルで赤毛で逆毛のシーフと、ハット装備のDOP髪で金髪の剣士。どっちも♂だ。
俺に気付かれている時点で、♀商人に対してのストーカーだろうと予測はつく。
あれだけ愛嬌振りまいてスープ配ってたんだ。気にする奴はいたはず。
コイツら、騒ぎの時は東門のあたりでスケルトン相手に追いかけっこしてたから、Lvは俺より低いだろう。

さて、どうしようか。
あと♀商人の名前、ミーティアって言うらしい。
豪華なメンツに俺の名前出されてびっくりしてたらしく「名乗れなくてごめんなさい」と言っていたよ。

508 名前:エルミド@338 ♂殴りプリ:08/02/26 19:45 ID:G0FwFQGf0
>>499は携帯から書いたために名前にレス番号を付け忘れた。
申し訳無いorz

>>500 ノウン
よろしく。しかし最初から幽閉状態とは…。
オーク族の群集はさぞ恐ろしいんだろうな。無事を祈ってる。

509 名前:エルミド@338 ♂殴りプリ:08/02/26 19:52 ID:G0FwFQGf0
>>500 ノウン さん付け忘れたorz申し訳無い
>>507 ミーティアちゃんか。…思わずちゃん付けしてしまった。
頼りはラグナさんだけなんだから、しっかり守ってやってくださいよ。
(他の人と話すときの口調考えてなかった、まあ敬語でお願いしますorz
 あと酒入ってるときはタメ口で)

(以下>>499の続き)


やれやれ、朝からえらいモン見てしまった。
神様に精神浄化でもしてもらうか…。

そう考えながら着いた大聖堂。さすがに聖職者が多いな。
プロンテラ騎士団もいるみたいだが、ルーシエさんとクラウスさんは何処だろう?
この人数じゃ探すのも一苦労するし…もう司祭が来たみたいだ。
出発する前に顔を見ときたかったけどしょうがないな。
適当に空いてる席を探し、座った。そういやミサは初めてなんだが大丈夫だろうか?

司祭が教団に立つ。
すると座っていた会衆が一斉に立ち上がる。
一拍置いて、聖堂に清らかな聖歌が響き渡る。

…正直、お偉いさんの話をダラダラ聞くだけかと思って
来るのを躊躇していたんだが、先程から鳥肌立ちまくりだ。

聖歌が終わると、司祭が巨大な像に祈りを捧げた。

「主よ、あわれみたまえ」

そう言い、もう一度祈ると司祭の頭上にキリエエレイソンを
唱えたときのような光と十字架が浮かび上がった。

プリースト達が聖書を開き、グロリアを唱える。
そして現れた僧侶達がその斉唱に加わり高らかな歌声を上げた。

ミサの始まりだ。
俺は思わず溜め息が出そうになるのを堪え、席に座った。

510 名前:エルミド@338 ♂殴りプリ:08/02/26 20:03 ID:G0FwFQGf0
自分の頭の中が分からなくなってきたorz思いっきりタメ語使ってるじゃねーか
ええい、記事レスはタメ語で\(^o^)/話言葉は…その場のノリで

>>509レス変換↓
>>507 頼りになるのはラグナさんだけなんだから、しっかり守ってやってくれ。

511 名前:419ルクス@♂ガンスリ:08/02/26 20:15 ID:6bP+gPkc0
>>495クラウス ありがとう。もしお見舞いに来たら歓迎するよ。
>>496ルーシエ 絡み辛いネタを出していたのは自覚しているんで、気になさらずに。
>>499エルミド 寝起きが良いって羨ましいよね。自分も目覚まし手放せないし。
>>506ノウン ようこそROの世界へ。北に抜けたら東へ向かうといいよ。
>>505グレン 名前ってよく入れ忘れるよね、俺もよく忘れるんだ。…反省しろ自分orz


(以下、>>493の続き)

「…鎮魂祭?」

俺の状態を報告後、戻ってきた彼女が持ってきた朝食を食べ終ている最中に聞いた話だった。

「はい、月夜花の魂を鎮める為という事だそうです。」

元の世界の伝承・民話の中にはそういう話もあるが、まさかこんな所でお目にかかれるとはなぁ。

「何でもフェイヨン観光協会と商人ギルドが中心になって話を進めいるらしいですよ。」

しみじみした雰囲気が一瞬で吹き飛んだ気がした。この後彼女の口から汚職とか天下りとかが出ませんように。

「町の復興も大事だけど、何をするにも金が要るって事か。」
「それもありますけど、人が生きる為には何かしらの活力が必要になります。
 準備期間が短くて規模も小さいですけど、人々が明日を踏み出す糧となるなら良い事ではないでしょうか。」

意外な一面を見た気がした。へぇ、ちゃんと聖職者らしい所があるんだな。少し見直した。

512 名前:419ルクス@♂ガンスリ:08/02/26 20:16 ID:6bP+gPkc0
「ならそれまでに体調を元に戻さないといけないな。」
「はい、色々な所を回りましょうね」

…はい?

「誰が?」
「ルクスさんが」
「誰と?」
「わたしと」
「何処へ?」
「鎮魂祭へ」

この後十分ぐらい同じやり取りが続いた。前言撤回、やっぱ相変わらずだ。
だけど―

「わかった。それまでに俺が回復したら一緒に祭りに行こう。これでいいな?」
「はいっ。」

御世話になっているのは事実出し、彼女の笑顔を見てたらそれでもいいかなと思ってしまう自分がいた。

「それで、開催は何時なんだ?」
「4日後ですね。各地の関係者への伝令と、食材・燃料とかの調達・輸送で時間がかかるみたいです。」

体調は間に合うとして、ここの先生達に精神面で大丈夫と言わせられるかどうかが鍵か。

「それと、わたしの事はフリージアって呼んで下さい。」
「なら俺もルクスでいいや。よろしく、フリージア。」

言って握手をする。そっか、フリージアって名前なのか、良い名前だな。

「あっ…」
「どうかした?」
「そろそろ診察の時間ですね」
「だから重要なことは先に言えって…」

なんだろう、人一倍苦労しそうな予感がする…

513 名前:リエッタ@悪女(231):08/02/26 20:38 ID:8ni5wW8M0
>>499 エルミド@♂殴りプリ
聖体祭儀ってことは今祝日か。いや違う、神はオーディンだったな。
一応、俺も崇拝してるから間に合えば参加しに行くよ。

>>500 ノウン@剣士
いらっしゃい。
亜人は今フロに入ってるDIO様よりデカイのか。
まぁ中には話の通じる奴らもいるから、対処は慎重にな。
逃げる方向はそっちであってるけど、海岸付近の洞窟には入るなよ?

>>507 ラグナ@187♂商人
これはご丁寧に。ミーティアさんには後方支援お疲れ様でした、と伝えてくれ。
ストーカー二人は、追っ払うのであれば気をつけろ。二対一は格下でも案外キツイぞ。
あぁ、そのミルクをくれてやるという手もあるな。喜んで飲むだろう。良い実験体だ。

>>511 419ルクス@♂ガンスリ
汚職。それはサンセクという名の甘い蜜。

514 名前:リエッタ@悪女(231):08/02/26 20:40 ID:8ni5wW8M0
>>504の続きから

 顔面を打つ陽光に瞳を開いた。
 隣ではルーシエがすやすやと寝息をたてて鼻ちょうちんを作っていた。
 ケータイがあったら撮って起きたい光景だな、と思いながら窓を開いて一服した。
 ヤニの渋い香りが風にさらわれて流れていく中、徐々に頭がはっきりして来る。
 そういえば、ルーシエとグレン運んでそのまま寝ちまったな、と思い出した。
 ますます大きくなる鼻ちょうちん。寒いのかもしれない。
 窓を閉め、心の中で礼を言いながら毛布を掛けなおす。
 備え付けの灰皿にヤニを押し付けると、風呂から鼻歌が聞こえた。
「朝風呂かぁ」
 ベッド脇からそちらを見る。
「俺も入ろ」
 脱衣場に入った俺は、すっぽんぽんになって自分の服を籠に放り込む。
 足元に、乱雑に放り投げられたグレンの服があった。
 おいおい。これじゃ出たときに濡れるだろう、と思った。
 グレンの服を丁寧にたたむと、ガラリと仕切り戸が開いた。
「おはよ」
「あ?」
「ほれ、拭け」
 タオルを投げつける。それにしても、と思った。
「いいよなぁ。筋肉」
「は?いや、ちょっ」
 ぺたぺたと、グレンの胸板腹筋を触った。すると、グレンの体が赤くなった。
「風呂でもオーバーブラストか?朝っぱらから元気だねぇ」
「っ〜〜〜〜!あ、あのなぁ!」
「はい、着替え」
「あの、ぅ。はい。ありがとう。って、うわーーーーーー!!!!!!!」
 いきなり大声を出したグレンはマッハで服を着て風呂の戸をぶち破り、外へ飛び出した。
 俺は突然の奇行に唖然としながらも風呂そのままへ入った。
 ややあって、浴室内の鏡を見た後、その原因が俺にあると気がついた。
 ゆっくりと、風呂に浸かりながら真っ赤になったグレンの裸体を思いだす。

 案外かわいい奴だな……いろんな意味で。

515 名前:364♂クルセ:08/02/26 22:24 ID:1+ow63zc0
 戦いで疲れていたせいで、俺の眠りは深かったらしい。ぐっすり寝て、すっきりと目が覚めたのは
日の昇る少し前、といった時刻だった。昨日の宴は楽しかったけど、思えば大惨事の現場に居合わせた
んだよな。良い仲間に巡りあえたからこそ、乗り切ることができたんだ。そう思うと、この世界の神様
に祈りを捧げたくなってきた。こっちに来る前は、学校のテストを受ける前くらいしか祈らなかった
というのにな。今からなら、一時課(午前7時頃)には参加できそうだ。もしこっちの世界の教会が、
もと居た場所と同じような日課をこなしているならだが。俺は身を清めると、大聖堂に向かった。

 大勢の聖職者が一斉に神に捧げる荘厳な祈りと歌。昇ってくる日の光とともに、東の方から順に
ステンドグラスに浮かび上がってくる宗教画。それらが醸し出す雰囲気だけで、救われたような気分に
なるから不思議だ。む、あの席で祈っているのはエルミドか……?ルーシエは来てるかな?

 一時課が終わる頃、プロンテラの街を賑わしていたのは朝市の商人たちだ。俺は果物屋に立ち寄り、
リンゴをいくつか買い求める。フェイヨンの診療所に運び込まれて行ったガンスリさんを見舞うためだ。
ヤファと戦っていた時、俺の攻撃はほとんど当たらなかったんだ。でも、あのガンスリさんの弾幕が
ヤファの気を逸らしている瞬間だけは、グレンの斧の味を存分に思い知らせてやれたんだ。
お礼を言いに行かなきゃ。最後に見た時は、ホロンに化かされていたけど大丈夫かな……。

516 名前:364♂クルセ(クラウス):08/02/26 22:35 ID:1+ow63zc0
>>500ノウン
ようこそ、ノウン。剣士系の同志が来てくれて嬉しいです。戦いに不安を感じるようなら、
俺でよければ稽古の相手になるよ!

>>187ラグナ
まだ悪い奴らと決まったわけじゃないが…いざとなったら全力でミーティアさんを護るんだ!
まだお会いしたことはないけど、もしこれから向かうフェイヨンで一時職同士がケンカしてる
のを見たら、問答無用で商人さんに味方するから!(←どことなく問題のある行動

>>496ルーシエ
こちらの意を余すことなく汲んでくれた貴方には、お礼を言いたいくらい。
謝ることなんてないよ!

517 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/26 23:48 ID:f4fP364VO
>>500 ノウン
いらっしゃい。その状況は辛そうだ…。
グレンも言ってたけど全力で走れば兄貴より早いはずだから頑張れ。
デカいから怖いかも知れないけど…。

>>505 グレン
(失敗は誰にでも。てか自分もミスしすぎorz)

>>507 ラグナ
どうでもいいわけがない。どう考えても役得だ!
ミルクはともかく…。

>>510 エルミド
(コメント用の口調が一定してない人がここにも!)

>>512 ルクス
無事退院出来るといいね。四日後か…行ってみようかな。

>>514 リエッタ
鼻ちょうちん?!
しかしホントいい筋肉してるよねグレンは。
あの腕にぶら下がりたいわ。

>>515 クラウス
(そういってもらえると助かります。これで心置きなく弄れ…げふんげふん)

518 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/26 23:55 ID:f4fP364VO
>>504辺りの続き)

夢を見ていた。まぁ、夢だと自覚してないが。

――以下夢の中。

伊豆Dから採ってきたニッパを大量に抱えてくるグレン。

「カニ爪は喰いにくいが旨いからな〜。お前らどんと喰え!」

山のようなにっぱを塩茹でにするとそれを豪勢に振る舞っている。
ある者は豪快に、ある者は少しずつニッパを平らげていく。

「ほら、ルーシエも喰えよ。一口で!」

ずいっと特大のニッパを差し出され、口に押し込まれる。

「ちょ、グレン!いきなりそんな大きなの口に入れられても
大きすぎて一口じゃ口に入りきらないよ!」

苦笑いしながら口からニッパを外し、手に持ち変える。

宴の延長。
皆の笑い声がその場に響いた。

――以下ベッドの上。

身震いすると溜まったシーツを抱き抱える。

「むにゃ…グレン……の…大きすぎて…口に入りきらないよ…」

寝たまま苦笑いしてベッドの上で私は寝返りを打った。

519 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/27 00:52 ID:DqfAZX29O
>>504じゃなくて>>514だ…やっちまったorz)

520 名前:500@ノウン♂剣士:08/02/27 00:57 ID:CdIB5UYG0
頭がどうにかなりそうだった。

以下、場面ごとのまとめ。

●東オーク村
  震える脚に鞭打ちするように北に向かって全力で駆け抜けて(意外と距離があったけど)なんとか突破。
  オークウォリアー・オークレディ・オークベビー総勢15体(少なく見積もって)に追われる結果に。
  しかも投げキッスよこすオークレディとほんのり頬染めてるオークウォリアーが数体いた始末。
  あの体躯に足音、独特な息遣いも相まって恐怖最高潮。思い出すだけでもおぞましい。
  暫くオーク村には頼まれても立ち寄りたくない。

●カタツムリ海岸
  ここってポイズンスポアの生息数少ないはずだよね?
  なんか7体のポイズンスポアに追いかけられたんですけど。
  途中、「えりんーぎ まいたけ ぶなしめじー」というフレーズが頭をよぎったけど
  そんな可愛いものじゃ断じてない、断じて。
  足がもつれそうになるもなんとか東に向かって突破。

●カエル海岸
  基本アクティブいないからここは安心かと思ったけど、甘かった。
  やたらとカエルの鳴き声が多いと思っていたら、トードに追われました。
  途中、「かーえーるーのーうーたーがー」というフレーズが頭をよぎったけど
  僕には人生の終わりを告げる歌にしか聞こえませんでした。死ね死ね団でも可。
  水溜りやぬかるみに足を取られそうになるも、なんとか東へ一直線に突破。

●バッタ海岸
  ここにも基本アクティブいないから安心かと思った。
  やけに足音が多いと思ってたらボーカルに。
  ここまでくると恐怖を通り越して笑えてきてしょうがない。
  自分の命が掛かっているのに関わらず、だ。
  誰かが捨てていった未鑑定の槍につまづいて追いつかれそうになった。
  振るわれた楽器が頭や体を掠めていたけど、何とか突破して、僕は元気です。

521 名前:500@ノウン♂剣士:08/02/27 00:58 ID:CdIB5UYG0

●プロンテラ西
  さっきつまづいた未鑑定の槍を杖代わりに、足を引きずるようにして歩く。
  ロングコートはボロボロになり原型を留めていない有様な上に、
  腰に下げてあったキンドリングダガーや、全財産である29zenyはどこかで落としてしまったようだ。
  だけどそんなことはもういい、こうして生きているんだからもうどうでもいいや。
  乾いた笑いをへばりつけながらズルズルとプロンテラの西門へと向かう。
  門の入り口に差し掛かったところで、急に視界が足元の地面で埋め尽くされた。
  どうやら僕はここで倒れ、気を失ったようだった。

そして現在、プロンテラの宿屋の一室にお邪魔しています。
宿屋の主人が言うにはカウンターに僕が倒れていたという。
僕は西門前で気を失ったのだから誰かが運んでくれたようなのだが、
丁度主人が不在のときだったらしく、戻ったときには僕だけが倒れていたそうだ。

姿も分からない恩人に心の中で感謝していると、主人から一つのシチューを提供された。
美味しそうだ。ここ数日、木や泥水しか口にしていない僕にとってこの上ないご馳走だ。
だからこそ貰えなかった。この無様な身なりに無一文の僕にはご馳走してもらえる権利なんてない。
だが主人は一言だけこう言った。

「温かいうちに食べなさい」

やがて僕は、感覚のなくなった震える指先で木製のスプーンをつかみ、一口だけすすった。
あたたかくて、美味しかった。
直後に視界が滲み、二口目からはやけにしょっぱい味になったいた。
黙々とシチューを口に運ぶ僕を、主人はただ見守っていた。

全部食べ終え、主人にお礼をしようと口を開いた瞬間、僕は嘔吐した。
この数日、まともな食事を口にしていなかった為、体が受け付けなかったんだろう。
数回咳き込んだあと、かすれる声で主人に謝罪する。
そんな僕を咎めることなく、主人はただ僕の頭をなでてくれていた。
再び視界が滲み出し、床に数滴、何かが頬を伝って滑り落ちていった。

522 名前:500@ノウン♂剣士:08/02/27 00:59 ID:CdIB5UYG0
ややあって、

「しばらくここで休んでいきなさい」

主人はそう言った。が、それだけでは申し訳が立たない。

「なら、ここで休んで体調を戻した後、しばらく住み込みで働いてはどうだろう?」 

働いて恩を返すことは考えていたが、住み込みでは迷惑が掛かる。
住む場所は自分で見つける、と主人に言ったが、
心身ともに衰弱していることと、無一文なことから難しいことを諭され、
結局主人の言葉に甘える形になってしまった。



>>507ラグナ 確かに剣士であることは助かったけど、装備は結局全部なくなってしまったよ。
  空き家の小窓や隙間から外を覗いていたけど、結局僕が滞在していた期間に人の姿は見えなかったよ。
  オーク村ってどの時間でも誰かしらいるものだと思っていたけど、そうでもないんだね。
  それはそうと男としての見せ所だね。だけど無茶はしないで欲しい。この先でも彼女の支えになれるのは君だけだろうし。

>>508 >>509エルミド どうやら祈りは天に届いたようだよ。
  無傷じゃないけど、生きてます、元気です。
  名前のことに関しては僕も知ったばかりだし、気にすることでもないよ。

>>511ルクス 東へ抜けて行った結果、更に散々追い回されたけどなんとか無事です。

>>513リエッタ オークレディも同じくらいに大きかったよ。オークベビーは1メートルあるかないかだったけど。
  ちなみにATKが一番低いオークウォリアーの攻撃ですら地面が抉れていたよ。
  もし、当たっていたらと思うと今でもゾッ……とするね。
  あの時は無我夢中で、話すとかそういうの考える余裕すらなかったよ。
  海岸付近の洞窟も、逃げることでいっぱいで目に入っていなかったな。

>>516クラウス 今はスプーン一つ持つのに精一杯な状態だから、体調が戻った後、機会があれば稽古をお願いしたいな。
  でも、Lv98のクルセじゃLv15の剣士なんて相手にとって不足もいいところだろうけど。

>>517ルーシエ 確かに辛い状況だったし、怖かった。
  でもこうして生きているし、宿屋の主人のお陰で今ではそれほど怖くはないよ。

色んなことがありすぎて疲れたのでもう寝ます。
みんな、おやすみ。

523 名前:(○口○*)さん:08/02/27 01:43 ID:xwybTABP0
>>500ノウン
乙彼

オーク村を北に抜けたら西に行けば安全にゲフェンに着けたはずだが後の祭りかw

524 名前:ラグナ@187♂商人:08/02/27 02:47 ID:meXbW1Yn0
>>500ノウン
生還おめでとう。
色々と大変だろうけどお互い頑張ろう。

さて、ちょっと気が向いたんで勢いで187と194までを掘り下げてみたんだ。
本当に勢いで書いたから色々とおかしい所があるかもしれない。
なるべく気にしない方向で。

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0191.txt

525 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/27 03:18 ID:MmPtrcGA0
>>489,>>513リエッタ 気を使ったと言うか、自然とそう脳内変換されてたと言うか・・・
         とりあえず今は女の身体だ、次から気をつけたほうがいいぞ。

>>491 117 あなたのSSも楽しみにさせてもらってますー。

>>492,>>511ルクス とりあえず、無事でよかった。実際結構危なかったんじゃないのか?

>>494,>>515クラウス またなんかドジでセクハラやらかさないように、とか言っておく。(ぁ

>>496,>>517ルーシエ ちょ!寝言危ない!というか今回のネタにさせてもらいました。

>>499,>>508エルミド 酒飲んだにしては、早い目覚め・・・なのかな?

>>500,>>520ノウン いらっしゃい・・・でいいのか?そしてプロまでお疲れ様。

>>502グレン 微妙に両手に花な状態、どうだった?おそらく驚きが殆どだっただろうけども。

>>507ラグナ ミーティア、か。とりあえずストーカーからはラグナが守らなくちゃいけないな。頑張れ!

526 名前:278♀忍者@如月朔夜:08/02/27 03:18 ID:MmPtrcGA0
以下>>514>>518辺りからの続き

「・・・ん・・・」
目が覚めると、ベッドに寝ていた。寝てしまったときはベッドじゃなかったから・・・
おそらくルーシエがベッドに運んでくれたんだろう。
しかし、その運んでくれたはずのルーシエの姿が見えない。
翌日のはずだからいきなりどこかに行く、って言う事も考えにくい。
起きたときに居ないのは少し寂しいが、近くにいるんだろうと思い、起きた俺自身の状況を把握することにした。
「少し汗と酒臭いな・・・」

・・・まあ皆と酒飲んだ後風呂に入った記憶ないし、仕方ないか。
朝だが風呂に入ろうと思い、武器等は置いたまま、風呂に向かう為部屋を出た。
・・・昨日打ち上げする前は閉じていたドアが開いている。
何があったのか覗いてみるとそこにはルーシエがいた。
「ここにいたのか・・・おねえちゃん」
ルーシエは寝ているみたいだし、何で自分達(二人)の部屋に居なかったのかは後で聞けば良い。
そう思い、その部屋を後にしようとしたその時だ。

「むにゃ・・・グレン・・・・・・の・・・大きすぎて・・・口に入りきらないよ・・・」
・・・え?
なにがなんだって?
寝言が聞こえてその言葉を認識した瞬間、俺はグレンを探して走り出そうとする。
色々と探さなければいけないかと思った俺の考えは杞憂に終わった。
なぜなら、
「うわーーーーーー!!!!!!!」
等とグレンの大きな声が風呂の方から聞こえてきたからだ。

俺は無表情のまま走り出し、飛び出てきたグレンの顔を蹴っ飛ばした。
「グレン、お前私のおねえちゃんに何をしたぁーーーーーーー!!!」
その声は宿中に響いてしまったかもしれないが気にしない。
俺は倒れたグレンの上に馬乗りになり、グレンを叩き(殴り?)続けた。(Str1だからダメは低い。)

ちなみに、なんで紅炎華とかをしなかったかというと、
宿の中だし、忍術で周りを壊してしまう事を避けたからだ。

(声:グレンすまん、ルーシエの寝言のネタを見て、こんな扱いになってしまった。)

527 名前:(○口○*)さん:08/02/27 11:13 ID:ZLvGPgaXO
>>524
GJ。こういうのも面白いな。なんか日記ぽくていい。

528 名前:グレン@♂BS(192):08/02/27 22:22 ID:rRNvex6Y0
>>507ラグナ
掘り下げれ。がんがん掘り下げれ。ところで祭りには出店するのか?

>>512ルクス
まぁ、何だ・・・休めるうちに休んどけよ・・・

>>522ノウン
えらい目にあったな、ご苦労さん。でも頑張ったじゃねぇか。
宿っていうとネンカラスの逆サイドか?

という訳で以下>>526の続き。

529 名前:グレン@♂BS(192):08/02/27 23:35 ID:rRNvex6Y0
「おはよ。」
「あ?」

フロから出たら、そこにすっぽんぽんのリエッタがいた。俺は一撃で石化した。
俺がフロから出て真っ裸で歩いててもコイツら中身は野郎だから別に気にしないだろう、とは思っていたが
フロから出た先に真っ裸の女がいるとは、予想の斜め上をインド式ドリルキックできりもみ落下だ。

「ほら拭け。」

呆然としたままの俺に、普通にタオルを放り投げてくるリエッタ。
いや待ておま前くらい隠せよオイなどと思っていると、
奴はこっちにとことこやってきて、唐突にぺたぺたと俺の体を触り始めた。

「いいよなぁ。筋肉」
「は?いや、ちょっ」

予想だにしない連続攻撃に、俺は目を白黒させた。いや何してんだオメー近い、近いって。
どうやらそれで赤くなってしまったらしい俺の肩を、リエッタは笑いながら小突いてくる。

「風呂でもオーバートラストか?朝っぱらから元気だねぇ」
「っ〜〜〜〜!あ、あのなぁ!」

ちげーよバカ野郎!つーか何なんだオメーは前から思ってたが無防備にも程が当たった今当たったから!

「はい、着替え」
「あの、ぅ。はい。ありがとう。って、」

落ち着け、マイサン!勝手にオーバートラストすんなこの馬鹿たれが!
やべぇ、これはやべぇ!逃げろ、俺!!

「うわーーーーーー!!!!!!!」

後ろを向いて超マッハで着替えた俺は風呂の扉をブチ破るように慌てて外へ飛び出した。
伊豆でリエッタが衛兵娘にヤク検査で剥かれてた時はこりゃ役得とガン見してたけどよ、
いきなりあんな無防備に真っ裸で目の前に現れたらお前目のやり場に困るってもんじゃ

「グレン、お前私のおねえちゃんに何をしたぁーーーーーーー!!!」
「たわばっ!?」

530 名前:グレン@♂BS(192):08/02/27 23:39 ID:rRNvex6Y0
横面に強烈な衝撃を食らい、首のあたりで「ぐぎっ」と音がした。
一体、何だ、こりゃあ。訳も分からず遠のく意識の中、俺はゆっくりと倒れていき――
思い切り背中を床に打ち付けた衝撃で意識が回復した。すると俺の腹の上に何か乗っていた。

「このサル!変態!鬼畜!逆毛っ!」
「うべっ、わぶっ、な、何すんだコラァァーー!!」

それは何故かブチ切れ全開の如月で、俺はマウントポジションでボカスカ殴られていた。
何だかよく分からんが如月の腕を掴んでひっぺがし、そのまま強引に肩に担ぎ上げる。
距離をとられると紅炎華とかで吹っ飛ばされそうだが、こうしてれば多分安全だ。
つーか首が。首が左斜め上を向いたまま動かねェ。メキシカンレスラーの空中殺法かこの野郎。

「離せ、このっ!」
「うっせぇ!プロレスごっこなら他所でやってろ!」
「プ、プロレスごっこはお前だろっ!お前は・・・お前はおねえちゃんに・・・」
「は?」

ああもう何だっつーんだ、意味が分からねぇ。訳は分からんがどうせまた何か誤解されてるんだろう。
肩の上でじたばた騒ぐ如月はとりあえず無視して部屋の奥の方へと向かって声を張り上げた。

「リエッタ!ルーシエ!どっちでもいいからちょっと来てくれっ!」
「ん?どうしたグレン?」

風呂場からひょこっと現れたのはリエッタ。バスタオルで前だけ隠し、心持ちにまにまして俺を見ている。
てめ、何だその顔は。ああ畜生、なんか負けた気分だ。肩の上でなにやら如月が声を失っているようだが――

「ていうかグレン、なんか首傾いてないか?」
「いやこいつがな――」
「如月、グレン、一体何の騒・・・ぎ・・・」
「!?」

ふと後ろから聞こえた声に、動かない首でぎぎぎと振り返る。
するとそこには、俺とリエッタを交互に見ながら何やら硬直しているローウィンがいた。

531 名前:グレン@♂BS(192):08/02/27 23:42 ID:rRNvex6Y0
(中の人:扱いなんて、面白けりゃ何でもいいじゃないか。気にしない!ガンガンいじってくれ。)

532 名前:(○口○*)さん:08/02/28 00:10 ID:GGgIoKIK0
ローウィンだ。
読みにくい分かりにくいという意見があったので、自分だけでも
出演レスを抽出してみた。

本当は全人物分やろうとしたのだが、不思議な力によってブラウザが終了されてしまったので
力尽きた。

ローウィン@233 ♀アサクロ
BaseLV95/JobLV64
>>195-224くらい
ゴキに囲まれながら登場。♂BSのグレンによって救出され、騎士団に保護されるも
長期逗留しすぎて追い出される。
>>233-269くらい
リエッタと合流を試みる。風邪をひく。
>>390-473
フェイヨン編。実は対ヤファ用バリアスジュルを隠し持っていたのは秘密。
酒に強いのはアサシンだから。たぶん。

533 名前:♀アサクロ ローウィン(233):08/02/28 00:20 ID:GGgIoKIK0
名前を忘れた。>>530の続き

うわーだのおねえちゃんだのの声で目が覚めたと思ったら、
横で寝ていたはずのリエッタがいない。
叫び声に呼ばれて外に出てみると、
グレンが如月を肩車していて如月はその上で暴れている。
かと思ったら、リエッタがタオル一枚の姿でグレンを見ながらニヤニヤ笑っている。

その横ではルーシエが寝こけている。


…何がなんだかわからない。


ロ「…とりあえずリエッタ、女の子なんだからその姿で歩き回るのはやめなさい」
リ「へいへい」

ロ「あとグレンは落ち着いて話をするように」
グ「いやそれは俺じゃなくてコイツに・・・」
グレンが反論しようとしたが、何かを言い切る前に…
朔「問答無用」ベチッ
グ「あだっ」
如月のチョップが顔面に炸裂した。

534 名前:♀アサクロ ローウィン(233):08/02/28 00:30 ID:GGgIoKIK0
ロ「あー、如月もちょっとこっちに来なさい」
朔「え・・・わわっ」
返事を待たずにグレンの肩から、如月の腰を抱えて
自分の肩に移し変える。

冷静に話をさせるには場所と時間を変えるのが効果的と聞いた。
時間だけは変えられないので、場所を移すことにする。
ロ「とりあえず、中に入ろうか。あとグレン、場合によってはアイアンクローね」
グ「ちょ!?いや俺被害者だってば!」
グレンの弁明をとりあえずスルーして、部屋に入る事にする。
ロ「さあ、中に入って」


グレンは正座している。
別に促したわけじゃないのだが、何故か自発的に正座した。
女性陣が全員立っているからか?ルーシエはまだ寝ているが。
ちなみにリエッタは既に着替えていた。

ロ「…で、事の発端は何?」

(今日はここまで)

535 名前:419ルクス@♂ガンスリ:08/02/28 00:46 ID:Y+pWq+OK0
>>514リエッタ 最初の頃に覗かれたときと比べて余裕が出てきたね。良いかどうかは判らんけど…。

>>518ルーシエ その寝言はヤバイって。誰か聞いてたら誤解を招くだろうなぁ。

>>522ノウン すまん、ゲフェン行き西ルートの事を失念してたわorz
      けど連続でボスに出会うとはとんでもない運だな。

>>524ラグナ もしもまだフェイヨンにいるなら会えるかもね。
      あと好きな娘は体張ってでも守れよ、何時ぞやのペノメナの時みたいにな。

>>526如月 死んだ時の為に『目が覚めたらNHだった』という不謹慎なネタを用意していたのはここだけの話。

>>528グレン そちらも気をつけて。俺の見立てが確かなら、女難の相か何かが出てないか?

>>534ローウィン そちらのチームのまとめ役、お疲れ様です。



一言に診察といっても、俺は怪我よりも錯乱の件が主だった為か診察というよりカウンセリングって感じだったな。
余談だけど俺を見たのは普通の医者ではなく、スタイル良くて美人な女教授だった。
反応としては『回復は順調だが様子を見る必要がある』といった所だろうか。
あとは診察中、後ろにはフリージアしかいない筈なのに殺気に近いものを感じたなぁ。
診察後に彼女を何処からどう見ても不機嫌だった為、結局昼過ぎまで彼女のご機嫌取りをしていたのは言うまでもない。
それと小声で『わたしだって後数年すればきっと大きくなって…』とか小声で言っていた事も気にしない事にする。

しかし…気にしてたのか(何のことだか判りませんがw)。

536 名前:リエッタ@悪女(231):08/02/28 04:23 ID:QRopVCyv0
珍しく深夜に載せてみる。

>>499 エルミド@♂殴りプリ
(中の人:すまない。ミサについて調べてたら行く前に終っていた。待ってたらごめん)

>>518 ルーシエ@♀殴プリ(324)
大きくて、かわいかったよ。ぇ?鼻ちょうちん。

>>521 ノウン♂剣士
サバイバルおつかれ。何か入用だったら言ってくれ。持って行くよ。

>>525 ♀忍者@如月朔夜
説教はもう勘弁してくれorz

>>530 グレン@♂BS(192)
(中の人:拾いにくいかな、と思ってた。いや、流石だw)

>>535 ルクス@♂ガンスリ
気分は最早、オヤジギャル。

>>534♀アサクロ ローウィン(233)
お姉さままで説教モード!?

537 名前:リエッタ@悪女(231):08/02/28 04:27 ID:QRopVCyv0
>>534の続きから

「――というわけで」
 俺は、事のてん末までローウィンへ語り終わった。
 ルーシエも出てきて、俺の話を寝ぼけ眼でニヤニヤしながら聞いている。
「な。俺の言った通りだろ?」
 黒一点のグレン。紅蓮だけど黒だ、と思った。
「要するに、リエッタに驚いて飛び出したグレンが、ルーシエの寝言を誤解した如月に殴られた」
「うん、そう」
 俺はローウィンの説明に相槌を打つ。
「私、自覚ないけどねー」
 半眼で無責任にのたまうルーシエ。
「寝言だったのか。グレン、ごめん」
 ローウィンの肩の上から謝る如月。それじゃ逆に失礼だろ、と思った。
「あぁ、わかればいいさ」
 すもうを取っていたという誤解が解けたグレンは気色を取り戻していた。
「ときに。リエッタ」
「は、はい」
 お姉さまから突然、お声がかかる。
「なんでそう、お前は無防備なんだ?」
「へ?」
「そうだ。俺の時だって。お前はなんで明け透けなんだ!」
 と、二段重ねのトーテムポール、ローウィンと如月が迫ってきた。
 俺はベッド脇まで後ずさる。
「いや、まてまてまてまて。二人で寄るな怖いから」
「「待たない。怖いのは当たり前だ。怒ってるんだから」」
 なんという以心伝心。と関心するほどのハーモニー。 
「いや、まぁ聞いてくれ。知っての通り中身はアレだし。まぁ、そのグレンは」
「「グレンは?」」
 一瞬言いよどむ。頭の中を探して見つかったのは、伊豆の麻薬騒動。
 そしてフェイDでの、生死を共にした仲間だ、と思った。
「グレンは……知らない仲じゃないし」
 伊豆Dでひん剥かれたことを思い出した。
 少し恥ずかしかったのでうつむいた。
「は?」
「あれま」
「なっ!」
「ちょっ!!」
 
 その後、正午の鐘が鳴るまで説教は伸びに伸ることになった。

538 名前:ラグナ@187♂商人:08/02/28 07:09 ID:TBjzMZ3s0
この流れにニヤニヤが止まらない。そんな感じの俺>>524

例の二人組なんだが、ミーティアも気づいていたというか、なんというか。
あまりにも怪しいんで、コイツ、その二人に張り付いて行動を調べてきたんだと。
なんて危ない事をしてるんだか。とは思ったが、
いざという時のテレクリくらいは持たせてある。髪留めのクリップがそれだ。

その結果、驚くべき事実が明らかになった。
ああ、夢なら覚めてほしい。冗談だと言ってくれ、信じたくねぇ。
あいつらの標的は俺。
いや、俺というよりもこのラグナだったんだ。

539 名前:ラグナ@187♂商人:08/02/28 07:24 ID:TBjzMZ3s0
何とかして誰も巻き込まずに決着をつけたいところだが、
間違いなくミーティアは首を突っ込んでくる。
もしバラバラに行動するとすれば…フェイヨンの鎮魂祭。
炊き出し隊長だった俺は当然ゲスト扱いで呼ばれてる。こんなやっつけ役職投げ捨てたいが。
何か行動を起こすとしても、午前中ぐらいなら一緒に回れるだろう。
まだ数日あるし、悪あがきでLvくらいは上げておこう。みー坊にはばれないようにしないとな。

鎮魂祭はでかい祭りになりそうだ。

540 名前:(○口○*)さん:08/02/28 10:27 ID:1ToFlUnwO
いい加減なりきりやりすぎじゃないか?
限定された人しか楽しめないし
スレの半私物化状態になる

541 名前:(○口○*)さん:08/02/28 10:46 ID:jUmsodgI0
>限定された人しか楽しめない
俺には、できるだけ多くの人を楽しませようとする、書き手の苦心が感じられるが。
もうちょっと心を広く持とうぜ。

>スレの半分私物化
自由参加型の流行にそんなこと言われてもな。
「踊る阿呆に踊らぬ阿呆」だ。

542 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/28 12:59 ID:MLRLOterO
>>537の続きから)

すっかり寝坊してプリーストのくせにミサにもでなかった私ルーシエ。
誤解を生む発言をしたリエッタは如月とローウィンが説教中。
私はグレンの肩と首を揉んでいた。

「朔がごめんね。また早とちりして」
「いや。誤解されんのは慣れっこだ。気にすんな」

グレンは首をコキッと鳴らす。ヒールもかけたしもう大丈夫かな?
ローウィンと如月はリエッタへの説教でこっちのことは見えてないらしい。


「さて、私も今のうちにお風呂いってくるかな〜…グレンも一緒に入る?」
「ぶっ!おま…何を――!」

冗談だったわけだがグレンの反応につい悪戯心が顔を出した。

「私の寝言が誤解させちゃった原因みたいだから…背中ぐらい流そうかなって」

笑みを浮かべながら後ろから首に腕を回し背中に体を押し付けて耳元で呟く。
つか首太〜。背中ひろ〜。

「中身は男同士だから気にすることはないだろ?裸の交流ってやつだ。
あぁ、寧ろ男に背中洗われる方が気色悪いか」

つかこんな事してる私が気色悪いな。

543 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/28 13:01 ID:MLRLOterO
……そろそろ退いとくか。
パッと体を離すと少し赤面した顔がこちらを向く。

「冗談だよ冗談」
「お前なぁ、さっきの今でそんな冗談は止めてくれ…」

グレンの可愛い反応ににやけた笑みを浮かべながら風呂場へ向かう。
入り口から顔だけ出してグレンに向かい
「のぞくなよ?(ニヨニヨ」
と言うと
「のぞかねーよ(汗」
と返事が返ってきた。いや、覗かれても困るが。

風呂に入れば慣れない長い髪を洗うのに苦労して、あがるころには昼近くだった。
しかし見事な洗濯いt…いや、なんのことだかわかりませんが。

544 名前:(○口○*)さん:08/02/28 13:13 ID:67xW0z8W0
テーブルトークRPGはこんな感じにすすむのかなぁ。

久しぶりに覗いたら面白いことになってる。
小説スレからなりきりスレにかわってたんだね。
自分としてはこっちのほうが面白い。
参加しやすいって人も多いんだろうな。

でも
そろそろ背景が良くわからない状態になってきてる。
まとめWikiというか設定Wikiがあるともっと楽しめるかもしれない。

545 名前:(○口○*)さん:08/02/28 13:22 ID:1ToFlUnwO
>>541
他の人が参加できない空気作り出してるのは
誰でもなくなりきりしてる人だと思うがね

546 名前:(○口○*)さん:08/02/28 13:28 ID:uDWPhFZh0
どうでもいいけど、中の人からのレスとか萎える。
ましてや、なりきり内で出会ってないキャラにレスとかTRPGのタブーだろ、と考える俺TRPGスキー。
なりきりなら、「中の人などいない!」じゃねーの?

547 名前:(○口○*)さん:08/02/28 13:36 ID:jUmsodgI0
>>545
最近の一週間に限っても2月21日に>>419さん、2月26日に>>500さんが
参加している現状で「他の人が参加できない。」と主張するのは、無理が
あると思うよ。
 それに>>540の貴方の意見に沿えば、117さんの書くSSだって「限定された人しか楽しめない」
という弱点を抱えているし、その読み手とここで交流しているという点でも、なりきりをしてる
人達と同様なんだけど、そっちは良いのかい?

548 名前:(○口○*)さん:08/02/28 13:45 ID:jUmsodgI0
>>546

うーん、俺なんかには、ここのなりきりやSSがTRPGと同じなのか分からん。
そもそも、書き手や読み手の中には、TRPGとか、そのお約束事なんて知らない
人も多いんじゃないか?(ちなみに俺などは、TRPGの存在は知っていても、詳しい
ことなど全く知らないってクチだ。)細かいことは気にせず、漫画でも読むような
感じで楽しめれば充分じゃね?

549 名前:(○口○*)さん:08/02/28 13:50 ID:LBKkecLO0
だからTRPGなんやろ。
レスはPL会話ってやっちゃな。
つまりはこれはなりきりではない――なりきりだと、厳密な適用するスレだと今の進行は鼻で笑われる形式だし。

で、参加自体は自由だけど現状プレイしてる人間のレス頻度に追っつける人間でないと参加できないので、実は結構敷居高い。
ネタ振りも一応は全員きちんと拾うんだけど、結果そろそろいっぱいいっぱいになってるようにも見受けられる。
なので新規参入しようにも、現状こなしてるネタの流れとは別の流れを作ろうとしても拾いきってもらえないだろうと見えて参加を躊躇してしまいがち。

なにより致命的なのが、内実を知っている人間同士集まった結果別にRO世界に放り出された、というような印象ではなくなってしまったこと。
今やってるのは「ファンタジー世界で、別性混じりのキャラ集まってgdgd楽しくやってます」という奴で、そりゃまあいまいち参加しにくいわいね。

過疎よっか良いんだが、さりとてこれが主流になるのもなんか違う気がするですたい。

550 名前:(○口○*)さん:08/02/28 14:05 ID:Sar9C1rXO
どうもなりきりと言うより、SS書きがリレー小説感覚で遊んでるだけに見えるのは俺だけか?
書き手によって主人公が決まってて、必ずキャラ視点で話が進むのを除けば、
本質的にはリレー小説のように見える。

まぁ、書き手の大部分が一ヶ所に集まって流れが一本になるのもずっと続く訳じゃないだろう。
適度に流れが分散してくればまた中に入りたくても入れないって人にとっては変わってくるんじゃね。
このノリが生理的に受け付けない人とかは南無だが。

551 名前:(○口○*)さん:08/02/28 14:16 ID:jUmsodgI0
 参加者が増え、しかもその交流が活発になっているのが最近の特徴なんだよな。
それ以前は剣に成りきったり、セシル=ディモンのようなMobに成りきったりして、
比較的短期間に完結するネタが多かった。今、そのようなネタを投稿しづらい
空気になっているとは思えないな。
 今の流行に乗ってる人のレス頻度を見てみても、各人で差があるけど、参加者が
そのことを気にしてるようには見えない。自キャラなりきりでも>>244さんみたいに、
完全に独自のペースを保ってる人もいる。
 結論:まだまだ、今の流れに乗らず、自分の好きなネタを披露する土壌は、残っている
んじゃないかな?

そろそろ自分の必死ぶりが、自分で笑えてきたぜ…orz

552 名前:(○口○*)さん:08/02/28 14:25 ID:uDWPhFZh0
まあ、小説方式でもTRPGのリプレイ方式でも好きな書き方でいんじゃね?
>>1のテンプレにも「小説なんかも大歓迎」って書いてあるんだし、もともと妄想をつづる場所だし。
まあ、リプレイなのかリンク小説なのかはハッキリしてくれと、少しもにゃもにゃ…

553 名前:再誕 −RO−:08/02/28 17:44 ID:UPRbG7A3O
妄想を綴ろう(表現しよう)って事だから小説形式でもリプレイ形式でも読み手が理解出来る表現であれば良いのかもね。
小説書きたい自分はうぷろだに上げれば問題無いけどリプレイだとうぷろだに上げたりする時に纏めとか大変そうだなぁ。

って事で約2年ぶりにうぷろだに上げてみました。
お暇なら読んでやって下さいまし。orz

554 名前:(○口○*)さん:08/02/28 20:19 ID:pFfW0jUX0
人の数だけ意見がある…というのは頭じゃあ判っている事なんだけれどね。
全面的否定はされていないのだろうけど、他の人の意見を見てしまうと投下するのに少し躊躇してしまう俺がいる。
他の小説書きの人も同じ様な感じなのだろうかと考えてしまうと、複雑な気分になってしまう。
そんな自分は419ルクス@♂ガンスリ。

こういうリンク小説っぽい流れが嫌だと感じる人がいるなら、何か工夫しないと…と思ってしまう。
とりあえず今は、今までの様に投下してみる。

555 名前:419ルクス@♂ガンスリ:08/02/28 20:20 ID:pFfW0jUX0
(以下>>535の続き)

昼食を食べた後、俺は窓の外を眺めながらこれまでの事を考えていた。
ちなみにフリージアはこの部屋には居ない。午後は別な仕事があるそうだ。

 ―ここはROの世界…なんだよな

何度そう思っても実感が沸かないと言うのが、今の俺の心境である。
病室という密室空間にいる為、情報不足というのも理由の一つだろう。

そして俺はベットの脇にある机上の本に眼を向ける。
フリージアが「暇だったらこれ読んでみてください。面白いんですよ」と気を利かせて置いていったものだ。

 ―今は少しでも情報を仕入れるべきだな

フリージアに心の中で感謝しつつ、本に手を伸ばす。

「ええと何々、『月刊ラグ』『世紀末カプラ伝説』『長靴を履いた葉猫』『Payon Walker』『今日から始める殴リンガー入門』…。」

…フリージア、君は一体…。

556 名前:(○口○*)さん:08/02/28 21:00 ID:Aa+EcSJ60
>>553
シリアス路線だとばかり思ってたら最後の最後で吹いたwww
飲んでたコーヒー牛乳返せw

557 名前:364♂クルセ(クラウス):08/02/28 21:48 ID:x4c/AejF0
俺の意見を述べさせてもらうと、>>541さんや>>550さんに近いな。この場で妄想を披露し、
共鳴してくれる人とリレー小説を回すようにして遊ばせてもらってる。リプレイ
とか、TRPGの何たるかは分からないな。その流れに乗ってくれる人が増えるのは嬉しいけど、
それにつれて読んでくれる人達にとって、流れを追うだけでも大変になっていくという点には
ジレンマを感じるなぁ。>>550さんの指摘する通り、このノリを生理的に受け付けられない人
には申し訳ない。でも今まで過疎ってきたこのスレの最近の流れには、それが完全に絶える
までは乗っていたいな。だから、ルクスさんのように今まで通りに書いていきます。
よろしく。

558 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/28 22:48 ID:MLRLOterO
(個人的にはなりきりやTRPGというよりは、多視点型リンク小説
という感覚で読んでいただけるとよいなと思っています。
○○side…とか、その頃○○は…みたいな感じで。
その時の話の中心になるのは書き手の用意した主人公、というだけです。
>>557同様、長文になりやすいためレスを追う負担は懸念するところ
ではありますが少しでも分かりやすくするためのコテハンと文頭の
アンカーですのでご理解頂きたい。
新しく参加してくれる人も出てきて流れを楽しめる人が盛り上がる一方で
合わない人が出てくるのは本当に申し訳ない。
ですが、保守しないと落ちてしまう状態の頃よりはいいと思うので
私はもう少し続けてみようと思います。

559 名前:364♂クルセ(クラウス):08/02/28 22:54 ID:x4c/AejF0
フェイヨンに出発する前に、プロンテラ城のクルセイダーの詰め所に顔を出した。
マスタークルセイダーのミケル様に今回の件を報告するためだ。ミケル様は、うなずきながら報告を聞き終えると俺に、
この後どうするのかと尋ねてきた。俺は自分の予定を答える。

「ほう、フェイヨンへ行くのか。実は、王国軍からクルセイダー隊に、そちらへ支援物資を届けるよう依頼が来ているのだ。
ひとつ、頼まれてくれないかね?」

俺は、ミケル様に命じられれば従わなければならない身のはず。命を下せば済むことなのに、なぜわざわざこちらの意向を
聞いてくるのか、今ひとつ腑に落ちない。それに、国土が惨禍に見舞われたのに、なぜか機嫌が良さそうだ。俺はとりあえず、
そんな疑問を飲み込むと踵を「カツン」と打ち鳴らし、改めて直立不動の姿勢を取る。フェイヨンの復興を手伝いたい俺に
とって、この依頼はまさに「渡りに船」だ。喜んで受けたさ。

ミケル様の部屋を出て、控えの間に入るとクルセの同僚、ブリッテン・ヒルドがと目が合った。ちょうど良いので、俺は
ミケル様と会っていた時に感じた疑問をブリッテンさんにぶつけて見る。何か思い当たることは、ありませんか?

「なに、そんな複雑な話じゃないよ。クラウス、お前は確かに十字軍士の一人として軍籍にあるが、それ以前に冒険者だろうが。
王国軍の指揮下にないお前に、軍の仕事を手伝わせようというんだ。だからミケル様は、お前の予定に気を遣って下さったんだろう。」

なるほど。そういえばミケル様は、ご機嫌のようにお見受けしましたが、何か良いことでもあったんですか?

「いやあ、クルセイダーになった冒険者は、なかなかミケル様に会いに来る余裕がないだろ?そんな中お前が訪ねて来て、
自分で事件を伝えてくれたのが、嬉しかったんだろうさ。報告なんて、とっくに軍から届いているのにな。」

部下をアゴで使うことなく、そんな小さなことを喜んでくれるばかりか、遅い報告を咎めもしないお方か。
うん、やはり素晴らしいお方なんだな……。

限界まで荷物を背負わされて涙目のペコを励ましつつ、俺はその手綱を引いてフェイヨンに向かって森の中を
歩く。すると、精悍な気合が聞こえてくるではないか。見れば、一人の商人さんが武器を素振りしていた。

「こんにちは!訓練か?精が出るなぁ。」


俺は商人さんに声をかけると、彼に歩み寄った。

560 名前:364♂クルセ(クラウス):08/02/28 23:08 ID:x4c/AejF0
>>278如月朔夜
>>192グレン
>>233ローウィン
>>324ルーシエ

なんと息のあった幕間狂言。思わず噴出してしまったじゃないかw
何か飲んでなくて良かったよ。

>>187ラグナ
というわけで、貴方に接触してみた。俺は今から、貴方の俎上の鯉です。

>>419ルクス
俺がお見舞いに行く頃には、すっかり元気になってるかも知れないね。
それにしても、フリージアさんとの間柄がうらやましいぞ。

>>500ノウン
いやいや、こっちに来て早々、フェイヨンで戦う機会こそあったけどな。
本来、このキャラが持っていたであろう実戦の勘をどれくらい、取り戻せたかは
アヤシいもんだ。お手合わせしたら、俺が一本取られても不思議じゃないと
思うなぁ。そうなったら、ミケル様には内緒に頼む。

561 名前:29とか104とか182の人:08/02/29 00:59 ID:JDn1r8Uh0
前スレ94さんのSSを読んでから、自分もずっと性別転換ネタを書いてみたくて
ついやってしまったが後悔はしていない

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0198.txt

これは前編、後編はまた明日にでも
暇潰しにでもよかったら読んでみて欲しいです

562 名前:29とか104とか182の人:08/02/29 01:09 ID:JDn1r8Uh0
>>491=>>117
今回のフィーナとリディックの話は、俺自身もこれとほとんど同じ経験をしてて
他人事とは思えずに読んでしまった…
今後がめちゃくちゃ気になるぜ

>>524
プロ北のバフォ様、実は礼儀正しい(?)ボスだったんだな
実際ROの世界のボスの存在ってこうなんじゃないかって、普通に納得してしまった。

>>553
>>556と同じく最後のくだりで壮絶に吹いた件

563 名前:グレン@♂BS(192):08/02/29 02:52 ID:NPioP9TX0
(中の人:個人的にはTRPGのルールもなりきりのルールも知らないし、リレーこそ本筋とも思ってなかったり。
今の状況も、人数が増えそれぞれの進路がぶつかり絡みが発生する中で
出来上がっていった半ば自然発生的なものだと捉えています。
だから今までは大きな流れの中でリレー小説っぽい事やってたけど、
何日かすれば一人旅で紀行文風のものでも書いてるかもしれない。
ともかくネタがあり読んでくれる人がいる限り、気侭に出没するつもりです。)


>>538ラグナ
色々やばそうだな。しかしそれはつまり、中の人がこっち来る前に何かあったってことか。
ccする前のリエッタみたいな状況だったらサポートは呼んでおいた方がいいぜ。

>>553
最強装備すぎる。思いつく限りの意味で。

>>555ルクス
フリージアとは気が合いそうだ。・・・変な物コレクター的な意味で。

>>559クラウス
早速向かったのか、早いな。ルクスによろしく。

>>561
妙な気分にどぎまぎする姿が目に浮かぶようだ。
それにしても羊って体はもふもふ、口元はもっさもっさ、って感じだよな。

そういえばステとかスキルとか晒してなかったから一応俺もここで晒しておこうかと。
http://uniuni.dfz.jp/skill3/bsm.html?10JbsXjSaNasdnjSeAqsJl
補正込み支援抜きで、STR121 DEX70 LUK53 ピッキ、サイン、ギャングスカーフでATKブースト済

(以下>>543の続き)

564 名前:グレン@♂BS(192):08/02/29 03:36 ID:NPioP9TX0
騒ぎも落ち着いたところで一息つき、俺は身支度しながらまだ騒がしい方を横目で見た。
トーテムポールに怒られて情けない顔をしているリエッタと目が合ったのでニヤニヤしておく。
一瞬俺の方を睨んだリエッタは、話を聞いているのかとトーテムポール(上)に怒られた。まぁお相子って奴だ。

「さてと、そろそろ出かけるか。」

首の調子を確かめ、愛用の高級サングラスをかけて熱血鉢巻をぎっちり締める。
そして最近手に入れたお気に入りのギャングスカーフを巻き、ドゥームスレイヤーを肩に担いだ。

「じゃ、ちょっとゼニ稼いでくる。」
「待て、金庫破りじゃないだろうな。」
「違げーよ!!」

真顔で俺を金庫破り呼ばわりするローウィンに怒鳴りつつ、ふと鏡に映った自分の姿を目に留める。
・・・俺は悪くない。悪くないぞ。

「炭鉱だよ、炭鉱。金がないからな。そろそろ鍛冶屋の本領発揮だ。」
「・・・そうか。ならいいんだ。それじゃあまた。」
「おう、じゃあな。」

階段を下りてフロントで金を――払いに来たんだよ。手ぇ上げるな。後ずさるな。
このフロントの姉ちゃんは一体俺を何だと思ってやがるんだ、全く。
金を払ってから財布の中を見ると、最初の所持金からどうも半分以下に減っているようだ。
フェイでの戦いでメマー撃ちまくったのが最大の原因か。テンション上がりすぎだろ俺。

――とにかく、無駄にテンションが上がりすぎるとロクな事がない。
最初の頃、フルブーストを避けていたのもフェイ戦のように暴走するのを恐れたからだ。
戦闘に慣れるために少しずつブーストをかけるようになった。
俺の戦闘はどうにもスプラッタになりがちな上に被弾も激しい血みどろの戦闘スタイルだ。
なので正直、精神的には結構クるものがある。だから一歩踏み出すには勢いが必要だ。
お陰で結構戦闘には慣れてきたが、問題は暴走だ。これを克服するためにも炭鉱で狩りをしようと思う。

と、言う訳でカプラの倉庫から荷物を出して準備していると、向こうからエルミドがやってきた。
そう言えばミサに行くとか何とか言ってた気がする。

565 名前:グレン@♂BS(192):08/02/29 03:36 ID:NPioP9TX0
「よう、ミサの帰りか?」
「や、やぁグレンさん。そうだよ。」
「・・・?」

何だろう。エルミドが超気まずそうに目を逸らしてどぎまぎしてるんだが。
むちゃくちゃ目が泳いでるぞ?一体どうしたってんだ。・・・まぁ、いいか。

「今帰りって言うと随分早いな。いつごろ行ったんだ?」
「ひ、日が出て間もない頃にね。起きてそのまま真っ直ぐ大聖堂に向かったよ。真っ直ぐにね。」
「へぇ。随分早いんだな。何だしっかり聖職者してるんじゃねぇの。」
「あはは。そ、それよりルーシエさん知らないかな!?み、見なかったんだけど。」

慌てたように急に話題を変えようとする。訳が分からねぇ。
・・・訳分からねぇけど、まぁいいか面倒臭ぇ。

「ああ、あいつは同じプリでも寝坊だったぜ。俺が起きたのはもう朝飯時くらいだったけど
 目ぇ覚めて横見たらまだ爆睡してたぞ。いやその後も起きねぇ起きねぇ。」
「ええええ!!?ちょっ・・・」

大げさに驚くエルミド。つーか驚き過ぎだろ、どんだけ模範的なプリースト。
しかし、確かにあの騒ぎの中爆睡し続けたルーシエは相当なもんだが。俺より寝起き悪いだろアレ。
何があったか話して聞かせてやろうかとも思ったが、説明が面倒臭いので適当に端折ってみる。

「まぁ、その後リエッタがいきなり脱いでたり如月が絶叫しながらドロップキックを放ってきたり
 色々とんでもねぇ大騒ぎになってたんだけど、それでも寝てたからな。多分俺より寝起き悪いぞアイツ。」
「・・・・・・そ、そうなんだ・・・あは、アハハハハハハハ・・・」

どことなく乾いた声で笑うエルミド。何となく俺と目を合わせようとしないのは気のせいか。
つーか何か顔色悪くね?・・・まさか昨日の料理に中ったんじゃねえだろうな。

「・・・エルミド、大丈夫か?腹でも痛いのか?」
「い、いや腹っていうか。腹っていうか・・・心が・・・」
「ははは、教会行ったら懺悔したい事でも見つかったのか?」

何やらもごもごと言いよどんでいるが、とりあえず具合が悪いって訳じゃないらしい。
・・・ん?そうだ。折角このタイミングでエルミドと出くわしたんだ、誘ってみるか。

「じゃ、じゃあ俺は宿n」
「俺これから炭鉱行くんだけど、一緒に来ねぇか?」

566 名前:ラグナ@187♂商人:08/02/29 06:09 ID:V8iA666z0
決まったルールであれこれすると、余計参加できなくなる可能性があるんだぜ。
SS専用とかなりきり専門というわけじゃないんだ。頭を切り替えてそこにある物を楽しもう。
大雑把な俺>>538。おや、バトンが来ている。押し付けないと。

どれほどLv差があっても、前衛戦闘職×2に商人一人では勝ち目が薄い。
相手がJOB1ならザコ同然だし、翻弄する事もできるが。時間は等しく流れる。
敵が強くなってもおかしくはない。じゃあどうするか…
「こんにちは! 訓練か? 精が出るなぁ。」
よし、アンタ誰だ。
「テラヒドスwwwwwwwwwwwwwwww」
おお、見事なまでのショックぶり。ちょっと待て、そこまで落ち込まなくても。
「こっちだと初対面だったよな。俺がクラウスだ」
一瞬で立ち直って決めるところだけはしっかり決めるクルセ。半ば強引に握手させられる。
あー、こっち汗ですごい事になってるんだけど、まあいいや。
「なにやら物騒な事になっているな」
そりゃ、大荷物背負ってるお前さんのペコのほうが物騒だぞ。あ、倒れた。
「ぺこぉーーーーーーーーーー!」
血相を変えてペコを介抱しにいくクラウス。
どう見ても無理させすぎだろそれ。手分けして1人と1羽で持てば良いじゃねーか。

567 名前:ラグナ@187♂商人:08/02/29 06:25 ID:V8iA666z0
それはそうと、こんなところまで何をしにきたんだ?
「何って、フェイヨンまで(大荷物を指差して)コレを届けに」
じゃあ、ここどこか言ってみよう。
「フェイヨン。厳密なら迷いの森。違うのか?」
よし、じゃあそこに見える港町の名前は?
「……」
絶叫しないでくれ。耳が痛い。
「すまん! 俺てっきりフェイに向かってるんだと思ってた。間違いじゃないって信じてた!
 まさか俺まで迷うとはぁぁぁあぁ!」
謝るのは俺にじゃない。そのペコにだろう。
あ、もう行くのか? ちょっと待ってろ。俺特製おにぎりがあるんだ、持って行ってくれ。
完全とは言えないが、限りなく日本の物に近い味のはず。その身体に合うかはわからないがな。

ペコと同じ速度で走る徒歩クルセを初めて見た…気がする。
よし、俺も腹減ったし飯食う…か…?
やばい、クラウスに渡したおにぎり、ミーティアの作ったほうだ。

568 名前:再誕 −RO−:08/02/29 10:50 ID:xUuHE7NNO
>>561
何かほのぼのとしてて良いね(゜∀゜)
読んでてすんなり周りの風景とかがイメージ出来るし、書く毎に少しずつLvUPしてる?
是非続編書いてくれ、続きが気になる(;´Д`)

もふもふ良いよもふもふ、漏れのはバニルだからもふもふすると顔中液体まみれになるが・・・orz

569 名前:(○口○*)さん:08/02/29 10:51 ID:xUuHE7NNO
名前消し忘れた・・・orz

570 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/29 11:21 ID:+lbypmBmO
ルーシエだ。
ローウィンに習って現状自己まとめをしてみる。

ルーシエ ♀プリ BaseLv95/Job50
S=A>D>I 半支援殴り型
↓スキルはこんな感じ
ttp://uniuni.dfz.jp/skill3/pri.html?10gXaxsXdAhEadrosNqA1jX

>>324-342あたり
生体1Fの一角で目覚める。戦い(でもなかったけど)を挑むも敗走。
プロ南に戻るもポタの悪影響でダウン。

>>347-385あたり
如月と接触。自称お持ち帰り編。

>>386-465あたり
フェイヨン編。大聖堂のシスターに無理矢理前線に放り出される。

>>482-543あたり
宴の翌朝編。グレン女難の相。


>>553 再誕の人
お帰りなさい。+9ゴブ面とは…やりおる。続き、楽しみにしてます。

>>555 ルクス
フリージアとは気が合いそうだ。洗濯板的な意味で。いや、何のことだかわかりませんが。

>>559 クラウス
部下に気を使う上司か…うらやましい。うちのシスター達ももう少し
話を聞いてくれりゃいいのに。

>>561
そのもふもふは悪意あるもふもふ。きっとそのうちキャッスリングで
酷い目に…!とか思う私はもふもふスレに毒されてる。

571 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/29 11:27 ID:+lbypmBmO
>>564 グレン
さすがNo.1トラブラー。説明下手に定評のあるDIO様らしい説明だ。

>>567 ラグナ
修行がんばれ。というかクラウス南無。

(以下>>543辺りの続き)

「朔〜、終わった?」

髪を拭きながら戻るとトーテムポールは分離してリエッタは真っ白だ。
こりゃ相当絞られたな。南無〜。

「あ、おねぇちゃん。お風呂行ってたんだ」
「うん。おかげでさっぱり」
「ぼそっ…(一緒にはいりたかったな…)」

今よからぬ事が聞こえた気がしたが気のせいってことにしとこう。

「行くなら早くいっといで〜。部屋に戻っとくからあがったらご飯食べにいこう」
「うん。いってくる」

タタタとお風呂に向かい走っていく如月を見送って残りの2人を見る。

「ところでローウィン」
「ん?何だ?」

振り返るローウィンに向けて荷物からポーチを取り出し質問を投げる。

「化粧の仕方知らない?化粧品はあるんだが使い方がよくわからん」
「…何故私にそれを聞く?」

再確認するがお互いに中身は男。

「ガーターの事も知ってたし、化粧の仕方も知ってるんじゃないかと。
自己流じゃやっぱ綺麗に出来ないんだ」

如月やリエッタは化粧いらないくらいナチュラルで可

572 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/02/29 11:32 ID:+lbypmBmO
(中の人:途中で切れてたorz)

如月やリエッタは化粧いらないくらいナチュラルで可愛いからな。
知ってそうな大人の女性(?)に聞くのが手っ取り早い。

「てことで知ってたら教えて」

573 名前:シーバ@♂セージ(188):08/02/29 14:37 ID:O58Xb2OSO
みんな元気そうだな。こちらシーバ。潮風が日焼けにしみてしょうがない漁協の居候だ。
そっちの男どもは色々と役得で羨ましいな。クラウスとエルミドは災難だけどよ。
てかDIO様、もしかして天然?

ちなみにこっちはむさ苦しい海の男と肝っ玉が服を着たような浜辺のおかんに囲まれた潤いのない職場で困るぜ。
送ってもらった米の酒が俺の心のガソリンだぜ。ありがとよ。

フェイの祭りの話は俺も聞いたぞ。ワルターがうちの大将に話持ちかけて
こっちの海の海産物を祭りで売ることになったらしい。山の中の街じゃ南海の特産品とか珍しいだろ。
俺?行ける訳ねぇだろお尋ね者だぞ。暫くは輸送に使う氷をCBで人力製造の日々だよ。
まあ、お前ら俺の分まで祭りを楽しんできてくれ。じゃあまたな

574 名前:リエッタ@悪女(231):08/02/29 20:58 ID:kjIEGGT10
>>549
TRPGはスゴロクみたいなものという程度の認識しかないよ。
ただ、PL会話ってのはなんとなく分る。
本来なら、2ch系の掲示板では、リレー小説は難しい。
ツリー系が一番望ましくあり、本筋とは別に感想またはコメント、連絡とかいったモノを作るからね。
無いからやった『中の人』だったんだが、もうグダグダになっちまった感だな。
的確な意見をありがとう。

キャラクターのやり取りをネタにしすぎてROと関係がないお話になっている、
という懸念はあったな。これも反省点か。
だが、スレの上の方でも誰か言ってるが、ネタが出尽くしている感があるからな。
どうしたものか。
なによりそれがイヤというか、面白くないからリレーやってしまったからなぁ。

しかし、リレーをやりすぎたってのもあるね。
大失敗した俺が言うのもなんだが、
今後リレーやるならニ、三人程度の規模でやったほうがいいかもしれない。
又、一巡したらネタ振りした人が一応落として終わるとかね。

>>551
心労痛み入るよ。
骨を折ってくれた恩に報いたいところだけど、なんか俺もだるくなってきた。

正直、ここらが潮時かね。

575 名前:エルミド@338 ♂殴りプリ:08/02/29 21:25 ID:4Una6QJC0
しばらく来ていなかったら おや、スレのようすが・・・!?
冗談はさておき、なりきり続行が難しいと判断されれば
SS形式で単独で続けていくつもりではあります。

ひとまず忘れ去られたと思ってたらしっかりフッてくれた
>>565グレンさんに答えてみる。

長くなったのでうpろだ↓
ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0199.txt

なんだか変な感じになってしまった。

576 名前:(231):08/02/29 21:30 ID:kjIEGGT10
 潮時かね、という言葉が頭の中で響き、リエッタは我に返る。
 正面から、怒声が聞こえたリエッタは、顔を上げた。
 見知らぬアマツ人が激昂した面持ちで罵倒を浴びせかけていた。
 少し向こうでは、プリーストとアサシンクロスが白粉を塗りたくりながら談笑している。
 特に拘束されている風もなく、三人から敵意や殺意が無かった。
 だが、状況が理解できなかった。
 ともかく、現在位置を確認するべく窓から外を見た。
 漆喰の壁と石畳から、見慣れたプロンテラであると分った。
 日は、頂点に近い。
(……張り込み)
 懐へ手を入れ、裏地に縫い付けてある蝶を引き裂いた。
 瞬間、視界が暗転してここ数日の、見慣れた砂の町へ戻ってきた。
 リエッタは何故あそこに居たのかを考えた。
 答えは無い。寝て起きたらあそこに居た、としか認識できなかった。
 リエッタは、役目をはたしていないことに危機感を持った。
 現在の日にちを確認するべくグラリスへと話しかけると、一日ほど経過していることが分った。
(ケイが、役宅からそろそろ来る)
 一週間の交代だった。一日すっぽかしたことが知れたら、あの堅物は親友だろうと許してくれない、と考えた。
 リエッタは砂の大地をヒールで蹴り、俺が自宅と勘違いしていたあのボロ屋へと駆けていった。

 遊んでくれた皆には感謝してもしたりない。
 じゃあね。このスレの皆に俺のような黄昏が来ないことを祈ってるぜ。

577 名前:364♂クルセ(クラウス):08/02/29 21:33 ID:mp2u3J5l0
>>574
気持ちは、分かる気がするよ。フェイヨンの盛り上がりが一段落した時点で、一回区切りは
ついてるしな。さびしいが、いつまでもこんな流行は続かないってことは、誰もがわかって
いたと思う。
 でも、リエッタを含め他の人達がここまで作り上げてきた雰囲気は、とても楽しかった。
俺みたいなのが、途中から飛び込みたくなるくらいにな。この流行がいったん終わりを告げ、
もし次にこんなリレーを回す人達が現れたら、人数は本当に二、三人で済むやら。その意味
では、こんな祭りは今回限りの試みになるかも知れない。
 来てくれたばかりの人もいることだし、このスレ一本くらいか、そこまで行かなくとも
次に一段落つくまで続けてみないか?

578 名前:364♂クルセ(クラウス):08/02/29 21:45 ID:mp2u3J5l0
おおっと、書いてるうちに問いかけが手遅れになるとは…。
こちらこそ、貴方にはいくら感謝しても足らない。>>574で書いた誘いに
乗ってもらえれば幸いなんだけど、引き止められまいな。
でもここまで流れを引っ張ってきてくれた貴方がいなくなると、なんか
心に穴が開くような思いだ。俺も少しずつ、もと来たSS形式に引き下がろう
かな。少なくとももう一段落つくまで、皆さんと一緒にいさせてもらいたいと
思います。それまで、どうぞよろしく。

579 名前:29とか104とか182の人:08/02/29 23:07 ID:RgoEcIEj0
>>561後編です

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0200.txt



毎度ベタベタすぎる展開ですまん

580 名前:29とか104とか182の人:08/02/29 23:19 ID:RgoEcIEj0
レスくれた方本当にありがとう!
自分が書きたい、伝えたいものが少しでも通じてるようでマジ嬉しい

>>574
あまり深く気にする必要ないと思うよ
間違いなくこの流れはこのスレに活気をもたらしたし、楽しめる人が増えたと思う
ただ読み手が増える以上、否定的な意見が出るのは仕方ないことだと思うんだ…

気楽に戻って来るといいぜ、リエッタ
また会えるのを楽しみにしてる

581 名前:(○口○*)さん:08/02/29 23:41 ID:hfrf9WPu0
自主規制された妄想を見たかった (1/20)

後編も楽しめました!
なお、羊様が使うスキルは「キャッスリング」で正解です。
たまにはカッコイイ羊様がいたっていいじゃなーい。

582 名前:グレン@♂BS(192):08/03/01 00:01 ID:tfYrtlGi0
>>574
まさか急にこんな事になるとは思わなかった。残念だが仕方ないか。お疲れさん。
伊豆といいフェイといいついさっきまでといい、本当に楽しかった。ありがとう。

それにしても出先で>>574を見た時は徐々にフェードアウトして居なくなっちまうのかと思ったら
なんとも思い切りのいい引き際を・・・このトスは俺が受け取った!

って訳で以下>>575,>>576の続き。

583 名前:グレン@♂BS(192):08/03/01 00:44 ID:tfYrtlGi0
「ヤニ。」

唐突に手を出して一言、そう言ったエルミドの顔を俺は一瞬きょとんと見ていたと思う。
煙草を口に咥えたままぽかんとして――事態を飲み込んで思わず笑いが漏れてきた。
急にニヤつきだした俺を見てエルミドは怪訝な顔をする。

「いやいや、調子が出てきたみたいだなと思ってよ。」
「ん?」
「いやさ、朝の件といい結構聖職者なキャラなのかと思ったら、何かイイ感じになってきたじゃねぇの。」
「・・・何だよそれ」

笑ってエルミドはヤニを受け取る。この分じゃ火も持ってないだろうと思い俺のを貸そうとしたら
そっちは自前のを取り出して火をつけた。・・・ああそうか、冒険者なら火は持っておかないと普通に困るよな。
ヤニに火をつけたエルミドは、煙を肺いっぱいに吸い込むと実にうまそうに吐き出した。
闇に溶けて消えていく紫煙に満足げな表情を浮かべている。これはいいなまぐさ坊主。

「それはそうとグレン・・・宿は大丈夫なのか?帰れる状況なのか?」
「?大丈夫に決まってるだろ。」
「決まってる、って言い切るかそこを・・・今頃超修羅場なんじゃないのか?」
「・・・何で?」

・・・と、校舎裏が似合いそうな取り合わせでヤニを吸いながら談笑していると
再び闇の向こうが瘴気にざわめいた。ああ、来るぞこれは。忙しくなりそうじゃねえか。
ヤニを踏み消し立ち上がると、エルミドは滑らかに聖句を紡いで祝福を降ろす。
俺も大きく息を吸い込んで――

(グレン、大変だ!リエッタが――リエッタがおかしいんだ!)

突然、頭の中にルーシエの声が響く。こっち来て2度目のwis受信・・・ってリエッタがおかしい?
どうもただ事ではなさそうだ。ルーシエの声は明らかに動転している。いつものバカ騒ぎじゃない。
俺と顔を見合わせたエルミドにもどうやら同じ内容のwisが来ていた模様。
顔を見合わせて頷く。予定変更だ。

「グレン、帰るぞ!」
「おう、ポタ頼む!」

584 名前:500@ノウン♂剣士:08/03/01 00:51 ID:49slOST+0
今の流れは、TRPGリプレイやリレー形式というよりは、
それぞれの作者がそれぞれの主人公を持ち寄って妄想し合い、
この人ならどんな妄想を持ち出すだろうかと
バトンを渡してネタを共有する形なんだろうと思っています。

僕がここに書き込み始めたのは、以前SSとして投下していたものが完成の日の目を見なかった為、
キャラクターがある程度成長するまでを基盤として独自の路線を進み、
あわよくば皆さんとネタを共有して進められたらいいな、と思っていたのが本音です。
もしそういうのが生理的に受け付けないのならば、
一応、自分の中での決着のつけ方ははっきりさせたいので、
このまま独自の路線でSS投下という形で行こうと思っています。

勝手な言い分かもしれませんが、何卒ご容赦願います。

以下、宿屋からプロンテラ出発までの駄文。
少し長くなったのでうpろだに↓

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0201.txt

585 名前:500@ノウン♂剣士:08/03/01 00:52 ID:49slOST+0
>>523 >>535ルクス
僕も言われるまでゲフェン行きへのルートというか、
ブリトニアMAPの存在を完全に忘れていました。呪いか何かの一種ですかね?
あとボスって遭いたくないときに遭うのがROにおける鉄則だと思っています。
これらってトリビアになりませんか?

>>524ラグナ
ありがとう。そちらのほうがもっと過酷な状況なのが気がかりですが……。
クラウスがそちらに向かったことから助っ人としては申し分ないと思うけど、
決して無理はなさらぬよう。

>>525如月朔夜
お邪魔してます。ありがとうございます。
そしてあっさり復活してしまいました。

>>528グレン
ありがとう。頑張りました(敵前逃亡的な意味で)。
僕のお世話になった宿は位置的にはネンカラスの逆サイドで合ってると思いますが、
立場としてはライバル視している一店という感じでしょうか。
宿屋の主人が「最近ネンカラスに客を取られて云々」とか
「あそこの女将は昔から云々」とか言ってましたし。

>>560クラウス
こっちはこの世界に来てから一度たりとも武器を振っていないし、
魔物と遭遇してもエスケープオンリーだったし、
そんな僕が敵うとはとても思えないんだけど……。
もし機会があればご指南の程よろしくお願いしますよ。

>>274リエッタ
貴方は僕がこの物語を綴る大きなきっかけをくれた一人です。
急なことで名残惜しいですが、今までお疲れ様でした。
僅かな時間でしたが、楽しいひと時を与えて下さりありがとうございました。

586 名前:500@ノウン♂剣士:08/03/01 00:54 ID:49slOST+0
>>582グレン
割り込みしちゃったアッー!
ごめんなさい_| ̄|○

587 名前:♀アサクロ ローウィン(233):08/03/01 01:09 ID:6pegmjN20
そろそろ書き込んでもいいかな|-`)

588 名前:グレン@♂BS(192):08/03/01 01:15 ID:tfYrtlGi0
wWw。o0(間違って続きを消しちまったなんて言えねぇ・・・

589 名前:ラグナ@187♂商人:08/03/01 01:22 ID:k1lWk+YO0
この流れでなぜか、俺の最終回っぽいSSを思いついた俺>>567
コレの公表はまだまだ先だ。wktkされても出さないぜ。
正直、叩き手出現→書き手居なくなる→スレ再過疎化の流れは好きじゃねーがな。
>>574
懲りもせずまた来てくだされ。何を言われても俺はまだまだ居続ける。

590 名前:グレン@♂BS(192):08/03/01 02:00 ID:tfYrtlGi0
俺たちが戻った時にはもう、リエッタは宿にいなかった。
急に蝶の羽で飛んだらしい。一体どうしたのかとwisを飛ばしたが、どうも拒否されているようだ。
俺たちもwisを飛ばしたが結果は同じ。しかし一言反応を返してきたあの声音は――

(さっきから誰だ!私に構うな!)

――あれは同じ声だが、別人だった。確かにリエッタだが、俺たちの知っているリエッタではない。
ローウィンは呆然としていて、ルーシエは突然の事態に動転する如月を宥めながらも困惑している。
ただ、思い当たる事がひとつだけあった。確証もなければ前触れもない。だがそれでも。

「リエッタさんはもしかして・・・元の世界に帰ったのか?」

ぽつりと、エルミドがそれを口にした。ローウィンが弾かれたようにエルミドを見て――
ややあって寂しげに口元をほころばせた。

「この先帰る方法を探すにしろこの世界で生きるにしろ、リエッタは私が守ると決めていたのにな。
 ふふ、まさかこうも早く先に帰ってしまうとは思いもしなかったよ。」

部屋の中に沈黙が降りる。あんなタイミングでお別れなんて、と如月が憮然と呟いた。
ルーシエはかける言葉を見つけられないようだった。・・・畜生、苦手だこういう空気。

「あー、とにかく!状況からすると十中八九中の人は帰ったって事だろ?
 いつか帰らなきゃ困るんだからそれでいいじゃねぇか。寂しがってもしょうがねぇって。
 ・・・ああもう、情けねー顔してないでお前らメシでも食って来い!」
「ってグレン、どこ行くんだ?」
「露天見て来る。武器材料集めるのもダリィからここで一発足りない分買ってくるわ。」


・・・思わず早足で出てきてしまった。クソ、苦手なんだよああいうの。
俺が場をどうにか出来る気がしねぇ、畜生。大体出てきちまったけどどうするんだ。
ゲーム内で見るほど露天チェックとか気楽に行けねぇぞこりゃ。

「・・・・・・」

思わずカートの方へ目をやると、例によって端っこからなんかの斧の柄が突き出ていた。
・・・ああ、もういいや。スッキリしねぇから暴れてこよう。


(中の人:>>586気にしない。ってか完璧俺のミスだから。
     しかも途中寝落ちて長引いたのは内緒。いや申し訳ないorz)

591 名前:♀アサクロ ローウィン(233):08/03/01 02:09 ID:6pegmjN20
自覚したくはなかった。
出会いがある以上、別れはいつか訪れる事も薄々気付いていた。
それでも、この桃源郷のようなひとときを出来るだけ長く味わっていたかった。

リエッタがいなくなった。
それだけで、自分の中での世界が変わっていくのが痛感出来た。
宴はいつか終わる──そんな台詞が頭に浮かんだ。

初めて出来た可愛い妹分だった。
こいつと一緒に楽しみたい、こいつを幸せにしてやりたい。
そう思える奴だった。

”今までありがとう。それと、ごめん”
最後に耳打ちが届いた、気がする。
彼女なりのけじめだったのかもしれない。

自分が何故ROの中に入り込んだのか、今ならわかる気がする。
リエッタやルーシエ、如月、グレン、エルミド。それとクラウス。
皆と出会えて本当に楽しかった。

そろそろ、私も区切りをつけなければなるまい。

592 名前:♀アサクロ ローウィン(233):08/03/01 02:10 ID:6pegmjN20
私たちのような存在は、ROの世界にとっては異世界から来た人物だ。
「異世界」のキーワードは、シンプルな答えを導き出してくれた。

ルーンミッドガルドにとっての異世界は、ヴァルハラが該当するだろう。
レベルが上限に達した冒険者は、一度ヴァルハラを経て
再度ルーンミッドガルドへ降り立つ。
私は、その世界の継ぎ目に着目した。

「ヴァルキリーに会いに行く。もう戻らないかもしれない」
ルーシエにそう告げ、宿へチェックアウトする事を告げる。
「どうして!?」
追いかけてきたルーシエの問いかけに、私はこう答えた。
「やはりリアルに帰らなければならない。
この世界は、あくまでも夢なんだ。」

私は言葉を続ける。
「夢がいけない事だとは思わない。ただ、それだけを見ていても駄目なんだ。
人として、歩みを止めてはならない」

「今度会う時は、違う姿で会える事を願うよ」
そういい残して、私はカプラ職員に転送を依頼した。

593 名前:♀アサクロ ローウィン(233):08/03/01 02:11 ID:6pegmjN20
「ようこそ、異世界より訪れし者よ」
私の推測は当たった。
「異世界よりの来訪者の貴方が私の元を訪ねてきたという事は、
この世界と決別する覚悟が出来たと見てよろしいですね」
私はその問いに、首を縦に振って答える。

私は今、ヴァルキリーの前にいる。
転生している私にとって、ヴァルキリーに会うこと自体はさして難しくはなかった。
ただ、覚悟が必要だった。それ故、躊躇われた。

ヴァルキリーが言うには
ヴァルハラを経て元の世界に還るという方法は、いくつかある手段のうち一つであるという。
死もその方法のひとつであるそうだ。
他にどんな方法があるのかまでは教えてくれなかった。

594 名前:♀アサクロ ローウィン(233):08/03/01 02:11 ID:6pegmjN20
「用意はいいですね?別れの時間です」
ヴァルキリーの下に立ち、目を閉じる。

「一つ」
走馬灯のようにこの世界での記憶がよみがえる。
「二つ」
ワクワクも、悲しみもあった。
「三つ──」
この経験があれば、また違った人生を歩み出せるだろう…。

595 名前:(○口○*)さん:08/03/01 02:21 ID:6pegmjN20
ローウィン編は以上です。
もうちょい続けても良かったんだけど、まぁ区切りってことで。
ネタはまだもう少しあるので、SS書きは止めないと思います。


今までに出てきた意見について、自分なりに意識してた点を話したいと思います。

1.自分はリレー小説だと思ってた
2.でもキャラクターとしての性格を切り分けようとしたら、キャラとしてのレスと
書き手としてのレスが混ざってしまった

その為、なりきりと認識されてしまった部分もあると思いました。
これについては、自分もちょっと変かな?と思っていた部分もあるので反省です。


こっからチラ裏っぽく
このスレでSS書きを始めた自分ですが、
SSを書き続けるのって結構根気というか、モチベーションの持続が必要だと感じました。
逆に言えば、根気さえあれば結構頑張れると思ってます。
悪い点などがあれば読んでる人から指摘してくれると思うので、
その辺は気にしなくてもいいと思います。

596 名前:(○口○*)さん:08/03/01 03:30 ID:nvnpguMuO
続けてもらっても、やめてもらっても構わないと思ってたクチだけど
跡濁しまくって去るのだけは勘弁して欲しかったかなー
そんなことされたら、見てる人も残る人もやりづらくて仕方ない
リレーと関係ない普通のSSまで、感想つけにくくなってる感じだし

引っ掻き回していなくなるっていうのは、他の人のことを考えてない
つまり、スレを私物化しているのと何にも変わらないんだよね
ひっそりとフェードアウトするように消えるのが一番

597 名前:419ルクス@♂ガンスリ:08/03/01 06:08 ID:9S7OIAtc0
>>574リエッタ
貴方が最初の帰還者になるとは思っても見なかった。
時には皆を引っ張り、時には場を撹乱するその自由な発想には敬意を表します。
自分を含め何人かは貴方が居なければ、存在すらなかった様に思えます。
サヨナラは言いません。いつかまた、会える日まで。

>>594ローウィン
最後の勇姿、しかと見届けました。
どんな時でも目的を間違えず直進し、役目を果たすその姿はアサシンクロスらしい行動だったと思います。
引き際もまた、見事でした。
お疲れ様です。いつかまた、会える日まで。

>>560クラウス
>>563グレン
>>570ルーシエ
…フリージア人気だなぁ、ここまで人気が出るとは思わんかったわ。
皆に気に入って貰えるのは嬉しいけど、余りにも人気が高いと主役の座がフリージアに渡りそうで怖いw

>>573シーバ
そっかぁ、来れないか。氷はまとめてFDじゃあダメなのかな?衝撃に弱いかな?

>>585ノウン
作品投下の方向性を考えるのは大事だよね。
確かにボスは会いたくない時によく会うような。もしかして仕様?

598 名前:419ルクス@♂ガンスリ:08/03/01 06:09 ID:9S7OIAtc0
(以下>>555の続き)

この世界にだって医者はいる。しかし商売あがったりなのが現状だとか。
怪我の治癒や体力回復等には、即効性のある聖職者の回復魔法が多用されていると言われば納得出来る話である。
しかし聖職者側の負担が大きくなる為、医者が大抵の治療・止血を行い、回復魔法は体力回復に勤める事が多いらしい。
何でこんな事を書いているかと言うと、先程トイレに行った時に聖職者達が忙しそうにしている光景を目撃したからである。
その光景から今回の月夜花事件の被害の大きさが伺えてしまい、同時に自分の強運に感謝したくなる。

あの後も色々と診察を受け、思ったより疲れてたのか自分が思っていたより早く寝てしまった。
俺に同行者がいる事を前提条件として、外出許可が出せるようになったと聞いたのは翌日の朝食時。
とはいえ、今の時点で外に用事はないのでさっさと全ての診察を終えて退院を早めた方が良いよな、と思っていたが―

「プロンテラからの補給物資が届いていない?」
「はい。予定では昨日午後に到着予定でしたのに、今だ音沙汰無しなんですよ」

その補給物資の中には、治療に使う薬品やら包帯やらも含まれているらしい。

「成程。それで俺に『探しに行きたいから付いて来て欲しい』と?」
「えっ、どっどうしてわかっちゃったんですか?」

…そりゃあ朝食と一緒に医療所預かりになっていた俺の荷物一式を持って来れば察しは付くだろ…。

「じゃあまずは、部屋から出てってくれないか?」
「ええ〜、一緒に行ってくれないんですか?」
「…外出する為に着替えるから、一旦部屋の外に出てくれないか?」
「〜〜〜〜〜ごっごめんなさい(///)」

真っ赤になってドアの外に走っていくフリージア。頼むフリージア、これ位察してくれ…。

599 名前:(○口○*)さん:08/03/01 08:10 ID:s2VbepdkO
>>596
禿同
>>595とかも、うだうだ言い訳並べ立てて女々しいわ…

なりきりの文章も普通のSSも
他の人が感想書きにくい雰囲気ってどうなのよ
俺はそれで作品が投下したくてもできない

600 名前:グレン@♂BS(192):08/03/01 08:16 ID:jgcImAbEO
オークゾンビを轢き潰す。赤コウモリを叩き潰す。吼えて猛ってもやもやを叩きつける。
元々俺は帰る方法を捜していた。見つかればあいつらともお別れだ。
最初からそのつもりだし、今もそれは変わらない。
恐らくここに来るのも帰るのも方法はひとつではなく、リエッタはなんらかの条件を満たしたのだろう。
いつかは自分で捜して辿る道。でも今こうして八つ当たり気味に暴れているという事は
結局俺も他のメンバーと同じ気持ちだという事になるんだろう。

リエッタとは短い付き合いにはなったが、随分バカもやったし、背中を任せて修羅場をくぐり抜けたりもした。
初めてまともに行動を共にしたのもリエッタだ。少しくらい荒れて何が悪い。
言い訳のようなことを考えながら、俺は骨兄貴をメマーナイトで叩き割った。


狂気が切れるまで暴れて少し頭が冷えた。リエッタはいなくなったが、代わりに分かった事がある。
何もしていなくても急に現実に戻る場合もあるという事、そしてその条件は恐らく複数あるということ。
要は現実からこっちに来るのと似たようなもの、いやファンタジーな分戻る方が楽だろう。
俺達は世界を楽しみながら帰り道を探せばいい。宿で奴らとも話してみるか。

601 名前:グレン@♂BS(192):08/03/01 08:52 ID:jgcImAbEO
と、勇んで出てきた挙げ句初歩的ミス→中の人HPゼロというオチで今頃書いてたり。
半端なとこで切れるわうまく繋げられんわで本当申し訳ない。

あとローウィンの中の人もお疲れ。俺はまだ暫くこっちにいるよ。
まぁCC前のリエッタの例もあり根本的に帰る方法思いつかないしな!

602 名前:たまに単発ネタ投下する人:08/03/01 10:45 ID:nDvKqVB60
確かに、ゴチャゴチャしてきた感はあるかもしれないが
過疎るよりも活性化していた最近の流れのほうが好きだったのにな。
誰かさんがケチをつけたおかげでリエッタ役の人とか降りてしまったのが
ちともったいない気もするよ。

なりきり?TRPG?RO自体がオンラインゲームだよ 
大まかな流れは同じだが、それぞれの視点から話が進行するのもいいんでない?

自分はラノベ感覚で読んでましたよ?

603 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/03/01 11:17 ID:2Zu/ggGuO
一晩明けたら大きな動きがあったみたいだ。ともあれリエッタ、ローウィンの中の人、お疲れ様でした。
自分はまだこの世界を見て回ってみる事にします。気が向いたらまた帰ってきて下さいな。
(こっちじゃ異邦人なのに帰ってくるって言うのもおかしな話だけども)

(以下>>590辺りの続き)

グレンが出て行って暫くして私とエルミドに大聖堂から勅令が下った。内容は
フェイヨンの被災者の救済と鎮魂祭に向けての手伝い。冒険者に属する以上、
強制ではないらしいがどちらにしろ私はフェイヨンに行くつもりだったし
居なくなった仲間を思い落ち込み続けてるわけにもいかない。
帰る方法も、まだハッキリとしたわけではないのだ。

赤くなった瞳に溜まった涙を拭いローウィンに教えてもらったやり方で崩れた
化粧を直し身支度をする。そういえばさっきから如月の姿が見えない。
……今はそっとしておいた方が得策だろう。私も時間が欲しい。

身支度を終えてフロントに如月とグレンが訪ねて来たならばフェイヨンに向かったと
伝えてもらうように頼み、エルミドと別れ宿を後にして徒歩でフェイヨンに向かう。
今は…兎に角考える時間が欲しかった。


翌日、砦を抜けてフェイヨンにつけばまだ事件の傷跡は色濃く残っている。
否応なしに体験した惨事が頭をよぎった。
「だめだ。今はさっさと臨時の医療所に行こう」

私は先に教えられていた被災者が多く収容されているという臨時の医療所に向かった。

604 名前:500@ノウン♂剣士:08/03/01 11:17 ID:49slOST+0
誰も気付かないほどの微妙な修正をしました。
以下修正された駄文↓

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0202.txt


>>597ルクス
遭いたくない時に遭うボスのことは、ゲームの時は仕様だと思っていたけど、
こっちの世界では魔物の動きが活発になってきている影響だと思っています。
決して僕の運の所為ではないと主張します。
それにしてもラグナといい、貴方といい……何て羨ましい環境なのだろう。

>>601グレン
RO関連と寝落ちは切っても切れない関係なんだと思います。
滅茶苦茶な文を綴っている僕に比べれば、充分上手く繋がっていると思いますよ。

>>233
今までお疲れ様でした。
僕のほうは自分の決着のつけ方を綴れるまで続けようと思います。

605 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/03/01 11:19 ID:2Zu/ggGuO
臨時医療所はフェイヨンで一番大きな宿を利用していた。なるほど、これならば
大人数の収容も可能だろう。私は勅令の書類を確認し、診療所の扉に手をかけ
……ようとしたが内側から唐突に扉が開きカウンター気味に顔を打ちつけた。
「いったぁ……」
顔を抑えてうずくまると扉を開けたらしい看護帽を被った♀アコと
アコを叱る♂ガンスリが出てくる。
「バカ!だ…大丈夫ですか?」
「ご…ごめんなさいっ!」

いや…大丈夫、と言おうとしてアコと視線が交わる。お互いの身体的特徴を
認識してか、どちらからともなく手を差し伸べ握手を交わした。

……もっとも、ガンスリの人は何が何だか分からないという顔をしているように見えた。

(ここでルクスに投げてみる。時間軸が微妙な所なのでスルーして貰っても構わない)

606 名前:364♂クルセ(クラウス):08/03/01 13:43 ID:iOO8jDcr0
>>233ローウィン
お疲れ様。貴方とリエッタのコンビプレイは、このスレの至宝だった。
これからもSSを書いてくれると聞いて、少しだけ寂しさが薄れるよ。
もしこの出しゃばりに一行でも出る幕があったら、どんなに好き放題に料理
してくれてもいいからな!

>>576リエッタ
叶うことなら貴方とは、もう少しゆっくりお別れがしたかった…。
こう言うのも未練がましいけど、いつでも気軽に戻ってきてくれ!

さて…名誉ある「ミーティアの手料理・試食体験第一号」の座は誰にも
渡さないんだぜ!ということで、続き。

607 名前:(○口○*)さん:08/03/01 14:27 ID:3TQMlrgU0
またただの文句垂れが出たのか
ふいんき(笑)だぁ? 誰も止めろなんて言いやしねーよ
手前で勝手にビビってんじゃねー

608 名前:364♂クルセ(クラウス):08/03/01 14:56 ID:iOO8jDcr0

>>567の続き

 俺は、慌てていた。思わず、ラグナの耳がすぐ傍にあるのも忘れて、雄たけびを上げてしまったほどだ。
もらったおにぎりのお礼もそこそこに、フラフラのペコを急き立てて、フェイヨンへの道筋に戻ることにする。
ラグナはさぞかし、「なんと暑苦しい奴だろう。」と思っただろうな。

 それでも、お互いの事情を伝え合うことくらいはできた。フェイヨンから来たという旅人に道を尋ね、ようやく
正しい道に戻る。目的地には、だいぶ近づけた模様だ。ペコの視線は、いよいよ哀れっぽくなってきた。
まだ昼前だし、いったん休憩しよう。道を見下ろす木陰でペコの荷をほどき、腰を下ろす。

 俺は、ラグナと交わした会話を反芻していた。シーフと剣士につけ狙われているのか。だからあんなに
必死で修行していたんだな。俺も剣士の端くれ。しかもFleeなら、そこらのシーフには引けを取らないはずだ。
慌ててその場を辞してしまったが、今にして思えば対人戦の練習相手くらいは、務まったかも知れない。
それにしても、敵の剣士は金髪でDOP頭だと?そんなに俺に似た奴に、悪さをされてはたまらん。
情報が下手に伝わったら、俺は今度こそルーシエ姉妹の手でバーベキュー&ホムーランされてしまうだろう。
ラグナより先に奴らを見かけたら、有無を言わせず憲兵隊に突き出してやる!
思わず身震いしながら、そう心に決める。

 ああ、そういえばおにぎりをもらったんだっけ。腹が減ってきたな。そらペコ、お前も食え。
おお、何だ。この青く炊き上がった米は!さすがは商人。食材もミドガッツ大陸の珍味を取り寄せた
に違いない。あれ……おかしいな。世界が…ゆがむ…うちゅうの ほうそくが みだれる!

609 名前:364♂クルセ(クラウス):08/03/01 14:57 ID:iOO8jDcr0
 気がつくと、太陽はすでにだいぶ、西に傾いていた。
いけねぇ!どうやら、あれから三、四時間ほどペコと仲良く気を失っていたらしい。
昼間でも迷子になる森だ。暗くなってから抜けるのは、まず無理だろう。
でもダメだ。立てねえ。俺は地面を這いつくばって、ようやく緑色草を見つけると、ハーブを
ペコと分け合った。それでやっと、だいぶマシになる。すまん。ペコ、もう少しの辛抱だ。

 一人と一匹で荷物を分担し、どうにか歩き出すことが出来た。ペコはふらつき、人間は
剣を杖に、真っ青な顔で体を「く」の字に折ってるけどな。あのガンスリさんを見舞う前に、
こっちが見舞われたらシャレにならねぇな。こんな状況なのに、思わず笑みがこぼれる。

 お、この地形は…ようやく、フェイヨンの門があるマップまで来られたのか?ここはその
南端かも知れない。でもなんで、あんな所にかがり火が見えるんだろう。近づいてみると、
どうやらフェイヨンの兵が検問をやってるようだ。無理もないな。あんなことがあった後じゃ。
でも俺の任務も、これでようやく達成か。
 あれ?おい、こっちに槍を向けるな。取り囲むな。腹に続いて耳までおかしくなったのかな?
聞こえてくる言葉が、どうも信じられねぇんだ。

「カーリッツバーグめ!ここは通さんぞ!」

そういうことか…って、納得してる場合じゃねえ!誰か、助けてくれ!

610 名前:エルミド@338 ♂殴りプリ:08/03/01 18:45 ID:fp/ktKcB0
>>574>>594 リエッタさん ローウィンさん
ひとまず、お疲れ様でした。
元々お気楽進行のスレだった(と思う)ので
あまり気負いしなくておkと言いたい。
いつもスレチェックしてるので、またいつでも投下してください。

>>579
ユフィは俺の嫁
・・・と思ったが衝撃の結末が。やっぱりマヤの嫁。

しかし完全に中の人のレスになったなあ・・・。


ここから>>603の続き
またまた長くなってしまったのでtxt形式
ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0203.txt

611 名前:364♂クルセ(クラウス):08/03/01 19:20 ID:iOO8jDcr0
>>610エルミド

微妙に混乱させてしまった時間軸、そうやって戻してくれたのか。ありがとう。
ツッコミ所を訂正しないでおいて良かった。このキャラの、少し粗忽な所を
活かしてくれて嬉しいです。

612 名前:419ルクス@♂ガンスリ:08/03/01 19:27 ID:OdALR3ml0
>>567ラグナ ミーティアさんがちゃんと料理を覚えるまで、君が料理当番になった方が安全かも…。

>>601グレン 寝落ちもROでは良くあること、気にしなさんな。

>>603,>>605ルーシエ 渡されたバトンはちゃんと打ち返さないといけないな。

>>604ノウン ポリン島を抜けてフェイヨンに行く気なら、天使ポ達に気をつけるんだ。

>>609クラウス 何か皆道に迷っているんだな。RO内だと道順が違うのかな?

>>610エルミド もうワープポータルで酔いは無くなったのか。

613 名前:419ルクス@♂ガンスリ:08/03/01 19:28 ID:OdALR3ml0
(以下>>598の続き、及び>>605までの経緯と続き)

おそらくは洗濯してくれたのであろう衣服を着ていく。
鏡を手に取り、変な所はないかとチェックするが問題なさそうだ。
あとは銃とホルスターに入れてコートを着れば準備は完了…という所で俺の手は止まっていた。
 ―銃か。フェイヨン内だけで済むなら不要かもしれんが、外まで探しにいく可能性もあるしな。
  何かあった時、フリージアを守れないもんな。

身の安全よりもフリージアの安全を優先して考えていた事を、この時の俺は気にすらしていなかった。

今ホルスターに入っているのは、月夜花事件で使用していたガリスン。
あれ以来誰も整備してない事が伺えるため、今回は別な銃にしよう。
信頼出来る名銃とはいえ、使用後に整備されていない銃を使う気になれない。暴発の危険すらあるからな。
荷物の中よりガンケースを取り出し、クリムゾンボルトを手に取り整備状態を確認する。
 ―うん、こっちの方が信頼出来る。ガリスンは時間を見つけて分解整備しよう。
クリムゾンボルトを格納しながら、整備の事まで考えてふと気付く。

 ―何で俺、ここまで銃の扱い方を知っているんだ?

確かに俺は銃は嫌いではない。
ガンアクションをメインとする漫画や小説だって読むし、銃器関係の書物には心を揺さぶられる事もある。
けれどそれはあくまで興味・知識に過ぎない。ミリタリーマニアでも無いしサバイバルゲームも未経験だ。
 ―本来の『ルクス』が持っていた知識・技術なのだろうか?いやまて、だとすれば一体どうやって俺に…

コンコン
『着替え終わりましたか〜?そろそろ出発しませんか〜?』

外にいるフリージアの声とノックする音で我に返る。
この事を考えたい所ではあるが、今優先すべきは補給物資の事と気持ちを切り替える。
バレットケースとシルバーバレットケースをそれぞれ1箱あれば十分過ぎるだろう。
ガトリングガンまで持ち出す事はあるまい、他の荷物と一緒に置いていくか。

仕度を整え、手早く荷物を片付けているとバックのポケットの膨らみに気付く。
中に入っていたのは頭眼鏡のケースだった。

 ―これぐらいならいいか。

ケースより頭眼鏡を取り出し、装備する。よし、行くか。

614 名前:419ルクス@♂ガンスリ:08/03/01 19:29 ID:OdALR3ml0
「待たせてごめん。」
「遅いですよ、けど頭眼鏡が似合っているので許します。」
取り合えず怒られずには済んだみたいだ。頭眼鏡に感謝。
「けど探すといったって、目星は付いているのか?」
「王国軍駐屯所に補給物資が届く予定ですので、まずは王国軍駐屯所に寄り、駄目なら憲兵の詰所に行く予定です。」
足場固めからちゃんと入るんだな。ドジな姿ばかりが目立つが、もしかしたら頭は結構切れるのかもしれない。
「了解、じゃあ行こうか。」
「はいっ、今日は良い天気ですからきっと気持ち良く行けますよ。」

心なしかフリージアの足取りは軽めだ。そして彼女は扉を勢い良く開けて…って!
「まて、扉は静かに開けないと誰かにぶつかる可能性が…」

ゴン
「いったぁ……」
止める暇もなく扉は開け放たれ、扉の外から何かにぶつかる音と誰かの声が聞こえる。いわんこっちゃない。
「バカ!だ…大丈夫ですか?」
「ご…ごめんなさいっ!」
フリージアを咎めながら慌てて外に出てみると、女プリーストがうずくまっていた。
そして彼女が顔を上げ、フリージアと視線を交わしたと思ったら、二人で硬い握手を交わしていた。

目の前の光景に呆気に取られ、困惑しながら交互に2人を見る俺。何?何なの?何が起こってるの?
俺の視線に気が付いてか、我に帰る2人。先に声を発したのは女プリーストだった。

「私なら大丈夫です。大聖堂からの勅令で来たのですけど、ここが臨時医療所でしょうか?」
「はい、そうです。勅令の書類をわたしが見る訳には行きませんね、所長の所へ案内しましょう。」
その後簡単な自己紹介を行い、所長室へ向か…って、ここはあの女教授のいた診察室じゃないか。

コンコン
「フリージアです、大聖堂からの来客者をお連れしました。」
「入ってください」
中に入るとあの女教授が椅子に座っており、挨拶を始めた。
「ようこそ、フェイヨン臨時医療所へ。私が所長のローズマリーと申します。以後、気軽にマリーと読んで下さい。」
あの女教授、ローズマリーさんっていうのか。しかしマリーというと、むしろ錬金じゅt(ry
ルーシエさんも挨拶を返し、勅令の書状をマリーさんへ渡す。うわっ、マリーさんの読む速度早いな。
「こちらの現状を理解し、わざわざお越しいただきありがとうございます。
 到着早々で申し訳無いのですが、先ずはシスターフリージアと共に補給物資の調査に同行して頂きたいのです。」

615 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/03/02 00:03 ID:yajWPaHoO
>>579
ユフィ可愛いよユフィ。でもそれ以上に羊様に惚れそうだ。

>>601 グレン
寝落ちは…仕方ないよね。ROだし。絡むときはまた宜しく頼む。

>>604 ノウン
その悪運だと中ボスの多いポリン島は危なそうだ。マスポすら脅威。気をつけてね。

>>610 エルミド
段々中の人の本性がっ?!

>>611 クラウス
謎のおにぎりで「目が覚めたらカリツだった」にシフトしたのかt(ry

>>612 ルクス
おぉ、返しが!あとポタで具合悪くなるのは私の個人的理由だったんだ…。

以下続き

616 名前:117:08/03/02 02:39 ID:s1UM2DTs0
久方ぶりにスレに訪れてみると、なにやら色々起きてしまっているようで…
リエッタさん、ローウィンさん今までお疲れ様でした。
またこちらで別の形でも来てくれるのをお待ちしております。

新たにいらっしゃった方はそちらの世界を楽しんでください。


あぷろだの方も活性化してきて、このスレ終わるまでにこの話終わるだろうかと
戦々恐々してましたが、そんな感じで大台の20話目投下です。
9話ほどではないのですが、シリアス展開の流血あったりなので
今回も通常と規制に分けさせていただきました。

通常版↓

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0204.txt

規制版↓
ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0205.txt

617 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/03/02 06:12 ID:yajWPaHoO
(書き込んだ後に思えばポタの件は出る場所のことか…?!
以下>>614の続き)

ザールブr…じゃない、フェイヨン臨時医療所の所長であるマリーさんの
指示でルクス達に同行して補給物質の動向調査をすることになった私ルーシエ。
ルクスが襲撃事件の時に助け出されたガンスリだと知り、話すうちに
同じ異邦人だということが分かり多少情報交換していたのだが
「早く行きましょうよ〜。良いお天気ですよ〜♪」
というフリージアに急かされて医療所を後にした。当然ながら私もルクスも駐屯所の
場所を知らないのでスキップしそうなほど上機嫌な彼女の後ろをついていく。
駐屯所ってこんな森を抜けるのか。ん?犬か何かの遠吠えが聞こえる気が…。
開けた場所につくとどこから出したのかシートを広げてフリージアが
「休憩にしましょうか。飲み物もありますよ〜?」
と、明るく切り出す。
だいぶ歩いて喉も渇いたので喜んで受け取った。気分はピクニックだ。
「ところでフリージア。駐屯所はまだ先なの?」
休憩後、シートを片付けながらフリージアに問いかける。何か目が泳いでるが…。

「ご…ごめんなさい…実は道に迷ってしまったようで…」
「「え゛?」」
固まる私とルクス。

618 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/03/02 13:04 ID:yajWPaHoO
「えっと…駐屯所に行くの久々で途中道を間違えてしまったみたいで…」
フリージアの声がだんだんと小さくなる。
「だから…そんな肝心な事は先にいえぇぇ!!」
呆れたように叫ぶルクス。やばいなぁ、私もフェイポタ持ってないぞ?

「だ…大丈夫です!フェイヨンまでポータルだしますからっ!」
ゴソゴソとカバンを漁るフリージア。なら安心か。
と、思った瞬間フリージアの動きがピタリと止まった。
「ブルージェムストーンを忘れてきてしまいました…」
このどじっぷり。天然なのかわざとなのか…。でも大丈夫、青Jなら私も持って……あれ?
カバンを漁るも青Jが見当たらない。私も…忘れてきたらしい。
「ごめん、私も持ち合わせてなかった……」
「ちょっ!どおすんだよぉぉおお!!」
ルクスの悲痛な叫びが森の中に木霊した。

619 名前:(○口○*)さん:08/03/02 14:07 ID:Yy0Woiu80
>>616
またか、また規制がこの方向なのか!
GHPとか、ライダーな演出とか、やりすぎです。いいぞもっとやれ!
展開としては中だるみな部分も、しっかり料理して食べさせてくれる
次回も楽しみにしとります

620 名前:419ルクス@♂ガンスリ:08/03/02 14:40 ID:x3ZUooN+0
(以下>>618の続き)


ガサッ

森の中なら良く耳にする木々のざわめき―とは俺には思えなかった。
瞬時に周囲の気配を探ると…ああヤバイ、こりゃ囲まれてるな。
叫んでスッキリした為か、即座に頭の切り替えが出来たみたいだ。

「…ルクス?」

フリージアが何事かと俺を見てくる。頼む、察してくれ。
ルーシエさんは…どうやら気付いたみたいだな。

「囲まれてるな。」
「…え?」
「みたいね。」

俺達がそれぞれ確認する事でフリージアもやっと状態が飲み込めたらしい。

 ―この殺気…先刻聞こえた遠吠えと合わせると狼か?
  けどまて、フェイヨン地方に生息するウルフは本来大人しいよな。
  彼等のテリトリーに入ったとしても、敵対行為さえ見せなければそうそう襲われない筈。
  けど近年の魔物の活性化を考えれば絶対とはいえない。月夜花事件だってあるし。
  それに襲おうとする意思を持った群れの主がいればあるいは…。ん?群の主?

そこまで考えて再度気配を探す。頼む、俺の予想よ外れてくれ!


数m離れた崖の上に…奴はいた。遠目からでも周囲の狼とは格が違う事が窺える…。間違いない…奴の名はさすらい狼!

621 名前:(○口○*)さん:08/03/02 18:53 ID:1EAdT2qb0
>>579
自主規制された妄想を見たかった (2/20)

萌え板の18禁小説スレでお待ちしております

622 名前:(○口○*)さん:08/03/02 20:18 ID:g+aFPT3N0
最近、如月朔夜さんやラグナさんをお見かけしなくて、心配になるなぁ。
今回のことで、過度にお心を痛めてなければいいけど…。

623 名前:ラグナ@187♂商人:08/03/02 22:52 ID:X7eMy29d0
生存報告…もなにも、>>589の日付を見てみよう。というわけで俺。

思っていたよりも遅く、それでも予定通りだが、例の二人との接触に成功した。
やっぱり、「ラグナ」の知り合いだった。
これからどうするかとか、適当に相槌をうっておいた。
当然だが、こんな奴らと一緒に行動する気なんてない。
ミーティアが、あいつがまともな飯を作れるようになるまでは…

そういうわけで掘り下げ第二弾投下。
ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0206.txt

624 名前:29とか104とか182とか561人:08/03/02 23:03 ID:BGI35gN00
感想いつもありがとうございます!
とても励みになるしうれしいです

>>581
普段キャッスリングしないし、アルケミwikiはキャリングになってたと思うんだが
ちょっとエドガー探して試してくるわ!

>>610
ラストの部分、最初は羊とキャッスリングして逃げ出すみたいな感じで書いてたんだけど
つい自重できなくなってしまった

聖職者が吸う煙草は兄貴産だと信じてるぜ

>>615
もっと快活なイメージの女の子にしたかったんだけど、ちょっと文章力がなさすぎた
モデルはもっと楽しそうな人なんだが

>>616=>>117
俺らがいつも楽しんでるゲームの中の日常切り取って表現してる感じがして
とてもROの世界っぽくていいですね!

>>621
あらゆる意味においてボキャブラリー不足でエロとか書けないw

625 名前:29とか104とか182とか561の人:08/03/02 23:07 ID:BGI35gN00
キャリングってなんだよorz

ところで、LiveROってスレの容量って500KBまでだった気がするのだが
次スレがいるんじゃないだろうか…

626 名前:グレン@♂BS(192):08/03/03 01:00 ID:ZwLo4vEb0
皆ありがとよ。俺ももう少し早い時間帯に書き込み出来ればいいんだけどな。
体力的にヤバい時は慎重に行くよ。

>>610 エルミド、クラウス
無事合流おめ。・・・っていうか、まさかおにぎりの力で鎧まで汚染されたんだろうか。
アスペでやっと浄化。よっぽど邪悪なおにぎりだったに違いない。

>>615 ルーシエ
こっちこそ宜しく。準備が整ったら祭りにも行くと思うぞ。掻き入れ時だしな!

>>616
規制verの話を楽しみにしていた俺は間違っていなかった。
ああ鼻をかんだら夜食のカレーヌードルの切れ端が出てきやがった。どうしてくれる(褒め言葉)

>>620 ルクス
・・・・・・って、待て。それ随分遠くに来てねぇか!?

>>623 ラグナ
あの時何事もなかったように進んでたがそんな事があったのか。やるねぇ。
つーか、ミーティアは料理の練習よりお祓いした方がいいんじゃないのか。
たあのおにぎりで呪いをかけるとか、もうそれタチの悪い悪霊に憑かれてるとしか。

以下>>600の続き。

627 名前:グレン@♂BS(192):08/03/03 02:13 ID:ZwLo4vEb0
宿に戻ったら、もう誰もいなかった。
皆がいた俺の部屋には、俺の荷物だけがぽつんと残されていた。

メンバーの消息について、エルミドとルーシエの2人についてはすぐ分かった。
ルーシエがフロントの姉ちゃんに言伝していってくれたようだ。
どうやら3人とも別々のルートでフェイに向かったらしい。鎮魂祭の手伝いか。

次に、クラウスとローウィンの消息が分かった。これはエルミドにwisで聞いた。
あの時のメンバーの中では一番冷静だったから、その後の様子を聞いただけなんだが。
どうやらローウィンはヴァルキリーに会いに行き、恐らくそのままリアルに帰ったのだと言う。
一気に2人も減っちまったが、リエッタもローウィンも向こうで元気にやっててくれればと思う。
エルミドとクラウスは今一緒に居るらしい。フェイに補給物資を届けにきたクラウスが
カーリッツと間違われて包囲されてるところにエルミドが通りかかったらしい。

如月は、分からない。あの後いつの間にかどこかに消えていたらしい。正直少し心配だ。
まずったな、と舌打ちする。場を収めようと思っていたのに、結局飛び出していって戻ってきたらこれだ。
少し落ち着いてこれからの事なんかも皆で話したかったんだが・・・まぁやっちまったもんは仕方ねぇ。

俺は北広場のベンチに腰掛け、青い空に煙草の煙を漂わせていた。
噴水付近と違ってこっちは人もまばらで落ち着く。あっちは人通りが多すぎて落ち着かない。

「しかし、転生か・・・」

正直、俺じゃ無理だろうと思う。このネタステで、ここまで来るのは大変だった。
ここからオーラまでを生身でやるとしたら一体何年かかるやら。
それに如月が気になる。忍者はヴァルハラには行けないからだ。
じゃあどうするか、なんて今考えてもどうにもならない。ならばとりあえずは――

「とりあえず、金稼ぐか。」

ファンタジーな世界だろうが先立つものがなければ何もできないのは同じ。
俺はヤニを踏み消して、色々なものが乱雑にはみ出たカートをごそごそ漁りはじめた。

628 名前:(○口○*)さん:08/03/03 12:43 ID:6C/jN+c40
次スレです。仲良く使ってね。
ROリレーSSスレ Part2
http://enif.mmobbs.com/test/read.cgi/livero/1204515455/

629 名前:(○口○*)さん:08/03/03 13:11 ID:GXARjtjf0
>>628
 リレー小説スレには、「目が覚めたらRoの世界だった」なんて明確な方向性はない。
ここでリレー小説を書いていた人達は、過疎っていたスレの楽しみ方の一つを示して
くれたと言える。そんな人達をこんなに早い段階で外部に誘導するなんざぁ、悪意以外
の何も感じられないんだが?

630 名前:(○口○*)さん:08/03/03 13:58 ID:9NFYrmyiO
このスレも終わったな。ここまで来たらもう止まらない。
分かり易いガス抜きスレに場外乱闘する気満々の連中が蜷局巻いてるのといい
スレが吹っ飛ぶ前兆ありありだったけど、これでもう核ボタン押したようなもんだ。
肯定派と否定派が叩き合って論争スレ化した挙句書き手も読み手も何もかも消えてなくなる。

はい試合開始です。みんな頑張れ。全員死ね。

631 名前:ルーシエ@♀殴プリ(324):08/03/03 15:36 ID:bLIoUHHjO
(流れをぶったぎって以下>>620の続き)

どうやら私たちは将軍森に迷い込んでいたらしい。
オォォン……と遠吠えすると真っ直ぐに崖をかけ降りてくるさすらい狼。
それに呼応するように周囲を囲んでいたウルフ達が襲いかかってくる。

いち早く気付いたルクスがガンホルダーから銃を抜き、ワンテンポ遅れて私も
腰のチェインを構えた。しかしフリージアは急な襲撃に怯えて立ち尽くしている。
……やばい!
「前衛は私が!ルクスはフリージアを護って!」
そう言うと支援をかけさすらい狼に向けて駆け出した。
FAさえ取ってしまえば周りのウルフはこちらに向かうはず。
戦闘はフェイヨンの一件で大分慣れた。不死の群れや九尾とヤファに比べれば恐怖は薄い。
涎を撒き散らしながら迫るさすらい狼の懐に飛び込み、マグナムブレイクを叩き込むと
ウルフ達の敵意が私に集中する。鋭い爪や牙が肌を裂くも、致命傷を避けながら
再度マグナムブレイクを放ち周囲のウルフを弾き飛ばす。

「ラピッドシャワー!!」

ルクスの放つ銃弾がさすらい狼を捉える。
ルクスを見るとフリージアを抱くようにして護りながら、こちらに銃口を向けていた。
…それなら!
私はLAをさすらい狼に向けて放った。

632 名前:(○口○*)さん:08/03/03 19:50 ID:RnEXqlrk0
628=630

633 名前:364♂クルセ(クラウス):08/03/03 20:38 ID:5NZkcoWK0
>>623ラグナ
ハイプリさんのノリに和んじまったぜ。ミーティアとの出会いといい、
ますますうらやましくなるぢゃないかっ。

>>631ルーシエ
鮮やかに流れを切ってくれたな!気が晴れるぜ。

以下、>>609の続きです。

634 名前:364♂クルセ(クラウス):08/03/03 22:02 ID:5NZkcoWK0
エルミドに救われて、ようやく支援物資を届けることができた俺は、宿の晩飯も喉を通らずに
寝床に倒れこんだ。宿の人がそっと手渡してくれた緑ポーションが、つくづく有難かったぜ。
 翌日の昼前、エルミドを誘って診療所へ向かう。やっと、あの事件でお世話になったガンスリ
さんに会えるんだ。それが嬉しいからか、それとももらった緑ポーションの出来が良かったのか、
体調はかなり回復していた。厩舎のペコはと言えば、

 「おう人間、まだ顔が青いぞ。弱っちいのう。」

とでも言いたいのか、不敵そうな目を向けてきた。こちらはもう、戦場の真っ只中に乗り込んでも
平気そうだ。

 診療所の所長さんはしかし、こちらの来意を聞くと美しい顔を曇らせた。

「ああ、ルクスさんのことね。困ったわ。実は貴方のことを迎えに行っちゃった
のよ。来るのが遅かったものね…。」

 それを聞いて驚きのあまり、ヘルムがずり落ちる所だったぜ。どうやら、森の中で気絶していた
のは3、4時間どころじゃないらしい。下手すりゃ、その10倍はノビてたことになるぞ。

 「大丈夫。ルクスさんが出発したのは今朝のことよ。ウチの子と、都から応援に来てくれたプリ
さんも一緒だから、追えばすぐに分かるんじゃない?」

 念のため、そのプリさんの名前を尋ねてみる。ルーシエさんか!俺の顔色がさらに青ざめたのを見て、
マリーさんは心配そうにこちらを見ている。いえいえ、大丈夫ですよ。一度、誤解を招いて氏にかけた
だけですから…。

635 名前:364♂クルセ(クラウス):08/03/03 22:02 ID:5NZkcoWK0
「エルミド、すまないけど一緒に来てくれないか?俺の命のため…じゃなかった。支援物資が集積所に
届いたのを確認しないと、ミケル様に任務の完遂を報告できん。ルクスさんにお礼を言わないうちには
帰れないしな。」

「いいともさ。ルーシエさんや、そのルクスさんに会うのが楽しみだ。」

エルミドは快諾してくれた。
マリーさんに町の外にあるという物資集積所の位置を聞くと、俺達はフェイヨンを後にした。

 しばらく行くと、狼の不気味な遠吠えが聞こえてきた。誰か、ウルフを片付けたのかな。
しかし、どうにも様子がおかしい。鳴き声のした方向に向かって、何匹ものウルフが俺達を追い越し、
走り去っていくのだ。奴ら、こんなに遠くからリンクしたかな?
エルミドと二人で、ただならぬ雰囲気に眉をしかめていると、そのとたん銃声が森に響きわたった!
俺達は、思わず緊張した顔を見合わせた。すかさずエルミドが速度上昇の術を唱える。
くそう、エルミドに合わせるために、ペコを全力で走らせられないのがもどかしい。
今、行くぞ!悪い予感が外れていることを、願うばかりだ

636 名前:(○口○*)さん:08/03/03 22:24 ID:f91lGxjG0
次スレ立てようとしたけど無理だった
他の人頼む

637 名前:419ルクス@♂ガンスリ:08/03/03 22:25 ID:l6AcWOTL0
>>623ラグナ とりあえず料理本LV1から始めてみるんだ。
>>627グレン 一度試してみると良い。天然属性持ちは…破壊力絶大だぞ!
>>631ルーシエ 良いリターンをありがとう。返しが上手いぜ。
>>635クラウス フェイヨンへようこそ。今戦闘中だけどゆっくりしてってくれ。


以下>>620の続きで>>631のルクス視点、及び続き(長くなったのであぷろだにあげます)

ttp://yumemachi.s148.xrea.com/craft2/upload/src/up0207.txt

638 名前:(○口○*)さん:08/03/03 22:29 ID:C20zTi9t0
サイズ警告出てるな。次スレ立てないと。
>>628とかは放っておこう。誰か立てれるか?

639 名前:(○口○*)さん:08/03/03 22:34 ID:C20zTi9t0
俺もだめだった。他の人よろしく〜

640 名前:(○口○*)さん:08/03/03 22:37 ID:fOkIC9AL0
次スレ立ちましたよー。

以下次スレのURL ↓
http://enif.mmobbs.com/test/read.cgi/livero/1204551354/

641 名前:(○口○*)さん:08/03/04 07:04 ID:jPq5ftfS0
容量一杯になる前にひとつ

なにやら「元の世界に帰れます」なんて高々と宣言してるプリがいるんだが…
人だかりの中で両手を広げて、なんだか怪しい宗教みたいだ。
このプリの出すポタには乗るべきなんだろうか。

642 名前:(○口○*)さん:08/03/04 07:34 ID:zryy7cEjO
蝶持って突貫

643 名前:(○口○*)さん:08/03/04 07:34 ID:zryy7cEjO
蝶持って突貫

644 名前:(○口○*)さん:08/03/04 09:48 ID:jPq5ftfS0
なにやら「気が乱れる」そうで、蝶の羽とかハエとか、
逃げれそうなものを全部回収しているらしい。
おまけに全財産よこせと来たもんだ。

すぐにでも帰りたいんだが、本当に信じてもいいんだろうか。

645 名前:(○口○*)さん:08/03/04 10:22 ID:QG3rRL3vO
世の中にはウンバラ直死ポタというものがあってだな…
乗ったら次の瞬間死んでるかもしれんぞ…
死亡=帰還ならいいがCCした事例もある。
実際どうなるかはわからない。
運良くニブルにつけば魔女かヘルが何か知ってるかも?

646 名前:(○口○*)さん:08/03/04 11:54 ID:jPq5ftfS0
IDかわってるかもしれない>>641です。
全財産はたいて乗った先が、枝MOBが敷き詰められたプロ南の隔離地点でした。
持ち物を全て渡した瞬間のプリの邪悪な笑みが忘れられません。
今目の前で、一緒にポタに乗ったノービス(♂)が規制モノの物体に成り果てました。
次はわたしの番です。さようなら、さようなら…

647 名前:(○口○*)さん:08/03/04 11:58 ID:jPq5ftfS0
あらかわってなかった。
でも、黒い狼みたいなのに齧られて全身ぼろぼろ。多分もう助からない。
不思議と痛くないんだな。それにしても眠い…

648 名前:(○口○*)さん:08/03/04 14:03 ID:WaPB70fI0
まあ騙される奴は騙されるって事だな。
もっともそのプリとやらもさっき見たらそこの路地裏で喉かっさばかれて転がってたぜ?
攻撃不可が成立するのはあくまでPCごしであればの話だと用心しなかった以上当然の報いではあるか。


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